JP3108866U - 健康補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮で覆われた構造の健康補助具であって、製造が容易でありながら、患部に対して均一に所期の健康補助効果を確実に発揮することができる健康補助具を提供する。
【解決手段】 健康補助機能を有する特定の粒状体Aが外皮B,Cの内面に貼設された両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されている。このため、特定の粒状体Aが外皮B,C内で移動して偏在することがなく、患部に対して所期の健康補助効果を確実に発揮する。また、製造の際には、外皮B,Cにキルティングを施す作業が不用であるため、製造が容易である。
【選択図】 図1

Description

この考案は、患部に対して健康補助効果を発揮する健康補助具に関するものである。
肩こり、腰痛、筋肉痛などの症状を緩和する健康補助具として、磁気や遠赤外線あるいはマイナスイオンを発生するものが従来一般に知られている。また、近年においては、生体に有用な特定の波動を発生するものが注目されている。これは、EM(Effective Micro Organismis)と称される有用微生物群が生成する二次的副産物(抗酸化物質および生理活性物質を主体としたものであってEM−Xと称される)であり、例えば高温で焼成されたEM−Xセラミックスとして提供されている(例えば特許文献1参照)。
そして、このEM−Xセラミックスが発生する特定の強力な波動を患部に照射させて症状を緩和するようにした各種の健康補助具が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
特開平9−28535号公報 実用新案登録第3088581号公報
ところで、特許文献1に記載されたシート状の健康補助具においては、粒状のEM−Xセラミックスをシート材の内部に敷き詰めた状態でシート材にキルティングを施している。このため、キルティングを施す際には、粒状のEM−Xセラミックスを除けて作業する必要があり、製造作業が甚だ面倒である。
そこで、この考案は、健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮で覆われた構造の健康補助具であって、製造が容易でありながら、患部に対して均一に所期の健康補助効果を確実に発揮することができる健康補助具を提供することを課題とする。
この考案に係る健康補助具は、健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮で覆われた構造の健康補助具であって、前記外皮の内面には接着剤層が設けられ、この接着剤層の間に前記粒状体が層状に保持されていることを特徴とすることを特徴とする。
この考案に係る健康補助具では、健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮の内面の接着剤層の間に層状に保持されているため、特定の粒状体が外皮内で移動して偏在することがなく、患部に対して均一に所期の健康補助効果を確実に発揮する。また、製造の際には、外皮にキルティングを施す作業が不用であるため、製造が容易である。
この考案に係る健康補助具において、接着剤層が外皮の内面に貼設された両面テープにより構成されていると、製造がより容易となるので好ましい。
ここで、この考案に係る健康補助具を構成する「特定の粒状体」とは、磁気や遠赤外線あるいはマイナスイオンを発生する磁性金属、機能性セラミックス、ゲルマニウム、トルマリンなどの粒状体のほか、生体に有用な特定の波動を発生するもの、すなわち、有用微生物群(EM)が生成した二次的副産物(EM−X)を含有するEM−Xセラミックスの粒状体などが挙げられる。
また、この考案に係る健康補助具の外皮は、肩用パッド、首用ストラップ、背中用パッド、腰用パッド、アイマスク、鉢巻き、靴の中敷き、サポータ、シート、マット等として構成することができる。そして、この外皮は、各種の天然繊維や合成繊維からなる布地や不織布あるいは合成樹脂エラストマーのシート材などで構成することができる。
この考案に係る健康補助具によれば、健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮の内面の接着剤層の間に層状に保持されているため、特定の粒状体が外皮内で移動して偏在することがなく、患部に対し均一に所期の健康補助効果を確実に発揮することができる。また、製造の際には、外皮にキルティングを施す作業が不用であるため、製造が容易である。
以下、図面を参照してこの考案に係る健康補助具の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は各実施形態に係る健康補助具の断面構造を示す部分断面図、図2は第1実施形態に係る健康補助具の内面側から見た展開正面図、図3は図2に示した健康補助具の装着状態を示す正面図である。
この考案の以下に述べる各実施形態に係る健康補助具は、図1の部分断面図に示すように、健康補助機能を有する特定の粒状体Aが外皮B,Cで覆われた断面構造を有する。ここで、外皮B,Cの内面には両面テープD,Dがそれぞれ貼設されており、この両面テープD,Dの接着剤層の間に特定の粒状体Aが層状に保持されている。
