JP3111129U - 製本体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 綴じ部材3の下方の紙片2に広い表示部5を確保でき、かつ、吊り下げ部4と干渉することなく紙片2を背面側7へ捲ることのできる製本体1の提供を得ること。
【解決手段】 製本体は、重ね合わせた複数の紙片2,2,2,・・・と、前記複数の紙片2,2,2,・・・の上辺を綴じる綴じ部材3と、前記綴じ部材3から上方に突出して設けられた吊り下げ部4とを備えてなり、前記複数の紙片2,2,2,・・・の綴じ部材下方領域に表示部5が設けられており、前面側6に現れている紙片が綴じ部材を中心として背面側7へ捲られるようになっている。そして、前記紙片2,2,2,・・・が背面側7へ捲られる際に前記吊り下げ部4と干渉する前記紙片2,2,2,・・・の干渉部分8を、前記吊り下げ部4を通過可能とするように前記干渉部分8以外の残り部分9から分離する分離手段を具備してなることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、カレンダー等の製本体に関するものである。
この種の製本体を代表するカレンダーは図7に示すように、複数の紙片2,2,2,2,・・・・を重ね合わせ、重ね合わせた紙片2,2,2,・・・の上辺をコイル状の綴じ部材3で綴じ、壁などに吊るされる棒状の吊り下げ部4を綴じ部材3に挿通支持させたものが知られている。吊り下げ部4は安定な吊り下げのため、吊り下げ部3から上方に突出するよう湾曲形成されている。吊り下げ部4下方の紙片2の上辺には、紙片2を背面側に捲る際に吊り下げ部4と干渉させないための円弧状の切欠き部12が形成されている。紙片2の下部には暦が表され、暦部分と綴じ部材3までの間には、絵や写真などを印刷した表示部5Aが設けられている。
特開平7−96688号公報(図1参照)
上記従来のカレンダーでは、紙片2上で表示部5Aを大きくとった場合に、切欠き部12の存在によりその一部が欠けて美観を損なうといった問題がある。あるいは、表示部5Aが欠けないよう、紙片2の綴じ部材3下方領域に不自然に広い余白15を設けることがあるが、その場合は、表示部5Aが狭くなってせっかくの写真などがみすぼらしくなるという問題があった。
本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、綴じ部材の下方の紙片に広い表示部を確保でき、かつ、吊り下げ部と干渉することなく紙片を背面側へ捲ることのできる製本体の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る製本体は、重ね合わされた複数の紙片と、前記複数の紙片の上辺を綴じる綴じ部材と、綴じ部材から上方に突出して設けられた吊り下げ部とを備えてなり、前記複数の紙片の綴じ部材下方領域に表示部が設けられており、前面側に現れている紙片が綴じ部材を中心として背面側へ捲られるようになっている製本体において、前記紙片が背面側へ捲られる際に前記吊り下げ部と干渉する紙片の干渉部分を、前記吊り下げ部を通過可能とするように、前記干渉部分以外の残り部分から分離する分離手段を具備してなる構成にしてある。
また、前記構成において、分離手段が、紙片の干渉部分の周囲に、一部連結部分を残して形成された切れ目であるものである。
そして、前記した各構成において、分離手段が、紙片の干渉部分の周囲に、形成されたミシン目であるものである。
更に、前記した各構成において、紙片の連結部分に、該連結部分を切断可能なミシン目を形成したものである。
本考案にかかる製本体によれば、前面側の紙片を背面側に捲る際に紙片の吊り下げ部と干渉する部分が、従来技術のような紙片を切欠いたものではないため、当該干渉部分を含む広い領域に絵や写真の印刷等の表示部を設けることができ、紙片全体としてもシンプルで見た目が良くなる。そして、前面側の紙片を背面側に捲る際は、切れ目やミシン目等の分離手段により、残り部分から紙片の干渉部分を分離させ、分離した干渉部分を吊り下げ部の前方に残し、紙片の残り部分については、綴じ部材を中心に背面側へ捲ることができる。すなわち、従来技術のように吊り下げ部に干渉させないため紙片に切欠き部を形成する必要がない。よって、切欠き部で表示部が欠けて美観を損なうといったことがなく、表示部が欠けないよう綴じ部材下方領域に不自然に広い余白を取る必要もなくなる。
尚、分離手段がミシン目である場合、ミシン目は目立たないので、分離手段があるために表示部が不自然に見えるといったことがない。また、紙片を捲る際も紙片の干渉部分を残り部分から容易に分離できる。
一方で上記した切れ目またはミシン目を設けた構成で干渉部分と残り部分とをつなぐ連結部分を有していると、紙片を捲った後に、干渉部分が吊り下げ部の前方に残って捲れ上がったり、次に現れた紙片の表示部の上に被さったりして見た目が悪くなることが考えられる。かかる問題を解決するためには、紙片の連結部分に、この連結部分をこの切断可能なミシン目を形成しておくとよい。このように構成したことにより、紙片を捲った後は連結部分を容易に破断して干渉部分を残り部分から切り取って廃棄することができ、吊り下げ部の前方や次に現れた紙片の美観を向上させることができる。
本考案の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本考案を具体化した一例に過ぎず、本考案の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本考案の一実施形態に係る製本体の斜視図、図2は前記製本体の分離手段を示す拡大図である。但し、図7に示した従来の製本体と同一の構成要素には、同一の符号を付して用いる。
