JP3112903B2 - 携帯通信機の画像データ縮小方法 - Google Patents

携帯通信機の画像データ縮小方法

Info

Publication number
JP3112903B2
JP3112903B2 JP12007099A JP12007099A JP3112903B2 JP 3112903 B2 JP3112903 B2 JP 3112903B2 JP 12007099 A JP12007099 A JP 12007099A JP 12007099 A JP12007099 A JP 12007099A JP 3112903 B2 JP3112903 B2 JP 3112903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
dots
column
reduction ratio
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12007099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000310986A (ja
Inventor
綾子 坂本
Original Assignee
日本電気移動通信株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気移動通信株式会社 filed Critical 日本電気移動通信株式会社
Priority to JP12007099A priority Critical patent/JP3112903B2/ja
Publication of JP2000310986A publication Critical patent/JP2000310986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3112903B2 publication Critical patent/JP3112903B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適な画像表示を
行わせるようにした携帯通信機の画像データ縮小方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話等の携帯通信機は、小型
軽量化が主流となっている。このため、図12に示すよ
うに、携帯電話等の携帯通信機に設けられる表示部5の
画面サイズも制約を受ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の携帯電話等の携帯通信機は、小型軽量化に伴い、
表示部5の画面サイズに制約を受けてしまう。
【0004】このため、表示部5において、画像の全体
が表示されない場合には、画面をスクロールする必要が
あるので、興味が半減してしまうという問題がある。
【0005】また、画像データを画面サイズに合わせる
手段が設けられていないため、画像データを起動画面
(バック画面)等に用ることができないという問題もあ
る。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、制約を受ける表示画面に対して最適なサ
イズの画像を表示することができる携帯通信機の画像デ
ータ縮小方法を提供することができるようにするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯通
信機の画像データ縮小方法は、無線回線を通じて受信し
た画像データの縦横のドット数を検出する第1の工程
と、表示画面のサイズ(ドット数)と検出した画像デー
タの縦横のドット数とを比較する第2の工程と、画像デ
ータの縦のドット数が表示画面の縦のドット数より大き
い場合、又は画像データの横のドット数が表示画面の横
のドット数より大きい場合、画像データの縮小が必要で
あると判断する第3の工程と、画像データのドット数と
表示画面のドット数とから、画像データの縮小率を決定
し、縮小率に応じて、縮小率に相当する数の画像データ
のドットを、縦横乱数的に削除する第4の工程とを備え
ることを特徴とする。また、第4の工程には、画像デー
タの同一色のドットが集まっている部分からドットを削
除する第5の工程が含まれるようにすることができる。
また、第5の工程には、ドットがm行n列目にあると
き、このm行n列目の左右の明暗が等しい位置を削除す
べきドットと判断する第6の工程が含まれるようにする
ことができる。また、第4の工程には、縮小率が所定の
値未満であると判断されたとき、縮小後の1ドットに相
当する元の画像データのドットの明暗の平均に相当する
明るさで、縮小後のドットを表示する第7の工程が含ま
れるようにすることができる。また、第4の工程には、
