JP2017209264A - 骨盤ベルト - Google Patents

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利映美 粂井
Riemi Kumei
利映美 粂井
直子 田原
Naoko Tawara
直子 田原
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Abstract

【課題】 身体へのフィット感が向上し、かつ蒸れにくい骨盤ベルトを提供する。
【解決手段】 骨盤ベルト101の左右の腰側部領域5,11に、通気性かつ伸縮性の生地の3本の帯13,15,17が、一部が互いに重なることにより隙間なく、かつ上下に並ぶように配置されている。左右の臀部領域7,9には、同様の生地の4本の帯19,21,23,25が、同様に配置されている。それぞれの領域のつなぎ部27,29,31と、身体の前部に当たるベルト両端部1,3とにおいて、3本又は4本の帯の両端部が互いに連結されている。各領域において腰回りの形に合う膨らみを持たせるように、各領域の3本又は4本の帯は、つなぎ部27,29,31に連結される端部の輪郭が、弧状に膨らみ出る形状を成している。全体が環状となるように、ベルト両端部1,3が面ファスナー2,4により互いに着脱自在に連結される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、骨盤ベルトに関する。
骨盤ベルトは、出産により開いた女性の骨盤を産後において戻すために、腰を締め付けるもので、早く痩せることができるだけでなく、内臓が下がる、O脚(おうきゃく)になる、腰痛を患う、といった二次的症状を予防する意味もあって、この十年来、重要性が広く認識されつつある。市販されている従来の骨盤ベルトは、大半部が弾性のない厚手の帯からなり、一部のみが弾性的に伸びるようになっており、体になじむような配慮がなされてはいなかった。このため、市販の骨盤ベルトは、装着したときに窮屈で、異物感・違和感が強く、さらに体の線がくずれる、蒸れ易い、という問題点があった。
特許文献1には、伸縮性の素材を用いた骨盤ベルトが開示されている。しかし、骨盤ベルトの全体が幅広の1本の帯により構成されており、そのために、身体へのフィット感が十分ではない、という問題点があった。
特開2002−345866号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、身体へのフィット感が向上し、かつ蒸れにくい骨盤ベルトを提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様によるものは、骨盤ベルトであって、身体の左右の腰側部(こしそくぶ)及び左右の臀部にそれぞれ相当する左右の腰側部領域及び左右の臀部領域の4領域の各領域において、通気性かつ伸縮性の生地の3本以上の帯が、一部が互いに重なることにより隙間なく、かつ上下に並ぶように配置されている。また、前記4領域のつなぎ部と、前記身体の前部に相当し前記左右の腰側部領域につづくベルト両端部とにおいて、前記各領域の前記3本以上の帯の一端部同士及び他端部同士が互いに連結されている。さらに、前記4領域の各つなぎ部において、隣り合う2領域の前記3本以上の帯同士が互いに連結されている。そして、前記各領域の前記3本以上の帯は、前記各つなぎ部において連結される端部の輪郭が、弧状に膨らみ出る形状を成しており、縫い目が弧状に膨らみ出る形状の前記輪郭に沿いかつ前記骨盤ベルトの長尺方向には膨らまないように、前記各つなぎ部において、前記隣り合う2領域の前記3本以上の帯同士が直接に又は他の生地を介して縫い合わせられており、それによって、前記各領域の前記3本以上の帯は、腰回りの形に沿う立体的な膨らみを付与されている。さらに、全体が環状となるように、前記ベルト両端部が互いに着脱自在に連結される。
この構成によれば、4領域の各々において、伸縮性の生地の3本以上の帯が、隙間無く上下に並ぶように配置され、かつ腰回りの形に沿う立体的な膨らみを付与されているので、装着したときの身体へのフィット感が高められる。各領域に1本のみの帯ではなく3本以上の帯が配置されるので、帯が、腰回りの上下方向に沿った部分ごとに個別に沿い易く、身体へのフィット感が特に向上する。また、各領域の3本以上の帯は、通気性の生地であるので、装着したときに蒸れにくい。