特定の粒状体Aは、例えば有用微生物群(EM)が生成した二次的副産物(EM−X)を含有するEM−Xセラミックスの粒状体であり、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生する。この粒状体Aの粒径は、例えば1〜2mm程度であるが、その前後の粒径に適宜変更することができる。
外皮B,Cとしては、クッション性を有する例えば2mm程度の厚さのキルティング布地が使用されている。なお、各種の天然繊維や合成繊維からなる厚手の布地や不織布、フェルト、合成樹脂エラストマーのシート材などが外皮B,Cとして使用可能である。
ここで、図2に示すように、第1実施形態の健康補助具1は、外皮B,Cが首用ストラップ1Aおよび肩用パッド1Bとして構成されている。首用ストラップ1Aは幅が2〜5cm、長さが55〜60cm程度の帯状であり、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。そして、首用ストラップ1Aの一端部の外面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他端部の内面には面ファスナーのフック片Fが縫着されており、ループ片Rにフック片Fを重ねて係着することで、装着者の首に掛けられるようになっている。
一方、肩用パッド1Bは、左右幅が30cm程度、上下幅が20〜25cm程度であって、その上辺には装着者の首を通す襟ぐり1B1が切り欠かれており、この肩用パッド1Bの周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。そして、襟ぐり1B1の下縁部には、首用ストラップ1Aの中央部の下縁部が一体に縫着されている。
首用ストラップ1A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば10gであり、肩用パッド1B内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば40gである。
第1実施形態の健康補助具1は、装着者の背中側から肩用パッド1Bの襟ぐり1B1の両側部分を肩に被せ、首用ストラップ1Aを首に掛け廻し、その両端部の面ファスナーのループ片Rとフック片Fとを胸側で重ねて係着することにより、図3に示すように装着される。
このような使用状態において、第1実施形態の健康補助具1では、首用ストラップ1A内および肩用パッド1B内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の患部である首廻り、両肩および背中に向けて照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、首用ストラップ1A内および肩用パッド1B内で移動して偏在することがないため、装着者の患部である首廻り、両肩および背中に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、肩こりや筋肉痛などを緩和する所期の健康補助効果が確実に得られる。
また、第1実施形態の健康補助具1は、首用ストラップ1Aおよび肩用パッド1Bを構成する外皮B,Cに後加工でキルティングを施す作業が不用であるため、製造が容易である。
図4に示すように、第2実施形態の健康補助具2は、外皮B,Cが首用ストラップ2Aおよび背中用パッド2Bとして構成されている。首用ストラップ2Aは、幅が3cm、長さが55cm程度の帯状であり、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。そして、首用ストラップ1Aの一端部の外面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他端部の内面には面ファスナーのフック片Fが縫着されており、ループ片Rにフック片Fを重ねて係着することで、装着者の首に掛けられるようになっている。
一方、背中用パッド2Bは、左右幅が30cm程度、上下幅が10〜20cm程度の長方形に形成されており、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。そして、この背中用パッド2Bの上縁中央部と首用ストラップ2Aの下縁中央部とが接続片2Cによって連結されている。
首用ストラップ2A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば10gであり、背中用パッド2B内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば40gである。
第2実施形態の健康補助具2では、第1実施形態の健康補助具1の首用ストラップ1Aと同様に、首用ストラップ2Aが装着者の首に掛け廻して装着されることにより(図3参照)、背中用パッド2Bが装着者の背中を覆う。