画像データの色数と表示画面に表示可能な色数とを比較
する第8の工程と、画像データの各ドットの色データか
ら各色の濃さを示すRGBの値を算出する第9の工程
と、算出したRGBの各色の値と所定の値とを比較する
第10の工程と、比較結果に応じて、各ドットの色デー
タを減算する第11の工程とが含まれるようにすること
ができる。また、第4の工程には、決定された縮小率が
所定の値より大きい第2の値以上であるとき、画像デー
のドットの削除を行う第12の工程と、決定された縮
小率が所定の値未満であるとき、第7の工程に従って縮
小後のドットを表示する第13の工程とが含まれるよう
にすることができる。また、第4の工程には、表示画面
の所定の領域に対応させて画像データを縮小 する際、縮
小すべき画像データの縮小率を任意に設定する第14の
工程が含まれるようにすることができる。本発明に係る
携帯通信機の画像データ縮小方法においては、無線回線
を通じて受信した画像データの縦横のドット数を検出
し、表示画面のサイズ(ドット数)と検出した画像デー
タの縦横のドット数とを比較し、画像データの縦のドッ
ト数が表示画面の縦のドット数より大きい場合、又は画
像データの横のドット数が表示画面の横のドット数より
大きい場合、画像データの縮小が必要であると判断した
後、画像データのドット数と表示画面のドット数とか
ら、画像データの縮小率を決定するようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0009】(第1の実施の形態)図1は、本発明の画
像データ縮小方法の第1の実施の形態を示すブロック
図、図2は、図1の携帯通信機における画像データ縮小
方法を説明するためのフローチャート、図3は、図1の
携帯通信機における画像データの具体的な縮小方法を説
明するための図、図4は、図3の画像データの具体的な
縮小方法を説明するためのフローチャート、図5は、図
3の画像データの具体的な縮小方法を説明するための図
である。
【0010】図1に示す携帯通信機は、キー装置1、イ
ンタフェース部2、制御部3、メモリ4、表示部5、表
示制御部6、送話器7、受話器8、音声処理部9、無線
部10及びアンテナ11を備えている。
【0011】キー装置1は、各種操作を行う複数の操作
ボタンを備えている。インタフェース部2は、他の端末
とのインタフェースをとる。制御部3は、各部の動作を
制御する。メモリ4は、各種情報を記憶する。表示部5
は、各種情報を表示する。表示制御部6は、表示部5の
表示動作を制御する。
【0012】送話器7は、音声を取込む。受話器8は、
音声を出力する。音声処理部9は、送話器7から取込ん
だ音声及び受話器8への音声に対して音響信号処理を行
う。無線部10は、アンテナ11を介して図示しない基
地局との間に無線による通信回線を確立し、音声及びデ
ータの通信を行う。
【0013】文字や画像等のデータ信号は、音声処理部
9を介して制御部3に送られ、制御部3によって必要な
変換が行われる。制御部3によって処理されたデータ信
号は、メモリ4に記憶された後、表示部5に表示され
る。
【0014】次に、このような構成の携帯通信機の動作
について説明する。
【0015】まず、図2により、画像データの縮小手順
について説明する。
【0016】無線回線を通じて受信した画像データは、
図1の制御部3によって縦横のドット数が検出された
後、表示部5の表示画面のサイズ(ドット数)と比較さ
れる。そして、受信した画像データの縦のドット数が表
示画面の縦のドット数より大きい場合、又は受信した画
像データの横のドット数が表示画面の横のドット数より
大きい場合は画像サイズの縮小が必要と判断される(ス
テップ201)。
【0017】たとえば、受信した画像データの実サイズ
が縦150ドット×横220ドットであり、表示画面が
縦200ドット×横200ドットであるとき、縦方向で
は画像データのドット数の方が小さいが、横方向では画
像データのドット数の方が大きいので、画像サイズの縮
小が必要と判断される。
【0018】次に、受信した画像データのドット数と表
示画面のドット数とから画像データの縮小率が決定され
る。ここでは、受信した画像データと表示画面との縦の
ドット数の比率、及び受信した画像データと表示画面と
の横のドット数の比率が求められる(ステップ20
2)。
【0019】上記の例では、受信した画像データの横の
ドット数は220ドット、表示画面が200ドットなの
で、縮小率は200÷220で91%となる。なお、縦
方向では表示画面のドット数より画像データのドット数
の方が小さいので、縮小率は計算せず100%とする。
【0020】次に、画像データの縦横比を変えないで縮
小表示するために、縦横の縮小率のうち縮小率が小さい
方の値を画像データ全体の縮小率として設定する(ステ