本発明のうち第2の態様によるものは、第1の態様による骨盤ベルトであって、前記左右の臀部領域同士の前記つなぎ部は、他の前記つなぎ部よりも上下に長く、かつ、前記3本以上の帯の本数は、前記左右の腰側部領域よりも前記左右の臀部領域の方が多く、かつ、前記左右の臀部領域における前記3本以上の帯のうち、下端の帯が最も長く、それにより臀部の下部をもカバーする。
この構成によれば、臀部の下部までもカバーされるので、体の線が一層くずれ難くなる。
本発明のうち第3の態様によるものは、第1又は第2の態様による骨盤ベルトであって、前記3本以上の帯は、上下両端の帯よりも短い帯をそれらの間に含んでいる。
この構成によれば、より自然な締め付け感が得られる。
本発明のうち第4の態様によるものは、第1から第3のいずれかの態様による骨盤ベルトであって、各つなぎ部及び各ベルト端部には、それぞれに隣接する領域の前記3本以上の帯が連結される非伸縮性の生地の帯が配置されている。
この構成によれば、各領域における3本以上の帯の上下にわたる全幅が一定に保持される。
本発明のうち第5の態様によるものは、第1から第4のいずれかの態様による骨盤ベルトであって、前記各つなぎ部の裏側には、滑り止めが設けられている。
この構成によれば、装着したときの位置ずれが、滑り止めと骨盤ベルトの下に着衣される下着等との間の摩擦により抑えられる。
本発明のうち第6の態様によるものは、第5の態様による骨盤ベルトであって、前記各つなぎ部の表側にも、滑り止めが設けられている。
この構成によれば、装着したときの位置ずれが、表側に設けられた滑り止めと骨盤ベルトの外に着衣されるスラックス等との間の摩擦によっても押さえられる。
本発明のうち第7の態様によるものは、第1から第6のいずれかの態様による骨盤ベルトであって、前記左右の臀部領域同士のつなぎ部を除き、前記左右の腰側部領域と前記左右の臀部領域とのつなぎ部に、剛性の芯材が設けられている。
この構成によれば、つなぎ部がよれることなく、腰回りへの均一な締め付けが実現すると同時に、装着した使用者が座ったときに、異物感・違和感を生じない。
本発明のうち第8の態様によるものは、第1から第7のいずれかの態様による骨盤ベルトであって、前記各領域の前記3本以上の帯の生地は、ナイロン繊維を巻き付けたウレタン繊維をメッシュ状に織り込んだ生地である。
この構成によれば、各領域の前記3本以上の帯が、弾性的な伸縮性に富み、かつ隙間が多く通気性に優れるので、フィット感が一層高められ、蒸れが一層効果的に抑えられる。
本発明のうち第9の態様によるものは、第1から第8のいずれかの態様による骨盤ベルトであって、前記ベルト両端部に、対をなす面ファスナーが設けられており、それにより前記ベルト両端部が互いに着脱自在に連結される。
この構成によれば、装着したきの違和感を生じることなく、着脱の操作を迅速かつ容易に行い得る。
以上のように本発明によれば、身体へのフィット感が向上し、かつ蒸れにくい骨盤ベルトが実現する。
本発明の一実施の形態による骨盤ベルトを表側から見た外観図である。 図1の骨盤ベルトを裏側から見た外観図である。 図1の骨盤ベルトの使用状態を示す外観図である。 図1の骨盤ベルトの腰側部領域に配置される帯の形状を例示する平面図である。 図1の骨盤ベルトの臀部領域に配置される帯の形状を例示する平面図である。 図1の骨盤ベルトの帯の端部がつなぎ部において連結される形態を例示する概略説明図であり、(a)は連結される前の帯の端部の形状を示し、(b)は連結されたときの帯の端部の形状を示し、(c)は更に、つなぎ部に配置される別の生地に帯の端部が縫い合わされた形態を示す。 図1の骨盤ベルトの帯の端部がつなぎ部において連結される別の形態を例示する概略説明図であり、(a)は連結される前の帯の端部の形状を示し、(b)は連結されたときの帯の端部の形状を示す。 図1の骨盤ベルトのつなぎ部に滑り止めが設けられた形態を例示する図である。 図1の骨盤ベルトのつなぎ部に芯材が適用されている形態を例示する図であり(a)は芯材が縫い込まれたつなぎ部を例示し、(b)は芯材を例示する。
