JP3131856U - 骨盤押さえガードル - Google Patents

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美幸 横内
充宏 網田
香衣 石井
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Fujibo Holdins Inc
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Fujibo Holdins Inc
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Abstract

【課題】装着時に違和感、窮屈感が無く、長時間着用してもガードルの一部が腰周りを強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがないガードルを提供する。
【解決手段】パンティ部のパンティ前身頃に、ウエストからマチ布に向って両側面が股下内側に収斂する逆三角形の前当て部と、ウエストから下方に間隔を置いてパンティ前身頃の前当て部側面より後身頃に帯状に縫着される骨盤支持帯とを有し、該骨盤支持帯に高弾性繊維よりなるネット地をガードル裏面に縫着してなる骨盤押さえガードルである。該前当て部にも、高弾性繊維よりなるネット地を使用する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、着用時に違和感窮屈感がなく、長時間着用可能な骨盤押さえ機能を有するガードルに関する。
ガードルは、通常ウエスト部位から下方の下腹部、即ち、腰部、腹部、臀部、大腿部などの外観を美しく整える目的で使用されている。近年、美容上の目的のみでなく、骨盤の歪みやズレ、骨盤を支える筋肉の衰えによる腰痛、急に強い腰痛を起こすギックリ腰、椎間板ヘルニア等の予防、痛みの軽減を目的とする骨盤押さえガードルが注目を集めている。そのようなガードルとしては、腰部に捲回される帯状の骨盤矯正片を設け、骨盤矯正片の先端部にそれぞれホック等の係脱手段を設けた矯正用ガードルが知られており(特許文献1)、腹部に設けた締め付けベルトの後ろ側に臀部を囲む切り欠き部を形成して、この切り欠き部によってヒップアップ機能を持たせたパンテイガードル(特許文献2)も知られている。このヒップアップ機能を考慮すると共に、ガードル前面に係脱手段を設けず、ガードルの身生地上に、身生地より伸縮性の強い帯状の布を、上部骨盤押さえ布と下部骨盤押さえ布との二本を用いて上部骨盤と下部骨盤をそれぞれ緊締するガードル(特許文献3)も提案されている。
しかしながら、従来の骨盤安定用ベルトやガードルは、骨盤矯正という目的を重視して構成されているため、着用したまま日常生活を過ごすには、着脱時や用をたす時に、止め具をはずしたり、掛けたりする手間が必要だったり、着用に際して身体との間に違和感が生じ、使用をためらうものが多かった。また、二本の伸縮性の強い緊締布をガードル上に縫着し、緊締力を分散させても、緊締力の強い部分の皮膚及び皮下脂肪層が緊締力の弱い部分へと移動して、血液の流れが阻害されて、痒みを生じたりする欠点があった。骨盤が歪むとリンパや血流の流れ、代謝も悪くなり、便秘、浮腫みの原因ともなる。このような症状を生じる原因となる骨盤の歪みを、日常的に無理なく改善することが望まれている。
特開平6−173101号公報 実用新案登録第3076910号公報 実用新案登録第3102742号公報
本考案は、上述の欠点を克服し、装着時に違和感、窮屈感が無く、長時間着用してもガードルの一部が腰周りを強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがないガードルを提供することを目的とする。
即ち、本考案のガードルでは、通常のガードルと外観および着用感が異なることが無く、自然で美的なヒップラインを形成でき、特に矯正具を着用しているという意識を持たずに骨盤を正しい位置に支持するため長時間使用できるガードルである。しかも、本考案のガードルは、腰痛の心配のある中高年の女性にとっては、腰痛の予防にもなる。
