JP3110674U - 蓄光塗料を用いて標記した避難誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄光塗料を用いた誘導標示板を床面に後付けするときに用いられる取付プレートにおいて、施工後の段差を小さく、取付け強度を大きくする。
【解決手段】中央部に蓄光塗料を用いて避難方向等を標記した誘導標示板11を落し込んで取り付けるための誘導標示板取付凹部3を形成すると共に、誘導標示板取付凹部3の周囲に額縁枠2を形成し、且つ、この額縁枠2の周縁には、その端縁に向けてスロープ6を形成し、誘導標示板取付凹部3の周囲であって、額縁枠2において、少なくとも四ヶ所に固定ボルト孔7、8を穿設する。蓄光塗料を用いて避難方向を標記した誘導標示板11は、凹部3内に接着剤14を用いて貼り付ける。その上で、取付プレート1をアンカーボルト9、10を用いて床面17に後付けする。
【選択図】図3
【解決手段】中央部に蓄光塗料を用いて避難方向等を標記した誘導標示板11を落し込んで取り付けるための誘導標示板取付凹部3を形成すると共に、誘導標示板取付凹部3の周囲に額縁枠2を形成し、且つ、この額縁枠2の周縁には、その端縁に向けてスロープ6を形成し、誘導標示板取付凹部3の周囲であって、額縁枠2において、少なくとも四ヶ所に固定ボルト孔7、8を穿設する。蓄光塗料を用いて避難方向を標記した誘導標示板11は、凹部3内に接着剤14を用いて貼り付ける。その上で、取付プレート1をアンカーボルト9、10を用いて床面17に後付けする。
【選択図】図3
Description
本考案は、蓄光塗料を用いて標記した避難誘導標示板を建物の床等に取り付ける際に用いるプレートに関し、更に詳しくは、建物のコンクリート床やタイル床に誘導標示板を確実に取り付けることができると共に、超薄形に形成して床面に取り付けた際に段差を可及的に抑え、かつ、取付強度が大きく、堅牢であって、床に後付けすることが可能な緊急避難誘導標示板の取付プレートに関するものである。
建物や例えば地下鉄のホーム等には、地震や火災発生時の避難誘導標識が取り付けられていて、この標識には、非常電源を持った自発光式のものと、そうでないものに大別できる。但し、自発光式のものであっても、周囲が暗闇となり、更に黒煙が立ち込めたりした場合に、標識が見えにくくなる。そればかりか、煙や有毒ガスを避ける姿勢として、かがんだり、床をはうようにして移動することが推奨されている。
このように、床をはうようにして避難する場合に、高い処にある標識は見にくいことから、床に避難方向を示す矢印、文字等を標記したタイル、シート等を施工している例が多くみられる。
このように、床をはうようにして避難する場合に、高い処にある標識は見にくいことから、床に避難方向を示す矢印、文字等を標記したタイル、シート等を施工している例が多くみられる。
しかし、この矢印、文字等の標識付のタイルを施工する場合、始めから施工する場合には問題はないが、既に施工されたところに後付けする場合には、プラス、ドリル等で施工する部分のタイルを壊し、ここに標識付のタイルを施工することになるため、手数が非常にかかると共に、工期、費用もかかる。
一方、シートの場合には、床面に貼り付けて施工する方式のため、後付け自体は手軽に出来るが、素材に樹脂が用いられていることから、火災時にはこの熱で溶損してしまい、役立たないことがあると共に、通路の場合には摩耗が進行して耐久性に問題がある。
また、従来の上記タイルやシートにおいて、夜光塗料等を用いたものもあるが、何れも暗闇や煙の中では見にくい。
また、避難者の中には、目の不自由な人がいる場合もあり、この人達には、従来の緊急誘導標識は役に立たず、安全対策としては不十分である。
一方、シートの場合には、床面に貼り付けて施工する方式のため、後付け自体は手軽に出来るが、素材に樹脂が用いられていることから、火災時にはこの熱で溶損してしまい、役立たないことがあると共に、通路の場合には摩耗が進行して耐久性に問題がある。
また、従来の上記タイルやシートにおいて、夜光塗料等を用いたものもあるが、何れも暗闇や煙の中では見にくい。
また、避難者の中には、目の不自由な人がいる場合もあり、この人達には、従来の緊急誘導標識は役に立たず、安全対策としては不十分である。
現在公知の誘導標識の中に、蓄光塗料を用いた誘導標識として、次の2件が公知である。
例えば、特開平8-312108号公報には、暗闇でも視認することができる避難誘導を標示した床材として、「タイルカーペットに窓穴を開口形成し、該窓穴内に蓄光塗料で誘導標示を表してなる誘導標示プレートを収納設置した」が提案されている。
しかし、この公知例の場合は、材質に樹脂が用いられていることから、火災時の熱で溶解してしまうことがあり、火災時の避難には役立たない心配がある。また、床面に取り付けた場合に、段差が大きくなると共に、タイルやコンクリート等のような床面に手軽に取り付けることはできない。特に、地下鉄のホームや階段、通路等に後付けで用いることはできない。
例えば、特開平8-312108号公報には、暗闇でも視認することができる避難誘導を標示した床材として、「タイルカーペットに窓穴を開口形成し、該窓穴内に蓄光塗料で誘導標示を表してなる誘導標示プレートを収納設置した」が提案されている。
しかし、この公知例の場合は、材質に樹脂が用いられていることから、火災時の熱で溶解してしまうことがあり、火災時の避難には役立たない心配がある。また、床面に取り付けた場合に、段差が大きくなると共に、タイルやコンクリート等のような床面に手軽に取り付けることはできない。特に、地下鉄のホームや階段、通路等に後付けで用いることはできない。
また、特開2004−163621号公報には、停電時にも電源を用いることなく避難路の誘導サイン等を発光表示させることができ、また、正常時と停電時とで表示を変化させることができる表示用シートとフロアマットとして、「基材シート2の表面に蓄光塗料又は蓄光フィルムで形成された発光表示面3が形成され、基材シート2の上に積層された透光性シート4の表面に通常表示面5が形成されている。例えば、発光表示面3は避難用の誘導サインとなっており、通常表示面5は路線の乗り換えのための案内や広告などとなっている。通常の明るい状態では、表示用シート1は、乗り換え案内や広告などの通常表示面5が表示されているが、停電になって周囲が暗くなると、発光表示面3に表示が切り替わり、地上出口などへの避難路が表示されるように構成したもの」が開示されている。
しかし、この公知例の場合も、上記した特開平8−312108号と同様な欠点がある。
特開平8-312108号公報
特開2004−163621号公報
しかし、この公知例の場合も、上記した特開平8−312108号と同様な欠点がある。
本考案は斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、火災時にも役立ち、既施工の床の表面にそのまま後付けで施工することができると共に、取り付けた後でも段差が殆んどなく、目の不自由な人にも避難方向が判り、施工強度が大きい蓄光塗料を用いた避難誘導標示板を床面に後付けする際に用いる取付プレートを提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、蓄光塗料を用いて標記した避難誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、蓄光塗料を用いた緊急避難誘導標示板取付プレートにおいて、中央部に蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板を落し込んで取り付けるための誘導標示板取付凹部を形成すると共に、前記誘導標示板取付凹部の周囲に四角形の額縁枠を形成し、且つ、この額縁枠の周縁には、その端縁に向けてスロープを形成し、前記誘導標示板取付凹部の周囲であって、前記額縁枠において、少なくとも四ヶ所に固定ボルト孔を穿設して成る蓄光塗料を用いて標記したことを特徴とするものである。
取付プレートの誘導標示板取付凹部には、蓄光塗料を用いて誘導方向を標記した誘導標示板を強力な接着剤として、例えばエポキシ樹脂系接着剤を用いて貼り付ける。更に、誘導標示板の周縁と凹部との隙間には、必要に応じてコーキング剤を充填して、この隙間を塞ぎ、ゴミや埃等が隙間に入るのを防ぐ。取付プレートは、固定ボルト孔を介してタイルやコンクリート等の床面にアンカーボルトを打設(ねじ込む)することにより、強力に床面に固定する。
額縁枠のスロープは、段差を解消し、かつ、取付プレートの周囲の段差部に汚れが付くのを防止して、例えばクリーナー等での清掃を完全に行うことができる。
額縁枠のスロープは、段差を解消し、かつ、取付プレートの周囲の段差部に汚れが付くのを防止して、例えばクリーナー等での清掃を完全に行うことができる。
更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、前記取付プレートの額縁枠の輪郭の一辺を山形に形成して成る蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板側の矢印の向きと、前記山形の向きを一致させて成ることを特徴とするものである。
取付プレートの額縁縁に形成した山形は、取付プレート自体の輪郭も誘導方向を指す機能を有し、より誘導標識としての効果を増強することができる。
取付プレートの額縁縁に形成した山形は、取付プレート自体の輪郭も誘導方向を指す機能を有し、より誘導標識としての効果を増強することができる。
更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、山形に形成した辺と反対側の辺に、同じように山形を形成して成ることを特徴とするものである。
この構成により、取付プレートに誘導標示板を取り付けるとき、矢印の方向を気にしないで済む。
この構成により、取付プレートに誘導標示板を取り付けるとき、矢印の方向を気にしないで済む。
更に、請求項4に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、前記取付プレートの裏面であって、床面と接触する面に、凹凸を形成して成ることを特徴とするものである。
この構成により、取付プレートと床面との間にある砂等の挟雑物に影響されずに、取付プレートを床面に密着させることができる。
なお、凹凸の形状及び粗さは任意であるが、通常、床面は綺麗に拭いてから取り付けるため、凹凸は小さく、密であれば良い。但し、床側に凹凸がある場合には、密着性を考えると、取付プレート側の凹凸は必ずしも必要でない。
この構成により、取付プレートと床面との間にある砂等の挟雑物に影響されずに、取付プレートを床面に密着させることができる。
なお、凹凸の形状及び粗さは任意であるが、通常、床面は綺麗に拭いてから取り付けるため、凹凸は小さく、密であれば良い。但し、床側に凹凸がある場合には、密着性を考えると、取付プレート側の凹凸は必ずしも必要でない。
更に、請求項5に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、前記取付プレートの誘導標示板取付凹部内に、透穴を穿設して成ることを特徴とするものである。
誘導標示板取付凹部内に形成された透穴は、万一、凹部内に水が浸入したときに、これを床側に排水して、蓄光塗料標示板の性能維持と、取付プレートの寿命延長を図ることができる。
また、床面の凸部をこの透穴で逃げて、密着性を向上させることができる。なお、この透穴の数、形状等は任意である。
誘導標示板取付凹部内に形成された透穴は、万一、凹部内に水が浸入したときに、これを床側に排水して、蓄光塗料標示板の性能維持と、取付プレートの寿命延長を図ることができる。
また、床面の凸部をこの透穴で逃げて、密着性を向上させることができる。なお、この透穴の数、形状等は任意である。
更に、請求項6に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、前記取付プレートの表面の一部又は蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板の表面の一部に、誘導方向を示す点字又は点模様を形成して成ることを特徴とするものである。
この点字あるいは点模様により、目の不自由な人をも安全に非難誘導することができる。
この点字あるいは点模様により、目の不自由な人をも安全に非難誘導することができる。
更に、請求項7に記載の考案においては、請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレートにおいて、全体がステンレス板をプレス加工して形成し、前記固定ボルト孔及び透穴を二次加工で形成して成ることを特徴とするものである。
プレス加工により、ステンレス板を手軽にそして、低コストにより取付プレートに加工することができる。
プレス加工により、ステンレス板を手軽にそして、低コストにより取付プレートに加工することができる。
本考案を蓄光塗料を用いた誘導標示板を後付けで床面に取り付けるための取付プレートに適用することにより奏される効果は次のとおりである。
1.床面に後付けができるため、施工が簡単であると共に、施工経費が少なくて済む。
2.段差が低いため、歩行やキャスター移動の障害になりにくい。
3.取付プレートの前方(標示板に標記された矢印方向)に山形を形成したことにより 、矢印の方向をより判り易く、強調することができるので、機能性がより向上すると 共に、意匠性もよい。また、前後方向に山形を形成することにより、取付プレートに 標示板を貼り付けるときに前後方向に気を遣う必要がない。
4.取付ボルト穴を少くとも4ヶ所としたことにより、取付プレートを床面に強力に固 定することができる。
5.額縁枠にスロープを形成したことにより、段差感が解消される。
6.取付凹部に透穴を設けたことにより、この穴を介して取付凹部内に侵入した水の排 水が可能である。
7.額縁枠又は標示板の表面に点字を設けたことにより、目の不自由な人の誘導に有効 である。
8.取付プレートの裏面に凹凸を形成したことにより、挟雑物をこの凹凸が吸収するた め、床面との密着が良好になる。
1.床面に後付けができるため、施工が簡単であると共に、施工経費が少なくて済む。
2.段差が低いため、歩行やキャスター移動の障害になりにくい。
3.取付プレートの前方(標示板に標記された矢印方向)に山形を形成したことにより 、矢印の方向をより判り易く、強調することができるので、機能性がより向上すると 共に、意匠性もよい。また、前後方向に山形を形成することにより、取付プレートに 標示板を貼り付けるときに前後方向に気を遣う必要がない。
4.取付ボルト穴を少くとも4ヶ所としたことにより、取付プレートを床面に強力に固 定することができる。
5.額縁枠にスロープを形成したことにより、段差感が解消される。
6.取付凹部に透穴を設けたことにより、この穴を介して取付凹部内に侵入した水の排 水が可能である。
7.額縁枠又は標示板の表面に点字を設けたことにより、目の不自由な人の誘導に有効 である。
8.取付プレートの裏面に凹凸を形成したことにより、挟雑物をこの凹凸が吸収するた め、床面との密着が良好になる。
本考案に係る蓄光塗料を用いた誘導標示板には、緊急避難に必要な情報としての誘導方向を示す矢印、非常口等の文字が標記されている。
この標記には色々な方法が考えられるが、例えば、金属板に焼付塗装により標記する方法が、耐光性、難燃性、耐衝撃性、耐水性、耐薬品性、耐摩耗性等に対して有効である。
取付プレートは、防錆性、意匠性、強度等から、ステンレス板を加工したものが有効である。
この標記には色々な方法が考えられるが、例えば、金属板に焼付塗装により標記する方法が、耐光性、難燃性、耐衝撃性、耐水性、耐薬品性、耐摩耗性等に対して有効である。
取付プレートは、防錆性、意匠性、強度等から、ステンレス板を加工したものが有効である。
以下、本考案の実施例を図1乃至図7を用いて詳細に説明する。
図1は、本考案に係る取付プレートを用いた誘導標板の施工例であって、部屋の非常口100の方向を示すように、床に後付けされた状態を示すものである。図2は、標識全体の平面図、図3は、A―A´線拡大断面図、図4は、取付プレート自体の平面図、図5は、B−B´線断面図、図6は、点字を表わした取付プレートの平面図、図7は、取付プレートの下面に凹凸を形成した例の説明図である。
図1は、本考案に係る取付プレートを用いた誘導標板の施工例であって、部屋の非常口100の方向を示すように、床に後付けされた状態を示すものである。図2は、標識全体の平面図、図3は、A―A´線拡大断面図、図4は、取付プレート自体の平面図、図5は、B−B´線断面図、図6は、点字を表わした取付プレートの平面図、図7は、取付プレートの下面に凹凸を形成した例の説明図である。
上記各図において、符号の1は、取付プレートを示すもので、この取付プレート1は、平面長方形をしており、この短辺の一辺の中央を山形5に形成した輪郭で形成されている。山形5は、図6に示すように、前後双方に形成しても良い。3は、上記取付プレート1の中央に形成された平面長方形から成る誘導標示板取付凹部であって、この取付凹部3の中央には、図4、5に示すように、楕円形の透穴4が形成されている。
6は、上記取付プレート1において、取付凹部3と取付プレート1の輪郭1aとの間に形成された額縁枠2の周囲において、輪郭1aに向って緩やかに形成されたスロープである。
6は、上記取付プレート1において、取付凹部3と取付プレート1の輪郭1aとの間に形成された額縁枠2の周囲において、輪郭1aに向って緩やかに形成されたスロープである。
7、8は、取付プレート1を床面に固定するときに用いる取付ボルト孔(皿孔)であって、本実施例では、額縁枠2の四隅にそれぞれ形成されているが、この数は、取付プレート1の大きさにより決定されるため、3ヶ所以上ならば任意であるが、2ヶ所であると、強度的に不十分であり、2ヶ所は避けるべきである。
9、10は、上記ボルト取付孔7、8から床面17に打設されたアンカーボルトである。
11は、上記取付プレート1の取付凹部3内に収められた蓄光塗料を焼き付けて表面に矢印12と非常口の文字13を標記して成る誘導標示板であって、この誘導標示板11の裏面と取付凹部3の表面とは、エポキシ樹脂系の接着剤14を用いて貼り合わせてある。
9、10は、上記ボルト取付孔7、8から床面17に打設されたアンカーボルトである。
11は、上記取付プレート1の取付凹部3内に収められた蓄光塗料を焼き付けて表面に矢印12と非常口の文字13を標記して成る誘導標示板であって、この誘導標示板11の裏面と取付凹部3の表面とは、エポキシ樹脂系の接着剤14を用いて貼り合わせてある。
図6において、15は額縁枠2の山形5側に形成された誘導点字であって、目の不自由な人は、この点字15に触れることにより、避難方向を認知できる。この点字15は、標示板11側に設けても良い。
図7において、16は、取付プレート1の裏面に形成された凹凸であって、この凹凸16の作用により、仮に床面17と取付プレート1の裏面との間に砂のような挟雑物があっても、確実に、平面的に取付プレート1は床面17に密着する。
図7において、16は、取付プレート1の裏面に形成された凹凸であって、この凹凸16の作用により、仮に床面17と取付プレート1の裏面との間に砂のような挟雑物があっても、確実に、平面的に取付プレート1は床面17に密着する。
因みに、実施例の取付プレート1は、1.00mm厚のステンレス板(SUS304)をプレス加工したもので、その長さは276.53mm、幅は130mm、取付プレート1の高さは3.5mm、スロープ6の角度は30°、コーナーのRは25mm、標示板11の長さは270mm、幅は97mm、透穴4の長さは80mm、幅は36mmである。
1 取付プレート
2 額縁枠
3 誘導標示板取付凹部
4 透穴
5 山形
11 誘導標示板
15 点字
16 凹凸
2 額縁枠
3 誘導標示板取付凹部
4 透穴
5 山形
11 誘導標示板
15 点字
16 凹凸
Claims (7)
- 中央部に蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板を落し込んで取り付けるための誘導標示板取付凹部を形成すると共に、前記誘導標示板取付凹部の周囲に四角形の額縁枠を形成し、且つ、この額縁枠の周縁には、その端縁に向けてスロープを形成し、前記誘導標示板取付凹部の周囲であって、前記額縁枠において、少なくとも四ヶ所に固定ボルト孔を穿設して成る蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートの額縁枠の輪郭の一辺を山形に形成して成る蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板側の矢印の向きと、前記山形の向きを一致させて成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートにおいて、山形に形成した辺と反対側の辺に、同じように山形を形成して成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートの裏面であって、床面と接触する面に、凹凸を形成して成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートの誘導標示板取付凹部内に、透穴を穿設して成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートの表面の一部又は蓄光塗料を用いて標記した誘導標示板の表面の一部に、誘導方向を示す点字又は点模様を形成して成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
- 前記取付プレートは、全体がステンレス板をプレス加工して形成し、前記固定ボルト孔及び透穴を二次加工で形成して成る請求項1に記載の誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000953U JP3110674U (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 蓄光塗料を用いて標記した避難誘導標示板を床面に後付けするための取付プレート |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012021358A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Sekisui Jushi Co Ltd | 道路鋲 |
JP2014134081A (ja) * | 2013-01-13 | 2014-07-24 | Eg Service:Kk | 路面設置型誘導板 |
JP2015078497A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 株式会社ゼットネット | 蓄光案内表示板 |
JP2018010353A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社イージーサービス | 蓄光材又は蛍光材を備える誘導標識を備える構造物 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005000953U patent/JP3110674U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018010353A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社イージーサービス | 蓄光材又は蛍光材を備える誘導標識を備える構造物 |
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