図1は、本発明の一実施の形態による骨盤ベルトを表側から見た外観図であり、図2は、同骨盤ベルトを裏側から見た外観図である。また、図3は、同骨盤ベルトの使用状態を示す外観図である。この骨盤ベルト101は、使用者40の腰回りに装着し、身体の前部においてベルト両端部1,3を互いに連結することによって、使用に供される。ベルト両端部1,3が連結されることにより骨盤ベルト101は環状となり、その張力により使用者40の骨盤を適度に締め付ける。図示の例では、ベルト両端部1,3には、着脱自在に連結することを可能にする面ファスナーの対2,4が設けられている。
ベルト両端部1,3の間は、順に、左腰側部(ひだりこしそくぶ)領域5、左臀部領域7、右臀部領域9、及び右腰側部領域11の4領域に分割されている。これらの左腰側部領域5、左臀部領域7,右臀部領域9、及び右腰側部領域11は、骨盤ベルト101が身体に装着されたとき、身体の左腰側部、左臀部,右臀部、及び右腰側部に当たる領域である。ベルト両端部1,3は、身体の前部に当たる。
左右の腰側部5,11には、伸縮性かつ通気性に富む生地の3本の帯13,15,17が、部分的に重なり合いつつ、隙間無く上下に並ぶように配置されている。同様に、左右の臀部領域7,9には、伸縮性かつ通気性に富む生地の4本の帯19,21,23,25が、部分的に重なり合いつつ、隙間無く上下に並ぶように配置されている。ナイロン繊維を巻き付けたウレタン繊維をメッシュ状に織り込んだ生地が知られており、軽量かつ伸縮性及び通気性に優れている。帯13,15,17,19,21,23,25の生地として、この生地が好適である。帯13,15,17,19,21,23,25が伸縮性かつ通気性に富むことから、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときの身体へのフィット感が高められるとともに、蒸れにくく使い心地が快適なものとなる。また、帯13,15,17,19,21,23,25は、上下に3本あるいは4本に分けて配置されるので、これらの帯が、腰回りの上下方向に沿った部分ごとに個別に沿い易く、身体へのフィット感が特に向上する。
ベルト両端部1,3と、各領域5,7,9,11のつなぎ部27,29,31とには、例えばポリエステルなどの非伸縮性の生地が配置され、3本の帯13,15,17及び4本の帯19,21,23,25の両端部は、これらの非伸縮性の生地に縫い合わされている。このため、領域5,11の3本の帯13,15,17及び領域7,9の4本の帯19,21,23,25の上下にわたる全幅が一定に保持される。また、左右の臀部領域7,9のつなぎ部29は、他のつなぎ部27,31及びベルト両端部1,3よりも上下に長く設定されている。しかも上記の通り、帯は、左右の腰側部領域5,11よりも左右の臀部領域7,9の方が多く配置されている。このため、図3に明瞭に示されるように、骨盤ベルト101は使用者40の臀部の下部をもカバーする。このことは、使用者40の身体の線がくずれ難くすることに貢献する。
ベルト両端部1,3では、3本の帯13,15,17の端部が縫い合わされる非伸縮性の生地に、面ファスナー2,4が縫い合わされている。面ファスナー2,4は、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときに、連結部位に違和感を生じることなく、しかも着脱の操作を迅速かつ容易に行い得る点で、骨盤ベルト101に好適である。別の例として、面ファスナー2,4の基材となるシートが、非伸縮性の生地を兼ね、これに3本の帯13,15,17の端部が縫い合わされていても良い。図1及び図2には、この形態が例示されている。また、つなぎ部27,29,31に、非伸縮性の生地を配置しない形態を採ることも可能である。この場合、各領域5,7,9,11の3本の帯13,15,17及び4本の帯19,21,23,25の端部は、他の生地を介することなく、直接に互いに縫い合わせられてもよい。
図4は、腰側部領域5,11に配置される帯13,15,17の形状を例示する平面図である。図4において左側が、骨盤ベルト101を装着したときの身体の後方に相当する。また、図5は、臀部領域7,9に配置される帯19,21,23,25の形状を例示する平面図である。図5においても左側が、骨盤ベルトを装着したときの身体の後方に相当する。腰側部領域5,11に配置される帯13,15,17のうち、つなぎ部27,31に連結される端部、すなわち図4において左側端部は、弧状に膨らみ出る輪郭形状を成している。同様に、臀部領域7,9に配置される帯19,21,23,25のうち、つなぎ部27,31に連結される端部すなわち図5において右側端部、及びつなぎ部29に連結される端部すなわち図5において左側端部は、弧状に膨らみ出る輪郭形状を成している。これらの輪郭形状は、帯13,15,17,19,21,23,25の本来の形状であり、平坦面上に置いたときの形状、すなわち平面形状である。
