JP3112347B2 - 溶湯容器用スライディングノズル装置及びその耐火物の交換装置 - Google Patents

溶湯容器用スライディングノズル装置及びその耐火物の交換装置

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JP3112347B2
JP3112347B2 JP04181270A JP18127092A JP3112347B2 JP 3112347 B2 JP3112347 B2 JP 3112347B2 JP 04181270 A JP04181270 A JP 04181270A JP 18127092 A JP18127092 A JP 18127092A JP 3112347 B2 JP3112347 B2 JP 3112347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鋼用のタンディッシ
ュや取鍋等の溶湯容器に備えるスライディングノズル装
置自体の交換作業や関連するノズル煉瓦及びプレート煉
瓦等の耐火物のみを交換するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製鋼の際に使用される取鍋やタンディッ
シュ等には、溶湯の流路を速やかに開閉するためのスラ
イディングノズル装置が組み込まれる。この装置内のス
ライディングノズル用耐火物では、出湯の度に内部の流
路壁が溶損するので、定期的に交換する必要があり、そ
れぞれに専用の交換装置が利用されている。
【0003】交換装置によってスライディングノズル装
置を交換する場合、溶損したスライディングノズル用耐
火物と共に装置全体を溶湯容器から取り外し、補修済み
のスライディングノズル用耐火物及び装置を新たに装着
する作業を行う。このような作業のため、スライディン
グノズル用耐火物及び装置はその補修のための作業場か
ら溶湯容器への装着位置まで搬送することが必要であ
り、交換装置は走行台車に載せたものがその一般的な構
造である。
【0004】スライディングノズル装置を溶湯容器に対
して着脱する際、溶湯容器と交換装置との間の位置決め
が必要である。この場合、交換装置の台車は軌道上を走
行させて所定の位置で停止させるが、溶湯容器自身の設
置誤差や台車の停止誤差等によって、両者の位置決めに
はかなり困難を伴いやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】交換装置と溶湯容器と
の位置決めのためには、たとえば溶湯容器の位置や姿勢
等をセンサ等で検知し、この検知結果に基づいて交換装
置の位置を制御することによって、或る程度の位置決め
は可能である。
【0006】ところが、溶湯容器は大型であってハンド
リングするスライディングノズル装置も大型で大重量な
ので、位置決めを高い精度で行うには、かなり複雑な制
御系を必要とし、設備コストの面で障害があるほか、保
守点検等からみると実用的ではない。このようなことか
ら、従来では、溶湯容器に対する交換装置の位置決めを
作業者の目視によって確認しながら、交換装置のクラン
プとスライディングノズル装置の結合作業等を行ってい
る。
【0007】作業者の目視確認による作業では、交換装
置を溶湯容器の位置に合わせて移動させる操作が必要と
なり、この操作次第によって位置決めの良否が決まる。
このため、交換作業は操作者の技量に大きく左右され、
熟練度が低ければ作業時間が長引いてしまいやすい。し
たがって、操作者によって作業時間にばらつきを生じる
ほか、交換装置とスライディングノズル装置の互いの位
置や姿勢が適切でないまま両者をクランプしようとする
と、部材の破損を招く恐れもある。
【0008】また、交換装置自身の姿勢は作業床の軌条
によって適正に保たれるが、交換装置に向かい合う溶湯
容器の底は、交換装置の作業軸線に対して捩じれを伴う
場合もある。たとえば、作業軸線に対して溶湯容器の軸
線が交差する姿勢であれば、交換装置を向く溶湯容器の
底は作業軸線に対して捩じれ面となってしまう。このた
め、もし交換装置の部材が溶湯容器の軸線方向にしか移
動しないものであれば、スライディングノズル装置や耐
火物等と交換装置の部材の結合や分離が十分に行えな
い。したがって、このような捩じれを含む場合でも作業