ップ203)。上記の例では、横方向の縮小率が91
%、縦方向の縮小率が100%なので、画像データ全体
の縮小率は91%となる。
【0021】次に、縮小率が所定の値以上であるか否か
が判断される(ステップ204)。これは、あまりにも
縮小率が小さいとき、画像が元の画像と大きく異なって
表示されることを避けるためである。
【0022】ここでは、縮小率50%で判定している場
合を示しているが、縮小率は50%に限らず、他の値
(%)で判定することも可能である。
【0023】すなわち、たとえば画像サイズが200ド
ットであるが、画像データの実サイズが800ドットで
あるとき、縮小率は25%となる。これは、元の画像デ
ータ16ドット(4ドット×4ドット)を、縮小後は1
ドットで表示することになり、元の画像データが正しく
表示されない。このときは、画像を縮小しないで表示
し、表示された画像を画面上でスクロールをして見るこ
とになる。最後に、設定された縮小率で画像データを縮
小する(ステップ205)。
【0024】具体的な縮小方法については、後述する。
その後、縮小された画像データをメモリ4に記憶し、表
示部5に表示する。さらに、メモリ4に記憶するとき、
画像データを圧縮して記憶するようにしてもよい。その
際には、GIF、TIFF等の公知の方法を用いること
ができる。
【0025】次に、図3を用いて、上述した画像データ
の具体的な縮小方法について説明する。
【0026】まず、受信した画像データは、図3に示す
ように、ドットの明暗(オン/オフ)により表示され
る。画像データの縮小は、図2の(ステップ203)で
計算した縮小率に相当する数のドットを削除することに
よって行われる。
【0027】上記の例においての縮小率は91%なの
で、図3において1列目、12列目、23列目・・・と
11列毎に×印のドットを削除すればよい。
【0028】このとき、縦の一列のドットを削除する
と、画像データに筋が入ったように見えるので、縦横乱
数的に削除することが望ましい。さらに、同一色のドッ
トが集まっている部分からドットを削除することが好適
である。
【0029】このとき、上記の例において、11列毎の
削除すべきドットの位置から周囲のドットの状態を見て
同一色のドットの中央を探す方法を、図4及び図5に示
す。
【0030】まず、1行12列目の両側の1ドットの明
暗を判定する(ステップ401)。この場合、図5
(a)に示すように、1行11列目は明であり、1行1
3列目は暗である。
【0031】そのため、図5(b)に示すように、同一
明暗をもったドットである1行13列目に中心を移動さ
せる(ステップ402)。次に、1行13列目の両側の
2ドットの明暗を判定する(ステップ403)。この場
合、図5(b)に示すように、1行11列目は明であ
り、1行12列目、1行14列目及び1行15列目は暗
である。
【0032】この場合、明を0とし、暗を1として数値
化したとき、(1行11列目)+(1行12列目)=1
であり、(1行14列目)+(1行15列目)=2であ
るため、中心を右に移動させる(ステップ404)。す
なわち、図5(c)に示すように、中心が1行14列目
となる。
【0033】次に、1行14列目の両側3ドットの明暗
を判定する(ステップ405)。この場合、図5(c)
に示すように、1行11列目は明であり、1行12列
目、1行13列目、1行15列目、1行16列目、1行
17列目は暗である。
【0034】この場合、上述したように、明を0とし、
暗を1として数値化したとき、(1行11列目)+(1
行12列目)+(1行13列目)=2であり、(1行1
5列目)+(1行16列目)+(1行17列目)=3で
あるため、右に中心を移動させる(ステップ406)。
すなわち、図5(d)に示すように、中心が1行15列
目となる。
【0035】次に、1行15列目の両側4ドットの明暗
を判定する(ステップ407)。この場合、図5(d)
に示すように、1行11列目は明であり、1行12列
目、1行13列目、1行14列目、1行16列目、1行
17列目、1行18列目、1行19列目は暗である。
【0036】この場合、上述したように、明を0とし、
暗を1として数値化したとき、(1行11列目)+(1
行12列目)+(1行13列目)+(1行14列目)=
3であり、(1行16列目)+(1行17列目)+(1
行18列目)+(1行19列目)=4であるため、中心
を右に移動させる(ステップ408)。すなわち、図5
(e)に示すように、中心が1行16列目となる。
【0037】次に、1行16列目の両側5ドットの明暗
を判定する(ステップ409)。この場合、図5(e)
に示すように、1行11列目は明であり、1行12列目
〜1行15列目は暗であり、1行17列目〜1行20列
目は暗であり、1行20列目は明である。
【0038】この場合、上述したように、明を0とし、