図6は、帯13,19を例として、それらの端部がつなぎ部27において連結される形態の一例を示す概略説明図であり、(a)は連結される前の帯13、19の端部の平面形状を示し、(b)は連結されたときの帯13,19の端部の形状を示し、(c)は更に、つなぎ部27に配置される生地に帯13,19の端部が縫い合わされた形態を示す。図6(a)に示すように、帯13,19の端部の輪郭は弧状に膨らみ出る平面形状を成している。帯13,19は、それらの端部が縫い目37に沿って縫い合わされる。縫い目37は、膨らみ出る端部の輪郭に沿うように形成される(図6(a)参照)。図6(b)に示すように、縫い目37は、骨盤ベルト101の長尺方向(すなわち図において水平方向)には膨らまない。言い換えると、縫い目37は平面視において直線に沿ったものとなる。その結果、ベルト端部1,3を互いに連結することにより環状とされた骨盤ベルト101に、丸みをもって外方に張り出す腰回りの形に合う立体的な膨らみ、すなわち丸みが付与される。それにより、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときの身体へのフィット感が一層高められる。つなぎ部27に非伸縮性の生地が配置される場合には、図6(c)に例示するように、縫い目37により縫い合わされた帯13,19は、つなぎ部27に配置される非伸縮性の生地により表裏が覆われ、さらに縫い目39に沿ってこれらの生地に縫い合わされる。
図7は、帯13,19を例として、それらの端部がつなぎ部27において連結される別の形態を例示する概略説明図であり、(a)は連結される前の帯13、19の端部の平面形状を示し、(b)は連結されたときの帯13,19の端部の形状を示している。図7の例では、帯13,19は、それらの端部が縫い目41,43に沿って、つなぎ部27に配置される非伸縮性の生地に縫い合わされる。縫い目41,43は、膨らみ出る端部の輪郭に沿うように形成される(図7(a)参照)。図7(b)に示すように、縫い目41,43は、骨盤ベルト101の長尺方向(すなわち図において水平方向)には膨らまない。すなわち図6の例と同様に、縫い目41,43は平面視において直線に沿ったものとなる。その結果、ベルト端部1,3を互いに連結することにより環状とされた骨盤ベルト101に、腰回りの形に合う立体的な膨らみ、すなわち丸みが付与される。それにより、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときの身体へのフィット感が一層高められる。
図4に例示したように、帯13,15,17のうち、中央の帯15は最も短く設定されている。また、図5に例示したように、帯19,21,23,25のうち、帯21は最も短く設定されている。このように、帯13,15,17及び帯19,21,23,25は、上下両端よりも中央側において、最も短い帯を含んでいる。最も短い帯15,21は、骨盤ベルト101が装着されたときに、最も強い張力を発揮する。そのため、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときに、骨盤が最も外方に張り出している部位において最も強い締め付け力が発揮されるので、自然な締め付け感が得られる。特に、左右の臀部領域7,9の帯19,21,23,25のうち、下端に配置される帯25は、最も長く設定される。このため、使用者40の臀部の下部が、窮屈感のない自然な感触でカバーされる。
図8に、つなぎ部27について例示するように、各つなぎ部27,29,31の裏側、すなわち身体に触れる面には、例えばウレタン製の凹凸列などの滑り止め35が設けられる。これにより、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときに、下着等との摩擦が増すので、位置ずれが抑えられる。滑り止めは、例えば接着により、各つなぎ部27,29,31の裏側に固定される。滑り止め35は、各つなぎ部27,29,31の表側にも設けられて良い。それにより、スカート、スラックス等との摩擦力によっても、位置ずれが抑えられる。