者による目視作業が必要になり、作業も一段と複雑で作
業時間も長くなってしまう。
【0009】このように、溶湯容器のスライディングノ
ズル装置やその耐火物の交換作業では、交換装置の位置
決めを正確に実行する必要があり、しかもこの作業を操
作者の目視確認を頼りとして行うので、作業時間の短縮
化には限界があった。
【0010】本発明において解決すべき課題は、溶湯容
器と交換装置との位置ずれがあってもこれを吸収して両
者を正しく位置決め可能とし、作業者の技量によらず確
実に短時間で各種の交換作業ができるようにすることに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶湯容器に備
えるスライディングノズル装置及び/又は該スライディ
ングノズル装置と関連する耐火物を着脱する交換装置で
あって、架台又は台車の上に、前記スライディングノズ
ル装置の交換用ヘッド及び前記耐火物の着脱用ヘッドを
備え、これらのヘッドと前記台車との間をユニバーサル
式の一点支持機構によって連接し、前記ヘッドのそれぞ
れに、前記溶湯容器側に位置決め用として設けた受けガ
イドに結合・離脱可能な装着ガイドを設け、更に前記ヘ
ッドの姿勢を拘束保持する拘束機構を各ヘッドと前記架
台又は台車との間に配置したことを特徴とする。
【0012】また、ヘッドの一点支持機構と架台又は台
車との間に、ほぼ鉛直面内での二次元のフローティング
機構を介装することもできる。
【0013】
【作用】たとえば交換用のヘッドを台車に搭載しこの交
換ヘッドによって溶湯容器のスライディングノズル装置
を取り外すときは、台車を溶湯容器に接近させてヘッド
をスライディングノズル装置を向く姿勢に設定する。そ
して、更に台車を接近させると、ヘッドの装着ガイドが
溶湯容器側の受けガイドの中に入り込み、このとき装着
ガイドは溶湯容器にその姿勢が拘束される。したがっ
て、ヘッドは台車に対してユニバーサル式の一点支持機
構によって連接されているので、固定点となる受けガイ
ドに対してヘッドがその姿勢を変えながら位置決めされ
る。
【0014】また、ヘッドは拘束機構によって台車との
間に連接されているので、この拘束機構をたとえば外力
負荷に応動可能な油圧回路を持つ油圧シリンダとする
と、ヘッドの自重や搭載するノズル等の重量に応じてヘ
ッド自身の高さや姿勢を適正に保持することができる。
そして、装着ガイドと受けガイドとの間に作用する外力
を受けたときに作動油圧を自動的に変更するたとえば電
磁比例制御弁を油圧回路に組み込んでおけば、ガイドど
うしの干渉を避けるようにして装着ガイドが受けガイド
の中に入り込むようになり、倣いによる位置決めが可能
となる。
【0015】また、一点支持機構と台車との間にほぼ鉛
直面内での二次元のフローティング機構を組み込めば、
ヘッド自身の旋回や揺動による姿勢変更に加えてその位
置のフローティング動作が可能となる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の交換装置の取鍋又はタンディ
ッシュ等の溶湯容器に対する作業時の配置を示す立面
図、図2はその概略平面図である。
【0017】溶湯容器50はその側面に設けたトラニオ
ン軸50aによって反転可能であり、その底部にはスラ
イディングノズル装置51が組み込まれる。このスライ
ディングノズル装置51はカセット式としたものであ
り、たとえばコッター機構によって溶湯容器50に強固
に固定支持される。
【0018】図1のように溶湯容器50をそのトラニオ
ン軸50a周りに回転させて、スライディングノズル装
置51を側方に向く姿勢とし、これに対峙するように交
換装置1を待機させ、その進退動作によって新旧のスラ
イディングノズル装置の交換作業を行う。
【0019】交換装置1は運転席2aからの操作によっ
て自由に移動する台車2をベースとし、その上に鉛直方
向に回転軸を持つ旋回台3を配置したものである。そし
て、この旋回台3の周りには半径方向に対向する位置に
一組の交換ヘッド4,5を配置し、更にこれらの交換ヘ
ッド4,5の向きに対して90度の角度差を持つ方向に
は上ノズル装着ヘッド6及びポーラスプラグ装着ヘッド
7を備える。
【0020】旋回台3は溶湯容器50に対する作業内容
に応じて旋回し、各ヘッド4〜7を作業面に向く姿勢と
