JP3112859U - 携帯電話機用収容袋体 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話機を使用しようとして収容袋体の中から取り出す際に誤って落として破損させてしまったり、携帯電話機を汚してしまったり、カメラのレンズ部分を傷つけてしまったり、携帯電話機を置き忘れてしまったりする恐れが無く、通話時等の携帯電話機使用時に邪魔にならない携帯電話機用収容袋体を提供する。
【解決手段】柔軟で小さくまとめ易い材料からなる布地により、携帯電話機を収容するための収容袋体10を形成する。次いで、この収容袋体10の開口部の内側であって、収容袋体側端から所定の距離を取った位置に紐状のストラップ20の一端側21を取り付けることにより携帯電話機用収容袋体1とする。そして、携帯電話機用収容袋体1に携帯電話機を取り付ける場合は、収容袋体10を小さくまとめてストラップ20の輪内を挿通することにより、ストラップ20の他端側に携帯電話機を取り付ける。
【選択図】図6
【解決手段】柔軟で小さくまとめ易い材料からなる布地により、携帯電話機を収容するための収容袋体10を形成する。次いで、この収容袋体10の開口部の内側であって、収容袋体側端から所定の距離を取った位置に紐状のストラップ20の一端側21を取り付けることにより携帯電話機用収容袋体1とする。そして、携帯電話機用収容袋体1に携帯電話機を取り付ける場合は、収容袋体10を小さくまとめてストラップ20の輪内を挿通することにより、ストラップ20の他端側に携帯電話機を取り付ける。
【選択図】図6
Description
本考案は、携帯電話機を収容して携帯することの出来る収容袋体に係り、特に携帯電話機と一体化することが可能な携帯電話機用収容袋体に関する。
近年、携帯型の電話機(以下、「携帯電話機」と言う。)が広く普及しているが、この携帯電話機は外出時に衣服のポケットにそのまま収容するか、またはポケットが無かったり、ポケットに収まりきらなかったり、或いはポケットに収めると衣服の形を崩して服装を乱すような重量或いは嵩のある場合は、ショルダーまたは手提げ等のバッグや、リュックサックの類にやはりそのまま入れて携行するのが一般的である。
しかしながら、携帯電話機をポケットに収容した場合、ポケットから取り出す際に誤って落として破損させてしまうことがある。また、バッグやリュックサック等に収容した場合であっても、取り出す際に落として破損させてしまうことがある。
さらに、最近の携帯電話機はカメラ機能付のものが多く、携帯電話機をバッグ等の中にそのまま収容したり、直接手で持ち歩くようにした場合、カメラのレンズ部分を傷つけたり、汚したりしてしまう恐れが多分にある。
そこで、携帯電話機を収容可能とし、キズや砂埃等からの汚染を防止するようにしたものとして、たとえば、携帯電話機を払拭する布地を用いてポケット型の携帯電話機収容袋体を形成し、当該収容袋体の上部に、携帯電話機に連結可能なストラップを取り付けたものが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した収容袋体は、方形の収容袋体の角の部分にストラップが取り付けられているため、通話等のため携帯電話機が収容袋体から取り出されて手に持たれ、収容袋体がストラップを介して携帯電話機にぶら下がった状態となった際に、収容袋体はその対角線が鉛直方向を向くように傾いてしまい、他方の対角線の両端に位置する収容袋体の角の部分が水平方向に張り出してしまう。そのように張り出した角部が、使用者の身体や周辺の地物等にあたったり、またそれによって収容袋体が回転したり動いたりして安定しないため、使用感の悪いものとなっている。
本考案の目的は、携帯電話機を収容袋体の中から取り出して使用する際に、携帯電話機からストラップを介してぶら下がった状態になる収容袋体が、使用者の身体や周辺の地物等に干渉したり、回転したり動いたりすることを防止した、使用感の優れた携帯電話機用収容袋体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の一の観点にかかる携帯電話機用収容袋体は、一端部に開口を有し、当該開口部から携帯電話機を収容する収容袋体であって、上記収容袋体の開口部の一端縁部から開口辺中心に向かって所定の距離をおいた位置に上記携帯電話機のストラップの取付部が設けられており、当該取付部にストラップが取り付けられることにより上記収容袋体と携帯電話機とが一体となるように構成されていることを特徴とする。
また、上記収容袋体は、側面方形に構成され、上記携帯電話機のストラップの取付部は、上記収容袋体の開口部一端縁部から、開口部両端部間の距離の20%以上の距離をおいた位置に設けられているていてもよい。
また、上記ストラップの取付部として挿通孔が形成されており、上記ストラップの一端部が上記収容袋体の内側から外側に向けて上記挿通孔に貫通することにより、上記一端部が収容袋体から露出するように取り付けられ、上記外部に露出したストラップの一端部には装飾取付部材が取り付けられていてもよい。
また、上記ストラップの取付部として挿通孔が形成されており、上記ストラップの一端部が上記収容袋体の内側から外側に向けて上記挿通孔に貫通することにより、上記一端部が収容袋体から露出するように取り付けられ、上記外部に露出したストラップの一端部には装飾取付部材が取り付けられていてもよい。
