JP3112631B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP3112631B2
JP3112631B2 JP06299762A JP29976294A JP3112631B2 JP 3112631 B2 JP3112631 B2 JP 3112631B2 JP 06299762 A JP06299762 A JP 06299762A JP 29976294 A JP29976294 A JP 29976294A JP 3112631 B2 JP3112631 B2 JP 3112631B2
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光正 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上方を開口した容器
内にカッターを設けた回転体を配設し、この回転体を回
転駆動する駆動手段を設けた本体を前記容器の開口に載
置して前記回転体を回転させて容器内の被調理物をカッ
ターによって切削、攪拌等して調理をする調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカッターを有する回転体が配設さ
れ上方を開口した容器の開口に、駆動手段を設けた本体
を載置して前記回転体を回転させて容器内の被調理物を
カッターによって切削ないし攪拌等して調理をする調理
器は図5に示すような構成となっている。これを図5に
基づいて説明する。
【0003】図に示すように調理器は、本体100と容
器101とから構成されており、本体100には電動機
103を設けるとともにこの電動機103を図示しない
電源と接続する常開型のスイッチ104、このスイッチ
104を開閉するための作動部105を有する作動杆1
06が設けられており、また、前記電動機103の駆動
軸107には内周に凹凸の係合片108aが設けられた
凹状カップリング108が取り付けられている。また、
前記容器101は、上方を開口した有底筒状に形成さ
れ、その底部109に支持軸110が固定して設けられ
ている。
【0004】そして、この容器101内に、カッター1
11を有するとともに下端部に前記支持軸110に回転
自在に嵌合する軸受112を、上端部に前記凹状カップ
リング108の係合片と互いに係合する凸状の係合片1
13を有し、前記凹状カップリング108と係合する凸
状カップリング114が設けられた回転体115を着脱
自在に配設する構成となっている。
【0005】そして、前記容器101の開口の一端側つ
まり図において左側に本体100の一端を載置し、つい
で前記載置部位を支点として図において反時計方向に回
動させて前記開口を閉蓋するようにして本体100に載
置する。そうするとこのとき前記作動杆106の作動部
105が容器102の開口の縁部によって上方に押し上
げられるため、前記スイッチ104が閉成され電動機1
03が駆動され、この電動機103によって凹状カップ
リング108が回転駆動され、これと係合する凸状カッ
プリング114を介して回転体115が回転しカッター
111によって容器101内の被調理物が調理される。
【0006】そして、この種の調理器のうち小形のもの
では上記のように容器101の内径が小さいため回転体
115も上記のように小さくてすむことから、単に円柱
体の下面に軸受112つまり軸穴を形成するとともに上
方に延出した軸を設けこの軸の先端部にカップリングを
形成して構成されている。しかし、近時例えばフードプ
ロセッサーあるいわクッキングカッターと称される調理
器が広く使用されているが、これらの調理器は容器が大
きくしたがってその内径も大きく形成されている。この
ように容器の内径が大きくなった場合に従来のように回
転体を径小な円柱体で形成すると必然的にカッターの全
長を大きくすることを要し、カッターの全長を長くする
とカッターあるいはカッターを回転体に取り付けている
例えばねじ等の取付具が折損し、また、場合によっては
取付具が取り付けられている円柱体自体が破損してしま
うという事態が発生していた。
【0007】このような事態の発生を防止するために円
柱体の外径を単に大きくすることも考えられるが、円柱
体を大きくすると回転体の質量が大きくなりバランス修
正が難しくこのバランス修正が不完全である場合は、こ
れに起因して調理中に振動が生じ、また、軸および軸受
の磨耗、カップリング部の磨耗等が生じるという問題が
