JP3112528U - 除雪具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 除雪しやすく、しかも刃先板の耐強度を向上する除雪具を提供する。
【解決手段】 刃先板7を金属板によって形成し、該刃先板7の接地用先端面8を先端6よりやや下方に設けて前方へ突設し、刃先板7の基端面9側の部位10を除雪具本体1の上面2Aに固着し、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接する。除雪時においては金属板によって形成された接地用先端面8が路面と雪や氷との間に入り込んで雪等を剥ぎ取って路面をきれいに除雪することができる。除雪時に生ずる抵抗力を、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接することによっても、大きく抗することができる。また刃先板7の下面の前記基端面9側を突条14に係合することで、刃先板7の変形を抑止して耐強度をより向上することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、バケット状の雪運搬具、スノースコップ等と称する除雪用スコップ或いは除雪用ラッセル等と称する除雪用板などの取手を備えた除雪具に関するものである。
従来、この種のものとしてプラスチック製の雪運搬具、除雪用スコップなどの除雪具本体の先端に沿って該先端より前方に刃先板を突設した除雪具において、前記刃先板の取り付け方法として、刃先板を除雪具本体の上面と下面を挟んで固定するもの(例えば、特許文献1)や、プラスチック製本体に金属板を埋め込みしたもの(例えば、特許文献2、3、4)等が公知である。
実開昭61−26714号公報 実開昭58−72212号公報 実開昭58−72250号公報 実開昭58−140218号公報
しかし、例えば除雪具の先端を道路や駐車場の路面に接地させると共に路面に沿って移動させ、路面上に付着している雪や氷を剥ぎ取るような場合、前者の従来技術においては、刃先板を除雪具本体の上面と下面を挟んでいるので刃先板の先端面側の厚みが大きく、刃先板の先端を路面と雪や氷との間に挿入しにくいという問題があった。また、後者の従来技術においては、刃先板の先端を路面と雪や氷との間に挿入した後に、除雪具本体を前方に押圧して除雪する際、その押圧力に対して刃先板の基端によって抗するものであるので、耐強度が低いという問題があった。
解決しようとする問題点は、除雪具本体の先端に沿って該先端より前方に刃先板を突設する除雪具において、除雪しやすく、しかも刃先板の耐強度を向上する点である。
請求項1の考案は、取手を設けた雪運搬具、除雪用スコップ或いは除雪用板などのプラスチック製の除雪具本体の先端に沿って該先端より前方に刃先板を突設した除雪具において、前記刃先板を金属板によって形成し、該刃先板の接地用先端面を前記先端よりやや下方に設けて前方へ突設し、前記刃先板の基端面側の部位を前記除雪具本体の上面に固着し、前記接地用先端面と前記基端面側の部位との中間部の後面を前記先端に当接することを特徴とする除雪具である。
請求項2の考案は、前記刃先板を1枚の金属板を折曲して形成したことを特徴とする請求項1記載の除雪具である。
請求項3の考案は、前方に向けて前記基端面を係止する係止受け部を前記除雪具本体に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の除雪具である。
請求項4の考案は、前記除雪具本体の前記上面の前記先端側に、該先端に沿って突条を形成すると共に、前記刃先板の下面の前記基端面側を前記突条に係合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の除雪具である。
請求項1の考案によれば、除雪時においては金属板によって形成された接地用先端面が路面と雪や氷との間に入り込んで雪等を剥ぎ取って路面をきれいに除雪することができ、さらにより大きな耐強度を発揮することができる。
請求項2の考案によれば、刃先板には継ぎ目などがないので、強度を向上することができると共に製造も容易に行うことができる。
請求項3の考案によれば、係止受け部に基端面が係止することによっても、耐強度をより向上することができる。
請求項4の考案によれば、前記刃先板の下面の前記基端面側を突条に係合することで、刃先板の変形を抑止して耐強度をより向上することができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1〜図2は実施例1を示しており、この実施例1はスノーバケット等と称する雪運搬具の場合を示しており、雪運搬具本体である除雪具本体1は、底板2とこの底板2の左右両側に立設する左右側板3と、底板2の後部に立設する後板4を備えて上方及び前方を開口したプラスチック製のほぼ箱形状であって、後板4の後方斜め上方に平面がコ形の取手5を固定している。
底板2の先端6に、該先端6に沿って設けられる刃先板7は、ステンレス鋼等鉄鋼やアルミニウムなどの1枚の金属板からなり、この金属板を折り曲げて形成したものである。
刃先板7の接地用先端面8は先端6よりやや下方に設けて前方へ突設している。この接地用先端面8と先端6との段差(上下方向の差)Xは、接地用先端面8の厚みYの10倍より小さく形成されている(X<10Y)。さらに、接地用先端面8の厚みは、先端6の厚みよりも薄く形成するか、或いは先端6の厚みの2倍以内の厚みとする。また、刃先板7の基端面9側の部位10を除雪具本体1の底板2の上面2Aに固着している。この固着は、底板2と基端面9側の部位10とを貫通する鋲11によってなされている。尚、固着手段としては、鋲11の他にボルト・ナット、ビス或いは他の金具などによって行ってもよい。さらに、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接している。
また、刃先板7の基端面9は底板2の上面2Aに係止されている。この係止は、底板2の上面2Aに前方に向けて係止受け部13を突設したもので、この係止受け部13に基端面9が係止するようになっている。
さらに、除雪具本体1の上面2Aの前記先端6側に、該先端6に沿って突条14を形成する。この突条14は前後2列に形成されている。そして前記刃先板7の下面の前記基端面9側を前記突条14に係合している。
次に前記構成についてその作用を説明する。作業者は取手5を握って積雪した路面(図示せず)に底板2を接地し押し進めると、接地用先端面8が路面に接地すると共に、底板2は路面よりやや浮いた状態となる。したがって、接地用先端面8が路面と積雪との間に挿入して雪或いは氷などを剥ぎ取るようにして除雪することができる。