して設定する。すなわち、溶湯容器50からスライディ
ングノズル装置51を取り外して新しいものと交換する
作業では、図において右側の交換ヘッド4をスライディ
ングノズル装置51に臨む姿勢とし、他方の交換ヘッド
5には新しいスライディングノズル装置をセットしてお
き、旋回台3を図2において反時計方向に順次回転させ
ることによって、ノズル交換作業を行う。
【0021】図3は交換ヘッド4の要部を示す側面図、
図4はその要部の平面図である。なお、図3に示す交換
ヘッド4は図1で示したものの背面図に相当する。
【0022】交換ヘッド4は、スライディングノズル装
置のカセットをクランプして着脱するためのベース8を
旋回台3の側面にフローティング機構によって連接した
ものである。このフローティング機構は、旋回台3とベ
ース8との間に配置した2連の第1フレーム9及び第2
フレーム10とによって構成し、ベース8をほぼ鉛直面
内で二次元的にフローティング可能とするものである。
【0023】第1フレーム9は剛性の大きな平板状の構
造体であり、旋回台3の側面に設けた2本のガイド3a
に摺動座9aを介して旋回台3に連接されている。これ
らのガイド3aはいずれも軸線方向の姿勢をほぼ水平と
し、第1フレーム9は旋回台3の軸線と直交する水平方
向に移動可能である。
【0024】第1フレーム9の前面には、旋回台3のガ
イド3aと直交する軸線を持つ2本のガイド9bを設
け、これらのガイド9bに摺動座10aを介して第2フ
レーム10を連接する。これにより、第2フレーム10
は第1フレーム9に対して鉛直方向に移動可能である。
したがって、静止した旋回台3に対して、第2フレーム
10は水平及び垂直方向に移動可能であり、鉛直面内で
二次元的にその位置を変えることができる。
【0025】なお、第1フレーム9及び第2フレーム1
0には、ベース8に保持するスライディングノズル装置
やその他の耐火物の負荷が加わる。このため、たとえば
旋回台3と第1フレーム9とを油圧モータ駆動のネジ歯
車機構等によって連接し、負荷に応じて作動油圧を制御
する油圧回路とすることによって、第1フレーム9を保
持できるようにする。また、第1フレーム9と第2フレ
ーム10との間には、シリンダを第1フレーム9側に連
結した油圧シリンダを鉛直姿勢として配置し、その油圧
回路によって第2フレーム10を負荷に対応して定位置
に保持可能とする。
【0026】このように、油圧モータや油圧シリンダを
第1,第2フレーム9,10の支持部材として組み込む
ことによって、鉛直面内でのフローティング動作と定位
置への保持が可能である。したがって、溶湯容器50へ
の位置合わせのときのフローティングと、スライディン
グノズル装置51等の搬送が可能となる。
【0027】なお、第1,第2フレーム9,10を支持
する油圧シリンダ等の油圧回路中には、これらの第1,
第2フレーム9,10自身の重量及び外力の負荷に応じ
てその位置を保持できるような作動油圧を設定可能な系
を持たせる。たとえば、第2フレーム10を上下方向に
支持する油圧シリンダについては、電磁比例制御弁によ
る作動油圧の制御を可能とし、第2フレーム10が外力
負荷を受けたときにはこれを吸収するように移動できる
ように作動油を制御し、第2フレーム10のフローティ
ング動作を可能とする。
【0028】ベース8はその上下両端部に前方へ突き出
る一対のアーム8a,8bを備えた側面形状を持ち、そ
の本体の中央部を第2フレーム10から突き出した支軸
10bとベース8側に組み込んだ球面継手8cとによっ
て第2フレーム10に連接されている。また、このよう
な支軸10bと球面継手8cとによって、静止している
第2フレーム10に対してベース8は支軸10bの軸線
周りに自由に旋回できるだけでなく、支軸10bの軸線
と交差する姿勢にその本体を捩じる向きにも自由に動き
回ることができる。
【0029】なお、図3はベース8をその前面側が最も
下向きの姿勢となった状態であり、図4では支軸10b
の軸線とベース8の芯とが同軸上の姿勢を示している。
【0030】ベース8のアーム8a,8bは、図3に示
すように二股状に別れた形状を持ち、それぞれの先端部
にはクランプシリンダ8dを設けている。そして、ベー
ス8の上下両端の中央部には、スライディングノズル装
置51を溶湯容器50にコッター機構によって着脱・連
