JP3111630U - 剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】省資源化、コストダウンを目的とする剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋を提供する。
【解決手段】2枚の透明プラスチックフィルムを重合して3辺周縁若しくは上下2辺を熱溶着4し、一方若しくは左右端を開放端5とした袋状の伝票類カバーであって、下面シート3の背面に平行する帯状の粘着剤層7を形成すると共に、上面シート2の表面に剥離処理の施された剥離コート層6を形成して伝票類カバー用粘着袋1とした。
また、使用に便利なように、1枚地の伝票類カバー用粘着袋1に切離できる分離線8を、熱溶着された連設部9に形成した。
【選択図】図1
【解決手段】2枚の透明プラスチックフィルムを重合して3辺周縁若しくは上下2辺を熱溶着4し、一方若しくは左右端を開放端5とした袋状の伝票類カバーであって、下面シート3の背面に平行する帯状の粘着剤層7を形成すると共に、上面シート2の表面に剥離処理の施された剥離コート層6を形成して伝票類カバー用粘着袋1とした。
また、使用に便利なように、1枚地の伝票類カバー用粘着袋1に切離できる分離線8を、熱溶着された連設部9に形成した。
【選択図】図1
Description
この考案は、2枚の透明プラスチックフィルムの3辺を熱溶着して袋状に形成し、背面に粘着剤を塗布した伝票類を介在させて封入する伝票類カバーであって、剥離紙を必要としない省資源化を目的とする伝票類カバー用粘着袋である。
一般に、配送業者が依頼主より荷物を受取り、荷受先に配送するに送り状、納品書などの伝票類が荷物に貼り付けられる。この伝票類の脱落を防ぎ保護する為に、透明なプラスチックフィルムの袋状カバーに封入され、このカバーを背面に塗布した粘着剤にて荷物に貼り付けている。
例えば、一般に伝票類を封入しやすくするために図7に示すような3辺を熱溶着した袋状の伝票類カバーがよく使用されている。この場合、被着体に取り付けるため、袋状カバーの背面側の全域か、或いは4辺の周縁部に粘着剤が塗布され、剥離紙により担持されている。
また、封入した伝票類の搬送中の脱落を防ぐために、実用新案登録第3105591号公報のような提案も見られる。この場合は、重ね合わせたシート状の4辺又は3辺が熱溶着された袋状のカバーの片側に、平行する2本のミシン目を形成して封入した伝票類を取り出し易くしているが、被着体にカバーを接着する粘着剤が背面に塗布され、この粘着剤層を担持する為、離型処理の施された剥離紙が使用されている。
しかし、上記で紹介した先行例の場合、伝票類カバーを被着体に貼り付けるために粘着剤を背面に塗布し、この粘着剤を担持するために剥離紙を重合しており、材料コストが嵩む欠点を有する。即ち、剥離紙は伝票類カバーを剥がした後はゴミとして処理されるにすぎない。近年、省資源化、コストダウンが課題となり、ゴミの出ない資材が求められている。
本考案は、流通コストの低減が可能で、省資源化を達成できる伝票類カバーを得ることを目的とし、且つ、搬送途中で封入した伝票類が脱落しない確実な保持を達成する剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋を提供するものである。
その為、請求項1に係る本考案は、2枚の透明プラスチックフィルムを重合して3辺を熱溶着した上で一方を開放端とした伝票類カバーであって、該伝票類カバーの背面に平行する複数列の帯状の粘着剤層を形成すると共に、上面シートの表面に剥離処理の施された剥離コート層を形成した、剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋としたものである。
また、請求項2に係る本考案は、2枚のプラスチックフィルムを重合し、上下の2辺を熱溶着し、左右の2辺を開放端とした伝票類カバーであって、該伝票類カバーの下面シートの背面に複数列の帯状の粘着剤層を形成すると共に、上面シートの表面に剥離コート層を形成した、剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋としたものである。
また、請求項3に係る本考案は、巾方向に連続する伝票類カバー用粘着袋の熱溶着された連設部に、切離用の分離線を形成したものである。
本考案では、2枚の透明プラスチックフィルムで3辺を熱溶着し、一方を開放端として伝票類を封入できる伝票類カバー用粘着袋とし、上面シートとなる透明プラスチックフィルムの表面に剥離コート層を形成することで、ロール状に巻き取った場合にも背面の粘着剤が接着せず、剥離紙を必要としないので、省資源化、コストダウンが図れる。
尚、粘着剤層は下面シートの両側及び中間領域に帯状に塗布しているので、高価な粘着剤の無駄がない。