本考案のガードルは、パンティ部において、パンティ前身頃にウエストから股下のクロッチ布に向って前当て部を有するガードルにおいて、ウエストから下方に間隔を置いてパンティ前身頃の中心から前身頃の前当て部側面を経て後身頃に環状に縫着される帯状の骨盤支持帯を有し、骨盤支持帯として高弾性を有するネット地をガードル裏面に縫着してなる骨盤押さえガードルである。前当て部には、高弾性を有するネット地を使用する。また、ウエストから該帯状骨盤押さえ布下端までにいたるパンティ部の前身頃及び後身頃の間の部分には、ガードル本体を形成する布地の裏面に、骨盤支持帯に使用した高弾性を有するネット地より弾性の低いネット地を重ねて縫着することが好ましい。
本考案のガードルは、通常のガードルと外観および着用感が異なることが無く、自然なヒップラインを形成でき、矯正具を着用しているという意識を持たずに長時間使用できるガードルであり、ガードルの一部のみが腰周りを強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがない。しかも、本考案のガードルは、帯状の高弾性を有するネット地が使用されているので、腰痛を予防する効果も有する。
本考案の骨盤押さえガードルを図面によって説明する。
図1は、本考案骨盤押さえガードルの正面図、図2は、同背面図である。ガードル本体1は、パンティ部2、レッグ部3とよりなる。パンティ部2とレッグ部3との間には、従来品と同様に股下にクロッチ布4を設ける。パンティ前身頃5には、ウエスト6からこのクロッチ布4上端にいたる腹部の突出を押さえるための前当て部7を設ける。また、ガードル本体1は、レッグ部3を設けずにガードルを、パンティ状に形成しても良い。
パンティ部2のウエスト6から下方に間隔を置いて、パンティ前身頃5の中心から前身頃の前当て部7の側辺7a、パンティ前身頃5の両脇部8を通って後身頃9のヒップ部16を周環し、前身頃の前当て部7の側辺7bを経て環状に縫着された帯状の骨盤支持帯10を設ける。パンティ部2のウエスト6から骨盤支持帯10の下縁までのガードル表地11の裏面には縦横両方向に伸縮性を有する弾性繊維よりなるパワーネット12を千鳥縫いによって縫着し、ウエスト6にはゴムテープ13を縫着する。上記骨盤支持帯10としては、パワーネット12より高い弾性を有する帯状のハードパワーネット14を環状に縫着する。即ち、骨盤支持体10は、ガードル表地11、パワーネット12、ハードパワーネット14の三層で構成される。
ガードル本体1の後身頃を図2に示す。パンティ前身頃5、後身頃9は、これらを結合している両脇部8において、縫い目を設けず連続して構成し、後身頃中心15において、左右後身頃9,9を縫合することが好ましい。パンティ後身頃9の、ウエスト6からヒップ部16を周回する骨盤支持帯10は、図4に示すようにガードル表地11、パワーネット12、ハードパワーネット14の三層で構成し、骨盤支持帯10からウエストまでの間は、パンティ前身頃5と同様にナイロン縦編地等の表地11の裏側にパワーネット地12を重ねる。股下部のクロッチ布4は、表地11の裏側に、従来通り通気性、吸湿性を有する綿生地17を重ねて股下に縫着する。
前身頃に形成される上記前当て部7は、逆三角形で、その両側辺7a、7bが股下部において股下内側に収斂する逆三角形に湾曲する形状に形成することが好ましい。これは、腹部のふくらみに沿うように両辺を湾曲させたものである。前当て部7は、骨盤支持帯10と同様に、ガードル表地11、パワーネット12、ハードパワーネット14の三層に、更にハードパワーネット14で構成されている。図1におけるA−A線断面図を図3に示す。前当て部7においては、更にハードパワーネット14を裏面全体に縫着する。図1のガードルにおいては、パワーネット12、ハードパワーネット14はスカラップステッチで表地11に縫着され、下端においてクロッチ布4と結合している。