このような使用状態において、第2実施形態の健康補助具2では、首用ストラップ2A内および背中用パッド2B内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の患部である首廻りおよび背中に向かって照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、首用ストラップ1A内および肩用パッド1B内で移動して偏在することがないため、装着者の患部である首廻りおよび背中に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、首廻りや背中の筋肉痛などを緩和する所期の健康補助効果が確実に得られる。
図5に示すように、第3実施形態の健康補助具3は、外皮B,Cが左右一対の腰用パッド3A,3Aとして構成されている。各腰用パッド3Aは、左右幅が12cm程度、上下幅が18cm程度の長方形に形成されており、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。各腰用パッド3A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば50gである。
一対の腰用パッド3A,3Aは、装着者の腰に巻き付けるベルト3Bの長手方向中央部に隣接して配置され、それぞれベルト3Bの内面に縫着されている。このベルト3Bの幅は、腰用パッド3Aの上下幅と同幅の中央部から左右の端部に向かって狭くなっており、その一端部の表面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他端部の裏面には面ファスナーのフック片Fが縫着されている。
第3実施形態の健康補助具3では、ベルト3Bを装着者の腰に巻き付け、その一端部のループ片Rに他端部のフック片Fを重ねて係着することで、一対の腰用パッド3A,3Aが装着者の腰に押し当てられる。
このような使用状態において、第3実施形態の健康補助具3では、腰用パッド3A,3A内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の患部である腰に向かって照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、腰用パッド3A,3A内で移動して偏在することがないため、装着者の患部である腰部に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、腰痛などを緩和する所期の健康補助効果が確実に得られる。
図6、図7に示すように、第4実施形態の健康補助具4は、外皮B,Cが左右一対の腰用パッド4A,4Aとして構成されている。各腰用パッド4Aは、例えば左右幅が10cm程度、上下幅が13cm程度の長方形に形成されており、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。各腰用パッド4A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば50gである。
腰用パッド4A,4Aの裏面には、装着者の腰に巻き付けるベルト4Bが挿通される保持片4C,4Cが縫着されている。そして、この保持片4C,4Cに挿通されるベルト4Bの一端部の外面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他端部の内面には面ファスナーのフック片Fが縫着されている。
第4実施形態の健康補助具4では、ベルト4Bを装着者の腰に巻き付け、その一端部のループ片Rに他端部のフック片Fを重ねて係着することで、一対の腰用パッド4A,4Aが装着者の腰に押し当てられる。
このような使用状態において、第4実施形態の健康補助具4では、腰用パッド4A,4A内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の患部である腰に向かって照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、腰用パッド4A,4A内で移動して偏在することがないため、装着者の患部である腰部に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、腰痛などを緩和する所期の健康補助効果が確実に得られる。
図8、図9に示すように、第5実施形態の健康補助具5は、外皮B,Cがアイマスク5Aとして構成されており、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。このアイマスク5A内には、装着者の両眼を覆う部分に対応した円形の領域5B,5Bが設定され、各領域5B内に特定の粒状体Aが層状に保持されている。各領域5B内に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば2.5gである。なお、粒状体Aは、円形の領域5B,5Bを設定することなく、アイマスク5Aの全体に保持させてもよい。
図9に示すように、アイマスク5Aの裏面には、装着者の頭部に装着するための4本の平ゴム5Cが配置され、各平ゴム5Cの端部はアイマスク5Aの左右の端部に連結されている。
第5実施形態の健康補助具5では、装着者の頭部に平ゴム5Cを掛け廻してアイマスク5Aを装着することで、アイマスク5Aの左右一対の円形の領域5B,5Bが装着者の両眼を覆うようになる。