ある。また、回転体は一般に合成樹脂で形成されること
からこれを大きな円柱体とすると成型時にいわゆるヒケ
が生じ軸受穴の軸芯がずれる事態も生じる。
【0008】この問題を解決するものとして、図4に示
すように回転体200を下面側を開口した中空の径大な
円筒部201とこの径大な円筒部201の内側に軸受と
しての軸穴202を形成するとともに、前記径大な円筒
部201の下面と上部にそれぞれカッター203および
204を取り付けるようにしたものが多く使用されてい
る。このものは回転体の内部を中空としているため、質
量の低減ができ前記バランス修正の不完全さに起因する
上記問題を解消することはできるが、その反面前記開口
から中空の内部に調理物等が入り込んでしまい、その結
果調理作業終了後の洗浄が容易ではなく、また、洗浄が
不十分の場合中空部に付着した調理物が腐敗してしまう
という不衛生な事態が生じていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のも
のは回転体の内部を中空として質量を低減させたことか
ら前記バランス修正の不完全さに起因する上記問題を解
消しているものの、開口から中空部に入り込んだ調理物
の洗浄作業が容易ではなく、また、洗浄が不十分の場合
調理物が腐敗してしまうという衛生上の問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の問
題を解決するものであり、底部に嵌合軸を有するととも
に上方を開口した有底筒状の容器と、カッターを備え下
部に前記嵌合軸と嵌合する軸受を上部に被カップリング
を設けた回転体と、駆動手段およびこの駆動手段によっ
て駆動され前記被カップリングと係脱するカップリング
を有し前記容器の開口に載置される本体とを備えた調理
器において、前記回転体を下面側を開口した中空の径大
円筒状部とこの径大円筒状部から上方に延出し先端部に
被カップリングを有する軸と中心部に前記嵌合軸と嵌合
する軸穴部を有し前記開口を閉蓋する略平板状の閉蓋部
材とで構成した調理器としたものである。
【0011】
【作用】この発明は上記のように構成したので、調理器
の大形化に伴って大形化する容器に配設される回転体の
外径を大きくしても内部を中空として質量を低減するこ
とにより振動の発生を防止でき、また、中空部の開口を
閉蓋部材で閉蓋することにより調理物等の中空部内への
入り込みを防止できる。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図1ないし図
3に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように調理器Aは、容器1とこ
の容器に載置される本体40とから構成されている。そ
して、図2に示すように前記容器1は、上方に開口2が
設けられた有底筒状に形成され、底壁3にはその中央部
に設けた取付孔4に嵌合軸としての軸5が設けられてい
る。この軸5はフランジ5bを有しこのフランジ5bと
底壁3との間にパッキング5cを介在させてナット5a
によって液密的に取着されている。また、前記開口2の
口縁部には容器1の内周壁6より径大な環状の嵌入部7
が形成され、この嵌入部7の内周壁7aと前記容器1の
内周壁6との間に段部7bが設けられている。また、前
記開口2の口縁部には前記段部7bの上方に位置して注
口8が形成されている。なお、容器1には図示しないが
把手が設けられている。
【0014】そして、前記容器1内には着脱自在に回転
体10が配設されている。この回転体10は、径大円筒
状部としてのカッター台11とこのカッター台11から
上方に延出した小径の軸12から構成され、この軸12
の先端部には、図3に示すように軸12の周方向に突出
した係合片13aが形成された被カップリングとしての
凸状カップリング13が設けられている。また、この凸
状カップリング13の下方に位置して径大な環状鍔部1
4が設けられ、また、前記軸12の先端部の中心部には
芯出突起15が設けられている。
【0015】前記カッター台11は上底壁16を有する
とともに下面側を開口し内部を中空とした径大な筒状壁
17を有する円筒状に形成され、また、前記筒状壁17
の内側には同様に下側を開口し内部を中空とした径小な
筒状壁18が形成されている。そして、前記径大な筒状
壁17の開口縁には環状のフランジ17aが形成され、
内側には取付段部17bが設けられている。そして、こ
のカッター台11の下側つまり筒状部18の開口を含め
た筒状壁17の開口には、閉蓋部材としての軸受取付部
