JP3109499U - 光アート宝飾品 - Google Patents

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敏裕 今井
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株式会社望月英之商会
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Abstract

【課題】光照射によって宝石材の色が変化することを可能とし、これによって宝飾品に自発光的に光り輝くという付加価値を付与する。
【解決手段】有色の透明性ある宝石材P、無色透明な宝石材Pそれぞれと、これら宝石材Pに対し近紫外光線を照射することで当該宝石材Pの原色とは異なった色に発光可能としたり、当該無色透明の宝石材Pを有色発光可能としたりするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2とを備える。宝石材Pは、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材に、モザイク状に付設したダイヤモンドP1、ピンクサファイヤP2であるものとする。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリング、ピアス等に使用される宝石材において、光照射によって当該宝石材の色彩を変化させることを可能にした光アート宝飾品に関するものである。
従来、この種の光アート宝飾品としては、特許文献1に開示されているように、蓄光塗料を装飾体表面に塗着して色彩的効果を付与したアクセサリー部材が提案されている。
また、特許文献2に開示されているように、宝石材の裏面に蓄光塗料を塗着して、宝石材の内部から柔らかく発光させることにより、宝石材が本来有する色彩と蓄光塗料による発光色とが微妙に作用して、宝石材の表面で自然な色彩的変化をもたらすようにしたものが提案されている。
実開昭59−91125号公報 実開平7−23416号公報
しかしながら、このような従来の蓄光塗料を用いたものにおいては、宝石材自体に蓄光塗料を塗着すること自体が、貴金属宝飾品としての価値観を低減させるものである。しかも、宝石材を通して蓄光塗料の塗着面が見えてしまい、高級感のある宝石材自体の見栄えが悪くなる欠点がある。また、宝石材表面のカットの状態によっては、光屈折作用や光分散作用が伴うために、宝石材本来の有色状態とは異なる所望の色彩を現出させることが非常に困難でもある。
そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、蓄光塗料を用いずに光照射のみによって宝石材の色彩を変化可能とすることで、宝飾品に対し、自発光的に光り輝くという付加価値を容易に付与することができ、しかも宝石材表面のカットの状態に左右されずに、宝石材本来の有色状態とは異なる所望の色彩を容易に現出させることができる光アート宝飾品を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、有色の透明性ある宝石材P例えばピンクサファイアと、この宝石材Pに対し近紫外光線を照射することで当該宝石材Pの原色とは異なった色に発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2とを備えて成ることで、光アート宝飾品1とするものである。
また、無色透明な宝石材P例えばダイヤモンドと、この宝石材Pに対し近紫外光線を照射することで当該宝石材Pを有色発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2とを備えることで、光アート宝飾品1とすることができる。
さらに、光照射によって有色発光可能な蛍光性を有する宝石材Pと、この宝石材Pに対し当該蛍光を発光可能とする波長領域の光を有効放射する光源6とを備えることで、光アート宝飾品1とすることができる。
宝石材Pは、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材Qに、モザイク状に付設されたダイヤモンドP1、ピンクサファイヤP2であるものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る光アート宝飾品1にあって、近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2は、宝石材Pに照射することで当該宝石材P本来の原色とは異なった色彩で発光させる。
また、蛍光性を有する宝石材Pは、蛍光を発光可能とする波長領域の光を光源6から照射させることによって、宝石材P自体を本来の色とは別の有色状態に発光させる。
さらに、宝石材Pとして、アクセサリー基材Qに付設された光透過可能な無色透明の例えばダイヤモンドP1は、蛍光ランプ具2からの近紫外線を表面で完全反射させることによって、ダイヤモンドP1を無有色透明状態から有色発光状態に変化させる。
加えて、宝石材Pとして、アクセサリー基材Qに付設されたピンク色を呈する有色の透明性ある例えばピンクサファイヤP2は、蛍光ランプ具2からの近紫外線を照射させることによって、ピンク色と近紫外線との混合色である赤色の有色発光状態に変化させる。
本考案によれば、蓄光塗料を用いずに、光照射のみによって宝石材Pの色を変化させることを可能とし、これによって宝飾品に自発光的に光り輝くという付加価値を容易に付与することができる。しかも宝石材P表面のカットの状態に左右されずに、宝石材P本来の有色状態とは異なる所望の色彩を容易に現出させることができる。
すなわちこれは本考案が、有色の透明性ある宝石材Pと、この宝石材Pに対し近紫外光線を照射することで当該宝石材Pの原色とは異なった色に発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2とを備えて成るからであり、これによって、蛍光ランプ具2による近紫外線を宝石材Pに照射することで当該宝石材P本来の原色とは異なった色彩で発光させることができ、宝飾品に対し、自発光的に光り輝くという付加価値を容易に付与することができる。
また、無色透明な宝石材Pと、この宝石材Pに対し近紫外光線を照射することで当該宝石材Pを有色発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具2とを備えて成るので、蛍光ランプ具2による近紫外線を宝石材Pに照射することで、例えばダイヤモンドP1を無色透明状態から有色発光状態に容易に変化させることができる。
さらに、光照射によって有色発光可能な蛍光性を有する宝石材Pと、この宝石材Pに対し当該蛍光を発光可能とする波長領域の光を有効放射する光源6とを備えて成るので、蛍光を発光可能とする波長領域の光を光源6から照射させることによって、宝石材P自体を本来の原色とは別の有色状態に容易に発光させることができる。
