JP3109289U - 浴槽蓋兼用半身浴ボード - Google Patents

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智敬 小泉
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株式会社オリエント
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Abstract

【課題】入浴時においても浴槽蓋の持つ保温機能を有効利用し、少ない湯量であっても、十分に暖まり、かつスチームサウナ効果も得られるようにした。
【解決手段】浴槽1の上面に配列されて浴槽上面を覆う所定縦横寸法の複数の断熱性ボード材からなる蓋片7を集合した浴槽蓋4において、前記浴槽の長手方向一端部に配列される蓋片7の中央に、その端縁より略半円状の開口部9を切欠き形成し、前記浴槽蓋4を閉じた状態で前記開口部9を通じて入浴者Aの頭部を浴槽蓋4上に露出したまま浴槽内1に入浴できるようにした。
【選択図】 図2

Description

本考案は、浴槽蓋の保温機能を利用して、入浴時に浴槽内でお湯による温浴と同時に蒸気浴を行えるようにした浴槽蓋兼用半身浴ボードに関するものである。
一般家庭用の浴槽の場合、その容積が小さいため、浴槽にお湯を一杯に張り、入浴者が入ると、入浴者の体積に応じて湯が排出されるため、経済的ではない。
これに対し湯量を少なくした場合は水、燃料の消費量は少なく、経済的ではあるものの、入浴者の身体が十分に湯に浸からず、暖まりにくく、さめやすいものとなり、入浴に伴うリラックス効果は半減する。
ところで、浴槽を保温するための道具として浴槽蓋が知られている。この浴槽蓋は複数分割方式や、折畳み式の断熱性の硬質ボード材からなり、この浴槽蓋で浴槽の上面を蓋した状態でお湯炊きをすることにより、湯面からの水蒸気や熱の拡散を抑制し、保温性を確保できる。
この浴槽蓋は、経年変化により汚れが目立つものであるため、消耗品として雑貨店やスーパなどの洗面用品売場などで市販され、利用者は自分の家の浴槽の縦横寸法に応じた浴槽蓋を選択して購入するようにしている。
ところで、入浴者が入浴するときは、この浴槽蓋を取外し、折畳んで浴室の隅などに立て掛けており、入浴時には却って邪魔な存在となる。
本考案は、入浴時においても以上の浴槽蓋の持つ保温機能を有効に利用し、少ない湯量であっても、十分に暖まり、かつスチームサウナ効果も得られるようにした浴槽蓋兼用半身浴ボードを提供するものである。
前記目的を達成するため、本考案は、浴槽の上面に配列されて浴槽上面を覆う所定縦横寸法の複数の断熱性ボード材からなる蓋片を集合した浴槽蓋において、前記浴槽の長手方向一端部に配列される蓋片の中央に、その端縁より略半円状の開口部を切欠き形成し、前記浴槽蓋を閉じた状態で前記開口部を通じて入浴者の頭部を浴槽蓋上に露出したまま浴槽内に入浴できるようにしたことを特徴としている。
請求項2の考案は、請求項1において、開口部を形成した蓋と同じ縦横寸法であって、開口部が形成されていない蓋片が附属されていることを特徴としている。
請求項3の考案は、請求項2において、前記蓋片同士がヒンジを介して折畳み展開可能に連結されていることを特徴としている。
以上の構成により、入浴状態では、湯量が少ない場合であっても、湯面と浴槽蓋との間には蒸気が滞留する空間ができ、湯面から下の下半身は通常の温浴となり、また湯面から上は蒸気浴となるため、一種のスチームサウナ効果も得ることができ、経済的であると同時に、入浴者の身体を効率的に暖め、発汗作用を促進する上で好適である。また入浴時には浴槽蓋を外さなくても良いため、置場所などをとらないなどの副次効果がある。
請求項2の考案では、通常の湯沸し時や、保温時には開口部を形成した蓋片を取去って、形成していない蓋片を浴槽の上面に配置しておくことにより、完全保温ができる。
請求項3の考案では、折畳み展開でき、湯沸し時と入浴時に一方の蓋を柄折畳んでおけば、いずれも使用できるため、便利である。
以下、本考案の実施の形態につき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案による浴槽蓋及びこれに覆われる浴槽を示すものである。
図において、浴槽内に設置される浴槽1は、一般家庭で標準的に普及している外釜式浴槽を前提としており、縦約120cm、横約75cm、深さ約60cmにその寸法がほぼ定められている。
この浴槽1は、断熱材内蔵のFRP、ステンレスなどの材質からなり、その長手方向一端面には上下の循環パイプ2を介して外壁などに設けた図示しない石油またはガス燃焼式ボイラ、電気式給湯器などに接続され、またその長手方向一端上部における浴室の内壁には壁掛式のリモコンパネル3が配置され、このリモコンパネル3に設けたスイッチより湯張り、湯量設定、温度設定、追炊きなどの操作をバスルーム内から可能にしているとともに、温度などの表示も行っている。