これにより、本考案に係る携帯電話機用収容袋体は、収容袋体の上縁の辺の中点に近い位置にストラップを取り付けているため、上縁部の辺の端部にストラップが取り付けられた従来の携帯電話機用収容袋体に比べて、携帯電話機からストラップを介してぶら下げられた際に開口部のある辺が水平に近い状態となり、収容袋体の角部の水平方向への張り出し幅が小さくなる。それにより、収容袋体角部が使用者の身体や衣服、他の地物等に干渉しにくく、またそれにより収容袋体が不安定に回転したり振子様に動いたりすることが少ないため、快適に使用することができる。
また、装飾取付部材にキーホルダーやアクセサリ等を環状の部位に取り付けることができるので、収容袋体の外観を使用者の嗜好に応じて向上させることが可能となる。
またキーホルダーなどを携帯電話に直接つけると、これが携帯電話に当たって携帯電話機に傷をつけてしまう恐れがあったが、これを収容袋体がわに取り付けることで、アクセサリーなどが携帯電話機に当たって、傷をつけることを防止することができる。
また、装飾取付部材にキーホルダーやアクセサリ等を環状の部位に取り付けることができるので、収容袋体の外観を使用者の嗜好に応じて向上させることが可能となる。
またキーホルダーなどを携帯電話に直接つけると、これが携帯電話に当たって携帯電話機に傷をつけてしまう恐れがあったが、これを収容袋体がわに取り付けることで、アクセサリーなどが携帯電話機に当たって、傷をつけることを防止することができる。
また、携帯電話機を収容する収容袋体と携帯電話機とがストラップで一体に繋がれるので、携帯電話機の使用時には収容袋体を失くすことなく、一方、携帯電話機の使用終了後は直ぐに携帯電話機を収容袋体内へ収容することが出来る。また、ストラップが収容袋体の内側に取り付けられているので、携帯電話機を収容袋体内へ収容した場合、収容袋体と携帯電話機とを繋ぐストラップが収容袋体内に収容されて表に見えず、外観上見栄えの良いものとすることが出来る。さらに、カメラ付携帯電話機の場合、カメラのレンズが傷つかないように外部の衝撃等から保護することも出来る。
また、収容袋体は、上記ストラップに携帯電話機を取り付ける際に小さくまとめて上記ストラップの輪内を挿通することが可能な軟質材により製袋されていると望ましい。柔軟で小さくまとめ易い材料としては、絹や綿、ナイロン等の商品名で知られているポリアミド系樹脂やポリエステル樹脂、アクリル樹脂製の生地を使用することができる。これらの生地は、携帯電話機の収容時に滑りが良く、出し入れがし易いものである。
これにより、ストラップを収容袋体に取り付け固定したまま、ストラップの他端側に携帯電話機を取り付けることが可能となる。
また、収容袋体は、透光性を有する素材により製袋するようにしても良い。この透光性を有する素材とは、透明であることは勿論のこと、単に透明であることに限定されず、例えばナイロン6やナイロン66、ポリエステル繊維などによって薄手に構成されたものも含まれる。
これにより、携帯電話機の背面またはアンテナ先端に取り付けた発光ダイオードが着信時に発光する光を通すので、携帯電話機を収容袋体内に収容し、着信音の鳴らないマナーモードとしていても着信のあったことが外側から容易に分かる。
さらに、収容袋体は、内面が0.2デニール以下の超極細繊維により構成されているものとすると良い。ここで言う超極細繊維は、所謂メガネ拭きと称されている織編物に用いられているものであり、例えばナイロン6やナイロン66、ポリエステル繊維などから構成されるが、好ましくはポリエステル繊維からなり、単糸デニールが0.2〜0.00001デニールの超極細繊維によりなる。また、ポリエステル繊維として好ましいものはポリエチレンテレフタレート繊維であり、特に、重合度の高いポリエチレンテレフタレート繊維が好ましい。この超極細繊維織編物は、嵩張らないで、軽くて、手触り、体裁も良く、携帯に便利で、レンズに傷がつかない点で好ましい。
これにより、携帯電話機を収容袋体内に入れたままその上から擦ることで、収容袋体の内側に設けられた超極細繊維により携帯電話機が磨かれ、汚れを落とすことが出来る。勿論、携帯電話機を収容袋体から取り出し、収容袋体を裏側にひっくり返して収容袋体内に手を入れた状態で携帯電話機を磨くことも出来る。
そして、収容袋体は、被保持部を挿通して保持することの出来る保持部を有するものとすると良い。ここで、たとえば被保持部を手首とした場合、保持部としては開口部を締め付けて並行する紐体のようなものが考えられる。
これにより、収容袋体の中から携帯電話機を取り出す際に誤って携帯電話機を手から滑らせてしまっても、携帯電話機が繋がれているストラップが取り付けられている収容袋体が保持部によって保持されているので、携帯電話機を落として破損させてしまう恐れがなくなる。
本考案によれば、携帯電話機の形状や寸法等にとらわれることなく自由に収納可能な携帯電話機用収容袋体として使用でき、携帯電話機の持ち運びがし易い、置き忘れ等の心配がない、手指で汚してしまうことがない、雨の時など水により傷めてしまうことが無くなる、誤って落として破損させてしまうことがない、容易に取り出すことが出来る、カメラのレンズ部分を傷つけてしまうことも無い、携帯電話機からぶら下がった収容袋体が他の物にあたったり動いたりしにくく邪魔にならない、収容袋体外側に露出したストラップ端部にアクセサリやキーホルダー等を取り付けて収容袋体の外観を向上させることができる、と言った種々の効果を有するものとすることが出来る。