材23が取着されている。そして、軸受取付部材23は
中心部に図において下側を開口し上壁20aを有する筒
状部20を有するとともに前記開口縁に環状の取付鍔2
1を有する略平板状に形成され、この軸受取付部材23
は前記筒状部20の外周を前記径小な筒状壁18の内周
に、また、前記取付鍔21の外周部を前記取付段部17
bにそれぞれ嵌合することにより前記カッター台11に
取着されている。このため、前記カッター台11の径大
な筒状壁17の中空部およびこの筒状壁17の内側に設
けた径小な筒状壁18内の中空部に調理物等が入り込む
ことはない。そして、前記筒状部20の内側には軸受2
4が一体的に取着されており、この軸受24と前記筒状
部20とで軸穴部を構成している。
【0016】また、前記カッター台11の上底壁16の
上面部および前記フランジ17aの下面部には、それぞ
れ上カッター25aおよび下カッター25bが前記径大
な筒状壁17を貫通したリベット26により一体的に取
り付けられている。
【0017】つぎに、本体40について説明する。本体
40の本体ケースは上部ケース41と下部ケース42と
からなっており、これら両ケース41、42は図示しな
いねじにより結合されている。そして、上部ケース41
には中央部を横切って尾根状の突出部41aが形成さ
れ、この尾根状の突出部41aは本体40を容器1に対
して着脱するときの把手としての機能を有している。ま
た、上部ケース41の外周部には嵌合部41cが形成さ
れている。
【0018】そして、図2に示すようにこの上部ケース
41には、前記突出部41aの一端側に設けた貫通孔4
1bに操作体30の操作釦31がその釦軸31aを上下
動自在に貫通させて設けられている。この操作体30は
前記操作釦31、釦軸31a、この釦軸31aに取り付
けられた作動杆32、この作動杆32に設けられた作動
片33およびこの作動片33に下方に向けて突出形成し
たガイド軸34から構成されている。そして、この操作
体30は前記作動片33と後述支持台60との間に位置
するとともに前記ガイド軸32に嵌合されたばね35に
よって常時上方に付勢されて、後述するスイッチ62の
作動板63を押圧しスイッチ62に設けた図示しない作
動子を動作させるものである。
【0019】つぎに、下部ケース42は前記容器1の開
口2を閉蓋するようになっており、その形状は上方つま
り上部ケース41側を開口した有底筒状に形成され、そ
して、開口部側には前記上部ケース41の嵌合部41c
に嵌合する略垂直な環状壁43が形成され、また、この
環状壁43から内方に向けて段部44が形成され、さら
に、この段部44から垂下させるとともに前記環状壁4
3より小径な環状壁45が形成され、この環状壁45か
ら中心部に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜壁46が
形成され、この傾斜壁46の頂部には円形状の平板壁4
7が形成されている。また、前記平板壁47の直径は前
記容器1内径の直径より所定寸法だけ小さく形成される
とともにこの平板壁47は容器1の開口2の上端部より
所定距離だけ下方に位置して前記容器1に没入してい
る。そして、前記容器1の開口2の上端から容器1内に
は入り込んでいる環状壁45、傾斜壁46および平板壁
47とで容器1内に没入した凹陥部48を形成してい
る。なお、下部ケース42は前記段部44を前記開口2
の上端部に載置して容器1に載置される。
【0020】上記のように下部ケース42に環状壁45
から内方に傾斜した傾斜壁46および平板壁47とで容
器1内に没入する凹陥部48を形成したことにより、前
記傾斜壁46の下方には容器1の内周壁6側に向かうに
つれて上方に延びる空間部49が形成され、この空間部
49は調理中に容器1内において回転体10の回転に伴
って回転するカッター25a、25bの攪拌切削作用に
伴う遠心力によって二点鎖線で示すように容器1内周壁
6に沿って上昇する被調理材料の還流する還流空間とな
っている。
【0021】また、前記下部ケース42の環状壁45に
は下方に向けて突出した舌片51aを有するシール体5
1が取着されている。また、前記平板壁47の中心部に
は貫通孔52を形成した環状突出壁53が上方に向けて
突設されている。さらにまた、下部ケース42には図2
に示すように上方に向けて突設した複数(図2では1個
のみを図示)の取付ボス54と支持ボス55が形成され
ている。
【0022】そして、前記取付ボス54には緩衝体56
