JP3110454U - 大型家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 充分な強度をもって構成部品同士を組み付けることができる大型家具を提供すること。
【解決手段】 装着対象となる構成部品同士を相互にスライドさせることにより、これら両構成部品を組付け状態と分解状態との間で変位自在に連結する連結金具5と、この連結金具5により前記組付け状態で保持された両構成部品同士のスライドを規制するロック部材6とを備え、このロック部材6は、所定の操作で両構成部品同士のスライドを許容するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ベッドやソファ等に代表される大型家具に関するものである。
一般に、ベッドやソファ等に代表される大型家具には、その構成部品を分解自在に構成することにより、搬送時の形態のコンパクト化を図るようにしたものがある。例えば、特開平11−151133号公報に開示されるソファは、その座部と背もたれとの間で係脱する係合金具を備えており、この係合金具をスライドさせることによって、前記座部に対して背もたれが装着されるようになっている。
前記ソファでは、係合金具をスライドさせることにより座部と背もたれとを着脱できるので、当該ソファの分解作業が容易に行えるものの、使用時においては、不意な力が作用することにより、背もたれがスライドして座部から外れてしまうおそれがあった。
そこで、特開2002−45256号公報に開示されるソファのように、座部と背もたれとをスライド係合させた状態で両者の位置をロックする一方、所定の操作で前記ロックを解除するようにしたストッパを一体に有する連結具を設けることにより、使用時に背もたれが不意に外れてしまうことを抑制するようにしたものもある。
しかしながら、前記ソファのように、各構成部品を係脱する機構と、係合状態をロックする機構とを単一の部材で形成した場合には、当該部材の強度の低下を避けられず、構成部品同士の組み付け強度を充分に確保することが困難だった。
本考案は、前記課題に鑑みてなされたものであり、充分な強度をもって構成部品同士を組み付けることができる大型家具を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために本考案は、複数の構成部品を有し、これら構成部品を着脱することにより、予め設定された組付け状態と、分解状態とをとり得るように構成された大型家具であって、装着対象となる構成部品同士を相互にスライドさせることにより、これら両構成部品を前記組み付け状態と分解状態との間で変位自在に連結する連結金具と、この連結金具により前記組付け状態で保持された両構成部品同士のスライドを規制するロック部材とを備え、このロック部材は、所定の操作で両構成部品同士のスライドを許容するように構成されているものである。
本考案によれば、構成部品同士を連結する機能と、これら構成部品のスライド位置を組付け状態で規制する機能とを連結金具とロック部材とに分離して持たせるようにしているので、双方の機能を単一の部材に持たせる場合に生じる設計的な制限を受けることなく、前記連結金具に充分な強度を持たせることができる結果、構成部品同士の連結を強固なものとすることができる。
前記連結金具の構成は特に限定されるものではないが、前記連結金具は、前記スライド方向の一方向へ開く鉤部を有する雄側金具と、前記スライド方向に貫通して前記鉤部の先端部を受入る受入部が形成された雌側金具とを備えて対をなし、これら雄側金具と雌側金具とが、装着対象となる構成部品にそれぞれ装着されていることが好ましい。
このようにすれば、受入部に対して鉤部を引掛けるように、各構成部品を相互にスライドさせるといった比較的簡単な操作で各構成部品を連結することができる。
また、前記ロック部材の構成も特に限定されるものではないが、前記ロック部材は、前記スライド方向に沿って延びる摺動溝が形成された雌側部材と、この摺動溝に沿って摺動自在な摺動突起を有する雄側部材とを備えて対をなし、これら雄側部材と雌側部材とが、装着対象となる構成部品にそれぞれ装着されていることが好ましい。
このようにすれば、摺動溝をガイドとして摺動突起を摺動させることにより、各構成部品を正規の姿勢(前記組付け状態)に向けてスライドさせることができるので、使用者が各構成部品の位置決め等に要する手間を軽減することができる。
このとき、前記摺動溝を単なるガイドとして利用するのではなく、前記摺動突起と摺動溝とは、前記雄側部材と雌側部材とがそれぞれ相手側の構成部品から離間する方向への相対変位するのを規制するように、互いに係合することが特に好ましい。
このようにすれば、前記摺動突起を摺動溝に一旦挿入すれば、その後は両構成部品が離間することなく、当該両構成部品をスライドさせることができるので、より使用者の手間を軽減することができる。
