JP3111851U - 腰ねじり回し用健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】座面が自動的に円形回転し、また体重の移動により座面が適切な角度に傾けられる腰ねじり回し用健康器具を提供する。
【解決手段】台脚の支柱の上部にモータ20が設置され、モータの出力側に、シャフトロッド12のベベルギヤーと噛み合うウォーム歯車が設けられ、シャフトロッドが連動し、シャフトロッド上部に適切な長さの横フレーム14が垂直に固定されており、横フレームの縦側に案内溝141が開けられ、その中間部に位置決め用のスクリュー15が設けられ、また案内溝にバー30が設置され、このバーにスクリューねじ込み用スクリューホールが開けられ、バーを調整して溝内で水平に動作させる。また、バーの上部にボール支部40が設けられ、座面の底部にある半円形はめ込み部51にはめ合わされ、またボール支部40底部と座面底部が少なくとも2本以上の弾性エレメント60で繋げられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、座面が自動的に回転し、また自在に回すことが可能であり、腰を運動させて健康的な効果が得られる健康器具に関する。
台湾特許第229389号「腰を運動させるオフィスチェア構造」(特許文献1)は、本考案に関連する構造を開示している。この構造は、主に台脚と座面を連結する構造の設計であって、座面が台脚を軸心として回転する機能のほか、座面そのものも回転し、2種の回転を組み合わせることにより揺れの動きが生まれ、腰部を運動させるものである。座面と台脚を連結している支柱に上端より突き出した水平方向の案内台が設けられ、案内台の中間部に案内溝が開けられ、さらに案内溝に調整スクリューが差し込まれ、溝から出ているスクリューの端部につまみが繋げられ、対称となる側がねじ込みキャップのラッチ鎖錠により案内台と接続された状態となり、調整スクリューを空転させるようになっている。またスクリューの上にシャフトロッドが設けられ、スクリューの回転によりシャフトロッドを水平に移動させ、上端が軸受けで座面受けと繋げられることにより座面と連結するようになっている。一方、支柱が台脚の中管に装着され、さらに中管の側面に位置決め装置が設置されていることを特徴としている。これが全体の組み立てとなり、オフィスチェアが台脚を軸心として回転し、また座面そのものが回転するの2種の運動形態により、腰部を運動させる機能を有している。このほか、台脚側面にある位置決め装置により、単純な回転式オフィスチェアとして利用することが可能となる。
上記座面と接続されているシャフトロッドは支柱と偏心的な状態になって、座面が支柱を廻って回転させられることにより、座る人が自身の力で腰部を狭い範囲で回転させ、腰部を運動する目的を達成することができる。
しかしながら、足を地面に置き、臀部を座面に付けて円形回転するのために力を入れることは、短時間で足がだるくなり、痛みを感じることがあり、座面が円形回転をする時に水平面の運動しかできないので、臀部関節が円形回転による摩擦をおこし、運動による傷害をひき起こしやすい。
台湾特許第229389号
本考案は、座面が自動的に円形回転し、また体重の移動により座面を適切な角度に傾けられる腰ねじり回し用健康器具を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案者は、座面そのものが自動的に円形回転をするだけでなく、体の重心位置の変化により適切の角度に傾けられて回転する構造について鋭意研究を重ねた結果、本考案を完成した。
すなわち本考案の腰ねじり回し用健康器具は、上記の課題を解決するため、支柱の底部に台脚が設置され、上部にモータが設けられることを特徴とし、モータが支柱の上端面から突き出しているシャフトロッドを回転させるものである。また、回転シャフトロッドの上端に横フレームが固定され、横フレームには縦側にある案内溝に位置決め用の回転スクリューが取り付けられ、また位置を調節するバーが設置され、バーにスクリューねじ込み用スクリューホールが開けられている。その上部にボール支部が設けられ、座面の底面にある半円形はめ込み部とはめ合わせられ、さらにボール支部底部と座面底部の間は二つ以上の弾性エレメントで繋げられている。これにより、座面がシャフトロッドを支点として自動的に円形回転をし、同時に体重の移動により適切な角度に傾けられて回転する機能を提供可能な腰ねじり回りし用健康器具を提供する。
以下、図面を参照して本考案を実施するための一例を詳しく説明する。
図1、図2に示す通り、本考案の腰ねじり回し用健康器具は、支柱10の底部に台脚11が設置され、上端部に軸方向に突き出しているシャフトロッド12が設けられ、シャフトロッド12にベベルギア13が固定されている。
モータ20が支柱10の上部に設置され、モータ20の出力側にウォーム歯車21が設けられ、シャフトロッド12のベベルギア13と噛み合わされている。
上記シャフトロッド12の上部に垂直に適切な長さの横フレーム14が設けられ、横フレーム14に縦側に案内溝141が開けられ、案内溝141の中間部に位置決め用の回転スクリュー15が設けられ、スクリュー15の端部にホイール151が設置され、スクリュー15を簡単に調節できるように、ホイール151の外側にノブ152がピン接続されている。また、スクリュー15の端面に減速モータ153が装置されることにより、スクリュー15の回転を自動的にコントロールする機能を設定することができる(図3)。
バー30は案内溝141に設置され、その上側及び下側の両方につば部31が設けられ、それが案内溝141の上側及び下側に接触することにより、水平方向の走行が保持できる。バー30の底部にねじ込みキャップ32がねじ込まれ、ねじ込みキャップ32でバー30を固定状態または走行状態に調整することができる(図4)。また、このバー30の上部に自在に回転するボール支部40が設けられている。
座面50は、ボール支部のボール41とはめ合わせるように底面に半円形はめ込み部51が設けられている。
複数の弾性ユニット60が、ボール支部40の底部と座面50の底部を繋げて腰ねじり回し用健康器具を構成する。
モータ20を始動させると、出力側にあるウォーム歯車21がシャフトロッド12にあるベベルギア13を回転させることによって、シャフトロッド12の上部にある横フレーム14が同時に作動する。これによって、横フレーム14にある案内溝141のバー30が円形回転をして、座面50に座る人が力を入れなくても腰のねじり回しができ、血行促進の効果が得られる。
さらに、この座面50は、臀部関節の不適合な摩擦による傷害を低減させるために、座る人の重心位置の変化によって適当な傾斜をつけて対応できるようになっている。
前記ボール支部40の底部と座面50の底部を繋げる弾性ユニット60は伸縮スプリングでもよく、またはそれに相当する弾性紐でもよく、少なくとも2本以上必要となる。
このほか、バー30の上部に装置されたボール支部40が座面50の底部にある半円形はめ込み部51とはめ合わされる構造は、座面50の傾斜を自在に提供するための最良の実施形態の一例である。
なお、図1に示すとおり、シャフトロッド12底部が調整棒70の軸方向に差し込まれて接続され、また調整棒70の下部が支柱10に軸方向に差し込まれる。調整棒70に適切な間隔をおいて止め穴71が設けられ、支柱10の側面にもピン穴101が開けられ、これによって、ピン80がピン穴101と一の止め穴71に差し込まれることにより、二つの部材を確実に固定でき、座面51の高さも調節できるようになる。
本考案は、座面が自動的に円形回転し、また体重の移動により座面が適切な角度に傾けられることにより、腰の運動をして健康的な効果が得られる。
本考案の腰ねじり回し用健康器具の正面図である。 本考案の腰ねじり回し用健康器具のモータ部分を示す図である。 本考案の腰ねじり回し用健康器具に減速モータが取り付けられた、一実施形態を示す図である。 本考案の腰ねじり回し用健康器具の調整された状態を示す正面図である。
符号の説明
10 支柱
101 ピン穴
11 台脚
12 シャフトロッド
13 ベベルギア
14 横フレーム
141 案内溝
15 スクリュー
151 ホイール
152 ノブ
153 減速モータ
20 モータ
21 ウォーム歯車
30 バー
31 つば部
32 ねじ込みキャップ
40 ボール支部
41 ボール
50 座面
51 半円形はめ込み部
60 弾性ユニット
70 調整棒
71 止め穴
80 ピン