この際、接地用先端面8には除雪に伴う抵抗力が発生するが、この抵抗力に対して基端面9側の部位10が、除雪具本体1の底板2の上面2Aに鋲11による固着手段によって固着していること、さらに中間部12の後面が先端6に当接すること、また刃先板7の下面を突条14に係合していることによって抗することができる。さらに、係止受け部13に基端面9が係止することによっても、除雪に伴う抵抗力に抗することができる。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、取手5付きのプラスチック製の除雪具本体1の先端6に沿って該先端6より前方に刃先板7を突設した除雪具において、刃先板7を金属板によって形成し、該刃先板7の接地用先端面8を先端6よりやや下方に設けて前方へ突設し、刃先板7の基端面9側の部位10を除雪具本体1の上面2Aに固着し、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接することによって、除雪時においては金属板によって形成された接地用先端面8が路面と雪や氷との間に入り込んで雪等を剥ぎ取って路面をきれいに除雪することができ、さらに除雪時に生ずる抵抗力を、基端面9側の部位10を除雪具本体1の上面2Aに固着したもののみならず、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接することによっても、大きく抗することができる。しかも、中間部12の後面を先端6に当接する箇所は、接地用先端面8の近傍にあるので、より大きな耐強度を発揮することができる。
また、前記実施例では請求項2に対応して刃先板7を1枚の金属板を折曲して中間部12等を形成することで、刃先板7には継ぎ目などがないので、強度を向上することができると共に、刃先板7の製造も容易に行うことができる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前方に向けて基端面9を係止する係止受け部13を除雪具本体1に設けたことにより、係止受け部13に基端面9が係止することによっても、耐強度をより向上することができる。
しかも、前記実施例では請求項4に対応して、前記刃先板7の下面の前記基端面9側を突条14に係合することで、刃先板7の変形を抑止して耐強度をより向上することができる。
図3〜図4は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。この実施例2はスノースコップ等と称する除雪具の場合を示しており、スコップ本体である除雪具本体21は、プラスチック製のほぼ平板形状であって、後方斜め上方に棒状の取手22が固定している。
そして、除雪具本体21の先端6に、該先端6に沿って設けられる刃先板7は、実施例1と同様にステンレス鋼等鉄鋼やアルミニウムなどの1枚の金属板からなり、この金属板を折り曲げて形成したものであり、刃先板7の接地用先端面8を先端6よりやや下方に設けて前方へ突設し、刃先板7の基端面9側の部位10を除雪具本体21の上面2Aに固着し、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接するものである。
したがって、除雪時に生ずる抵抗力を、基端面9側の部位10を前記除雪具本体21の上面2Aに固着することのみならず、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接することによっても、大きく抗すること等ができる。
図5〜図6は実施例3を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。この実施例3は除雪用ラッセル等と称する除雪具の場合を示しており、除雪板本体である除雪具本体31は、縦断面において前向きの上面2Aが凹状円弧面をなしたプラスチック製のほぼ板形状であって、後方斜め上方に棒状の取手32が固定している。
そして、除雪具本体31の先端6に、該先端6に沿って設けられる刃先板7は、実施例1と同様にステンレス鋼等鉄鋼やアルミニウムなどの1枚の金属板からなり、この金属板を折り曲げて形成したものであり、刃先板7の接地用先端面8を先端6よりやや下方に設けて前方へ突設し、刃先板7の基端面9側の部位10を除雪具本体31の上面2Aに固着し、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を前記先端6に当接するものである。
したがって、除雪時に生ずる抵抗力を、基端面9側の部位10を除雪具本体31の上面2Aに固着することのみならず、接地用先端面8と基端面9側の部位10との中間部12の後面を先端6に当接することによっても、大きく抗すること等ができる。
以上のように本考案にかかる除雪具は、種々の除雪の用途に適用できる。
本考案の実施例1を示す斜視図である。 本考案の実施例1を示す要部の一部切り欠き斜視図である。 本考案の実施例2を示す斜視図である。 本考案の実施例2を示す要部の一部切り欠き斜視図である。 本考案の実施例3を示す斜視図である。 本考案の実施例3を示す要部の一部切り欠き斜視図である。
符号の説明
1 除雪具本体
2A 上面
5 取手
6 先端
7 刃先板
8 接地用先端面
9 基端面
10 部位
12 中間部
13 係止受け部
14 突条

Claims (4)

  1. 取手を設けた雪運搬具、除雪用スコップ或いは除雪用板などのプラスチック製の除雪具本体の先端に沿って該先端より前方に刃先板を突設した除雪具において、前記刃先板を金属板によって形成し、該刃先板の接地用先端面を前記先端より下方に設けて前方へ突設し、前記刃先板の基端面側の部位を前記除雪具本体の上面に固着し、前記接地用先端面と前記基端面側の部位との中間部の後面を前記先端に当接することを特徴とする除雪具。
  2. 前記刃先板を1枚の金属板を折曲して形成したことを特徴とする請求項1記載の除雪具。
  3. 前方に向けて前記基端面を係止する係止受け部を前記除雪具本体に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の除雪具。
  4. 前記除雪具本体の前記上面の前記先端側に、該先端に沿って突条を形成すると共に、前記刃先板の下面の前記基端面側を前記突条に係合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の除雪具。

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