JP3110768B2 - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP3110768B2
JP3110768B2 JP02407003A JP40700390A JP3110768B2 JP 3110768 B2 JP3110768 B2 JP 3110768B2 JP 02407003 A JP02407003 A JP 02407003A JP 40700390 A JP40700390 A JP 40700390A JP 3110768 B2 JP3110768 B2 JP 3110768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムに使用
される光モジュールに関する。近年、光モジュールはそ
の品質と信頼性とについて各種環境テストを受けなけれ
ばならず、光軸ずれのない高信頼度のものが望まれてい
る。そのため、製造段階においても工程を複雑にせずに
高信頼度のものを製造する必要がある。
【0002】
【従来の技術】光モジュールは、発光素子からの光ビー
ムを光学レンズを介して光ファイバに収束させ、平行ビ
ームとして取出すものである。従って、該光ファイバの
端面に光ビームを収束させて入射させるためには、レン
ズの位置を精密に調整しなければならない。
【0003】従来、光モジュールは、レンズを支持する
レンズホルダの位置調整を行い、基板にはんだ等で固定
したが、温度サイクル等の環境テストによるはんだのク
リープによってレンズホルダの位置ずれを生じることか
ら、ホルダガイドを基板にレーザ溶接し、該ホルダガイ
ドにレンズホルダをレーザ溶接することが考えられてい
る。
【0004】図3(A),(B)に、従来の光モジュー
ルの構成図を示す。図3(A),(B)の光モジュール
1において、2は基板であり、3は基板2上に載置され
た発光素子,4はレンズ,5はレンズ4を保持するレン
ズホルダ,6は基板2上にレンズホルダ5を固定するス
テンレススチール製のガイドである。また、7は光ファ
イバであり、8はレンズホルダ5を保持する治具であ
る。
【0005】このような光モジュール1は、まず基板2
上に発光素子3を載置すると共に、ホルダガイド6をレ
ーザ溶接する。ホルダガイド6は、断面U字状の板材で
形成されており、X及びY方向の位置決めを行った後
に、その底部6a の両端で2点A1 〜A4 (A4 は図示
せず)ずつレーザ溶接により基板2に固着される。一
方、レンズ4を保持したレンズホルダ5を治具8により
挟持し、ホルダガイド6の側部6b,6c 内で該レンズホ
ルダ5のZ方向の位置調整を行い位置させる。そして、
該ホルダガイド6の両側部6b ,6c の所定位置B1
2 (B2 は側部6c )で、レンズホルダ5と該ホルダ
ガイド6とをレーザ溶接するものである。
【0006】このような光モジュール1は発光素子3か
らの光をレンズ4により絞り、光ファイバ7の端面に入
射させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基板2上にホ
ルダガイド6の底部6a をレーザ溶接する場合、図3
(B)に示すように、ホルダガイド6の両側部6b ,6
c に引張力が生じて該両側部6b ,6c とレンズホルダ
5とに間隙d を生じ、B1 ,B2 点でのレーザ溶接が困
難となり、光軸ずれを生じるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、基板に対するレンズの固定を容易にし、光軸ず
れがなく信頼性の向上を図る光モジュールを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、基板上に、
発光素子を載置すると共に、板材で形成され、底部と両
側部とを有するU字状のホルダガイドを溶着した後に、
該ホルダガイドの両側部の間にレンズを保持するレンズ
ホルダを嵌合させ、レンズの位置を調整し、この状態で
該ホルダガイドの両側部を上記レンズホルダに溶着して
なり、該発光素子からの光を該レンズを介して光導波管
に入射させる光モジュールにおいて、前記ホルダガイド
上記底部の両端であって上記両側部の下端に、前記基
板に該ホルダガイドを溶着するための凸部形状を有する
接続部を形成し、該接続部の側面であって下端の個所を
上記基板に溶着したことにより解決される。
【0010】
【作用】上述のように、U字状のホルダガイドの両側部
に凸部形状を有する接続部を形成している。すなわち、
ホルダガイドを基板に溶着する場合、該接続部の側面で
あって下端の個所を溶着する。これにより、ホルダガイ
ドの両側部が、該基板への溶着時に引張力で撓むことが
ない。
【0011】従って、ホルダガイドにレンズホルダを溶
着する際、レンズホルダとホルダガイドの両側部とに間
隙を生じさせずに行うことが可能となり、光軸ずれがな
く信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0012】
【実施例】図1に、本発明のの一実施例の構成図を示
す。なお、図3と同一の構成部分には同一の符号を付
す。図1の光モジュール1は、基板2,発光素子3,レ
ンズ4,レンズホルダ5,光導波管である光ファイバ7
及びホルダガイド11により構成される。この場合、ホ
ルダ11は、断面U字状に底部11a ,両側部11b ,
11c を有する。また、底部11a の前後の両端であっ