結するためのネジコッター8eを設ける。
【0031】第2フレーム10とベース8のそれぞれの
上端部は2本の油圧シリンダ11,12によってそれぞ
れ連接される。これらの油圧シリンダ11,12は、図
4に示すようにその基端を第2フレーム10に連結し、
それぞれのロッド11a,12aをベース8に連結して
いる。そして、これらの油圧シリンダ11,12の軸線
は、図4の状態の第2フレーム10とベース8とが同軸
上にあるとき、同一水平面内に含まれ且つ互いに交差す
る姿勢として配置されている。
【0032】第2フレーム10の上端にはブラケット1
0c,10dを立ち上げ、これらの中に収めた球面ブッ
シングによって油圧シリンダ11,12の基端を連接す
る。これにより、それぞれの油圧シリンダ11,12は
何れもユニバーサル式のジョイントによって第2フレー
ム10側及びベース8側に連接され、その軸線の姿勢を
捩じり方向や姿勢を自由に変えることができる。また、
ベース8の上端にはフランジ8f,8gを立ち上げ、ロ
ッド11a,12aの先端に設けた二股状のコネクタ1
1b,12bをこれらのフランジ8f,8gに連接す
る。コネクタ11b,12bにも同様に球面ブッシング
を組み込み、ロッド11a,12aをベース8にユニバ
ーサル式として連接することによって、ベース8に対す
るロッド11a,12aの姿勢を可変とする。
【0033】このような油圧シリンダ11,12及びそ
れぞれのロッド11a,12aの第2フレーム10及び
ベース8に対する連接構造によって、これらの第2フレ
ーム10とベース8との間の相対移動に追従して油圧シ
リンダ11,12の姿勢を変えることが可能となる。ま
た、ベース8はその背部側のほぼ中央部の一点をユニバ
ーサル式の球面継手8cによって第2フレーム10に連
接しているので、ベース8は第1,第2フレーム9,1
0による二次元的なフローティングではなく、球面継手
8cを回動中心とする捩じれ動作が可能となる。したが
って、最も先端側に位置してノズルやその他の部材のハ
ンドリングに利用するベース8は、単純な二次元内のフ
ローティング動作だけでなく、球面継手8cによる三次
元的な姿勢の変更が可能である。
【0034】一方、溶湯容器50のスライディングノズ
ル装置51には交換装置1の2本の装着ガイド13,1
4を受ける受けガイド52,53を設ける。これらの受
けガイド52,53は、図3及び図4に示すように、装
着ガイド13,14を受ける側を広くしたテーパ部52
a,53aを備え、その奥側を装着ガイド13,14が
きっちりと嵌まり込む保持孔52b,53bとして形成
している。
【0035】溶湯容器50に設ける受けガイド52,5
3及びこれらに嵌まり込む装着ガイド13,14は、溶
湯容器50に対して交換装置1を位置決めするときのフ
ローティングに利用するものである。したがって、受け
ガイド52,53の互いの位置関係及び装着ガイド1
3,14の互いの位置関係は同一とし、これらが整合し
たときに交換装置1が溶湯容器50に正しく位置決めさ
れるものとなる。
【0036】他方の交換ヘッド5も以上の構成と全く同
様であり、スライディングノズル装置51を溶湯容器5
0に対して着脱するとき、フローティング機構を利用し
て位置ずれを吸収可能とする。
【0037】図7はポーラスプラグ装着ヘッド7の概要
を示す側面図である。
【0038】ポーラスプラグ装着ヘッド7は、交換ヘッ
ド4,5と同様にフローティング機構によって旋回台3
に連接したものであり、第1,第2フレーム15,16
によって水平及び垂直方向にフローティング可能として
いる。第1フレーム15と旋回台3との連結構造及び第
2フレーム16と第1フレーム15との連結構造は、先
の交換ヘッド4の構造と全く同様である。
【0039】第2フレーム16の前面には、球面継手1
6aによってホルダ17を一体に連結し、これらの第2
フレーム16及びホルダ17の上端部を2本の油圧シリ
ンダ18によって連接する。この油圧シリンダ18の配
置位置及びその姿勢は図4で示した交換ヘッド4のもの
と同様である。
【0040】ホルダ17はポーラスプラグの装着装置1
9を備えたもので、装着装置19の先端にはポーラスプ
ラグ(図示せず)を外挿して保持するためのヘッド19
aを取付けている。このヘッド19aは、ポーラスプラ