以下、本考案の第1の実施形態を図1から図4に基づき説明する。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体を示す正面図である。図2は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体のストラップ取付部分の構造を示す説明図である。図3は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体に設けられるストラップ挿通孔の位置を示す説明図である。図4は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体から携帯電話機を取り出した携帯電話機使用時の状態を示す説明図である。図5は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体のストラップ挿通孔の位置による収容袋体の傾斜角の違いを示す説明図である。図6は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を収容した状態を示す説明図である。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体を示す正面図である。図2は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体のストラップ取付部分の構造を示す説明図である。図3は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体に設けられるストラップ挿通孔の位置を示す説明図である。図4は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体から携帯電話機を取り出した携帯電話機使用時の状態を示す説明図である。図5は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体のストラップ挿通孔の位置による収容袋体の傾斜角の違いを示す説明図である。図6は、本実施形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を収容した状態を示す説明図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体1は、柔軟で折り畳んでまとめ易い材料の一つであり、透過性を有する薄手のナイロン製の布地により製袋され、この布地の両側縁部及び下縁部を縫合して一端部に開口部15を有する側面方形の袋体とした収容袋体10と、この収容袋体10の開口部15の一端縁部から開口辺中心に向かって所定の距離をおいた位置に設けられた挿通孔16に挿通して取り付けた紐状のストラップ20とから構成されている。
図2に示すように、収容袋体10の開口部15には、携帯電話機に取付可能なストラップ20を挿通するための挿通孔16が設けられており、ストラップ20の端部21は、挿通孔16に、収容袋体10の内側から外側に向かって貫通されており、収容袋体10の外側に露出した端部21には、環状の構造を持つ装飾体取付環40が取り付けられている。
そして、このストラップ20が挿通孔16に取り付けられることで、収容袋体10と携帯電話機とが一体となるように構成されている。
そして、このストラップ20が挿通孔16に取り付けられることで、収容袋体10と携帯電話機とが一体となるように構成されている。
図3に示すように、挿通孔16の中心から収容袋体開口部15の左側端13までの距離d1、挿通孔16の中心から収容袋体開口部15の右側端14までの距離d2、収容袋体開口部15の左側端13と右側端14との間の距離をDとすると、d1の値は、
0.2D≦d1≦0.8D
の条件を満たす所定の値である。
また、
d2=D−d1
であるから、d2の値も必然的に、
0.2D≦d2≦0.8D
の条件を満たす値となる。
0.2D≦d1≦0.8D
の条件を満たす所定の値である。
また、
d2=D−d1
であるから、d2の値も必然的に、
0.2D≦d2≦0.8D
の条件を満たす値となる。
図4に示すように、携帯電話機2を使用する際は、携帯電話機2は収容袋体10から取り出され、一方収容袋体10は携帯電話機2にストラップ20を介してぶら下がった状態になる。このとき、図5に示すように、挿通孔16と収容袋体10の側端との間に所定の距離が取られている本実施例における収容袋体10の傾きと、挿通孔16が、本実施例の挿通孔の設置位置の条件からはずれた収容袋体の側端に設置された収容袋体10´の傾きとを比較すると、収容袋体10´の場合は、方形の収容袋体10´の対角線がほぼ鉛直方向を向くのに対し、収容袋体10では、収容袋体10の側縁にあたる辺の方向が鉛直方向に近くなる。従って、収容袋体10´の場合は、収容袋体の角の部分が下方向、左方向、右方向に大きく張り出してしまうのに対し、収容袋体10では、収容袋体の角の部分の下・左・右方向への張り出し幅が少なく、収容袋体の角の部分が使用者の身体や他の地物等にあたったり、それによって収容袋体が不安定に動いてしまうことが少なくなる。
図6に示すように、携帯電話機2が収容袋体10に収納された際には、ストラップ20は、挿通孔16から収容袋体の外側に露出した端部21及び装飾体取付環40以外は全て収容袋体10の内部に納まるため、外観上見栄えが良く、また収容袋体外に露出したストラップが地物等に引っ掛って破損する危険も少ない。
以下、本考案の第二の実施形態を図7から図10に基づき説明する。
図7は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体を示す正面図である。図8は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を取り付ける状態を示す説明図である。図9は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を取り付けた状態を示す説明図である。図10は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を収容した状態を示す説明図である。
図7は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体を示す正面図である。図8は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を取り付ける状態を示す説明図である。図9は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を取り付けた状態を示す説明図である。図10は、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体に携帯電話機を収容した状態を示す説明図である。
図7に示すように、本実施の形態に係る携帯電話機用収容袋体1は、柔軟で細長く小さく折り畳んでまとめ易い材料の一つであり、透過性を有する薄手のナイロン製の布地により製袋され、この布地の両側縁部及び下縁部を縫合して袋体とした収容袋体10と、この収容袋体10の内側に取り付けた紐状のストラップ20とから構成されている。
ストラップ20は、その一端側21が収容袋体10の内側における側面11部分に取り付けられている。すなわち、ストラップ20の一端側21は、収容袋体10の内側であって、開口部15の縁部よりやや下方に位置している。
図8に示すように、収容袋体10は、ストラップ20に携帯電話機2を取り付ける際に小さくまとめ、このストラップ20の輪内を挿通する。これにより、図9に示すように、ストラップ20の他端側22に携帯電話機2が取り付けられる。
そして、図10に示すように、携帯電話機用収容袋体1の収容袋体10の中に携帯電話機2を上下反転させて収容することで、携帯電話機2に取り付けたストラップ20を含めて全て収容袋体10の中に収容することができる。これにより、収容袋体10の開口部15からストラップ20の一部がはみ出ることなく外観上見栄えの良いきれいなものとなり、携帯電話機用収容袋体1を携行していても中に何が収容されているのか分からない、ファッション的な収容袋を携行している印象を与えるものとなる。また、携帯電話機用収容袋体1の収容袋体10の中に携帯電話機2を収容することにより、単に携帯電話機2だけでなく、充電用コード(図示せず)も一緒に収容し携行することが出来る。
また、このように構成した携帯電話機用収容袋体1は、収容袋体10が透光性を有する素材により製袋されているので、携帯電話機2を着信音の鳴らないマナーモードとし、この収容袋体10の中に収容したとしても、着信時に発光する携帯電話機2の背面またはアンテナ先端に取り付けた発光ダイオードの発光が収容袋体10を透過して確認することができるので、着信のあったことが外側からでも容易に分かる。
また、収容袋体10の開口部15には、開口部15を絞って閉口することができるように、開口縁部に沿って紐が付設され、携行時に用いる保持部30を形成している。この保持部30には、被保持部としてたとえば手首が挿通され、携帯電話機用収容袋体1を保持することの出来るようになっている。これにより、携帯電話機2を収容した携帯電話機用収容袋体1を常に携行することが出来、携帯電話機をどこかに置き忘れてしまうことが無くなる。
また、収容袋体10は、その内面が超極細繊維により構成されている。超極細繊維は、一般的にメガネ拭きに用いられている0.2〜0.00001デニールのものである。したがって、本実施の形態の収容袋体10は、柔軟で細長く小さく折り畳んでまとめ易い材料の一つであり、0.2〜0.00001デニールの超極細繊維によりなる、透過性を有する薄手のナイロン製の布地により製袋され、超極細繊維が内面側となるように構成されている。
これにより、携帯電話機2を収容袋体10の中に入れた状態で、その上から携帯電話機2やそのカメラのレンズ部を擦ることで、収容袋体の内面側に設けられた超極細繊維により携帯電話機2の本体やレンズ部が磨かれ、汚れを落とすことが出来る。
また、本考案では、収容袋体10の内側に超極細繊維により構成された織編物を取り付けるようにしても良い。すなわち、収容袋体10を、ナイロン製の布地と、超極細繊維により構成された織編物との二重構造としても良い。これによっても、同様の汚れ落とし効果を得ることができる。
以上のとおり本実施の形態は、ストラップ20の一端側21が、収容袋体10の内側における側面11部分に取り付けられたでものであるが、図11に示すように、収容袋体10の内側における底面12部分に取り付けるようにしても良い。
これによっても、携帯電話機2に取り付けたストラップ20を収容袋体10からはみ出させることなく全て収容袋体10の中に収容することができる。なお、この場合は携帯電話機用収容袋体1に対する携帯電話機2の出し入れの際、携帯電話機2を上下反転させることなく収容袋体10を蛇腹のように上下方向にずらすだけでその出し入れを容易に行うことができる。
また、本考案の携帯電話機用収容袋体1は、図12に示すように、ストラップ20の一端側21を、収容袋体10の外に露出させ、この一端側21にキーホルダーや他のストラップを取り付ける装飾体取付環40を設けるようにしても良い。
これにより、装飾体取付環40にキーホルダーや他のストラップを取り付けることで、単なる収容袋体10ではなく、装飾的効果の高い携帯電話機用収容袋体1とすることができる。また、装飾的効果を更に高める目的で、収容袋体10に対して各種の色や模様などをプリントや染色により付与するようにしても良い。
また、本考案の携帯電話機用収容袋体は、適宜に防虫、防菌、抗菌、消臭、防臭、あるいは撥水加工などの各種の機能性付与加工を施したものを使用しても良い。撥水加工を施したものを用いれば、水をはじいて中の携帯電話を保護することができる。
また、本考案の携帯電話用袋体は、織物に限らず合成樹脂シートによって構成し、開口部を除く三方を高周波ウェルダーマシンなどによって高周波を印加することによる誘電加熱で溶着するものであっても良い。
1・・・携帯電話機用収容袋体、2・・・携帯電話機、10・・・収容袋体、11・・・(収容袋体)側面、12・・・(収容袋体)底面、13・・・(収容袋体)開口部左側端、14・・・(収容袋体)開口部右側端、15・・・開口部、16・・・(ストラップ)挿通孔、20・・・ストラップ、21・・・一端側、22・・・他端側、30・・・保持部(紐)、40・・・装飾体取付環。
Claims (3)
- 一端部に開口を有し、当該開口部から携帯電話機を収容する収容袋体であって、
上記収容袋体の開口部の一端縁部から開口辺中心に向かって所定の距離をおいた位置に上記携帯電話機のストラップの取付部が設けられており、当該取付部にストラップが取り付けられることにより上記収容袋体と携帯電話機とが一体となるように構成されている、
ことを特徴とする携帯電話機用収容袋体。 - 上記収容袋体は、側面方形に構成され、
上記携帯電話機のストラップの取付部は、上記収容袋体の開口部一端縁部から、開口部両端部間の距離の20%以上の距離をおいた位置に設けられている、
請求項1記載の携帯電話機用収容袋体。 - 上記ストラップの取付部として挿通孔が形成されており、
上記ストラップの一端部が上記収容袋体の内側から外側に向けて上記挿通孔に貫通することにより、上記一端部が収容袋体から露出するように取り付けられ、
上記外部に露出したストラップの一端部には装飾取付部材が取り付けられている、
請求項1又は2記載の携帯電話機用収容袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003732U JP3112859U (ja) | 2004-05-12 | 2005-05-26 | 携帯電話機用収容袋体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004141855 | 2004-05-12 | ||
JP2005003732U JP3112859U (ja) | 2004-05-12 | 2005-05-26 | 携帯電話機用収容袋体 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004277241 Continuation | 2004-09-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3112859U true JP3112859U (ja) | 2005-08-25 |
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ID=43275256
Family Applications (1)
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JP2005003732U Expired - Fee Related JP3112859U (ja) | 2004-05-12 | 2005-05-26 | 携帯電話機用収容袋体 |
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JP (1) | JP3112859U (ja) |
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2005
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