このような使用状態において、第5実施形態の健康補助具5では、アイマスク5Aの円形の領域5B,5B内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の両眼に向けて照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、アイマスク5Aの円形の領域5B,5B内で移動して偏在することがないため、装着者の両眼に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、眼精疲労を緩和し、安眠を誘発するなどの所期の健康補助効果が確実に得られる。
図10に示すように、第6実施形態の健康補助具6は、外皮B,Cが概略長方形のアイマスク6Aとして構成されており、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。このアイマスク6A内には、装着者の両眼を覆う部分に対応した円形の領域6B,6Bが設定され、各領域6B内に特定の粒状体Aが層状に保持されている。各領域6B内に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば2.5gである。
アイマスク5Aの左右の端部には、左右一対のストラップ6C,6Cの一端部がそれぞれ縫着されている。一方のストラップ6Cの他端部の外面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他方のストラップ6Cの他端部の内面には面ファスナーのフック片Fが縫着されている。
第6実施形態の健康補助具6では、装着者の頭部に一対のストラップ6C,6Cを掛け廻し、その他端部のループ片Rにフック片Fを重ねて係着することでアイマスク6Aが装着される。そして、この装着状態では、アイマスク6Aの左右一対の円形の領域6B,6Bが装着者の両眼を覆うようになるため、第5実施形態の健康補助具5と同様の作用効果を発揮することができる。
図11に示すように、第7実施形態の健康補助具7は、外皮B,Cが鉢巻き7Aとして構成されている。この鉢巻き7Aは、例えば幅が5cm、長さが65cm程度であり、その周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。そして、鉢巻き7Aの一端部の外面には面ファスナーのループ片Rが縫着され、他端部の内面には面ファスナーのフック片Fが縫着されており、ループ片Rにフック片Fを重ねて係着することで、鉢巻き7Aとして簡易に使用できるようになっている。
この鉢巻き7A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば頭痛用鉢巻きでは10g、ボケ防止用鉢巻きでは7g、合格祈願用鉢巻きでは5g程度の適量とされている。
第7実施形態の健康補助具7では、装着者の頭部に鉢巻き7Aを巻いた使用状態において、鉢巻き7A内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の頭部に向けて照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、鉢巻き7A内で移動して偏在することがないため、装着者の頭部に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、頭痛の緩和、ボケ防止、精神集中力の増進、精神安定効果、安眠効果などの所期の健康補助効果が確実に得られる。
図12に示すように、第8実施形態の健康補助具8は、外皮B,Cが合成皮革などの適宜の材料によって靴の中敷き8A,8Aとして構成されており、外皮B,Cの周縁部は相互に縫着されている。各中敷き8A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、例えば10g程度である。
第8実施形態の健康補助具8では、左右一対の靴の中敷き8A,8Aが挿入された靴を装着者が履いた使用状態において、中敷き8A,8A内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これを装着者の足裏に向けて照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、各中敷き8A内で移動して偏在することがないため、装着者の足裏に対し、遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、足の疲れ防止、足裏のツボ刺激効果などの所期の健康補助効果が確実に得られる。
図13に示すように、第9実施形態の健康補助具9は、外皮B,Cがマット9Aとして構成されており、マット9Aの周縁部にはバイヤステープBTが縫着されている。マット9Aの厚さは3〜10mm程度であり、縦横の寸法は、用途に応じて適宜設定される。そして、このマット9A内に層状に保持される特定の粒状体Aの総量は、マット9Aの面積に応じて適宜設定される。
例えば、縦50〜60cm、横50〜60cmに設定された多用途のマット9A内には、例えば100〜150g程度の特定の粒状体Aが層状に保持される。この多用途のマット9Aは、例えば、寝具として、頭部から肩部の下に敷く、背中から腰部、臀部の下に敷く、脚部の下に敷く、胸部から腹部の上にかける、脚部の上に掛けたり巻いたりする、枕の下に敷く、枕に巻く、などの方法で使用される。また、座布団や椅子の上に敷いて使用される。