次に、本考案ガードルの構成素材について説明する。ガードル本体1には、ナイロン経編地等の伸縮性地をガードル表地11として使用する。上記したように、パンティ前身頃5とパンティ後身頃9の、ウエスト6からヒップ部16を周環する骨盤支持帯10上端までの間は、ナイロン縦編地等の表地11の裏側にパワーネット地12を重ねて、この部分が着用時にかかる引き上げ力に対処する強度とウエストの緊締力を確保するように構成している。パワーネット地12は、強力骨盤支持帯10に使用するハードパワーパワーネット14より弾性力において幾分下まわるものを使用し、緊縛力が分散され、ガードル着用時に腹部に段差が生じないように、力の分散を計っている。本考案において使用できるパワーネット地12およびハードパワーネット地14としては、適宜弾性繊維を選択、織編成して得られる弾性伸縮地であればよく、弾性糸の選択も、特に限定はされず、弾性糸を複数本を引き揃えて布地の弾性を調製することもできる。
一例として、パワーネットとして、30デニールナイロン、140デニールのポリウレタン糸を使用し、28ゲージのパワーネット組織に織製したものを用い、ハードパワーパワーネットとしては、セミダルナイロン(商品名)50デニール・17フィラメント、280デニールのポリウレタン糸を使用し、28ゲージのパワーネット組織に織製したものを使用することができるが、これらは、本考案を限定するものではない。
本考案の特徴は、骨盤支持帯10の構成とその素材の選択にある。骨盤支持帯10は、伸縮性地11、パワーネット12、ハードパワーネット14の三層で構成し、骨盤に対する矯正力、締め付け力を保持すると共に、骨盤支持帯10と、ガードル上端の伸縮性地11とパワーネット12よりなる二層部分とで緊締力を分散させ、身体表面にかかる力に段差が生じないように骨盤を引き締める。前当て布7は、腹部の引き締め、腹部の突出の防止と共に骨盤支持帯10の骨盤引き締め力を確保するため、前述した股下のクロッチ布4に向って両側面が股下に向って収斂する逆三角形で有する。これらの形状上の構成と、構成素材が有効に作用して骨盤を支持する。
また、ウェスト6へのゴムテープ13の縫着、伸縮性表地11への骨盤支持帯10の縫着、前身頃5における前当て部布7の縫着は、千鳥縫いで縫い目を平面状に形成することが望ましい。
本考案のガードルは、特殊な素材、硬化等の手段を必要とせず、縫製によって製造することが出来るので製造が容易であり、しかも、通常のガードルと外観および着用感が異なることが無く、自然なヒップラインを形成でき、長時間使用できるガードルであって、腰痛の予防、緩和にもなる。
本考案骨盤押さえガードルの正面図 同背面図 図1A−A線断面図 図2B−B線断面図
符号の説明
1 ガードル本体
2 パンティ部
3 レッグ部
4 クロッチ布
5 パンティ前身頃
6 ウエスト
7,7a,7b 前当て部
8 脇部
9 後身頃
10 骨盤支持帯
11 ガードル表地
12 パワーネット
13 ゴムテープ
14 ハードパワーネット
15 後身頃中心
16 ヒップ部
17 綿生地

Claims (3)

  1. 股下にクロッチ布を有し、パンティ前身頃にウエストから股下のクロッチ布に向って前当て部を設けたガードルにおいて、ウエストから下方に間隔を置いてパンティ前身頃の中心から前身頃の前当て部側面を経て後身頃に環状に縫着される帯状の骨盤支持帯を有し、該骨盤支持帯に高弾性を有するネット地を使用してなる骨盤押さえガードル。
  2. 前当て部として、高弾性を有するネット地を使用してなる請求項1に記載の骨盤押さえガードル。
  3. ウエストから骨盤支持帯下端部までにいたるパンティ部の前身頃及び後身頃の間の部分において、ガードル本体を形成する布地の裏面に、骨盤支持帯に使用した高弾性を有するネット地より弾性の低いネット地を重ねて縫着してなる請求項1又は請求項2に記載の骨盤押さえガードル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270205A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Wacoal Corp ボトム衣類

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