グを上ノズルの中に嵌め込み、その後ポーラスプラグを
残して引き抜ける構造としたものである。
【0041】ホルダ17には溶湯容器50の受けガイド
52,53の中に入り込む2本の装着ガイド17a,1
7bを設ける。これらの装着ガイド17a,17bのホ
ルダ17への取付け構造は、図4で説明した交換ヘッド
4の装着ガイド13,14の場合と全く同様であり、コ
イルスプリング(図示せず)によって先端側に向けて付
勢された構造を持つ。なお、装着ガイド17a,17b
との間の位置関係は、交換ヘッド4の装着ガイド13,
14の関係と同じであり、溶湯容器50の受けガイド5
2,53に挿入可能とすることは無論である。
【0042】更に、上ノズル装着ヘッド6もこのポーラ
スプラグ装着ヘッド7と同様の構造を持ち、装着装置の
先端に設ける装着ヘッドに上ノズルをセットし、スライ
ディングノズル装置51に対して上ノズルを着脱するた
めの機能を持つ。
【0043】ここで、上ノズル装着ヘッド6及びポーラ
スプラグ装着ヘッド7には、上ノズルやポーラスプラグ
の交換の際に新しいものがセットされる。そして、この
ノズル等を溶湯容器50に装着したり取り外したりする
作業は、後述するように本発明の交換装置によって可能
である。ところが、たとえばポーラスプラグや上ノズル
を溶湯容器50の羽口に挿入する場合には、その周面に
目地材を塗る作業が必要であり、これは専ら人手に頼っ
ている。
【0044】これに対し、目地材をハンドリングしやす
い形状のものとして予め準備しておけば、これをロボッ
トを利用して交換装置にセットしたポーラスプラグやノ
ズルの外周面に被せるような操作が可能である。たとえ
ば、図8に示すように、ロボット20を用意し、ストッ
ク容器21の上に置いた中空円錐台状の目地材22を吸
着できるような傘状の吸着ツール20aをロボット20
のアームに設けるようにする。目地材22はモルタルの
シート材を巻いて製造できるものであり、図9のように
その断面が傘状であるため、上下に順に積み重ねておけ
ばその嵩も小さくなるので、吸着ツール20aを上から
被せるだけで簡単にハンドリングできる。
【0045】このようなロボット20や目地材22を備
えておけば、ロボット20のアームを操作しバキューム
ポンプ20bを作動させて吸着ツール20aで目地材2
2を吸着し、そのまま交換装置の各ヘッドのノズルやポ
ーラスプラグの外周面に嵌めることができる。なお、円
錐台状の目地材22だけでなく、上ノズルのダボ用の目
地材等の形状の異なるものであっても、その形状に応じ
た吸着ツールをロボット20のアームに備えるようにす
れば、同様な作業が可能である。
【0046】そして、ロボット20を溶湯容器50から
離れた作業場に独立して設置すれば、作業場で予め目地
材22をポーラスプラグ等に被せることができる。これ
に代えて、図2に示すようにロボット20を台車2の上
に載せておけば、ストック容器21から目地材22を引
き出してそのままポーラスプラグ装着ヘッド7のポーラ
スプラグに被せることができる。
【0047】このように、目地材をセットするためのロ
ボット20を交換装置1に備えることによって、作業場
でこれらの目地材を溶湯容器50に近寄って人が作業す
ることが一切不要となり、目地材の装着も含めて全て自
動化することができる。
【0048】以上の構成において、交換ヘッド4によっ
て溶湯容器50からスライディングノズル装置51を取
り外す場合の交換装置1の作動は次のとおりである。こ
こでは、まず、図4に示す状態であって旋回台3の軸線
と受けガイド52,53の軸線とが直交し、鉛直面内の
みでのフローティング動作を行う場合について説明す
る。
【0049】作業場から台車2を走行させて溶湯容器5
0の手前で停止させ、図1及び図2に示すように交換ヘ
ッド4がスライディングノズル装置51を向く姿勢とす
る。このとき、台車2と溶湯容器50とは仮位置決めさ
れ、図示の位置から更に台車2を溶湯容器50側に前進
させる。
【0050】台車2の移動によって、交換ヘッド4から
前方に突き出る2本の装着ガイド13,14は、溶湯容
器50の受けガイド52,53へ向けて前進する。そし
て交換ヘッド4の位置が溶湯容器50に対して正しく位
置決めされていなくても、受けガイド52,53のテー
パ部52a,53aが大きく開いているので、装着ガイ
ド13,14の先端はこれらのテーパ部52a,53a
に受け止められる。
【0051】一方、交換ヘッド4の第1フレーム9及び
第2フレーム10はそれぞれを保持するために組み込ん
だ油圧モータや油圧シリンダの作動油の圧力によって動
作する。このとき、初期の作動油圧は交換ヘッド4自身
の重量やこれに搭載するノズル等の重量に見合うものと
することは無論であり、油圧回路中に電磁比例制御弁を
組み込むことによって、もしこの設定された作動油圧に
対応する負荷以上の外力が掛かれば、これを吸収するよ
うに交換ヘッド4の倣いを可能とする。したがって、第
1,第2フレーム9,10は外力負荷時には倣い運動可
能であり第2フレーム10に連接したベース8の2本の
ガイドロッド13,14はほぼ鉛直面内で二次元的に移
動することになる。
【0052】このような装着ガイド13,14の動きに
よって、更に台車2を前進させると、受けガイド52,
53のテーパ部52a,53aに対して装着ガイド1
3,14はフローティング機構によって倣うようにして
入り込む。そして、最終的には、図4に示すように、装
着ガイド13,14がそれぞれ溶湯容器50の受けガイ
ド52,53の保持孔52b,53bに嵌まり込み、こ
れによって溶湯容器50に対する交換ヘッド4の位置決
めが行われる。
【0053】この位置決めでは、2本の装着ガイド1
3,14による2点の拘束と、交換ヘッド4の芯に対し
て点対象の位置にこれらの装着ガイド13,14を配置
したことによって、交換ヘッド4の芯周りの姿勢も溶湯
容器50に対して正しく位置決めすることができる。し
たがって、台車2の位置を溶湯容器50に対して正しく
位置決めできなくても、旋回台3に対する交換ヘッド4
のフローティング機構によって、この交換ヘッド4をス
ライディングノズル装置51に対して正確に位置決めす
ることができる。
【0054】以上の位置決めの後、第1,第2フレーム
9,10の位置を油圧モータ及び油圧シリンダによって
定位置に保持する。この操作によって、第1,第2フレ
ーム9,10は旋回台3に対してロックされ、取り外す
スライディングノズル装置51の重量負荷に対してベー
ス8の変位を防ぐ。そして、クランプシリンダ8dを作
動させてスライディングノズル装置51を保持する。こ
の後、台車2を後退させて作業場まで搬送すれば、スラ
イディングノズル装置51の取り外し作業が完了する。
【0055】ここで、交換装置1をその作業位置に設定
したとき、溶湯容器50の底の姿勢は交換ヘッド4,5
の進出方向と直交せずに捩じれた傾きを持ったり、溶湯
容器50の芯周りに回転した姿勢を持つことが多い。こ
のことを図10によって説明する。
【0056】溶湯容器50は、交換作業の際にはクレー
ン軸等によって支持されたトラニオン軸50aを利用し
てその底面50bが交換装置1側を向く姿勢に回転させ
る。そして、この底面50bに設けたスライディングノ
ズル装置51に対して、交換装置1によって所定の作業
を行う。
【0057】ところが、図10の(a)のように、トラ
ニオン軸50a周りの回転角度が大きかったり小さかっ
たりすると、底面50bは上下方向に傾きを持つことに
なる。また、同図の(b)のように、トラニオン軸50
aの軸線が交換ヘッド4,5の進出方向に対して直交し
ない姿勢であれば、底面50bは交換ヘッド4,5から
見て幅方向に傾いてしまう。
【0058】このように、溶湯容器50の底面50bは
交換ヘッド4,5の進出方向に対し直交するとは限ら
ず、上下及び幅方向に傾むく場合がある。そして、これ
らの方向の傾きが合成されると、交換ヘッド4,5の進
出方向に対して、底面50bは捩じれの姿勢をとること
になる。
【0059】更に、同図の(c)のように、トラニオン
軸50aの軸線が水平でなく右上がり又は左上がりに傾
くことも十分考えられる。
【0060】したがって、交換作業の際、溶湯容器50
の底面50bは交換ヘッド4,5の進出方向に捩じれた
り、芯周りに位置が変わることになり、受けガイド5
2,53も同様にその軸線の向きが様々に変わってしま
う。
【0061】このような溶湯容器50の姿勢に対し、ベ
ース8はその球面継手8cによって第2フレーム10に
連接されているので、三次元的に姿勢を変えることがで
