JP3109874U - ジャックカバ− - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減させることができるとともに確実に接地を行うことが可能なジャックカバ−を提供する。
【解決手段】ピンジャック30a〜30cの円筒形先端部31a〜31cが透孔11a〜11cに挿通された際に、透孔11cの周縁部に形成された弾性部12a〜12cにより円筒形先端部が押圧されることにより、ジャックカバ−10とピンジャックとの接続が確実になされる。また、ジャックカバ−10は、ピンジャックの円筒形先端部が挿通された状態でビス15により基板20と共締めされるとともに、ビス15が基板20の接地端子に接触しているため、基板20の接地端子とピンジャック30とが電気的に導通することとなる。その結果、確実に接地を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ピンジャックを固定するジャックカバ−に関するものである。
従来、基板上に設置されたピンジャックを固定するジャックカバ−において、2つのブラケットでピンジャックを固定するにあたり、導電性部材を介在させることにより接地を行い、静電破壊防止やノイズ成分の除去をすることが可能となるジャックカバ−が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このようなジャックカバ−では、ジャックカバ−を構成する部材(2つのブラケットおよび導電性部材)が多くなり、コスト高となってしまう問題があった。この問題を解決するジャックカバ−として、ジャックカバ−を、コネクタを押える押え金具と、コネクタ固定金具との2つの金属部材により構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平4−127987号公報 実開平4−116388号公報
しかしながら、上述した特許文献2に記載のジャックカバ−では、上記押え金具とピンジャックとを単に接触させているのみであり、接触不良が発生し易く、接地が不十分で静電破壊防止やノイズ成分の除去を充分に行うことができないという問題があった。
本考案は、かかる実情に鑑み、製造コストを低減させることができるとともに確実に接地を行うことが可能なジャックカバ−を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、請求項2にかかる考案は、基板上に設置されたピンジャックを固定するジャックカバ−において、
金属製の部材からなり、
上記ピンジャックの円筒形先端部を挿通する透孔と、
ビスを挿通するビス孔とが形成され、
上記透孔の近傍には、挿通された上記円筒形先端部を押圧する金属性の弾性部が形成され、
上記ビスが上記基板の接地端子に接触した状態で同ビスにより上記基板に固定される構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる考案において、ジャックカバ−は、基板上に設置されたピンジャックを固定するものである。また、ジャックカバ−は、金属製の部材からなり、ピンジャックの円筒形先端部を挿通する透孔と、ビスを挿通するビス孔とが形成されている。すなわち、ジャックカバ−を金属製の部材として一体的に形成することが可能であり、複数の部材を必要とせず、製造コストの低減に繋がる。
さらに、ジャックカバ−の形成された透孔の近傍には、挿通された上記円筒形先端部を押圧する金属製の弾性部が形成されており、上記ビスが上記基板の接地端子に接触した状態で同ビスにより上記基板に固定される構成となっている。このように構成することにより、透孔にピンジャックの円筒形先端部が挿通された際に上記弾性部により押圧されるため、同円筒形先端部と金属製のジャックカバ−との接触が堅固に成されることとなる。また、ジャックカバ−を基板に固定したときには、ジャックカバ−と基板とを共締めするビスが基板の接地端子に接触した状態となるため、ピンジャックの円筒形先端部と基板の接地端子とが電気的に導通することとなる。その結果、確実に接地を行うことが可能となる。
また、請求項3にかかる考案は、ジャックカバ−が、断面視略L字状の板状体である構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる考案において、ジャックカバ−簡易に成形して得ることが可能となるため、更なる製造コストの低減に繋がる。
さらに、請求項4にかかる考案は、ジャックカバ−が、静電気やノイズを遮蔽するために上記ピンジャックを被覆するシ−ルドボックスと一体的に形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる考案において、ジャックカバ−がシ−ルドボックスと一体的に形成されるため、更なる製造コストの低減に繋がる。
さらに、請求項5にかかる考案は、上記基板上に複数設置されたピンジャックの全てを被覆する構成としてある。
上記のように構成した請求項5において、シ−ルドボックスと一体的に形成されたジャックカバ−が、基板上に複数設置されたピンジャックの全てを被覆することができるため、全てのピンジャックについて静電破壊防止やノイズ成分の除去をすることができる。
本考案の請求項2にかかる考案では、製造コストの低減に繋がるとともに、確実に接地を行うことが可能となる。
請求項3にかかる考案では、ジャックカバ−簡易に成形して得ることが可能となるため、更なる製造コストの低減に繋がる。
請求項4にかかる考案では、ジャックカバ−がシ−ルドボックスと一体的に形成されるため、更なる製造コストの低減に繋がる。
請求項5にかかる考案では、全てのピンジャックについて静電破壊防止やノイズ成分の除去をすることができる。
以下、下記の順序に従って本考案の実施形態を説明する。
(1)第一の実施形態:
(2)第二の実施形態:
(3)各種変形例:
(4)まとめ:
(1)第一の実施形態:
図1は、本考案の第一の実施形態にかかるジャックカバ−と、基板上に設置されたピンジャックとを模式的に示す斜視図である。同図において、基板20上には、3つのピンジャック30(30a〜30c)が設置されている。このピンジャック30は、基板20上の所定位置に、ピンジャック30の多極ピン端子(図示せず)が半田付けされることにより取り付けられている。3つのピンジャック30の各々は、ピンプラグ(図示せず)が挿入される挿入口が形成された円筒形先端部31(31a〜31c)を具備している。
これら3つのピンジャック30は、断面視略L字状の板形状のジャックカバ−10により固定される。ジャックカバ−10は、銅等の金属部材からなり、ピンジャック30a〜30cの円筒形先端部31a〜31cがそれぞれ挿通される透孔11a〜11cが形成されている。また、ジャックカバ−10には、後述するビス15が挿通されるビス孔14も形成されている。このジャックカバ−10を基板20上に取り付ける際には、ピンジャック30(30a〜30c)の円筒形先端部31a〜31cを、それぞれ透孔11a〜11cに挿通させるとともに、ビス15により、ジャックカバ−10と基板20とを共締めする。なお、ジャックカバ−10に形成された透孔11a〜11cの周縁部には、複数の金属製の弾性部12a〜12cが設けられており。円筒形先端部31a〜31cが透孔11a〜11cに挿通されたときには、弾性部12a〜12cが、円筒形先端部31a〜31cの各々を弾性的に押圧することにより、ジャックカバ−10とピンジャック30との接続が確実になされる。
図2は、図1に示したピンジャック30にジャックカバ−10が取り付けられている様子を示す断面図である。同図において、基板20上に設置されたピンジャック30cが、ジャックカバ−10の透孔11cに挿通されている。なお、図2には示していないが、ピンジャック30c以外の2つのピンジャック30a、30bについても同様に、ジャックカバ−10の透孔11a、11bにそれぞれ挿通されている。また、ジャックカバ−10は、ビス15により、基板20と共締めされている。このビス15は、基板20に形成された接地端子(図示せず)と接触しており、これにより、ピンジャック30の円筒形先端部31と基板20の接地端子とが電気的に導通することとなり、ピンジャック30の接地がなされる。
図3は、ピンジャック30のジャックカバ−10への挿通部分の拡大断面図である。同図において、ピンジャック30cが、ジャックカバ−10の透孔11cに挿通されている様子が示されている。透孔11cの周縁部には、複数の金属製の弾性部12cが形成されている。この弾性部12cは、断面視略U字状の板状体である。弾性部12cは、ジャックカバ−10と一体的に形成するようにしてもよいし、弾性部12cを別途形成した後、ジャックカバ−10と溶接するようにしてもよい。
ピンジャック30cが透孔11cに挿通されていないときには、弾性部12cは、その一部が透孔11cの前方(図3においては左側)に位置するように形成されている。そして、ピンジャック30cの円筒形先端部31cを透孔11cに挿通する際に、弾性部12cが透孔11cの外側に向かって押し退けられる。このとき、弾性部12cにより円筒形先端部31cが弾性的に押し付けられる。このようにすることにより、ジャックカバ−10とピンジャック30cとの接続が確実になされ、多少の衝撃等が加わっても、接続部分が脱落してしまったりすることがない。
以上説明したように、第一の実施形態にかかるジャックカバ−10では、ピンジャック30(30a〜30c)の円筒形先端部31(31a〜31c)が透孔11(11a〜11c)に挿通された際に、透孔11cの周縁部に形成された弾性部12(12a〜12c)により円筒形先端部31が押圧されることにより、ジャックカバ−10とピンジャック30との接続が確実になされる。また、ジャックカバ−10は、ピンジャック30の円筒形先端部31が挿通された状態でビス15により基板20と共締めされるとともに、ビス15が基板20の接地端子に接触しているため、基板20の接地端子とピンジャック30とが電気的に導通することとなる。その結果、確実に接地を行うことが可能となる。
(2)第二の実施形態:
図4は、第二の実施形態にかかるジャックカバ−と、基板上に接地されたピンジャックとを模式的に示す斜視図である。同図において、ジャックカバ−110は、3つのピンジャック30(30a〜30c)の全てを被覆する大きさを有する箱形状を有しており、手前側側面に、ピンジャック30の円筒形先端部31(31a〜31c)がそれぞれ挿通される透孔111a〜111cが形成されている。このジャックカバ−110は、その全部が金属製の部材により構成されている。第二の実施形態にかかるジャックカバ−110は、ピンジャック30を静電気やノイズ成分から保護するためのシ−ルドボックスと一体的に形成されているものである。第二の実施形態にかかるジャックカバ−では、ジャックカバ−とシ−ルドボックスとを一体的に形成することによりコストダウンを図ることができるとともに、基板20上に複数設置されたピンジャックの全てを被覆することができるため、静電破壊防止やノイズ成分の除去を確実に行うことが可能となる。
(3)各種変形例:
上述した実施形態では、基板上に設置された3つのピンジャックの全てが一のジャックカバ−により固定されている場合について説明したが、基板上に設置された複数のピンジャックの各々に対応するジャックカバ−とし、同ジャックカバ−により一のピンジャックを固定するようにしてもよい。
また、本考案においては、弾性部としては、挿通されたピンジャックの円筒形先端部を押圧することができる金属製のものであれば、第一の実施形態にて示した弾性部12(12a〜12c)に限定されるものではない。
(4)まとめ:
以上説明したように、実施形態にかかるジャックカバ−10では、ピンジャック30(30a〜30c)の円筒形先端部31(31a〜31c)が透孔11(11a〜11c)に挿通された際に、透孔11cの周縁部に形成された弾性部12(12a〜12c)により円筒形先端部31が押圧されることにより、ジャックカバ−10とピンジャック30との接続が確実になされる。また、ジャックカバ−10は、ピンジャック30の円筒形先端部31が挿通された状態でビス15により基板20と共締めされるとともに、ビス15が基板20の接地端子に接触しているため、基板20の接地端子とピンジャック30とが電気的に導通することとなる。その結果、確実に接地を行うことが可能となる。
実施形態にかかるジャックカバ−と、基板上に設置されたピンジャックとを模式的に示す斜視図である。 図1に示したピンジャックにジャックカバ−が取り付けられている様子を示す断面図である。 ピンジャックのジャックカバ−への挿通部分の拡大断面図である。 第二の実施形態にかかるジャックカバ−と、基板上に接地されたピンジャックとを模式的に示す斜視図である。
符号の説明
10、110…ジャックカバ−
11(11a〜11c)…透孔
12(12a〜12c)…弾性部
14…ビス孔
15…ビス
20…基板
30(30a〜30c)…ピンジャック
31(31a〜31c)…円筒形先端部

Claims (5)

  1. 基板上に設置されたピンジャックを固定するジャックカバ−において、
    金属製の部材からなるとともに静電気やノイズを遮蔽するために上記ピンジャックを被覆するシ−ルドボックスと一体的に形成された箱状態であり、
    上記基板上に複数設置されたピンジャックの全てを被覆し、
    上記ピンジャックの円筒形先端部を挿通する透孔と、
    ビスを挿通するビス孔とが形成され、
    上記透孔の近傍には、挿通された上記円筒形先端部を押圧する金属性の弾性部が形成され、
    上記ビスは、上記基板の接地端子に接触した状態で同ビスにより上記基板に固定されることを特徴とするジャックカバ−。
  2. 基板上に設置されたピンジャックを固定するジャックカバ−において、
    金属製の部材からなり、
    上記ピンジャックの円筒形先端部を挿通する透孔と、
    ビスを挿通するビス孔とが形成され、
    上記透孔の近傍には、挿通された上記円筒形先端部を押圧する金属性の弾性部が形成され、
    上記ビスが上記基板の接地端子に接触した状態で同ビスにより上記基板に固定されることを特徴とするジャックカバ−。
  3. 断面視略L字状の板状体であることを特徴とする請求項2に記載のジャックカバ−。
  4. 静電気やノイズを遮蔽するために上記ピンジャックを被覆するシ−ルドボックスと一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のジャックカバ−。
  5. 上記基板上に複数設置されたピンジャックの全てを被覆することを特徴とする請求項4に記載のジャックカバ−。
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