また、縦100cm、横45cmに設定された背もたれ椅子用のマット9A内には、例えば150g程度の特定の粒状体Aが層状に保持される。この背もたれ椅子用のマット9A、各種の背もたれ椅子、自動車のシート、座椅子などに敷いて使用される。
さらに、縦180cm、横90cmに設定された全身用のマット9A内には、例えば1000g程度の特定の粒状体Aが層状に保持され、縦160cm、横80cmに設定された全身用のマット9A内には、例えば300g程度の特定の粒状体Aが層状に保持される。これらの全身用のマット9Aは、寝具としてベッドや布団の上に敷いて使用される。
このようなマット9Aとして構成された第9実施形態の健康補助具9の使用状態においては、マット9A内の特定の粒状体Aが遠赤外線および生体に有用な特定の波動を発生し、これをマット9Aの使用者に向けて照射する。その際、特定の粒状体Aは、両面テープD,Dの接着剤層の間に層状に保持されており、マット9A内で移動して偏在することがないため、マット9Aの使用者に対し、使用状態に応じて身体の各部に遠赤外線および生体に有用な特定の波動を均一に照射する。その結果、全身の疲労回復、内蔵機能の回復など、所期の健康補助効果が確実に得られる。
さらに、図11に示した第7実施形態の健康補助具7は、長さを55cm程度として、首廻りのコリや鞭打ち症の緩和のために使用者の首に巻いて使用することができる。
この考案に係る健康補助具は、前述した各実施形態に限定されるものではない、例えば、特定の粒状体Aとしては、EM−Xセラミックスの粒状体に限らず、磁気を発生する磁性金属の粒状体、遠赤外線を発生する機能性セラミックスの粒状体、マイナスイオンを発生するゲルマニウムやトルマリンなどの粒状体を使用することができる。また、粒状体Aの粒径は、適宜選択することができる。また、この考案に係る健康補助具は、前述した各実施形態の他に手首に巻くリストバンド、足首に巻くレッグバンド、あるいは膝当て等にも応用できるものである。
この考案の各実施形態に係る健康補助具の断面構造を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る健康補助具の内面側から見た展開正面図である。 図2に示した健康補助具の装着状態を示す正面図である。 第2実施形態に係る健康補助具の外面側から見た展開正面図である。 第3実施形態に係る健康補助具の内面側から見た展開正面図である。 第4実施形態に係る健康補助具の内面側から見た展開正面図である。 第4実施形態に係る健康補助具の外面側から見た展開正面図である。 第5実施形態に係る健康補助具の正面図である。 第5実施形態に係る健康補助具の背面図である。 第6実施形態に係る健康補助具の外面側から見た展開正面図である。 第7実施形態に係る健康補助具の外面側から見た展開正面図である。 第8実施形態に係る健康補助具の平面図である。 第8実施形態に係る健康補助具の平面図である。
符号の説明
1 健康補助具
1A 首用ストラップ
1B 肩用パッド
2 健康補助具
2A 首用ストラップ
2B 背中用パッド
3 健康補助具
3A 腰用パッド
3B ベルト
4 健康補助具
4A 腰用パッド
4B ベルト
4C 接続フランジ
5 健康補助具
5A アイマスク
5B 円形の領域
5C 平ゴム
6 健康補助具
6A アイマスク
6B 円形の領域
6C ストラップ
7 健康補助具
7A 鉢巻き
8 健康補助具
8A 靴の中敷き
9 健康補助具
9A マット
A 特定の粒状体
B 外皮
C 外皮
D 両面テープ
F 面ファスナーのフック片
R 面ファスナーのループ片
BT バイヤステープ

Claims (7)

  1. 健康補助機能を有する特定の粒状体が外皮で覆われた構造の健康補助具であって、前記外皮の内面には接着剤層が設けられ、この接着剤層の間に前記粒状体が層状に保持されていることを特徴とする健康補助具。
  2. 前記接着剤層は、前記外皮の内面に貼設された両面テープにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の健康補助具。
  3. 前記粒状体は、有用微生物群(EM)が生成した二次的副産物(EM−X)を含有するEM−Xセラミックスの粒状体であることを特徴とする請求項1または2に記載の健康補助具。
  4. 前記外皮が肩用パッドとして構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の健康補助具。
  5. 前記外皮が腰用パッドとして構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の健康補助具。
  6. 前記外皮がアイマスクとして構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の健康補助具。
  7. 前記外皮が鉢巻きまたは靴の中敷きとして構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の健康補助具。
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