宝石材Pは、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材Qに、モザイク状に付設されたダイヤモンドP1、ピンクサファイヤP2であるので、蛍光ランプ具2からの近紫外線を表面で完全反射させることによって、ダイヤモンドP1を無有色透明状態から有色発光状態に変化させることができ、且つピンク色を呈する有色透明のピンクサファイヤP2をピンク色と近紫外線との混合色である赤色の有色発光状態に変化させることができる。
また、本考案は、蛍光ランプ具2、光源6等の外部からの光照射のみであって従来のように蓄光塗料を使用しないため、宝石材Pのカットもラウンドカット、カボションカット、スクエアカット等の様々なカット種類に容易に適用することができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
以下図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、例えばネックレスや指輪等に使用される宝石材Pを備えた光アート宝飾品であり、有色透明の宝石材Pとして例えばピンク色を呈する有色透明のピンクサファイヤP2と、無色透明な宝石材Pとして例えばダイヤモンドP1とを、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状に成形された例えば18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材Qにモザイク状に装飾して成るものである。
そして、この宝石材Pに対し、近紫外線を有効放射する可視光域の光を透過しないガラスを使用して成る蛍光ランプ具2(通称ブラックライト)から発する近紫外光線を照射することで、当該有色の透明性ある宝石材Pにあっては本来の色とは異なった色に発光可能とし、さらに当該無色透明の宝石材Pにあっては無色透明状態から有色発光状態に変化させるものとしてある。
尚、本考案による光アート宝飾品1として、ネックレスや指輪以外の例えばブレスレット、イヤリング、ピアス、さらにはペンダントやブローチ等にも適用可能であることは勿論である。
光アート宝飾品1の具体的な構成としては、図1に示すように、星形の枠状に形成された貴金属製のアクセサリー基材Qによる当該枠内中央にダイヤモンドP1が配置され、その周囲には星の頂点に対応して5個のピンクサファイヤP2が配置して成るものとしたり、あるいは図2に示すように、ハート形の枠状に形成された貴金属製のアクセサリー基材Qによる当該枠に沿って複数のピンクサファイヤP2が配置され、凹んだハート形上部中央には1個の大きなダイヤモンドP1が配置して成るものとしたりして構成する。尚、このような宝石材Pの個数や配置形状等は、本考案を何等限定するものではないことは勿論である。
また、蛍光ランプ具2は、先端に発光部3を備えた長さが例えば約6cm程度の円筒形ペンライト状に形成され、末端にはナス環状のフック部4が設けられたアクセサリータイプの筐体8に、照射先端が外出している状態で内蔵構成したもので、筐体8の周面の一部には、押圧したときだけ発光部3を点灯させるスイッチボタン5を設けてある。
次に、本構成による使用、動作について説明すると、ペンライト状に形成された筐体8の先端における蛍光ランプ具2の発光部3を光アート宝飾品1の宝石材Pに向けてスイッチボタン5を押すと、当該蛍光ランプ具2の発光部3から近紫外線が有効放射し、これが宝石材Pを照射することで当該宝石材Pからは、その本来の色彩とは異なった色彩で発光する。
このとき宝石材Pとして、アクセサリー基材Qに付設された光透過可能な無色透明のダイヤモンドP1である場合は、蛍光ランプ具2からの近紫外線を表面で完全反射させるため、ダイヤモンドP1を無有色透明状態から有色発光状態に変化する。
また宝石材Pとして、アクセサリー基材Qに付設されたピンク色を呈する有色の透明性あるピンクサファイヤP2である場合は、蛍光ランプ具2からの近紫外線を照射させることによって、ピンク色と近紫外線との混合色である赤色の有色発光状態に変化する。
図3には、本考案の他の実施の形態が示されている。本実施の形態では、光照射によって有色発光可能な蛍光性を有する宝石材Pと、この宝石材Pに対し当該蛍光を発光可能とする波長領域の光を有効放射する光源6とを備えている。
このときの光アート宝飾品1の具体的な構成としては、例えばプラチナやホワイトゴールド製等の指輪の台座7に蛍光性を有するダイヤモンドカット状の宝石材Pが取り付けられており、この宝石材Pに向けて、当該宝石材P自体に蛍光を発光可能とするような特定の波長領域の光を光源6から照射させることによって、宝石材P自体を本来の色とは別の有色状態に発光させるものとしてある。
このように蛍光ランプ具2や光源6が点灯している間だけ、宝石材P自体を本来の色とは別の有色状態に発光させることで、光アート宝飾品1に対し自発光的に光り輝くという付加価値を付与するものとなる。しかも、宝石材Pのカットもラウンドカット、カボションカット、スクエアカット等の様々なカット種類のものでも容易に適用される。
本考案を実施するための最良の形態における光アート宝飾品の使用状態を示す斜視図である。 本考案を実施するための最良の形態の他例における光アート宝飾品の使用状態を示す斜視図である。 本考案を実施するための最良の形態の更に他例における光アート宝飾品の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
P…宝石材 P1…ダイヤモンド
P2…ピンクサファイヤ Q…アクセサリー基材
1…光アート宝飾品 2…蛍光ランプ具
3…発光部 4…フック部
5…スイッチボタン 6…光源
7…台座 8…筐体

Claims (4)

  1. 有色の透明性ある宝石材と、この宝石材に対し近紫外光線を照射することで当該宝石材の原色とは異なった色彩で発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具とを備えて成ることを特徴とする光アート宝飾品。
  2. 無色透明な宝石材と、この宝石材に対し近紫外光線を照射することで当該宝石材を有色発光可能とするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具とを備えて成ることを特徴とする光アート宝飾品。
  3. 光照射によって有色発光可能な蛍光性を有する宝石材と、この宝石材に対し当該蛍光を発光可能とする波長領域の光を有効放射する光源とを備えて成ることを特徴とする光アート宝飾品。
  4. 宝石材は、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材に、モザイク状に付設されたダイヤモンド、ピンクサファイヤである請求項1または2記載の光アート宝飾品。
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