図1は本考案の伝票類カバー用粘着袋1の背面図、図2は断面図を示すもので、透明プラスチックフィルムからなる方形の上面シート2と下面シート3を重合し、3辺を熱溶着4し、1辺を開放端5とし伝票類の封入口としている。また、図3の実施例のように、上面シート2と下面シート3を重合し、上下の2辺を熱溶着4し、左右の2辺を開放端5,5としてもよい。
また、上面シート2の表面にはシリコンコート等公知の材料による剥離コート層6が形成されている。また、下面シート3の背面には左右の側方向と中間領域にそって互いに平行する複数列の帯状の粘着剤層7が塗布されて、伝票類カバー用粘着袋として構成している。
尚、前記帯状の粘着剤層7は、被着体への接着が目的であるから、接着力に影響のない程度に帯状の巾は極力狭めることで粘着剤の無駄を低減させることができる。
この伝票類カバー用粘着袋1は、図4に示すように巾方向に連続して形成したものを各1枚毎に切離するミシン目などの分離線8が熱溶着された連設部9に形成されてロール状に巻き取られて提供される。又、ミシン目などの分離線8を形成しない連続地のものは、ラベラー等によって1枚毎に切断して使用される。
以上のように構成したことで、使用に際しては1枚毎の伝票類カバー用粘着袋1に切離し、荷物である被着体Aに、背面の帯状の粘着剤層7の粘着力にて強固に貼り付けられる。伝票類Bは、伝票類カバー用粘着袋1の一方の開放端5より封入する。
本考案は、荷物の集配用に好適で、省資源化が図れ、コストダウンを可能とする伝票類カバー用粘着袋として流通コストの低減に寄与するものである。
1 伝票類カバー用粘着袋
2 上面シート
3 下面シート
4 熱溶着
5 開放端
6 剥離コート層
7 粘着剤層
8 分離線
9 連設部
2 上面シート
3 下面シート
4 熱溶着
5 開放端
6 剥離コート層
7 粘着剤層
8 分離線
9 連設部
Claims (3)
- 2枚のプラスチックフィルムを重合し、3辺周縁を熱溶着し、一方を開放端とした袋状の伝票類カバーであって、該伝票類カバーの下面シートの背面に複数列の帯状の粘着剤層を形成すると共に、上面シートの表面に剥離コート層を形成した剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋。
- 2枚のプラスチックフィルムを重合し、上下の2辺を熱溶着し、左右の2辺を開放端とした袋状の伝票類カバーであって、該伝票類カバーの下面シートの背面に複数列の帯状の粘着剤層を形成すると共に、上面シートの表面に剥離コート層を形成した剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋。
- 巾方向に連続する伝票類カバーの熱溶着された連設部に、切離用の分離線を形成した請求項1または2記載の剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002203U JP3111630U (ja) | 2005-04-12 | 2005-04-12 | 剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005002203U JP3111630U (ja) | 2005-04-12 | 2005-04-12 | 剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3111630U true JP3111630U (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=43274100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005002203U Expired - Fee Related JP3111630U (ja) | 2005-04-12 | 2005-04-12 | 剥離紙のない伝票類カバー用粘着袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111630U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018084632A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 有限会社ハヤシ商店 | カード差し |
-
2005
- 2005-04-12 JP JP2005002203U patent/JP3111630U/ja not_active Expired - Fee Related
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