なお、以上の浴槽1は単なる一例であって、前記リモコンパネル3に替えて浴槽1の一端上部に湯水給水用の水栓が配置されている場合など、その新旧やメーカに応じて各種あることは言うまでもない。
浴槽蓋4は、図の一部に破断して示すように、短冊状に形成された厚さ約6〜10mmの発泡ポリエチレンなどからなる複数の断熱材シート5を一列に横列し、その表裏を比較的軟質の合成樹脂からなる表皮材6で包囲し、周縁を超音波溶接、あるいは射出成形などにより気密に抱持したものであり、各断熱材5の配置部分を個別の蓋片7とし、各蓋片7間を接続する溶着位置をヒンジ8としてジグザグ状に折畳み可能としている。
この浴槽蓋4の横寸法は浴槽1の横幅とほぼ等しく約75cm程度であり、また縦寸法は浴槽1の長手方向長さより蓋片7の1つ分だけ長くなっており、両端の蓋片7の内のいずれかを折畳むことによって、丁度浴槽1の上面開口を覆う寸法としている。
なお、メーカによって浴槽1の縦横寸法は前記数値よりやや小さい場合や大きいもあるが、一般に浴槽1の周縁はこれと同じ高さのタイルによって縁取られているため、浴槽蓋4の寸法がこれより多少大きい場合には多少のはみ出しはカバーできることになる。また浴槽蓋4が浴槽1の外形寸法より多少小さい場合であっても、浴槽1は保温断熱性のために肉厚に設計されているところから、設置可能な範囲である。
そして、以上の浴槽蓋4の長手方向一端側の蓋片7の中央部にはその端縁から略半円形とした開口部9が切欠き形成されている。この開口部9は入浴者の頭部が出る程度の大きさであって、浴槽蓋4を浴槽1上に蓋したままこの切欠きから頭部のみを出して浴槽1内に入ることにより、蒸気浴を行えるようにしたものである。
図2(a),(b)は以上の浴槽蓋4を用いた入浴手順を示し、まず(a)に示すように、浴槽1内に湯張りと湯沸しを行う場合には、切欠き9が形成されている一方の蓋片7を折畳んだ状態で浴槽1の上面を覆うことにより、浴槽1の内部を完全密閉状態とし、内部の蒸気を逃さず、湯温を保つことができる。
なお、蒸気浴を行うことのみを目的とするならば、湯沸し時の湯量を上部側循環パイプ2の上部程度に水面が位置するように、浴槽1の容積の半量程度とすることで、比較的短時間の内に入浴適正温度まで上昇する。
お湯がわき上がり、入浴者Aが浴槽内に入るときには、蓋4の位置を矢印のごとく移動させ、他方側の蓋片7を折畳む。
次いで入浴者Aが蓋4を明けて浴槽1に入った後は、(b)に示すように、前記一方の蓋片7を展開して入浴者Aの頭部のみを開口部9を通じて蓋4上に出す。
これによって、浴槽1内の上部空間は蒸気で満たされ、この上部空間で対流し、前述のごとく、湯量が少ない場合には、例えば胸から下が通常のお湯による温浴、胸から上が蒸気浴を行え、また頭部と開口部9の間から発散した蒸気は頭部周縁に漂った状態で浴室内に拡散するため、この部位も暖める。
したがって以上のように、前記浴槽蓋4を半身浴ボードとして使用する場合には、少ない湯量であっても入浴者Aの身体を効率よく暖め、一種のスチーム浴効果により、発汗を促進するものとなる。
なお、前記実施形態では複数の蓋片7をヒンジ8で横一列に連結した浴槽蓋4の場合を説明したが、個々別々の蓋片を集合させたものであっても良く、少なくとも前記開口部を形成した蓋と同じ縦横寸法であって、開口部が形成されていない蓋片が附属され、いずれか一方を配置することにより、浴槽1の縦横寸法に合致できるようにすれば、お湯炊きや保温時における保温性を確保できる。
本考案に係る浴槽蓋と浴槽との関係を示す斜視図である。 (a),(b)は同浴槽蓋を用いた浴槽の保温状態と、半身浴をする場合の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1 浴槽
4 浴槽蓋
7 蓋片
8 ヒンジ
9 開口部
A 入浴者

Claims (3)

  1. 浴槽の上面に配列されて浴槽上面を覆う所定縦横寸法の複数の断熱性ボード材からなる蓋片を集合した浴槽蓋において、
    前記浴槽の長手方向一端部に配列される蓋片の中央に、その端縁より略半円状の開口部を切欠き形成し、前記浴槽蓋を閉じた状態で前記開口部を通じて入浴者の頭部を浴槽蓋上に露出したまま浴槽内に入浴できるようにしたことを特徴とする浴槽蓋兼用半身浴ボード。
  2. 請求項1において、開口部を形成した蓋と同じ縦横寸法であって、開口部が形成されていない蓋片が附属されていることを特徴とする浴槽蓋兼用半身浴ボード。
  3. 請求項2において、前記蓋片同士がヒンジを介して折畳み展開可能に連結されていることを特徴とする浴槽蓋兼用半身浴ボード。
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