図1において、この実施形態に係る製本体1はカレンダーであり、重ね合わされた複数の紙片2,2,2,・・・の上辺全体が板状の金属を湾曲させた綴じ部材3により綴じられている。綴じ部材3の長手方向中央部には綴じ部材3本体から上方に突出した吊り下げ部4が設けられている。また、すべての紙片2,2,2,・・・には、それぞれの下部に暦が印刷され、綴じ部材3の直下位置から暦上方位置までの領域に写真の印刷等に代表される表示部5が設けられている。
また、吊り下げ部4の下方で紙片2における綴じ部材3の直下領域には正面視凹字型の切れ目10が形成されている。
一般のカレンダーは、前月分の紙片2が破り捨てられて、新しい月の紙片2が現れるようにしたものがあるが、暦の部分に書き込んだ前月分のメモ等を残しておくためには、この製本体1のように、紙片2を捲って保存するものが使用される。そこで、この製本体では、図3に示すように、前面側6に現れていた紙片2が綴じ部材3を中心として背面側7へ捲られる際に吊り下げ部4と干渉する紙片2aの干渉部分8が、残り部分9から大きく離れる。このように離れることで綴じ部材3下方の紙片2aの一部に開口ができ、この開口を通過した吊り下げ部4が紙片2aの上方に出現し、再び吊り下げられることとなる。
すなわち、製本体1では、従来技術のような切欠き部12(図7参照)でなく干渉部分8として紙片2の綴じ部材3下方領域が存在しているので、その干渉部分8を含む広い領域に絵や写真などを印刷した表示部5を確保することができる。従って、紙片2全体としてもシンプルで見た目がよく、紙片2の綴じ部材3下端近くまで広範囲にわたって表示部5を設けた製本体1を提供することができる。そして、前面側6の紙片2aを背面側7に捲る際は、切れ目10の存在により、紙片2の干渉部分8を残り部分9から分離させて、干渉部分8を吊り下げ部4の前方に残し、残り部分9については吊り下げ部4と干渉することなく綴じ部材3を中心に背面側7へ捲ることができる。すなわち、従来技術のように吊り下げ部4と干渉させないための切欠き部12を紙片2aに形成する必要がなく、切欠き部12があるために絵や写真などを印刷した表示部5が欠けて美観を損なうといったことがなく、表示部5が欠けないよう紙片2における綴じ部材3の直下領域に不自然に広い余白を取る必要もなくなる。
尚、上記の実施形態では、分離手段として切れ目10を例示したが、本考案の分離手段はそれに限定されるものでなく、図4に示すように、紙片2の干渉部分8の周囲に、切れ目10と同様の配置で形成されたミシン目11であってもよい。更に、図5に示すように、切れ目10及びミシン目11の双方を分離手段として用いることも可能である。このようにミシン目11を採用した場合ミシン目は目立たないので、絵や写真などを印刷してなる表示部5が不自然に見えるといったことがない。また、紙片2を捲る際もミシン目11を破断するだけで紙片2の干渉部分8を残り部分9から容易に分離できる。
一方で上記した切れ目10またはミシン目11を設けた構成で干渉部分8と残り部分9とをつなぐ連結部分13を有していると、紙片2を捲った後に、干渉部分8が吊り下げ部4の前方に残って捲れ上がったり、次に現れた紙片2の表示部5の上に被さったりして見た目が悪くなることが考えられる。かかる問題を解決するためには、図6に示すように、紙片2の連結部分13に、この連結部分13を切断可能なミシン目14を形成しておくとよい。このように構成したことにより、紙片2を捲った後は連結部分13をミシン目14の位置で容易に破断して干渉部分8を残り部分9から切り取って廃棄することができ、吊り下げ部4の前方や次に現れた紙片の美観を向上させることができる。
また、上記構成では正面視凹字状に配置された切れ目10またはミシン目11を例示したが、本考案はそれに限らず、正面視円弧状や三角形状の切れ目やミシン目であってもよい。
また、綴じ部材の材料としては上記した金属に限られず、合成樹脂、木、紙等であってもよく、形状としては板状の他、図7のようにコイル状のものなどであってもよい。また、本考案の表示部としては、上記した写真印刷に限られず、絵の印刷、手書き、色彩を施したもの等でもよく特に限定されない。
また、本考案の製本体はカレンダーのみならず、大判のメモ帳や伝票、台帳 なども含むものとする。
本考案の一実施形態に係る製本体の斜視図である。 前記製本体の分離手段を示す拡大図である。 前記製本体の使用態様図である。 本考案の別の実施形態に係る分離手段を示す拡大図である。 本考案の更に別の実施形態に係る分離手段を示す拡大図である。 本考案の他の実施形態に係る分離手段を示す拡大図である。 従来の製本体の斜視図である。
符号の説明
1 製本体
2,2a,2b 紙片
3 綴じ部材
4 吊り下げ部
5 表示部
6 前面側
7 背面側
8 干渉部分
9 残り部分
10 切れ目
11 ミシン目
13 連結部分
14 ミシン目

Claims (4)

  1. 重ね合わせた複数の紙片と、前記複数の紙片の上辺を綴じる綴じ部材と、前記綴じ部材から上方に突出して設けられた吊り下げ部とを備えてなり、前記複数の紙片の綴じ部材下方領域に表示部が設けられており、前面側に現れている紙片が綴じ部材を中心として背面側へ捲られるようになっている製本体において、前記紙片が背面側へ捲られる際に前記吊り下げ部と干渉する前記紙片の干渉部分を、前記吊り下げ部を通過可能とするように前記干渉部分以外の残り部分から分離する分離手段を具備してなることを特徴とする製本体。
  2. 分離手段が、紙片の干渉部分の周囲に、一部連結部分を残して形成された切れ目である請求項1に記載の製本体。
  3. 分離手段が、紙片の干渉部分の周囲に、形成されたミシン目である請求項1または2に記載の製本体。
  4. 紙片の連結部分に、該連結部分を切断可能なミシン目を形成した請求項2に記載の製本体。
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