Claims (4)

  1. 支柱の底部に足部が設置され、該支柱の上端に軸方向に突き出したシャフトロッドが設置され、該シャフトロッドの上端に横フレームが設置され、該横フレームの案内溝に位置決め用のスクリューが設置され、スクリューねじ込み用のスクリューホールが開けられたバーが該案内溝に差し込まれ、該バーの上端に座面が取り付けられている、腰ねじり回し用健康器具であって、
    該支柱の上端にモータが設置され、該モータの出力側にウォーム歯車が設置され、該ウォーム歯車が該シャフトロッドに取り付けられているベベルギアと噛み合わせられ、座面が自動的に円形回転できることを特徴とする、腰ねじり回し用健康器具。
  2. 案内溝に設置されている位置決め用のスクリューの端部に減速モータが装置される、請求項1に記載の腰ねじり回し用健康器具。
  3. 前記シャフトロッド底部が調整棒に軸方向に差し込まれて接続され、該調整棒下端が支柱に軸方向に差し込まれ、該調整棒に適切な間隔をおいて止め穴が設けられ、支柱の側面にもピン穴が開けられ、ピンをピン穴と止め穴に差し込むことにより座面の高さが調節可能な請求項1又は2に記載の腰ねじり回し用健康器具。
  4. 支柱の底部に台脚が設置され、該支柱の上部に軸方向に突き出したシャフトロッドが設置され、該シャフトロッドの上端に横フレームが設置され、該横フレームの案内溝に位置決め用のスクリューが設置され、スクリューねじ込み用のスクリューホールが開けられたバーが該案内溝に差し込まれ、該バーの上端に座面が取り付けられている、腰ねじり回し用健康器具であって、
    該バーの上端にボール支部が接続され、座面の底部に設けられている半円形はめ込み部とはめ合わされ、該ボール支部の底部と座面の底部が少なくとも二つ又は二つ以上の弾性エレメントで接続され、座面を適切な角度に傾けることが可能であることを特徴とする、腰ねじり回し用健康器具。
JP2005002174U 2004-12-02 2005-04-11 腰ねじり回し用健康器具 Expired - Fee Related JP3111851U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109107092A (zh) * 2018-10-08 2019-01-01 乐歌人体工学科技股份有限公司 一种折叠健身车

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