JP3112745U - C型溶接機 - Google Patents

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有延 毛利
大介 丸田
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Obara株式会社
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Abstract

【課題】ガンブラケットを溶接電流の二次導体とし、固定アームへの通電にシャントやブスバー等の部品を必要とせずに、軽量化が可能で、コストが安くなり、しかも懐具合いの調整が容易で、寸法の異なる固定アームにも適用が可能なC型溶接機を提供する。
【解決手段】固定アーム5が保持されるガンブラケット2の部位に、横方向に少なくとも3個以上で縦方向に複数段の固定アーム取付孔9を形成し、これら取付孔から選択された少なくとも2個以上の取付孔に挿通される締付け具7により固定アームを保持させ、溶接用トランス6からの二次電流端子の一方11をガンブラケットに接続して、溶接用トランスと固定アーム間をガンブラケットを介して溶接電流の導通路としたC型溶接機。
【選択図】図1

Description

本考案は、可動アームの加圧駆動装置と固定アームと前記両アームに溶接電流を導通する溶接用トランスとがガンブラケットに保持されたC型溶接機に関するものである。
従来,C型溶接機において、ガンブラケットは、可動アームの駆動装置と固定アームとこれら両アームに溶接電流を導通するトランスとを単に保持するものであり、トランスと両アームとの溶接電流の導通は、トランスと各アーム間にシャントやブスバー等を使用して行われており、また前記固定アームはガンブラケットに形成した支持板に保持されていた。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−95901号公報(図1参照)
ところで、上記従来の技術においては、固定アームへの通電にもシャントやブスバー等を用いているため、これらを装備する固定アームの設置部位にC型溶接機の形態から制限があると共にシャントやブスバー等の部品が必需部品となりコスト高になる。また、固定アームが支持板の既定の位置で保持されるため、アームの懐の調整ができず、さらに新規の固定アームを採用する際に芯合わせが難しい、という問題がある。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガンブラケットを溶接電流の二次導体とし、固定アームへの通電にシャントやブスバー等の部品を必要とせずに、軽量化が可能で、コストが安くなり、しかも懐具合いの調整が容易で、寸法の異なる固定アームにも適用が可能なC型溶接機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案におけるC型溶接機は、固定アームが保持されるガンブラケットの部位に、横方向に少なくとも3個以上で縦方向に複数段の固定アーム取付孔を形成し、これら取付孔から選択された少なくとも2個以上の取付孔に挿通される締付け具により固定アームを保持させ、溶接用トランスからの二次電流端子の一方をガンブラケットに接続して、溶接用トランスと固定アーム間をガンブラケットを介して溶接電流の導通路としたことを特徴とするものである。
また、固定アームの取付位置の横方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整をシャンクの長さにより対応させたことを特徴とするものである。
固定アームの取付位置の縦方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整を電極ホルダの高さにより対応させたことを特徴とするものである。
本考案に係るC型溶接機では、固定アームが保持されるガンブラケットの部位に、横方向に少なくとも3個以上で縦方向に複数段の固定アーム取付孔を形成し、これら取付孔から選択された少なくとも2個以上の取付孔に挿通される締付け具により固定アームを保持させ、溶接用トランスからの二次電流端子の一方をガンブラケットに接続して、溶接用トランスと固定アーム間をガンブラケットを介して溶接電流の導通路としたので、固定アームはガンブラケットの取付孔に上下あるいは左右に任意の部位で選択して取付ができることから、アームの懐具合いの調整が任意に容易にでき、寸法の異なる固定アームにも適用が可能であると共にガンブラケットのいずれの部位にも固定アームが自由に接続可能となりC型溶接機の形態に格別の制限がなく、固定アームへの通電にシャントやブスバー等の部品を必要とせずに、コストが安くなり、しかもガンブラケットはシャントやブスバー等に比較して容積が大きく冷却され易いことから空冷でも導電路が過熱されることがないので水冷パイプ等の冷却装置が不要となるC型溶接機となる。
C型溶接機で、アームの懐具合いの調整をガンブラケットに上下左右に形成した固定アームの取付孔の選択で実現しながら該ガンブラケットを溶接電流の導通路とすることで構成部品の省略を実現した。
図1は本考案に係るC型溶接機の概略構成図、図2は図1のA−A概略断面図である。
図において、1はC型溶接機であり、該溶接機1のガンブラケット2には可動アーム3の加圧駆動装置4と固定アーム5と両アームに溶接電流を導通する溶接用トランス6とがそれぞれナット7,7,…で保持されている。また、加圧駆動装置4及び溶接用トランス6とガンブラケット2との間には絶縁板8,8,…が配設されている。
前記ガンブラケット2は例えばアルミ合金製で、該ガンブラケット2の一端側には前記固定アーム5を保持する取付孔9,9,…が穿設され、他端側はロボット(図示せず。)への接続端板10が設けられている。
そして、前記取付孔9,9,…は、横方向に少なくとも3個以上(図では4個)で縦方向に複数段(図では2段)形成されている(図1では上段,中央2個の取付孔9,9が固定アーム5の固定に使用されている)。
なお、前記取付孔9,9をガンブラケット2の上部近傍に穿設することで、固定アーム5をガンブラケット2の上部に接続する等、固定アーム5はガンブラケット2のいずれの部位にも自由に接続可能である。