て、両側部11b ,11c の下部にそれぞれ凸部形状で
あるブロック状の接続部12a 〜12d (12d は側部
11c の奥)が一体に形成される。
【0013】このような光モジュール19は、まず、基
板2上には発光素子3が台座13を介して載置される。
また、基板2上には、X方向及びY方向の位置調整を行
ったホルダガイド11であって、接続部12a 〜12d
において、例えばレーザ溶接により溶接点A1 〜A
4 (A3 ,A4 は側部11c で溶接)で溶着を行う。一
方、レンズ4保持するレンズホルダ5は、例えばステン
レススチール等で箱状に形成され、治具8のアーム8a
,8b により挟持される。治具8により挟持されたレ
ンズホルダ5は、ホルダガイド11のU字状内部に嵌合
され、該治具8を上下動させてレンズ4のZ方向の位置
調整が行われる。位置調整が完了すると、その位置でホ
ルダガイド11の両側部11b ,11c の溶接点B1
2 (B2 は側部11c で溶接)で溶着する。なお、溶
接箇所は、溶接点B1 ,B2 に限らず、溶接点C1 ,C
2 (C2 は側部11c で溶接)のようにホルダガイド1
1の両側部11b ,11c の上端部とレンズホルダ5の
境界で行ってもよい。そして、レンズホルダ5とホルダ
ガイド11との溶着が完了すると、治具8は挟持状態を
解除する。
【0014】このように光モジュール10は、ホルダガ
イド11を基板2上に溶着する際、該ホルダガイド11
のブロック状の接続部12a 〜12d で行うことによ
り、両側部11b ,11c が溶接時の引張力で撓むこと
がない。従って、ホルダガイド11とレンズホルダ5と
は密接状態となり、溶着を確実に行うことができるか
ら、レンズ4の固定を容易、確実に行うことができ、光
軸ずれがなく信頼性を向上させることができる。すなわ
ち、発光素子3からの光をレンズ4により絞り、光ファ
イバ7の端面に確実に収束させて入射させるものであ
る。
【0015】次に、図2に、本発明の他の実施例の構成
図を示す。なお、図1及び図3と同一の構成について
は、同一の符号を付す。図2の光モジュール10は、ホ
ルダガイド部11の接続部14a ,14b が、底部11
a の両端であって両側部11b, 11cの下部全体にブ
ロック状に一体形成されたものである。この場合、基板
2との溶接点A1 〜A4 における溶着、及びレンズホル
ダ5との溶接点B1 ,B2 又はC1 ,C2 における溶着
は図1と同様であり、同一の効果を有するものである。
【0016】なお、図1及び図2におけるホルダガイド
11の接続部12a 〜12d ,14a , 14b をブロッ
ク状に一体形成した場合を示しているが、必ずしもブロ
ック状である必要はなく、溶接点において該ホルダ11
の肉厚よりも厚いものであればよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、板材で形
成され、底部と両側部とを有するU字状のホルダガイド
底部の両端であって両側部の下端に、溶着のための凸
部形状を有する接続部を形成し、この接続部の側面であ
って下端の個所を基板に溶着した構成であるため、ホル
ダガイドを基板へ溶着したときに、ホルダガイドの両側
部が引張力で撓むことが起きないように出来、よって、
ホルダガイドにレンズホルダを溶着する際、レンズホル
ダとホルダガイドの両側部とに間隙が生じない状態で行
うことが可能となり、よって、ホルダガイドへのレンズ
ホルダの溶着を確実にしてレンズの固定を容易、確実に
することができ、従って、光軸ずれがなく信頼性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成図である。
【図3】従来の光モジュールの構成図である。
【符号の説明】
1 光モジュール 2 基板 3 発光素子 4 レンズ 5 レンズホルダ 6,11 ホルダガイド 7 光ファイバ 8 治具 12a 〜12d ,14a ,14d 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42 G02B 6/32 H01L 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、発光素子を載置すると共に、
    板材で形成され、底部と両側部とを有するU字状のホル
    ダガイドを溶着した後に、該ホルダガイドの両側部の間
    にレンズを保持するレンズホルダを嵌合させ、レンズの
    位置を調整し、この状態で該ホルダガイドの両側部を上
    記レンズホルダに溶着してなり、該発光素子からの光を
    該レンズを介して光導波管に入射させる光モジュールに
    おいて、 前記ホルダガイドの上記底部の両端であって上記両側部
    の下端に、前記基板に該ホルダガイドを溶着するための
    凸部形状を有する接続部を形成し、該接続部の側面であ
    って下端の個所を上記基板に溶着したことを特徴とする
    光モジュール。
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JP4265308B2 (ja) 2003-06-27 2009-05-20 日本電気株式会社 光学素子ホルダ及びこれを用いた光通信モジュール

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