きる。すなわち、ベース8は図5に示すように、球面継
手8cを回動中心として旋回でき、2本の油圧シリンダ
11,12のロッド11a,11bの伸縮量に応じて、
図6に示すようにベース8の向きも変わる。このベース
8の向きの変更は、油圧シリンダ11,12がそれぞれ
第2フレーム10及びベース8に対して連結支点に自由
度を持たせていること、及び両油圧シリンダ11,12
の互いの姿勢によって可能となったものである。
【0062】図3では、溶湯容器50の底面50bが旋
回台3の回転軸線に対して傾いた状態であり、交換ヘッ
ド4を進出させていくときには、先に述べた第1,第2
フレーム9,10による鉛直面内でのフローティング
と、ベース8自身の姿勢変更の動きが実行される。この
場合、油圧シリンダ11,12の作動油の油圧を外力の
負荷に応じて制御し、装着ガイド13,14が受けガイ
ド52,53に入り込むときの倣いによって、ベース8
をフローティング動作させる。これにより、ベース8は
溶湯容器50の底面50bに正しい姿勢でセットされ、
スライディングノズル51を保持することが可能とな
る。
【0063】また、図5に示すように、ベース8は球面
継手8c周りに回動可能なので、図中の実線で示す時計
方向への最大回動角度まで破線の姿勢から回転すること
ができる。この場合でも、2本の油圧シリンダ11,1
2の作動油圧を外力に応じて制御することにより、ベー
ス8の動きに干渉させないようにする。したがって、溶
湯容器50のトラニオン軸50aの軸線が水平でなく受
けガイド52,53の位置が上下にずれていても、装着
ガイド13,14がこれらの受けガイド52,53に入
り込んでいくときに二次元的なフローティング動作とベ
ース8自身の姿勢変更の動きによって、最終的にベース
8の姿勢を底面50bに合わせることができる。
【0064】このように、ベース8は溶湯容器50の底
面50bの姿勢が様々に変わっても、第1,第2フレー
ム9,10による二次元的なフローティングだけでな
く、底面50bの捩じれや回動に対するベース8の姿勢
変更の動作が可能である。したがって、交換装置1と溶
湯容器50の底面50bとの間の互いの位置や姿勢がマ
ッチしない条件であっても、正しくベース8を溶湯容器
50側にセットすることができる。
【0065】以上のフローティング動作によってベース
8を溶湯容器50に対して位置決めした後は、クランプ
シリンダ8dによってスライディングノズル装置51を
保持し、これと同時に油圧シリンダ11,12に作動油
圧を負荷して保持重量を受けるようにする。そして、ス
ライディングノズル装置51の保持の後は、台車2を溶
湯容器50から後退させ、作業場へと搬送する。
【0066】また、他方の交換ヘッド5に新しいスライ
ディングノズル装置をセットしておけば、旋回台3を1
80度旋回させることによって、この交換ヘッド5によ
って溶湯容器50に新しいスライディングノズル装置を
装着することができる。この場合でも、交換ヘッド4の
場合と同様に、受けガイド52,53に対するフローテ
ィング機構によって、作業者の目視によることなく簡単
に作業できる。
【0067】更に、上ノズル装着ヘッド6ポーラスプラ
グ装着ヘッド7にそれぞれ予め上ノズル及びポーラスプ
ラグをセットしておけば、交換ヘッド4によるスライデ
ィングノズル装置51の取り外しから他方の交換ヘッド
6による新しいスライディングノズル装置の装着の間
に、旋回台3を順次回転させながら必要とする作業を行
うことができる。
【0068】なお、実施例では、交換装置側にロッド状
の装着ガイド13,14,17a,17bを設け、溶湯
容器50側にこれが嵌まり込む受けガイド52,53を
設けているが、逆に溶湯容器50にロッド状に突き出る
部材を設けて交換装置側にはこれが入り込むスリーブ状
の受けガイドを備えるようにしてもよい。また、台車2
の代わりに固定式の架台を用いる場合では、この架台に
移動式のベースを設けてその上に各ヘッドを装備すれば
よい。
【0069】
【発明の効果】本発明では、スライディングノズル装置
の交換用のヘッドや耐火材の着脱用のヘッドを作業位置
にセットするとき、ヘッド自身の旋回や揺動及び台車と
の間のフローティング動作を利用できる。このため、台
車を溶湯容器に正確に合わせる位置決めが不要となり、
作業者の技量に左右されることなく短時間で交換や着脱