図9は、つなぎ部27を例としてつなぎ部に芯材が適用される形態を例示する図である。図1及び図2にも、外観上は見えない芯材33を便宜上表している。これらの図に例示するように、つなぎ部27,31には、例えばプラスチック板などの剛性の芯材33が縫い込まれている。これにより、使用者40が骨盤ベルト101を装着したときに、つなぎ部27,31がよれることなく、腰回りへの均一な締め付けが実現する。一方、つなぎ部29には、芯材33は縫い込まれないのが望ましい。それにより、骨盤ベルト101を装着した使用者40が座したときに、芯材33が身体を押圧し、異物感・違和感を覚えることを避けることができる。なお、「芯材33をつなぎ部27,29に縫い込む」とは、必ずしも芯材33に縫い糸を通すことを要さず、芯材33がつなぎ部27,29からはみ出ないように、その周囲を縫い込むことをも含む趣旨である。
1,3 ベルト端部、 2,4 面ファスナー、 5 左腰側部領域、 7 左臀部領域、 9 右臀部領域、 11 右腰側部領域、 13,15,17,19,21,23,25 帯、 27,29,31 つなぎ部、 33 芯材、 35 滑り止め、 37,39 縫い目、 40 使用者、 41,43 縫い目、101 骨盤ベルト。

Claims (9)

  1. 骨盤ベルトであって、
    身体の左右の腰側部及び左右の臀部にそれぞれ相当する左右の腰側部領域及び左右の臀部領域の4領域の各領域において、通気性かつ伸縮性の生地の3本以上の帯が、一部が互いに重なることにより隙間なく、かつ上下に並ぶように配置され、
    前記4領域のつなぎ部と、前記身体の前部に相当し前記左右の腰側部領域につづくベルト両端部とにおいて、前記各領域の前記3本以上の帯の一端部同士及び他端部同士が互いに連結されており、
    前記4領域の各つなぎ部において、隣り合う2領域の前記3本以上の帯同士が互いに連結されており、
    前記各領域の前記3本以上の帯は、前記各つなぎ部において連結される端部の輪郭が弧状に膨らみ出る形状を成しており、縫い目が、弧状に膨らみ出る形状の前記輪郭に沿いかつ前記骨盤ベルトの長尺方向には膨らまないように、前記各つなぎ部において、前記隣り合う2領域の前記3本以上の帯同士が直接に又は他の生地を介して縫い合わせられており、それによって、前記各領域の前記3本以上の帯は、腰回りの形に沿う立体的な膨らみを付与されており、
    全体が環状となるように、前記ベルト両端部が互いに着脱自在に連結される、骨盤ベルト。
  2. 前記左右の臀部領域同士の前記つなぎ部は、他の前記つなぎ部よりも上下に長く、かつ、前記3本以上の帯の本数は、前記左右の腰側部領域よりも前記左右の臀部領域の方が多く、かつ、前記左右の臀部領域における前記3本以上の帯のうち、下端の帯が最も長く、それにより臀部の下部をもカバーする請求項1に記載の骨盤ベルト。
  3. 前記各領域において前記3本以上の帯は、上下両端の帯よりも短い帯をそれらの間に含んでいる、請求項1又は2に記載の骨盤ベルト。
  4. 前記各つなぎ部及び前記ベルト両端部には、それぞれに隣接する領域の前記3本以上の帯が連結される非伸縮性の生地の帯が配置されている、請求項1から3のいずれかに記載の骨盤ベルト。
  5. 前記各つなぎ部の裏側には、滑り止めが設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の骨盤ベルト。
  6. 前記各つなぎ部の表側にも、滑り止めが設けられている、請求項5に記載の骨盤ベルト。
  7. 前記左右の臀部領域同士のつなぎ部を除き、前記左右の腰側部領域と前記左右の臀部領域とのつなぎ部に、剛性の芯材が設けられている、請求項1から6のいずれかに記載の骨盤ベルト。
  8. 前記各領域の前記3本以上の帯の生地は、ナイロン繊維を巻き付けたウレタン繊維をメッシュ状に織り込んだ生地である、請求項1から7のいずれかに記載の骨盤ベルト。
  9. 前記ベルト両端部に、対をなす面ファスナーが設けられており、それにより前記ベルト両端部が互いに着脱自在に連結される、請求項1から8のいずれかに記載の骨盤ベルト。
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