前記ロック部材による両構成部品を規制するための手段は特に限定されるものではないが、前記雄側部材、雌側部材の少なくとも一方には、前記組付け状態に対応する位置まで相互にスライドした状態で、相手側の部材に係合して逆方向へのスライドを規制する係合爪が形成され、この係合爪は、前記ロック部材を弾性変形させることにより、前記係合を解除する方向へ退避し得るように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、前記雄側部材又は雌側部材の少なくとも一方に係合爪を設けるとともに、この係合爪が退避できるようにロック部材の強度を設定することにより、構成部品同士のロック又は解除を具現化することができるので、当該ロック部材を簡単な構成とすることができる。
本考案によれば、構成部品同士を連結する機能と、これら構成部品のスライド位置を組付け状態で規制する機能とを連結金具とロック部材とに分離して持たせるようにしているので、双方の機能を単一の部材に持たせる場合に生じる設計的な制限を受けることなく、前記連結金具に充分な強度を持たせることができる結果、構成部品同士の連結を強固なものとすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るソファの(a)は組付け状態を示す斜視図、(b)は分解状態を示す斜視図である。
図1に示すように、ソファ1は、座部2、肘掛3及び、背もたれ4の構成部品を有し、これら構成部品を着脱することにより、予め設定された組付け状態(図1(a)の状態)と、分解状態(図1(b)の状態)とをとり得るように構成されている。
また、ソファ1は、装着対象となる構成部品同士を相互にスライドさせることにより、これら両構成部品を前記組付け状態と分解状態との間で変位自在に連結する連結金具5と、この連結金具5により前記組付け状態で保持された両構成部品同士のスライドを規制するロック部材6とを備えている。
そして、前記ロック部材6は、後述する舌部18(図4参照)を弾性変形させることにより、前記両構成部品同士のスライドを許容するように構成されている。
前記ソファ1では、構成部品同士を連結する機能と、これら構成部品のスライド位置を組付け状態で規制する機能とを連結金具5とロック部材6とに分離して持たせるようにしているので、双方の機能を単一の部材に持たせる場合に生じる設計的な制限を受けることなく、前記連結金具5に充分な強度を持たせることができる結果、構成部品同士の連結を強固なものとすることができる。
具体的に前記ソファ1は、座部2と、この座部2に対して着脱可能な一対の肘掛3及び背もたれ4と、これら各構成部品を前記組付け状態で保持する連結金具5及びロック部材6とを備えている。なお、前記座部2に対して背もたれ4の配設されている側を仮に後方とし、前記各肘掛3が対向する方向を仮に左右方向として、以下説明する。
前記座部2は、床面に設置される比較的剛性の高い基台2aと、この基台2aの上部に固着されたクッション体2bとを組み合わせて構成された略直方体の部材である。
前記肘掛3は、比較的剛性の高い箱状のフレーム体(図示せず)がクッション材によって被覆されたものである。
前記背もたれ4は、比較的剛性の高い背板4aと、この背板4aの上部前面に固着されたクッション体4bとを備え、このクッション体4bに被覆されていない前記背板4aの下部前面と前記座部2の基台2aの後面とが連結されるようになっている。
前記連結金具5は、後述する雄側金具7と雌側金具8とが対をなして構成されている。本実施形態では、前記基台2aの前部左右両側面にそれぞれ雄側金具7aが、前記各肘掛3のフレーム体の後面にそれぞれ雄側金具7bが装着されているとともに、前記各肘掛3のフレーム体の内側面にそれぞれ雌側金具8aが、前記背板4aの前面左右位置にそれぞれ雌側金具8bが装着され、前記雄側金具7aと雌側金具8aとが、前記雄側金具7bと雌側金具8bとがそれぞれ連結されるようになっている。なお、以下の説明では、雄側金具7a若しくは7b、又は雌側金具7a若しくは7bを特に区別する必要の無い場合には、雄側金具7又は雌側金具8と総称する。
図2は、図1のソファ1に装着された雄側金具7を示す(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。図3は、図1のソファ1に装着された雌側金具8を示す(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
図2を参照して、前記雄側金具7は、略長方形の装着板9と、この装着板9の中央下部から上方へ折り返されたクリップ部(鉤部)10とを一体に有する金属板によって形成されている。
前記装着板9は、表裏に貫く孔9aをその四隅に備え、これらの孔9aにそれぞれ挿通されたタッピングねじ(図示せず)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。
前記クリップ部10は、上方へ開く鉤状に形成され、その先端部が後述する雌型金具8に下方から挿入されるとともに、その折返し底部10aによって雌型金具8の下方位置を規制するようになっている。
図3を参照して、前記雌側金具8は、一対の取付部11と、これら取付部11間の折返し凸部12とが、略長方形の板を折り返すことにより一体に形成された部材である。
前記各取付部11は、表裏に貫く孔11aをそれぞれ上下二箇所に備え、これら孔11aにそれぞれ挿通されたタッピングねじ(図示せず)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。
前記折返し凸部12は、その裏面と前記構成部品との間で上下方向に延びる受入孔(受入部)12aを区画して、この受入孔12a内に前記クリップ部10を受入るようになっている。
再び図1を参照して、前記ロック部材6は、後述する雄側部材13と雌側部材14とが対をなして構成されている。本実施形態では、前記各肘掛3のフレーム体の内側面前後位置にそれぞれ雄側部材13aが、前記背板4aの前面左右位置にそれぞれ雄側部材13bが装着されているとともに、前記基台2aの左右両側面前後位置にそれぞれ雌側部材14aが、基台2aの後面左右位置にそれぞれ雌側部材14bが装着され、前記各雄側部材13aと雌側部材14aとが、前記雄側部材13bと雌側部材14bとがそれぞれ連結されるようになっている。なお、以下の説明では、雄側部材13a若しくは13b、又は雌側部材14a若しくは14bを特に区別する必要の無い場合には、雄側部材13又は雌側部材14と総称する。
図4は、図1のソファ1に装着された雄側部材13を示す斜視図であり、図5は、図1のソファ1に装着された雌側部材14を示す斜視図である。
図4を参照して、前記雄側部材13は、板状のベース15と、このベース15に立設された摺動突起16と、前記ベースの下部から延出した舌部17とが一体に形成された合成樹脂の部材である。
前記ベース15は、表裏に貫き側方へ延びる長孔15aを前記摺動突起16の両側に上下2個ずつ備え、これら長孔15aにそれぞれ挿通されたタッピングねじ(図示せず)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。
前記摺動突起16は、前記ベース15の幅方向略中央位置で上下方向に延びて形成され、その付け根部分から先端向けて先広がり断面形状とされているとともに、その上端部から下端部へ向けて先窄まりとされている。
さらに、前記摺動突起16は、表裏に貫く孔16aを上下一対備えており、これら孔16aにそれぞれ挿通されたタッピングねじB1(図6参照)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。なお、本実施形態では、前記ベース15に長孔15aが形成されているため、雄側部材13を構成部品に取り付けるのに際し、まず、前記構成部品に大まかに位置決めされた雄側部材13を前記各長孔15aに挿通されたタッピングねじによって構成部品に装着し、相手側の構成部品に装着された雌側部材14との相対位置に応じて前記長孔15aに沿って雄側部材13と構成部品(タッピングねじ)との位置を微調整することができる。そして、前記微調整の後、前記孔16aに挿通されたタッピングねじB1によって雄側部材13と構成部品とを固定することができる。
前記舌部17は、前記ベース15の幅方向略中央位置から下方に延びているとともに、当該ベース15の3分の1程度の幅寸法に設定されている。
また、前記舌部17は、その途中部で裏面側へ屈折して再び下方へ屈折された段差形状とされており(図6参照)、その表面側の板部17aの下端部に係合爪18が形成されているとともに、その奥側の板部が操作部19とされている。
前記係合爪18は、前記舌部17の幅方向に延びて形成され、前記板部17aから表面側へ垂直に立上がる垂直面18aと、この垂直面18a先端部から奥側へ向けて下がる傾斜面18bとを備えている。
そして、前記舌部19は、前記操作部19を奥側へ押し込むことにより弾性変形して、前記係合爪18を奥側へ退避させることが可能とされている。
図5を参照して、前記雌側部材14は、ブロック体20と、このブロック体の両側面から突出する取付板21と、前記ブロック体20に形成された摺動溝22と、前記ブロック体20の下部から延出した舌部23とが一体に形成された合成樹脂の部材である。
前記ブロック体20は、表裏に貫く孔20aを上下一対備えており、これら孔20aにそれぞれ挿通されたタッピングねじB2(図6参照)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。
前記各取付板21は、表裏に貫き側方へ延びる長孔21aを上下2個ずつ備え、これら長孔21aにそれぞれ挿通されたタッピングねじ(図示せず)によって、前記構成部品に装着されるようになっている。なお、本実施形態の雌側部材14は、前記雄側部材13と同様に前記長孔21aと孔20aを備えているので、前述した微調整を行った上で、構成部品に装着することができる。
前記摺動溝22は、表面側に開くとともに上下に延び、その下部が底部22aによって閉塞された形状とされている。また、摺動溝22は、前記雄側部材13の摺動突起16に対応して、表面開口側が狭くされた先窄まりの断面形状を有しており、前記摺動突起16を表面側へ抜け止めした状態で上方から挿入することが可能とされている。
さらに、摺動溝22は、前記摺動突起16に対応して、その上端部から下端部へ向けて断面積が小さくなるように先窄まりとされている。したがって、前記摺動突起16の先窄まりとされた下端部を、広く開口する摺動溝22の上部から容易に挿入することが可能となる。
前記舌部23は、前記ブロック体20の幅方向略中央位置から下方に延びているとともに、その下端部に係合爪24が形成されている。
この係合爪24は、前記舌部23の幅方向に延びて形成され、前記舌部23から表面側へ垂直に立上がる(舌部23の端面と連続した)垂直面24aと、この垂直面24a先端部から奥側へ向けて上がる傾斜面24bとを備えている。
そして、前記係合爪24は、前記雄側部材13の係合爪18に対応する上下位置に配置されている。すなわち、係合爪24は、前記摺動突起16の下端部が摺動溝22の底部22aに当接する深さ位置まで前記雄側部材13を雌側部材14にスライドさせた状態(図7参照)で、その垂直面24aが係合爪18の垂直面18aに相密着して雄側部材13を係合することができる位置に設けられている。
以下、前記連結金具5及びロック部材6による構成部品の連結動作について、図6〜図8を参照して説明する。
まず、図6に示すように、組付け対象となる各構成部品を、その雄側金具7と雌側金具8、及び雄側部材13と雌側部材14とが相互に対向するように配置する。
次いで、前記摺動溝22の上方から摺動突起16を挿入するように、雄側部材13が装着されている構成部品(図6の右側の構成部品:以下雄側構成部品と称す)を下方にスライドさせ、前記摺動溝22内に摺動突起16が挿入された後は、当該摺動溝22をガイドとして前記雄側構成部品を下降させる。
そして、前記下降に応じて、図7に示すように、前記雄側金具7のクリップ部10が雌側金具8の受入孔12aに下方から挿入されることになる。
また、前記下降の過程においては、前記雄側部材13の係合爪18が雌側部材14の係合爪24に干渉することになるが、このとき、前記雄側部材13の舌部17が構成部品側へ弾性変形することにより、図7に示すように、係合爪13が係合爪24を乗り越えることになる。なお、本実施形態では、前記舌部17を構成部品側に弾性変形させることにより雄側部材13と雌側部材14とをロック又は解除するようにしているので、当該舌部17と構成部品の間には、弾性変形用のスペースSを設ける必要がある。
そして、前記両係合爪13、24が係合した図7の状態においては、両構成部品について、互いに離脱させる方向(上下方向)へのスライドが規制されるため、不意に両構成部品が分離してしまうことを抑制することができる。
さらに、図7の状態では、雄側金具7と雌側金具8との係合によって、両構成部品について、互いに離間する方向(図7における左右方向)への移動が規制され、確実に両構成部材が連結されることになる。
一方、両構成部材を分離させる場合には、図8に示すように、前記操作部19を弾性変形用のスペースS側へ押し込むことにより、係合爪13を係合爪24から退避させることができるので、この押込状態で前記雄側構成部品を上方へ持ち上げることにより、図6に示すように、両構成部品を分離させることができる。
以上説明したように、前記ソファ1によれば、構成部品同士を連結する機能と、これら構成部品のスライド位置を組付け状態で規制する機能とを連結金具5とロック部材6とに分離して持たせるようにしているので、双方の機能を単一の部材に持たせる場合に生じる設計的な制限を受けることなく、前記連結金具5に充分な強度を持たせることができる結果、構成部品同士の連結を強固なものとすることができる。
前記ソファ1によれば、受入孔12aにクリップ部10を引掛けるように、各構成部品を相互にスライドさせるといった比較的簡単な操作で各構成部品を連結することができる。
前記ソファ1によれば、摺動溝22をガイドとして摺動突起16を摺動させることにより、各構成部品を正規の姿勢(組付け状態)に向けてスライドさせることができるので、使用者が各構成部品の位置決め等に要する手間を軽減することができる。
このとき、前記ソファ1では、前記摺動溝22を単なるガイドとして利用するのではなく摺動突起16と係合させることにより、構成部品同士が離間するのを規制するようにしているので、前記摺動突起16を摺動溝22に一旦挿入すれば、その後は両構成部品が離間することなく当該両構成部品をスライドさせることができ、より使用者の手間を軽減することができる。
さらに、前記ソファ1によれば、雄側部材13及び雌側部材14に係合爪18、24を設けるとともに、この係合爪18を係合爪24から退避させるように雄側部材13の舌部17が弾性変形するようになっているので、構成部品同士のスライド位置のロックを、より簡単な構成で具現化することができる。
なお、前記実施形態では、雄側部材13及び雌側部材14の双方に係合爪18、24を設けるようにしているが、雄側部材13、雌側部材14の何れか一方に相手側の部材に対して係合可能な係合爪を設け、この係合爪が相手側の部材から退避できるように構成してもよい。
また、本実施形態では、ソファを例示して説明したが、前記連結金具5及びロック部材6は、複数の構成部品を有し、組付け状態と分解状態とをとり得るように構成された他の大型家具(例えば、ベッド等)にも好適に採用することができる。
このように、前記連結金具5及びロック部材6を大型家具に採用することにより、当該大型家具の搬送時の形態をコンパクトにすることができる。
本発明の実施形態に係るソファの(a)は組付け状態を示す斜視図、(b)は分解状態を示す斜視図である。 図1のソファに装着された雄側金具を示す(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図1のソファに装着された雌側金具を示す(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図1のソファに装着された雄側部材を示す斜視図である。 図1のソファに装着された雌側部材を示す斜視図である。 図2〜図4に示す連結金具及びロック部材による構成部品同士の連結操作を示す側面断面図であり、連結前の状態である。 図2〜図4に示す連結金具及びロック部材による構成部品同士の連結操作を示す側面断面図であり、連結後の状態である。 図2〜図4に示す連結金具及びロック部材による構成部品同士の連結操作を示す側面断面図であり、係合爪を退避させた状態である。
符号の説明
1 ソファ
2 座部(構成部品の一例)
3 肘掛(構成部品の一例)
4 背もたれ(構成部品の一例)
5 連結金具
6 ロック部材
7 雄側金具
8 雌側金具
10 クリップ部(鉤部の一例)
12a 受入孔(受入部の一例)
13 雄側部材
14 雌側部材
16 摺動突起
18、24 係合爪
22 摺動溝

Claims (5)

  1. 複数の構成部品を有し、これら構成部品を着脱することにより、予め設定された組付け状態と、分解状態とをとり得るように構成された大型家具であって、
    装着対象となる構成部品同士を相互にスライドさせることにより、これら両構成部品を前記組み付け状態と分解状態との間で変位自在に連結する連結金具と、
    この連結金具により前記組付け状態で保持された両構成部品同士のスライドを規制するロック部材とを備え、
    このロック部材は、所定の操作で両構成部品同士のスライドを許容するように構成されていることを特徴とする大型家具。
  2. 前記連結金具は、前記スライド方向の一方向へ開く鉤部を有する雄側金具と、前記スライド方向に貫通して前記鉤部の先端部を受入る受入部が形成された雌側金具とを備えて対をなし、これら雄側金具と雌側金具とが、装着対象となる構成部品にそれぞれ装着されていることを特徴とする請求項1に記載の大型家具。
  3. 前記ロック部材は、前記スライド方向に沿って延びる摺動溝が形成された雌側部材と、この摺動溝に沿って摺動自在な摺動突起を有する雄側部材とを備えて対をなし、これら雄側部材と雌側部材とが、装着対象となる構成部品にそれぞれ装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の大型家具。
  4. 前記摺動突起と摺動溝とは、前記雄側部材と雌側部材とがそれぞれ相手側の構成部品から離間する方向への相対変位するのを規制するように、互いに係合することを特徴とする請求項3に記載の大型家具。
  5. 前記雄側部材、雌側部材の少なくとも一方には、前記組付け状態に対応する位置まで相互にスライドした状態で、相手側の部材に係合して逆方向へのスライドを規制する係合爪が形成され、この係合爪は、前記ロック部材を弾性変形させることにより、前記係合を解除する方向へ退避し得るように構成されていることを特徴とする請求項3又は4の何れか1項に記載の大型家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021040962A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社ニトリホールディングス 組立式ソファ

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