JP3109899B2 - 燃料ポンプ制御装置 - Google Patents
燃料ポンプ制御装置Info
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- JP3109899B2 JP3109899B2 JP04098719A JP9871992A JP3109899B2 JP 3109899 B2 JP3109899 B2 JP 3109899B2 JP 04098719 A JP04098719 A JP 04098719A JP 9871992 A JP9871992 A JP 9871992A JP 3109899 B2 JP3109899 B2 JP 3109899B2
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- JP
- Japan
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- fuel pump
- control device
- pump control
- capacitor
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の電子制御燃料
噴射システム用の燃料ポンプ制御装置に関する。
噴射システム用の燃料ポンプ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PWM(パルス幅)信号によって燃料ポ
ンプ等を制御する駆動回路においては、100 %デューテ
ィで安定してポンプを駆動できなければならない。従来
装置の概要を図3によって説明する。図3において、1
は高周波デューティ信号発生のために使用する555タ
イプのタイマICでOUT端子に駆動回路2を接続し、
この駆動回路出力によって燃料ポンプ3を駆動する。
4,5は電源であって4はタイマICのVcc端子に、
又、5は抵抗6,コンデンサ7に接続し、抵抗とコンデ
ンサの接続点はタイマICのDC及びTH端子に接続す
ると共に、コンデンサ7は接地する。そしてデューティ
制御電圧はタイマICのCV端子に接続し、高周波発振
器8はTRIG端子に接続する構成を有している。図4
は動作説明のタイムチャートであり、図に示されるよう
に高周波発振器からの出力の立下りでOUT端子よりパ
ルスが出力され、抵抗6とコンデンサ7とからなる充電
回路が動作して、この電圧がCV端子の電圧と一致した
ときOUTのパルス出力をオフする。
ンプ等を制御する駆動回路においては、100 %デューテ
ィで安定してポンプを駆動できなければならない。従来
装置の概要を図3によって説明する。図3において、1
は高周波デューティ信号発生のために使用する555タ
イプのタイマICでOUT端子に駆動回路2を接続し、
この駆動回路出力によって燃料ポンプ3を駆動する。
4,5は電源であって4はタイマICのVcc端子に、
又、5は抵抗6,コンデンサ7に接続し、抵抗とコンデ
ンサの接続点はタイマICのDC及びTH端子に接続す
ると共に、コンデンサ7は接地する。そしてデューティ
制御電圧はタイマICのCV端子に接続し、高周波発振
器8はTRIG端子に接続する構成を有している。図4
は動作説明のタイムチャートであり、図に示されるよう
に高周波発振器からの出力の立下りでOUT端子よりパ
ルスが出力され、抵抗6とコンデンサ7とからなる充電
回路が動作して、この電圧がCV端子の電圧と一致した
ときOUTのパルス出力をオフする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上構成において、図4
のようにCV電圧が変化した場合において、充電回路の
電圧がCV端子の電圧に一致する以前に、次のTRIG
入力があると、その入力は無視されて充電電圧はCV電
圧にまで達した時点でOUT出力をオフするよう動作す
るため、動作不良となる。このことはパルス幅及び周波
数とも本来の値にならないことを示している。したがっ
て、CVに入力するデューティ制御電圧の上限,充電回
路R−Cの時定数及び高周波発振器の周波数を調整する
必要があるが、素子のバラツキ,温度変動等を考える
と、ある程度余裕を持たさざるを得ず、100 %に近いデ
ューティを得ることが困難となる。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、特別な調整をすることな
く、100 %デューティで安定した駆動の可能な燃料ポン
プ制御装置を提供することを目的としている。
のようにCV電圧が変化した場合において、充電回路の
電圧がCV端子の電圧に一致する以前に、次のTRIG
入力があると、その入力は無視されて充電電圧はCV電
圧にまで達した時点でOUT出力をオフするよう動作す
るため、動作不良となる。このことはパルス幅及び周波
数とも本来の値にならないことを示している。したがっ
て、CVに入力するデューティ制御電圧の上限,充電回
路R−Cの時定数及び高周波発振器の周波数を調整する
必要があるが、素子のバラツキ,温度変動等を考える
と、ある程度余裕を持たさざるを得ず、100 %に近いデ
ューティを得ることが困難となる。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、特別な調整をすることな
く、100 %デューティで安定した駆動の可能な燃料ポン
プ制御装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は555タイプのタイマIC1を用いて燃料
ポンプ3を駆動するに際し、充電回路内にあってパルス
幅設定用のコンデンサ7に対して図1にあるスイッチン
グ回路9を介して高周波発振器8を接続したものであ
る。
め、本発明は555タイプのタイマIC1を用いて燃料
ポンプ3を駆動するに際し、充電回路内にあってパルス
幅設定用のコンデンサ7に対して図1にあるスイッチン
グ回路9を介して高周波発振器8を接続したものであ
る。
【作用】したがってデューティ制御電圧が所定値を越え
た場合にも、コンデンサ7は強制的に放電させられるた
め、OUT出力は連続を継続し、100 %デューティ制御
が可能となる。
た場合にも、コンデンサ7は強制的に放電させられるた
め、OUT出力は連続を継続し、100 %デューティ制御