暗を1として数値化したとき、(1行11列目)+(1
行12列目)+(1行13列目)+(1行14列目)+
(1行15列目)=4であり、(1行17列目)+(1
行18列目)+(1行19列目)+(1行20列目)+
(1行21列目)=4であるため、中心の移動をストッ
プする(ステップ410)。そして、中心となる1行1
6列目を削除する(ステップ411)。
【0039】このように、第1の実施の形態では、無線
回線を通じて受信した画像データの縦横のドット数を検
出し、表示画面のサイズ(ドット数)と検出した画像デ
ータの縦横のドット数とを比較し、画像データの縦のド
ット数が表示画面の縦のドット数より大きい場合、又は
画像データの横のドット数が表示画面の横のドット数よ
り大きい場合、画像データの縮小が必要であると判断し
た後、画像データのドット数と表示画面のドット数とか
ら、画像データの縮小率を決定するようにしたので、制
約を受ける表示画面に対して最適なサイズの画像を表示
することができる。
【0040】(第2の実施の形態)図6は、本発明の画
像データ縮小方法の第2の実施の形態を示す図である。
【0041】まず、上述した画像データの縮小方法で
は、縮小率に相当するドットを削除することにより画像
データを縮小しているので、縮小率がたとえば50%よ
り小さいとき、半数以上のドットが削除されることにな
る。この場合、縮小された画像が元の画像と大きく異な
る形状となってしまう。
【0042】そこで、第2の実施の形態では、縮小率が
たとえば50%より小さいとき、縮小後の1ドットに相
当する元の画像データのドットの明暗(オン/オフ)の
平均に相当する明るさで、縮小後のドットを表示するよ
うにしている。
【0043】すなわち、図6(a),(b)のうち、
(a)に示すように、ブロックA〜Dにおける明暗の比
率は、それぞれ9/16,13/16,6/16,6/
16となっている。
【0044】それぞれの分子を2で割ると、9/2=
4.5,13/2=6.5,6/2=3,6/2=3と
なる。そして、たとえばそれぞれの小数点を切捨てるこ
とで、9/16=4,13/16=6,6/16=3,
6/16=3とした階調表示が可能となる。なお、階調
表示の段階は、たとえば0〜7の8段階に設定すること
ができる。
【0045】このように、第2の実施の形態では、縮小
率がたとえば50%より小さいとき、縮小後の1ドット
に相当する元の画像データのドットの明暗(オン/オ
フ)の平均に相当する明るさで、縮小後のドットを表示
するようにしたので、縮小された画像が元の画像と大き
く異なる形状となってしまうといった不具合が解消され
る。
【0046】(第3の実施の形態)図7は、本発明の画
像データ縮小方法の第3の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【0047】すなわち、第3の実施の形態では、画像デ
ータの縮小に伴う減色を適切に行わせるようにしてい
る。
【0048】無線回線を通じて受信した画像データは、
制御部3により、その色数と、図1の表示部5に表示可
能な色数とが比較され、減色処理が必要であるか否かが
判断される(ステップ701)。ここでは、各ドットの
色調が何ビットのデータで送られてくるかにより判断す
ることができる。
【0049】次に、画像データの各ドットの色データか
ら赤、緑、青の各色の濃さ示すRGBの値が算出される
(ステップ702)。たとえば、受信した画像データが
256色(8ビット)で送られてきた場合には、256
色に対応したRGB値の公知の変換表を利用すればよ
い。
【0050】次に、RGBの各色の値と所定の値とが比
較され(ステップ703)、減色後のRGBの各色の値
が決定される(ステップ704,705)。たとえば、
受信した画像の色データが8ビットで送られてきてお
り、このデータを3ビット(RGB各2値で合計8値)
のデータに変換する場合であって、RGBの各々の最大
値を200とするように変換されたときは、判定値を最
大値の半分(100)とすればよい。
【0051】具体的には、ドットのRGBのデータが
(150、200、70)であれば、(1、1、0)に
変換される。このとき、判定レベルを多くすることによ
り、色データを3ビットより大きくすることができる。
たとえば、3のレベルを設定し、各色を4値に分けるこ
とにより、色データを6ビットにすることができる。
【0052】最後に、減色されたRGBデータの画像デ
ータを、図1のメモリ4に記憶し、表示部5に表示す
る。メモリ4に記憶するときは、画像データを圧縮して
記憶してもよい。
【0053】このように、第3の実施の形態では、画像
データの縮小に伴う減色を適切に行わせるようにしたの
で、縮小画像の色を適切に表示することができる。
【0054】(第4の実施の形態)図8は、本発明の画
像データ縮小方法の第4の実施の形態を示すフローチャ
ートである。第4の実施の形態では、縮小率により適切
な縮小方法A又はBを選択することで、縮小された画像
を見やすくするようにしている。
【0055】すなわち、無線回線を通じて受信した画像
データは、図1の制御部3によって縦横のドット数が検
出された後、表示部5の表示画面のサイズ(ドット数)
と比較される。そして、受信した画像データの縦のドッ
ト数が表示画面の縦のドット数より大きい場合、又は受
信した画像データの横のドット数が表示画面の横のドッ
ト数より大きい場合は画像サイズの縮小が必要と判断さ
れる(ステップ801)。
【0056】この場合、上述したように、たとえば受信
した画像データの実サイズが縦150ドット×横220
ドットであり、表示画面が縦200ドット×横200ド
ットであるとき、縦方向では画像データのドット数の方
が小さいが、横方向では画像データのドット数の方が大
きいので、画像サイズの縮小が必要と判断される。
【0057】次に、受信した画像データのドット数と表
示画面のドット数とから画像データの縮小率が決定され
る。ここでは、受信した画像データと表示画面との縦の
ドット数の比率、及び受信した画像データと表示画面と
の横のドット数の比率が求められる(ステップ80
2)。
【0058】この場合、上記のように、受信した画像デ
ータの横のドット数は220ドット、表示画面が200
ドットなので、縮小率は200÷220で91%とな
る。なお、縦方向では表示画面のドット数より画像デー
タのドット数の方が小さいので、縮小率は計算せず10
0%とする。
【0059】次に、画像データの縦横比を変えないで縮
小表示するために、縦横の縮小率のうち縮小率が小さい
方の値を画像データ全体の縮小率として設定する(ステ
ップ803)。この場合、上記のように、横方向の縮小
率は91%、縦方向の縮小率は100%なので、画像デ
ータ全体の縮小率は91%となる。
【0060】次に、縮小率が所定の値以上であるか否か
が判断される(ステップ804)。これは、あまりにも
縮小率が小さいとき、画像が元の画像と大きく異なって
表示されることを避けるためである。
【0061】この場合、縮小率が50%以上であるか否
かが判断され(ステップ804)、縮小率が50%以上
であるとき、縮小率が75%以上であるか否かが判断さ
れる(ステップ805)。そして、縮小率が75%以上
であるとき、縮小方法Aが適用され(ステップ80
6)、縮小率が75%以上でないとき、縮小方法Bが適
用される(ステップ807)。
【0062】具体的には、縮小率が75%以上のとき、
図3に示した画像データの簡易な縮小方法である縮小方
法Aが適用される。縮小率が75%未満のときは図6に
示した画像データのより複雑な縮小方法である縮小方法
Bが適用される。
【0063】このように、第4の実施の形態では、縮小
率により適切な縮小方法A又はBを選択して画像データ
を縮小するようにしたので、縮小された画像の見やすさ
と、画像表示の高速化及び省電力化の両立を図ることが
できる。
【0064】(第5の実施の形態)図9は、本発明の画
像データ縮小方法の第5の実施の形態を示す斜視図であ
る。第5の実施の形態では、表示部5の特定の領域(矢
印Aで示す)に対応する大きさ(ドット数)に合わせて
画像データを圧縮するようにしたものである。
【0065】この場合、たとえば表示部5の矢印Aより
下が画像データの表示領域であり、矢印Aより上が文字
データの表示領域となっている。そして、矢印Aより下
の表示領域に上述した各縮小方法を用いて縮小すること
により、画像データの表示領域のサイズに合わせて画像
を表示することができる。
【0066】(第6の実施の形態)図10は、本発明の
画像データ縮小方法の第6の実施の形態を示す図、図1
1は、図10の携帯通信機のキー装置のキー配置の一例
を示す図である。
【0067】まず、図10において、符号5aは元の画
像データのサイズであり、符号5bは表示部5の画面サ
イズであり、符号5cは切取り保存する画面サイズであ
る。
【0068】すなわち、元の画像データの任意の場所
を、画面サイズ5cのように、任意の縮小率で切取り、
表示部5のサイズに合わせて縮小し、図1のメモリ4に
記憶するようにしている。そして、この切取り保存され
た画面サイズ5cの画像データが表示部5に表示され
る。
【0069】また、図10の携帯通信機のキー装置1の
各種操作ボタンは、図11に示すように配置されてい
る。
【0070】すなわち、ファンクションキー1eを中心
に、4つの方向キー1a〜1dが配置されている。方向
キー1bに右側には、確定キー1fが配置されている。
4つの方向キー1a〜1dの下方には、複数のテンキー
1gが配置されている。