作業が行える。また、旋回や揺動及びフローティングに
よって各ヘッドの移動が或る程度自由なので、スライデ
ィングノズル装置や耐火材の着脱時にヘッドの構成部材
に大きな負荷が加わることもなく、部材の損傷も防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換装置の取鍋又はタンディッシュ等
の溶湯容器に対する作業時の配置を示す概略立面図であ
る。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】交換ヘッドの要部を示す側面図である。
【図4】旋回台の回転軸線とガイドスリーブの軸線とが
直交しているときのベースのセット状況を示す概略平面
図である。
【図5】ベースを定常位置から最大角度まで時計方向に
回転させた姿勢を示す正面図である。
【図6】ベースの姿勢の変更が可能であることを示す要
部の概略平面図である。
【図7】ポーラスプラグ装着ヘッドの側面図である。
【図8】円錐台状の目地材をロボットによってハンドリ
ングする一例を示す概略図である。
【図9】積み重ねた目地材及び吸着ツールを示す概略図
である。
【図10】交換装置に対する溶湯容器の姿勢の変化を示
す図であって、同図の(a)は底面が上下方向の向きに
傾斜する例、同図の(b)は底面が幅方向の向きに傾斜
する例、及び同図の(c)は底面が回動する例をそれぞ
れ示す概略図である。
【符号の説明】
1 交換装置 2 台車 3 旋回台 4 交換ヘッド 5 交換ヘッド 6 上ノズル装着ヘッド 7 ポーラスプラグ装着ヘッド 8 ベース 9 第1フレーム 10 第2フレーム 11,12 油圧シリンダ 13,14 装着ガイド 15 第1フレーム 16 第2フレーム 17 ホルダ 17a,17b 装着ガイド 18 油圧シリンダ 19 装着装置 50 溶湯容器 51 スライディングノズル装置 52,53 受けガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−280959(JP,A) 特開 平4−66268(JP,A) 特開 平6−23520(JP,A) 特開 平4−94852(JP,A) 特開 平6−7920(JP,A) 特開 昭50−148235(JP,A) 実開 昭63−196354(JP,U) 実開 昭63−56958(JP,U) 実開 昭62−15857(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/34 520 B22D 11/10 340

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯容器に備えるスライディングノズル
    装置及び/又は該スライディングノズル装置と関連する
    耐火物を着脱する交換装置であって、架台又は台車の上
    に、前記スライディングノズル装置の交換用ヘッド及び
    前記耐火物の着脱用ヘッドを備え、これらのヘッドと前
    記台車との間をユニバーサル式の一点支持機構によって
    連接し、前記ヘッドのそれぞれに、前記溶湯容器側に位
    置決め用として設けた受けガイドに結合・離脱可能な装
    着ガイドを設け、更に前記ヘッドの姿勢を拘束保持する
    拘束機構を各ヘッドと前記架台又は台車との間に配置し
    たことを特徴とする溶湯容器用スライディングノズル装
    置及びその耐火物の交換装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドの一点支持機構と前記架台又
    は台車との間に、ほぼ鉛直面内での二次元のフローティ
    ング機構を介装したことを特徴とする請求項1記載の溶
    湯容器用スライディングノズル装置及びその耐火物の交
    換装置耐火物の交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281259A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Jfe Steel Kk スライディングノズル交換装置

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