JP3110150U - マイクロホンヘッド - Google Patents

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JP2005000407U
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昭智 張
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佳樂電子股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】
従来のマイクロホンを大掛りに改造することなく周波数領域の低域から高域までの広帯域においてほぼ一定の感度を保つことができるマイクロホンヘッドを提供する。
【解決手段】
マイクロホンヘッド1は、音源に向かった方を前方として、通気性がよいカバー2が被せられ、音源に向かった正面方向から入ってくる音波の音圧によって振動する振動膜3、前記振動膜の後方に位置する磁気手段6、及び前記磁気手段6に巻き付けられると共にその先端部を前記振動膜3と連結させ、前記磁気手段6によって収音時電気信号が誘起されるボイスコイル4を内装したキャップ体8と、前記キャップ体8に一体に連結された音室体12と、前記音圧の所定の周波数領域の出力成分を減衰させるための、前記ボイスコイル4に電気的に接続され前記音室体12内に設けられたフィルター11とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、マイクロホンヘッドに関する。
従来から、例えば出力の低域から高域までの広い周波数範囲でほぼ一定の感度に保つほど、よいマイクロホンが得られることが知られている。しかしながら、例えばダイナミックマイクロホンでは、図4の太線L1周波数特性に示すように、特に2K〜20KHzの周波数範囲において、2K以下の領域と比べて約8dBにも及ぶ感度上昇が見られるため、収音の質はあまりよいと言えない。
上記課題に鑑み、本考案は、従来のマイクロホンを大掛りに改造することなく周波数領域の低域から高域までの広帯域においてほぼ一定の感度を保つことができるマイクロホンヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、音源に向かった方を前方として、通気性がよいカバーが被せられ、音源に向かった正面方向から入ってくる音波の音圧によって振動する振動膜、前記振動膜の後方に位置する磁気手段、及び前記磁気手段に巻き付けられると共にその先端部を前記振動膜と連結させ、前記磁気手段によって収音時電気信号が誘起されるボイスコイルを内装したキャップ体と、前記キャップ体に一体に連結された音室体と、前記音圧の所定の周波数領域の出力成分を減衰させるための、前記ボイスコイルに電気的に接続され前記音室体内に設けられたフィルターとからなるマイクロホンヘッドを提供しようとする。
また、本考案のマイクロホンヘッドにおいて、所定の周波数領域好ましくは、2K〜20KHzの周波数領域の出力成分を減衰させる手段としての前記フィルターは、回路基板に抵抗器、インダクタンスおよびコンデンサが実装されてなることを特徴とする。
また、本考案のマイクロホンヘッドにおいては、前記音室体の先端内周壁に、前記フィルターを定位させるための定位部が配置されることが好ましい。
上記のマイクロホンヘッドにおいて、所定の周波数領域の出力成分を減衰させるフィルターが設けられているので、従来のマイクロホンを大掛りに改造することなく周波数領域の低域から高域までの広帯域においてほぼ一定の感度を保つことができる。
以下、本考案を実施形態に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例のみに限定されない。図1と図2は、本考案の実施形態にかかるマイクロホンヘッドを示す分解斜視図及び同組立後の縦断面図である。図示のマイクロホンヘッド1は、音源に向かった方を前方として、ほぼキャップ体8と、音室体12とを所定位置に組み立ててなる。
キャップ体8は、カバー2が被せられている。カバー2は、前方に面して、入射音を導入することができる通気性を有するよう複数の通気孔を設けた前壁21と該前壁21の周縁から前方へ延出する突縁22とにより画成された凹部に、スポンジ20を嵌着している。また、このキャップ体8は、ワッシャー5、磁気手段としての磁石6、ヨーク7が、ワッシャー5と磁石6はややカップ状のヨーク7の内部に、組付けられ、ボイスコイル4が、ヨークの周壁部内におけるワッシャー5、磁石6の回りに設けられ、また、振動膜3は、前記カバー2の前壁21とやや間をあけて対面するようにボイスコイル4内周縁に突っ張り状態に嵌っている。そして、カバー2の外周面部とキャップ体8の先端外周面部に渡って可撓性調音シート101が巻き付けられ、キャップ体8の後端面に調音板10が貼付けられてある。
キャップ体8の後端には、外周面を切欠いた凹部が設けられ、端子取付板9が配設されている。
音室体12は、その先端開口124にキャップ体8を受け入れ締付ける先細のじょうご形に形成された接合部123と、該接合部123から続いて後方へ延出し、上下の緩衝リング13,15を介して環状リング14に嵌装される円筒部122とを有してなる。音室体12の先端開口124側の接合部123内の直径上に向かい合って定位座125,125を設け、定位座125,125によりフィルター11を実装してある回路板111を固定させることができる。そして、音室体12の後端側に端子板16が装着され、リード線17,17を引出す3P接点18が設けられ、該端子板16のほぼ中央部位に孔16aを穿設し、リード線17,17を通す。
フィルター11は、図3に示すように、所定の周波数領域の出力成分を減衰させるべく回路板111に抵抗器112、インダクタンス113、コンデンサ114などを実装してなり、リード線17,17によりボイスコイル4及び3P接点18に電気的に接続されている。この例においては、フィルター11は特に周波数領域の高域成分を減衰させるために設けられる。
図4に、本考案によるマイクロホンヘッドの周波数特性(細線L2)即ち、高域成分除去フィルタ回路を付加したマイクロホンヘッドの周波数特性を示す。なお、図中太線L1は、比較のための出力成分除去対策を施していない従来のマイクロホンの周波数特性を示す。
この測定例によれば、従来のマイクロホンは周波数2K〜20KHzの高域において感度上昇が見られるのに対し、本考案によれば、同域の出力成分を約6〜8dB減衰させることによって低域から高域まで約−75dBの平坦な特性を実現し得ることが分かる。従って、本考案のマイクロホンヘッドによれば、高域の周波数応答を平坦にすることができる。
本考案によれば、従来のマイクロホンを大掛りに改造することなく周波数領域の低域から高域までの広帯域においてほぼ一定の感度を保つことができるマイクロホンヘッドを提供することが可能である。
本考案の実施形態にかかるマイクロホンヘッドを示す分解斜視図。 同組立後の縦断面図。 同実施形態の要部の等価回路図。 従来例と同実施形態の実測した周波数特性グラフ。
符号の説明
1...マイクロホンヘッド
10...調音板
101...調音シート
11...フィルター
111...回路板
112...抵抗器
113...インダクタンス
114...コンデンサ
12...音室体
122...円筒部
123...接合部
124...先端開口
125...定位座
13,15...緩衝リング
14...環状リング
16...端子板
16a...孔
17...リード線
18...3P接点
2...カバー
20...スポンジ
21...前壁
22...突縁
3...振動膜
4...ボイスコイル
5...ワッシャー
6...磁石(磁気手段)
7...ヨーク
8...キャップ体
9...端子取付板

Claims (3)

  1. 音源に向かった方を前方として、通気性がよいカバーが被せられ、音源に向かった正面方向から入ってくる音波の音圧によって振動する振動膜、前記振動膜の後方に位置する磁気手段、及び前記磁気手段に巻き付けられると共にその先端部を前記振動膜と連結させ、前記磁気手段によって収音時電気信号が誘起されるボイスコイルを内装したキャップ体と、
    前記キャップ体に一体に連結された音室体と、
    前記音圧の所定の周波数領域の出力成分を減衰させるための、前記ボイスコイルに電気的に接続され前記音室体内に設けられたフィルターとからなることを特徴とするマイクロホンヘッド。
  2. 回路基板に抵抗器、インダクタンスおよびコンデンサを実装して前記フィルターとすることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンヘッド。
  3. 前記音室体は、その先端開口に前記キャップ体を受け入れた接合部と、該接合部から続いて後方へ延出し前記キャップ体が嵌装される円筒部とを有し、
    該音室体の前記接合部内の直径上に向かい合って前記フィルターを定位させるための定位部材が配置されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンヘッド。
JP2005000407U 2005-02-01 2005-02-01 マイクロホンヘッド Expired - Lifetime JP3110150U (ja)

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