【0071】そして、4つの方向キー1a〜1dを操作
することで、切取った画面サイズ5cに相当する画像
を、図10に示すように、上下左右方向Aに移動させる
ことができる。
【0072】また、ファンクションキー1eと方向キー
1a,1bとを同時に押すことにより、図10の矢印B
で示すように、切取り画面のサイズを変更することがで
きる。これにより、ユーザーは、上述した操作により、
画像データの位置やサイズを決め、メモリ4に記憶した
い画像データを画面に表示した後に確定ボタン1fを押
すことにより、画像を縮小し、メモリ4に記憶すること
ができる。
【0073】このように、第6の実施の形態では、キー
操作により、元の画像データの任意の場所を、任意の縮
小率で切取ったり、表示部5のサイズに合わせて縮小し
たりすることができる。
【0074】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る携帯通信機の画
像データ縮小方法によれば、無線回線を通じて受信した
画像データの縦横のドット数を検出し、表示画面のサイ
ズ(ドット数)と検出した画像データの縦横のドット数
とを比較し、画像データの縦のドット数が表示画面の縦
のドット数より大きい場合、又は画像データの横のドッ
ト数が表示画面の横のドット数より大きい場合、画像デ
ータの縮小が必要であると判断した後、画像データのド
ット数と表示画面のドット数とから、画像データの縮小
率を決定するようにしたので、制約を受ける表示画面に
対して最適なサイズの画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信機の一実施の形態を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の携帯通信機における画像データ縮小方法
を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の携帯通信機における画像データの具体的
な縮小方法を説明するための図である。
【図4】図3の画像データの具体的な縮小方法を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】図3の画像データの具体的な縮小方法を説明す
るための図である。
【図6】本発明の画像データ縮小方法の第2の実施の形
態を示す図である。
【図7】本発明の画像データ縮小方法の第3の実施の形
態を示す図である。
【図8】本発明の画像データ縮小方法の第4の実施の形
態を示すフローチャートである。
【図9】本発明の画像データ縮小方法の第5の実施の形
態を示す斜視図である。
【図10】本発明の画像データ縮小方法の第6の実施の
形態を示す図である。
【図11】図10の携帯通信機のキー装置のキー配置の
一例を示す図である。
【図12】従来の携帯通信機の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 キー装置 2 インタフェース部 3 制御部 4 メモリ 5 表示部 6 表示制御部 7 送話器 8 受話器 9 音声処理部 10 無線部 11 アンテナ 5a 元の画像データのサイズ 5b 画面サイズ 5c 切取り保存する画面サイズ 1a〜1d 方向キー 1e ファンクションキー 1f 確定キー 1g テンキー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/36 G06F 3/14 G09G 5/00 G09G 5/02 H04N 1/393

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線を通じて受信した画像データの
    縦横のドット数を検出する第1の工程と、 表示画面のサイズ(ドット数)と前記検出した画像デー
    タの縦横のドット数とを比較する第2の工程と、 前記画像データの縦のドット数が前記表示画面の縦のド
    ット数より大きい場合、又は前記画像データの横のドッ
    ト数が前記表示画面の横のドット数より大きい場合、前
    記画像データの縮小が必要であると判断する第3の工程
    と、 前記画像データのドット数と前記表示画面のドット数と
    から、前記画像データの縮小率を決定し、前記縮小率に
    応じて、前記縮小率に相当する数の前記画像データのド
    ットを、縦横乱数的に削除する第4の工程とを備えるこ
    とを特徴とする携帯通信機の画像データ縮小方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程には、前記画像データの
    同一色のドットが集まっている部分から前記ドットを削
    除する第5の工程が含まれることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯通信機の画像データ縮小方法。
  3. 【請求項3】 前記第5の工程には、前記ドットがm行
    n列目にあるとき、このm行n列目の左右の明暗が等し
    い位置を削除すべき前記ドットと判断する第6の工程
    含まれることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信機
    の画像データ縮小方法。
  4. 【請求項4】 前記第4の工程には、前記縮小率が所定
    の値未満であると判断されたとき、縮小後の1ドットに
    相当する元の画像データのドットの明暗の平均に相当す
    る明るさで、縮小後のドットを表示する第7の工程が含
    まれることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信機の
    画像データ縮小方法。
  5. 【請求項5】 前記第4の工程には、 前記画像データの色数と前記表示画面に表示可能な色数
    とを比較する第8の工程と、 前記画像データの各ドットの色データから各色の濃さを
    示すRGBの値を算出する第9の工程と、 前記算出したRGBの各色の値と所定の値とを比較する
    第10の工程と、 前記比較結果に応じて、前記各ドットの色データを減算
    する第11の工程とが含まれることを特徴とする請求項
    1に記載の携帯通信機の画像データ縮小方法。
  6. 【請求項6】 前記第4の工程には、 決定された縮小率が前記所定の値より大きい第2の値以
    上であるとき、前記画像データのドットの削除を行う
    12の工程と、 前記決定された縮小率が前記所定の値未満であるとき、
    前記第7の工程に従って前記縮小後のドットを表示する
    第13の工程とが含まれることを特徴とする請求項2に
    記載の携帯通信機の画像データ縮小方法。
  7. 【請求項7】 前記第4の工程には、前記表示画面の所
    定の領域に対応させて前記画像データを縮小する際、縮
    小すべき前記画像データの縮小率を任意に設定する第1
    4の工程が含まれることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯通信機の画像データ縮小方法。
JP12007099A 1999-04-27 1999-04-27 携帯通信機の画像データ縮小方法 Expired - Fee Related JP3112903B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12007099A JP3112903B2 (ja) 1999-04-27 1999-04-27 携帯通信機の画像データ縮小方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12007099A JP3112903B2 (ja) 1999-04-27 1999-04-27 携帯通信機の画像データ縮小方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000310986A JP2000310986A (ja) 2000-11-07
JP3112903B2 true JP3112903B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=14777161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12007099A Expired - Fee Related JP3112903B2 (ja) 1999-04-27 1999-04-27 携帯通信機の画像データ縮小方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3112903B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100475032C (zh) * 2002-03-22 2009-04-08 佛罗里达大学研究基金会公司 用于吸引在土壤中打洞的地下白蚁的信息化学物质储物池
JP6011990B1 (ja) * 2016-06-24 2016-10-25 株式会社smatt 卓上表示体のスタンド
CN106259331B (zh) * 2016-08-09 2019-03-12 中国科学院西双版纳热带植物园 一种防治建筑白蚁的行为干扰剂及行为干扰剂胶囊

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278539A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Sony Corp 携帯電話における表示色調整装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2003150145A (ja) 2001-11-09 2003-05-23 Nec Corp 画像表示方法および携帯情報機器
EP1452957A4 (en) * 2001-12-07 2007-10-10 Ntt Docomo Inc MOBILE COMMUNICATION TERMINAL AND DISPLAY CONTROL METHOD
US7441204B2 (en) * 2004-02-06 2008-10-21 Microsoft Corporation Method and system for automatically displaying content of a window on a display that has changed orientation
JP5141787B2 (ja) * 2011-04-04 2013-02-13 富士通株式会社 レイアウト機能付きブラウザプログラムおよびデータ表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100475032C (zh) * 2002-03-22 2009-04-08 佛罗里达大学研究基金会公司 用于吸引在土壤中打洞的地下白蚁的信息化学物质储物池
JP6011990B1 (ja) * 2016-06-24 2016-10-25 株式会社smatt 卓上表示体のスタンド
CN106259331B (zh) * 2016-08-09 2019-03-12 中国科学院西双版纳热带植物园 一种防治建筑白蚁的行为干扰剂及行为干扰剂胶囊

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000310986A (ja) 2000-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100704153B1 (ko) 이동통신단말기에서 메시지의 문자크기 변경 방법
US20030063090A1 (en) Communication terminal handling animations
GB2366697A (en) Transmission of user profile via messaging service
CN108287744A (zh) 文字显示方法、装置及存储介质
EP1349051A1 (en) Information processing device
CN1366439A (zh) 用于在双液晶显示器折叠型移动终端上显示消息的方法
JP2003150145A (ja) 画像表示方法および携帯情報機器
JP3112903B2 (ja) 携帯通信機の画像データ縮小方法
EP1130886A2 (en) Screen setting method in portable telephone and portable telephone using the same
JP2573373B2 (ja) 表示装置
GB2371730A (en) Image data storage
JP2000010702A (ja) 画面表示メニューの選択方法および装置
JP2003099357A (ja) 画像生成処理装置、携帯端末、スライドショーシステム
US6944441B1 (en) Operation method of portable phone to change mode using dial key and apparatus for the same
US20090033675A1 (en) Display for a mobile terminal for wireless communication
JP2004038603A (ja) 携帯端末装置、及びその表示制御方法
KR100640427B1 (ko) 휴대 단말기의 데이터 및 배경 색상변경 방법
JP3308367B2 (ja) 静止画像伝送装置及びその伝送方法
KR100648473B1 (ko) 이동통신단말기에서 문자 입력 방법
KR20060011455A (ko) 이동 통신 단말기의 특수문자 입력 방법
JP2000333264A (ja) 移動体通信端末
JP3024093B2 (ja) 多機能電話機
JP3459587B2 (ja) 電話装置
KR100790070B1 (ko) 휴대단말기의 키 입력 장치 및 방법
KR20060110671A (ko) 이동통신단말기의 화면표시방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees