JP3109755U - 音響発生装置 - Google Patents

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公 後藤
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Abstract

【課題】本考案は草花などの植物に音楽や声などの音響を発生させることができる音響発生装置を提供する。
【解決手段】草花や木などを固定することができる固定部を有し、固定部を支えるとともに振動を伝えるコイル部と音信号をコイル部に振動を伝える振動部を有するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、草花や木などの植物に音楽や声などの音響を発生させることができる音響発生装置に関する。
従来の音響発生装置(スピーカ)は出力装置自体にコーンと呼ばれる振動板が供えられており、入力された電気信号(音信号)を空気振動に変えるためにこの振動板を振動させることで音を外部に出力する構成となっている。したがって音はこのスピーカ自体から出力される。
しかしながら、花や木などの展示などで同時に音楽などを流し展示効果をあげたいときなどは、花や木と並んで別に音響発生装置(スピーカ)を設置し音楽や音などの音響を流すことで集客効果をあげるのはごく当たり前である。しかしこの場合スピーカ設置に新たな場所を必要とし、さらに展示場所の制限があるときなどは設置ができないなど、仮にもし設置ができたとしてもスピーカが露出されてしまい美観が損なわれるという欠点があった。
さらに出力される音や音楽などを展示物の内容と関連を持たせ展示効果を挙げようとしても展示物の方向と音や音楽の出力の場所や方向が異なってしまい思うように効果が期待できなかった。また従来の発明、考案などでは花木を挿入したときと草木が挿入されていない場合とを比較した場合、音や音楽の音の大きさにあまり差が無い場合が発生した。これは振動が草木を支えている部分自体が振動してしまう為である。
本考案は 草花や木などが固定可能な草木固定部を有する音響発生装置であって、ボイスコイルからの振動を草木固定部に伝えるとともに挿入物を支えるコイル部とを備え、音信号を草木固定部に固定された花や木などに伝え草花や木などから音響を発生することを特徴とすることで上記課題を解決するものである。
図1は、第一実施例の形態における音響発生装置の縦断面図、図2は音響発生装置の構造の一例を説明する概略図である。
以下図1に従って説明する。円筒状下ヨーク1は鋼鉄や鉄で構成されておりリング状マグネット2を経由し円筒形のヨーク3と接触されている。したがって下ヨーク1、ヨーク3は磁化され下ヨーク1、マグネット2、ヨーク3とで一連の磁性体として構成される。つまりヨーク3のヨークA12部と下ヨーク1のヨークB13部は反対の磁極性をもつことになる。さらにこのヨークA部とヨークB部は接しておらず円筒状のボイスコイル5が上下にうごくことが可能のように一定距離の隙間を保持し構成される。
ダンパー4は振動筒6と前述したヨークA12部とヨークB13部の間隔を一定に保持しさらにボイスコイル5が容易に上下振動を行える役割を持つ。そのためこのダンパー4は柔軟性のある材質で構成されており上下方向には動きやすく横方向には動きにくい構造となっている。
さらに振動部7がボイスコイル5上部と鋼鉄でできた外筒10との間に備えられてコイル14、固定部8、筒15、さらに固定部8に固定される花や木11の重みを支えている。もちろんボイスコイル5からの振動を伝達す役目を備える。振動部7の材質は具体的にアルミや鉄の格子状のもので構成されるのがよいが、非金属でもよいし形状も特に限定するものではない。
コイル部14はコイル状の形でできたばねで振動部7の振動を固定部8へ伝達する役目を持つ。コイル部14は細い棒状のものでらせん状に構成されているために表面積が小さく、振動部7からの振動はコイル部14自体から外部へ振動することが無くなる。したがってコイル部14の振動は効率よく固定部8へ伝達することになる。固定部8は花や木を固定する剣山が望ましいが剣山に限らなくとも草や木を固定できるものであればよく同様の効果が得られる。
ボイスコイル5は振動筒6に筒状にエナメル線が巻かれ振動筒6に固定され、巻き始めと巻き終わりの両端は音信号の入力端子9が備えられている。この入力端子9にはCDやカセットデッキなどを再生し音声信号を入力するか、一度増幅器(アンプ)などを通し、増幅された音楽信号を入力する。
入力端子9に音信号が入力されると音信号に従った磁界がボイスコイル5に発生する。音声信号は交流信号であるので電流の方向が交互入れ替わる。つまりボイスコイル5には交流信号にしたがってN極S極が入れ替わる。ボイスコイル5はヨークB部、ヨークA部の簡の位置でヨークA、B部の磁極にたいして反発、吸引を繰り返す。このときダンパー4はボイスコイル5に接続されているので図1の横方向には振動せずに隙間を上下に震動をすることになる。
この上下振動は入力された音の信号で、振動は振動筒6を伝わり振動筒6と接続されている振動部7に振動が伝わる。コイル部14はこの振動部7と接続されているので当然振動を開始する。このコイル部14は草木固定部8を振動させることになる。草木固定部8は硬質なものでできているためにコイル部14からの振動を効率よく伝えることができる。したがって草木振動部に直接固定された草木は効率よく振動を受けることができるために音として再現される。
たとえば、CDプレーヤーにある外部スピーカ端子を本考案の入力端子に接続し音楽を入力する場合、CDプレーヤーからの音楽は花や木などから直接出力されるので展示における集客効果など一段とアップされること間違いなしである。
挿入筒などを花瓶などの形状にすれば水などをいれた上さらに花や木などを入れることができ花や木などを長持ちさせることもでる。また生花にこだわることなく造花やドライフラワーでも同様に音信号を再生することもできる。挿入筒をプランター程度に大きくし土をいれて花を植えれば外からは見えないようにし、展示効果をさらにあげることができる。
また図1にある筒15を草木固定部8に固定し水などを入れれば草木を長持ちさせることができ、長い間の利用が可能になる。
考案の効果
本考案に係わる音響発生装置は、草花や樹木などを振動させ容易に音や音楽を出力させることができるので鉢、プランターなどに内蔵させることができ美観を損なうことが無い。さらに花や木の種類や大きさなどにより音の大きさや音質が異なるので設置される場所に応じた音楽の送出が可能になる。
また展示したい花そのものから音や音楽が出力されるので展示によるインパクトが非常に強くなり宣伝効果は抜群である。
本考案に利用できる草花や樹木などは装置に差し込めさえすれば大きさや形などに限定されないので自由にアレンジが可能である。
花や木などの植物を差し込まなくとも草木固定部8を木材や大木など固形物に接触させれば固形物全体での振動を起こすことができる。たとえば家の内壁や外壁などに接触させるとすれば家全体から音を発生することができ、さまざまな面での利用が可能であることはいうまでも無い。
本考案に係わる音響発生装置の縦断面図である。 本考案に係わる音響発生装置の構造図である。
符号の説明
1 … 下ヨーク
2 … マグネット
3 … ヨーク
4 … ダンパー
5 … ボイスコイル
6 … 振動筒
7 … 振動部
8 … 草木固定部
9 … 入力端子
10 … 外筒
11 … 草花
12 … ヨークA
13 … ヨークB
14 … コイル
15 … 筒

Claims (1)

  1. 草花や木などが固定可能な草木固定部を有する音響発生装置であって、ボイスコイルからの振動を草木固定部に伝えるとともに挿入物を支えるコイル部とを備え、音信号を草木固定部に固定された花や木などに伝え草花や木などから音響を発生することを特徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006057427A1 (ja) * 2004-11-26 2006-06-01 Koga Takashi 音響発生装置
JP2020524426A (ja) * 2017-06-09 2020-08-13 アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニAsk Industries Societa’ Per Azioni スピーカ構造

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