前記溶接用トランス6の二次電流端子の一方の端子11をガンブラケット2に接続すると共に該ガンブラケット2に固定アーム5を接続して、該ガンブラケット2を溶接電流の二次導体としている。また、前記溶接用トランス6の整流器12側の二次電流端子の他方の端子13は通常の通りシャント14を介して前記可動アーム3に接続されている。
前記加圧駆動装置4は、例えばモータとねじ軸とナットとからなり、モータの回転を加圧ロッド15の直動運動に変換するようなものであり、この直動運動は該加圧駆動装置4の先端に取り付けた加圧ロッド15を介して可動アーム3を往復動させるようになっている。また、両アーム3,5の先端にはそれぞれ溶接用電極16,17が取り付けられている。
なお、前記加圧駆動装置4は、シリンダとピストンとからなる流体圧を利用した加圧駆動装置とすることも可能である。
以上ような構成のC型溶接機であり、先づ,前記加圧駆動装置4を駆動して可動アーム3を前方に動かし、両電極16,17間にワーク(図示せず。)を保持する。そして、溶接動作時においては前述の如く両電極16,17間にワークを挟持して可動アーム3を加圧状態としたまま前記溶接用トランス6を動作させることにより、溶接用トランス6から整流された溶接電流が二次電流端子の他方の端子13から直流電流としてシャント14を介して前記可動アーム3に導通し、溶接用電極16,171ら固定アーム5に流され、その後,固定アーム5からガンブラケット2を介してガンブラケット2を二次導体としてガンブラケット2に接続された溶接用トランス6の二次電流端子の一方の端子10に電流が導通されるようになっている。
この考案によれば、固定アーム5が保持されるガンブラケット2の部位に、横方向に少なくとも3個以上で縦方向に複数段の固定アーム取付孔9,9,…を形成し、これら取付孔9,9,…から選択された少なくとも2個以上の取付孔9,9に挿通される締付け具7,7…により固定アームを保持させたので、固定アーム5はガンブラケット2の取付孔9,9,…に上下あるいは左右に任意の部位で選択して取付ができることから、アームの懐具合いの調整が任意に容易にでき、寸法の異なる固定アームにも適用が可能であると共にガンブラケット2に固定アーム5が直接接続されることから、ガンブラケット2のいずれの部位にも固定アーム5が接続可能となりC型溶接機1の形態に格別の制限がなく組立られ、固定アーム5への通電にシャントやブスバー等の部品を必要とせずにその分軽量化され、コストも安くなる。
また、二次電流が導通されるガンブラケット2を溶接電流の二次導体としたので、通電性が良く、また、ガンブラケット2がシャントやブスバー等に比較して容積が大きく冷却され易いことから、このガンブラケット2は空冷でも導電路が過熱されることがないので水冷パイプ等の冷却装置を不要とすることができる。
なお、この実施例においては、溶接用トランス6から直流電流をC型溶接機1へ通電するものについて説明をしたが、この考案においては、溶接用トランスから交流電流を溶接機へ通電するものについても適用できるものである。
図1において、固定アーム5側の電極17を取付けたシャンク18に長さの異なる複数のものを準備しておくことにする。
図1では固定アーム5がガンブラケット2に形成した取付孔9,9,…のうち上段,中央2個の取付孔9,9を使用して保持されているが、横方向のアームの懐を長くするには、ガンブラケット2に形成した取付孔9,9,…のうち中央より前部の取付孔9,9,…を固定アーム5の固定に使用するとよく、また、横方向のアームの懐を短くするには、ガンブラケット2に形成した取付孔9,9,…のうち中央より後部の取付孔9,9,…を固定アーム5の固定に使用するとよい。
そして、この固定アーム5の取付位置の横方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整をシャンク18の長さにより対応させるようにする。
図1において、電極ホルダ19を固定アーム5に対してその高さが調節可能に取付けておくことにする。
図1では固定アーム5がガンブラケット2に形成した取付孔9,9,…のうち上段,中央2個の取付孔9,9を使用して保持されているが、縦方向のアームの懐を深くするには、ガンブラケット2に形成した取付孔9,9,…のうち下段の取付孔9,9,…を固定アーム5の固定に使用するとよい。
そして、この固定アーム5の取付位置の縦方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整を電極ホルダ19の高さの調整により対応させるようにする。
なお、ガンブラケット2に形成する取付孔9,9,…についても上下2段に限らず上段,中段,下段等の複数段としその段数に制限はない。
本考案に係るC型溶接機の概略構成図である。 図1のA−A断面図である。
符号の説明
1 C型溶接機
2 ガンブラケット
3 可動アーム
4 加圧駆動装置
5 固定アーム
6 溶接用トランス
7 締付け具
9 取付孔
11 溶接用トランスの二次電流端子
18 シャンク
19 電極ホルダ

Claims (3)

  1. 可動アームの加圧駆動装置と固定アームと前記両アームに溶接電流を導通する溶接用トランスとがガンブラケットに保持されたC型溶接機において、固定アームが保持されるガンブラケットの部位に、横方向に少なくとも3個以上で縦方向に複数段の固定アーム取付孔を形成し、これら取付孔から選択された少なくとも2個以上の取付孔に挿通される締付け具により固定アームを保持させ、溶接用トランスからの二次電流端子の一方をガンブラケットに接続して、溶接用トランスと固定アーム間をガンブラケットを介して溶接電流の導通路としたことを特徴とするC型溶接機。
  2. 固定アームの取付位置の横方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整をシャンクの長さにより対応させたことを特徴とする請求項1記載のC型溶接機。
  3. 固定アームの取付位置の縦方向の変位に対して固定アーム側の電極の位置の調整を電極ホルダの高さにより対応させたことを特徴とする請求項1記載のC型溶接機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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