a、56bを介して取付枠70がねじ57によって取り
付けられている。この取付枠70にはモーター71が図
示しないねじによって取り付けられており、その回転軸
71aには小径のプーリー72が取り付けられている。
また、前記取付枠70には軸受73が取着され、この軸
受73に軸支された軸73aの一端側には径大なプーリ
ー74が取り付けられ他端側には傘歯車75が取り付け
られている。そして、前記プーリー72とプーリー74
にはベルト76が掛けられている。また、前記取付枠7
0には軸受77が取り付けられており、この軸受77に
は一端を例えばCリング77bにより抜け止めされれる
とともに他端側に前記傘歯車75と噛合する傘歯車78
が取り付けられた軸77aが軸支されている。そして、
この傘歯車78には図において下方に延出したに軸79
が設けられ、この軸79の先端部は前記貫通孔52内に
位置するようになっている。また、この軸79の先端部
の内周には前記凸状カップリング13と係脱自在なカッ
プリングとしての凹状カップリング80が設けられ、ま
た、中央部には前記回転体10の軸12の先端部に設け
た芯出突起15と嵌合する嵌合穴81が形成されてい
る。
【0023】そして、モーター71の駆動力つまり回転
力はプーリー72、ベルト76、プーリー74、傘歯車
75および傘歯車78を介して凹状カップリング80に
伝達される。そして、前記プーリー72、ベルト76、
プーリー74、傘歯車75、傘歯車78は凹状カップリ
ング80に回転力を伝達する動力伝達手段を構成し、こ
のを動力伝達手段と前記モーター71とで凹状カップリ
ング80を駆動する駆動手段を構成している。なお、凹
状カップリング80をモーター71で直接駆動するよう
にして、前記動力伝達手段を省略することもできる。
【0024】そして、前記回転体10が容器1内に所定
の状態で取り付けられたときは、回転体10は下側に設
けた軸受24を前記底壁3に設けた軸5に、また、上端
部に設けた芯出突起15を前記軸79の嵌合穴81にそ
れぞれ嵌合することにより芯出しされて容器1内で回転
できるようになっている。また、回転体10が容器1内
に所定の状態で取り付けられたときは環状鍔部14が前
記貫通孔52の下端縁に近接して対応して位置するよう
になっており、この環状鍔部14の外径を貫通孔の内径
より大きく形成して調理中に容器1内の被調理材料が前
記貫通孔内に入り込むことを防止するようにしている。
【0025】また、前記下部ケース42に設けた前記支
持ボス55には支持台60がねじ61によって取り付け
られている。この支持台60には常開型のスイッチ62
が取り付けられており、このスイッチ62のスイッチ筐
体には一端側を固定し他端側を自由端とし、この自由端
を常時上方に向けて設けた弾性板からなる作動板63が
設けられている。そして、この作動板63が前記操作体
30が押圧操作されて、作動片33によって下方に押し
下げられたときは、図示しない作動子を押圧してスイッ
チ62は閉成され前記モーター71を駆動するようにな
っている。なお、前記スイッチ62に設けた端子64は
図示しないリード線によってモーター71と接続されて
いる。
【0026】なお、上部ケース41と下部ケース42と
の嵌合部には両ケースの端縁をプロテクター部91に設
けた取付溝91aをはめ込んで、電源コード90が取り
付けられている。
【0027】つぎに、本体40の組み立て方について説
明する。まず、あらかじめ取付枠70に軸受73、軸受
77を取り付け、軸受73に傘歯車75を取り付けた軸
73aを挿入後プーリー74を取り付け、また、軸受7
7に凹状カップリング80を有する傘歯車78が設けら
れた軸77aを取り付ける。また、取付枠70にプーリ
ー72を取り付けたモーター71を取付、プーリー74
とプーリー72にベルト76を掛ける。また、スイッチ
62を取り付けた支持台60を支持ボス55にねじ61
により取り付ける。そして、前記下部ケース42の嵌合
縁部42aを上部ケース41の嵌合部41cに嵌合させ
て図示しないしねじにより両ケース41、42を結合す
ることにより本体40は組み立てられる。なお、両ケー
ス41、42を結合させる際に両ケースの端縁をプロテ
クター部91に設けた取付溝91aをはめ込んで、電源
コード90を取り付ける。
【0028】つぎに、上記調理器Aの動作について説明
する。
【0029】まず、容器1内に回転体10をその軸受2
4を容器底部3に設けた軸5に嵌合して取り付け、つい
で所望の調理をするための被調理物を入れる。ついで本
体40を容器1の開口を閉蓋して取り付ける。そして、
操作釦31を操作つまりばね35の付勢力に抗して下方
に押し下げると作動杆32とともに作動片33が下方に
移動するのでスイッチ62の作動板63は下方に押し下
げられ、スイッチ62が閉成されモーター71が駆動
し、プーリー72、ベルト76、プーリー74、傘歯車
75および傘歯車78、凹状カップリング57および凸
状カップリング13を介して回転体10が回転しカッタ
ー25a、25bにより被調理物が調理される。調理が
終了したときは本体40を容器1から取り外し、ついで
必要に応じて容器1内の調理物を別の容器等に移し替え
る。そして、容器1および回転体10を洗浄して調理作
業を完了するものである。
【0030】そして、調理中に容器1内で回転する回転
体11は底面側の開口を閉蓋部材としての軸受取付部材
23で閉蓋されており、また、この軸受取付部材23に
設けた軸穴部の一部を構成する前記筒状部20は上壁2
0aによって閉塞されているめ、回転体10つまりカツ
ター台11の中空部には調理物等が入り込むことはな
く、洗浄が容易であるとともに不衛生となることもな
い。また、回転体10の質量は小さいため回転体10の
回転に起因して発生する振動は小さく、また、回転体1
0の外径を大きくしたことからカッター25a、25b
の全長を短くでき、また、カッター11の基部に形成し
た取付部を大きくできるため、カッター25a、25b
および前記取付部の折損を減少させることができる。
【0031】また、前記カッター台11の開口を閉蓋す
る軸受取付部材23は平板状に形成しているため、下カ
ッター25bを容器1の底壁3に近接させて設けること
ができるとともに軸受取付部材23と前記底壁3との間
に入り込んだ調理材料は回転する際の軸受取付部材23
によって外周方向に送り出されるため、調理材料の攪拌
および切削が良好になされる。
【0032】なお、上記実施例においては閉蓋部材とし
ての軸受取付部材23に筒状部20とこの筒状部20に
取着した軸受24とで軸穴部を構成するようにしたが、
これは筒状部20を直接軸受として軸受24を省略する
こともできる。
【0033】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
調理器の大形化に伴って大形化する容器に配設される回
転体の外径を大きくしても内部を中空として質量を低減
することにより振動の発生を減少することができ、ま
た、中空の開口を閉蓋部材で閉蓋したので調理物等の中
空部内への入り込みを防止できることから、回転体の洗
浄を容易とし衛生上の問題も解消できるという効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理器の実施例の外観斜視図。
【図2】上記実施例の調理器の断面図。
【図3】上記実施例の回転体の被カップリング部分を示
した部分斜視図。
【図4】従来の大形調理器の回転体の断面図。
【図5】従来の調理器の断面図。
【符号の説明】
1 容器 5 嵌合軸 10 回転体 11 カッター台(径大円筒状部) 13 凸状カップリング13(被カップリング) 20 筒状部(軸穴部) 23 軸受取付部材(閉蓋部材) 24 軸受(軸穴部) 40 本体 71 モーター(駆動手段) 80 凹状カップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−25954(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 43/044 B02C 18/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に嵌合軸を有するとともに上方を開口
    した有底筒状の容器と、カッターを備え下部に前記嵌合
    軸と嵌合する軸受を上部に被カップリングを設けた回転
    体と、駆動手段およびこの駆動手段によって駆動され前
    記被カップリングと係脱するカップリングを有し前記容
    器の開口に載置される本体とを備えた調理器において、
    前記回転体を下面側を開口した中空の径大円筒状部とこ
    の径大円筒状部から上方に延出し先端部に被カップリン
    グを有する軸と中心部に前記嵌合軸と嵌合する軸穴部を
    有し前記開口を閉蓋する略平板状の閉蓋部材とで構成し
    たことを特徴とする調理器。
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