が可能となる。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による燃料ポンプ制御装置の一実施例の構成図
であり、図3と同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。図において、9は充電回路に接続されて
スイッチング回路で2個のトランジスタ91,92が2段構
成され、トランジスタ92のベースに接続された抵抗93を
介して高周波発振器8が接続されると共に、タイマIC
のTRIG端子が接続される。なお、94は電源であり、
各トランジスタのエミッタは接地されている。図から明
らかなように、発振器の出力に同期してスイッチング回
路9をオン・オフさせ、充電回路を構成するコンデンサ
7の電荷を強制的に放電させている。図2は作用説明の
タイムチャートである。図に示されるようにデューティ
制御電圧が一定値を越えるとOUTよりのPWM信号は
常にオンを継続し、出力デューティは100 %となる。し
たがって本来、コンデンサ7はパルス幅設定用である
が、この場合は、デューティ制御電圧が所定値以上にな
ると、前記コンデンサの機能を無効にし、出力はオン状
態を継続するため燃料ポンプは100 %デューティで駆動
される。
は本発明による燃料ポンプ制御装置の一実施例の構成図
であり、図3と同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。図において、9は充電回路に接続されて
スイッチング回路で2個のトランジスタ91,92が2段構
成され、トランジスタ92のベースに接続された抵抗93を
介して高周波発振器8が接続されると共に、タイマIC
のTRIG端子が接続される。なお、94は電源であり、
各トランジスタのエミッタは接地されている。図から明
らかなように、発振器の出力に同期してスイッチング回
路9をオン・オフさせ、充電回路を構成するコンデンサ
7の電荷を強制的に放電させている。図2は作用説明の
タイムチャートである。図に示されるようにデューティ
制御電圧が一定値を越えるとOUTよりのPWM信号は
常にオンを継続し、出力デューティは100 %となる。し
たがって本来、コンデンサ7はパルス幅設定用である
が、この場合は、デューティ制御電圧が所定値以上にな
ると、前記コンデンサの機能を無効にし、出力はオン状
態を継続するため燃料ポンプは100 %デューティで駆動
される。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば5
55タイプのタイマICを用いた燃料ポンプ制御装置に
おて、高周波発振器の出力をトリガ信号として使用する
と共に、パルス幅設定用のコンデンサのオン・オフ用と
しても使用する構成としたので、100 %デューティにて
燃料ポンプを駆動できる。
55タイプのタイマICを用いた燃料ポンプ制御装置に
おて、高周波発振器の出力をトリガ信号として使用する
と共に、パルス幅設定用のコンデンサのオン・オフ用と
しても使用する構成としたので、100 %デューティにて
燃料ポンプを駆動できる。
【図1】本発明による燃料ポンプ制御装置の一実施例の
構成図。
構成図。
【図2】図1の作用を説明するタイムチャート。
【図3】従来装置を説明する図。
【図4】図3の作用を説明するタイムチャート。
1 555タイプのタイマIC 2 駆動回路 3 燃料ポンプ 4,5,94 電源 6,10,93 抵抗 7 コンデンサ 8 高周波発振器9 スイッチング回路 91,92 トランジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−142420(JP,A) 特開 昭55−17629(JP,A) 特開 昭55−93956(JP,A) 実開 昭56−80885(JP,U) 実開 昭63−24993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/20 330 H03K 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 555タイプのタイマICを用い高周波
デューティ信号を発生して燃料ポンプを駆動する燃料ポ
ンプ制御装置において、高周波発振器の出力をトリガ信
号として使用すると共に、パルス幅設定用のコンデンサ
の放電信号としても使用することを特徴とする燃料ポン
プ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04098719A JP3109899B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 燃料ポンプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04098719A JP3109899B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 燃料ポンプ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05272389A JPH05272389A (ja) | 1993-10-19 |
JP3109899B2 true JP3109899B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=14227334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04098719A Expired - Fee Related JP3109899B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 燃料ポンプ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109899B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP04098719A patent/JP3109899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05272389A (ja) | 1993-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |