JP3108848U - 折りたたみ自転車の折りたたみ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】折りたたみ自転車の折りたたみ装置を提供する。
【解決手段】折りたたみ装置5と接続装置4を備えており、折りたたみ装置が、折りたたみ自転車の三角形フレームの上側または下側チューブ1、2の適切な折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定されている。この接続装置は、二つの固定部材と一つの接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は、分割されたチューブ部分の各端部にそれぞれ固定され、二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持されている。
【選択図】図1
【解決手段】折りたたみ装置5と接続装置4を備えており、折りたたみ装置が、折りたたみ自転車の三角形フレームの上側または下側チューブ1、2の適切な折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定されている。この接続装置は、二つの固定部材と一つの接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は、分割されたチューブ部分の各端部にそれぞれ固定され、二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、折りたたみ自転車の折りたたみ装置に係り、更に詳細には前方三角フレームを有する自転車の折りたたみ装置に係る。
現在市場において使用されている単一の上側チューブあるいは単一の下側チューブを有する前方三角フレームを持った折りたたみ自転車の折りたたみ装置は、一般には、接続を外し、折りたたみ装置によって折りたたまれるものである。矩形状のボックス形状をしたもの、スパイラルタイプの折りたたみ装置、フリーモーションの二重折りたたみ装置、そして耐振性の折りたたみ装置等、多くのタイプの折りたたみ装置がある。これらの全ての折りたたみ装置は、必然的に回動可能なスピンドルと、回動可能なスピンドルの回りに回転させることができるヒンジと、位置決め装置から構成される。上述した分離できる上側チューブや下側チューブのいずれかの端部は回動可能なヒンジに設けた二つのコンポーネントの位置で固定されている。そのため自転車は二つの部分に分解することができる。折りたたみ装置が使用されると、スピンドルの回りにある角度だけ回転させることができる手段によって、自転車の二つの部分は折りたたむことができる。折りたたみ装置によってその二つの部分が折りたたまれ、位置決め装置によって固定されると、折りたたみあるいは組み立ての要求に適合した一体化したものとなる。
しかし、自転車が競争用自転車や男性用自転車のように三角形フレーム構造からできており、上側チューブ、または下側チューブの分離部分においてのみ折りたたみ装置が取り付けられ、あるいは上側チューブと下側チューブの分離部分において折りたたみ装置がそれぞれ取り付けられている場合、実際にはこれらの種類の自転車を折りたたむことは不可能であるということが立証されている。
本考案の目的は、折りたたみ自転車を折りたたんだり、または伸ばしたり(組み立てたり)できる装置を提供することにある。かかる折りたたみ装置は、三角形フレームを有するタイプの自転車を含めた自転車に対する折りたたみに関する要求にうまく適合するものである。
上述した目的に適合するために、本考案では以下のような構成を持つ折りたたみ自転車用の折りたたみ装置を提供する。
折りたたみ自転車の三角形フレームの分割して設けられた下側チューブあるいは上側チューブの適切な折りたたみ位置であって、分割して設けられた二つのチューブ部分の間に折りたたみ自転車用の折りたたみ装置が固定ている。
当該折りたたみ装置は、回動自在のスピンドルと、当該回動自在のスピンドル回りに回転できるヒンジと、位置決め装置とからなり、前記二つの分割されたチューブ部分は、分割されたチューブ部分が折りたたまれたり、伸ばされたりできるように、二つの回動自在の部材にそれぞれ固定されている。
更に、本考案は、下側チューブまたは上側チューブおよび二つの分割されたチューブ部分以外の三角形フレームの一つのチューブにおける折りたたみ位置に固定された接続装置を含む。
この接続装置は、二つの固定部材と接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は分割されたチューブ部分のいずれか一方の端部に各々固定されている。二つのチューブ部分がスムースに折りたたまれたり、伸ばされたりすることが確実に行えるようにするために、当該二つの端面間には適切な間隔が保持されている。この間隔は、折りたたみ装置のタイプ、構造、そして接続装置のサイズに基き、図面上で構造設計する際に決定される。接続スリーブは、当該チューブの外形部分を覆い、チューブの中心軸上に沿って前方または後方に動かすことができる。この接続スリーブは、二つの固定部材を別々に分離させることができると共に、これらを結合することもできる。この接続装置は、旅行者が簡便に使用できるようにするための要求を満たすため、三角形フレームを持つ折りたたみ自転車用として、折りたたんだり、伸ばしたりできるようになっている。
本考案の技術的特徴点とその利点を明確に理解するために以下の詳細な説明と添付する図面を参照していただきたい。
本考案によれば、三角形フレームを備えたタイプの自転車を含めた自転車に関して、その折りたたみ自転車を折りたたんだり、または伸ばしたり(組み立てたり)できる装置を提供することが可能になった。
図1-4は、本考案にかかる折りたたみ自転車の好適な実施例を示したものである。この折りたたみ自転車は、自転車の三角形フレームの分割された下側チューブ2の折りたたみ位置であって、分割されたチューブ部分の間に取り付けられた折りたたみ装置5を備えている。
この折りたたみ装置は、回動自在のスピンドル51、回動自在のスピンドル回りに回動できるヒンジ52、上側カバー54、および位置決め装置53から成る。上述した分割された二つのチューブ部分は、この二つのチューブ部分を確実に折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、折りたたみ装置の二つの回動可能な部材52、54にそれぞれ固定されている。
接続装置4は、自転車の三角形フレームの上側チューブ1の適切な折りたたみ位置であって、分割されたチューブ部分の間に取り付けられている。
この接続装置4は、二つの固定部材と接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は、前述した上側チューブ1の分割された二つのチューブ部分の端部にそれぞれ固定される。この二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、固定部材の二つの端面間に適切な間隔が保持されている。この間隔の寸法は、構造寸法に基づき設計の過程で決定される。接続スリーブは上側チューブ1の外側部分を包み込み、中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができる。そして、接続スリーブはこの二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することができる。
この考案の考案者は、この接続装置に関する構造様式として3つの方式のものを提案しており、これら3つの接続方式は同じ目的を充分に達成することができるものである。
図9-11は、本考案の接続装置の第一の実施例について示したものである。
接続装置4の固定部材の一つは、ネジが切られていないスリーブ42であり、もう一つの固定部材はオネジを切ったスリーブ43である。二つの固定部材の相対する二つの端面間には適切な間隔L1が設けられている。接続スリーブはメネジを切ったスリーブ41である。
ネジが切られていないスリーブ42は、直径の異なった2つの部分422,423から成り、直径の大きい部分422は、オネジを切ったスリーブ43に近い方に位置している。 そしてこの部分422の外径は、メネジを切ったスリーブ41のメネジ413の開口部直径よりも小さい。
メネジを切ったスリーブ41の開口部は、メネジ部413とネジが切られていない開口部411から成る。メネジ部413は、ネジが切られていないスリーブ42の一方の端部に位置し、メネジ部413はオネジを切ったスリーブ43とスムースに組み合わされる。ネジが切られていない開口部411はメネジを切ったスリーブ41とは反対の端部に位置し、その開口部の直径は上側チューブ1の外径より大きく、ネジが切られていないスリーブ42の直径の小さい部分423とスムースに組み合わされる。その結果、メネジを切ったスリーブ41とオネジを切ったスリーブ43の全体がタイトにねじ込まれると、ネジが切られていないスリーブ42は、チューブ6に対する半径方向の位置決めをする機能を果たすことができる。 肩部412は、ネジが切られていない開口部411とメネジ部413によって形成されている部分であるが、ネジが切られていないスリーブ42の二つの直径の異なった部分によって形成される端面421を押し上げる。その結果、軸方向の位置決めとして機能する。
メネジを切ったスリーブ41がチューブ6に沿って前方へ動き、オネジを切ったスリーブ43とネジ結合されるとき、肩部412はネジが切られていないスリーブ42の端面421をタイトに押し上げることができる。これと同時に、ネジが切られていないスリーブ42の直径の小さい部分423は、メネジを切ったスリーブ41のネジが切られていない開口部411の部分に位置し、これらは互いにスムースに組み合わされる。従って、分割された二つのチューブ部分6と7は、一体となってタイトに結合される。ネジ結合を解除してメネジを切ったスリーブ41をオネジを切ったスリーブ43から外すと、オネジを切ったスリーブ43はネジが切られていないスリーブ42から分離し、その結果二つのチューブ部分6と7を折りたたむことが可能となる。
図12-14は、本考案の接続装置の第二の実施例について示したものである。
接続装置4の固定部材の一つは、弾性材料から作られたネジが切られていないスリーブ44であり、固定部材のもう一つはオネジを切ったスリーブ46である。ネジが切られていないスリーブ44とオネジを切ったスリーブ46の相対する二つの端面の間に適切な間隔L2が保持される。接続スリーブはメネジの切られたスリーブ45である。
メネジの切られたスリーブ45の開口部は、メネジの切られた部分451、径の小さいネジの切られていない開口部452、および径の大きいネジの切られていない開口部453からなる。メネジの切られた部分451は、オネジの切られたスリーブ46の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブ46のオネジと適切に螺合できるものである。径の大きいネジの切られていない開口部453は、ネジが切られていないスリーブ44の端部側に位置し、メネジの切られたスリーブ45に力が掛かった場合、ネジが切られていないスリーブ44はスリーブ45の中に挿入できるように、開口部の径は理想的なものとなっている。径の小さいネジの切られていない開口部452はメネジの切られた部分451と径の大きいネジの切られていない開口部453の間に位置し、メネジの切られたスリーブ45がネジが切られていないスリーブ44およびオネジを切ったスリーブ46と結合されたときに、径の小さいネジの切られていない開口部452と径の大きいネジの切られていない開口部453によって形成されている肩部454が、ネジが切られていないスリーブ44を軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は、上側チューブ1の外径よりも小さくなっている。
径の大きいネジの切られていない開口部453とネジが切られていないスリーブ44が外力によって嵌合する際、ネジが切られていないスリーブ44の後端面441が肩部454を押し上げることにより、ネジが切られていないスリーブ44は径の大きいネジの切られていない開口部453としっかり接続することができる。
そして、その後メネジの切られたスリーブ45のメネジの切られた部分451はオネジを切ったスリーブ46のオネジとしっかり螺合し、分離した二つのチューブ部分6, 7は接続される。
メネジの切られたスリーブ45とオネジを切ったスリーブ46との螺合を解除し、そしてネジが切られていないスリーブ44をメネジの切られたスリーブ45の径の大きいネジの切られていない開口部453から引き抜くと、これらの二つのチューブ部分6,7の接続は解除され、自転車を折りたたむことができるようになる。
上述したネジが切られていないスリーブ44の材料としては、ゴム、樹脂、あるいはその他の弾性材料を使用することができる。
図15-17は、本考案の接続装置の第三の実施例について示したものである。
接続装置4の二つの固定部材は、円筒外側の一端に配置され、円筒形状をした突起ピン471を備えたネジの切られていないスリーブ47である。これらの二つの突起ピンの中心を結ぶ線は、チューブ1の長手方向中心線と平行である。 ネジの切られていないスリーブ47の二つの相対する端面間には適切な間隔が保持されている。
接続装置の接続スリーブはスロットのあるスリーブ48である。スロットのあるスリーブ48の開口部の径は、ネジの切られていないスリーブ47の円筒外側とスムースに組み合わせることができる。スロットのあるスリーブ48の円筒外側には3箇所の曲がったスロット481, 482, および483が設けられている。これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、曲がった部分のスロットの長さは等しい。スロットの幅は、上述した円筒外側に配置された突起ピン471とスムースに適合するようになっている。第一の曲がったスロット481の中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面486との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロット482と483の間の間隔よりも小さくなるようになっている。スロットのあるスリーブ48に設けた曲がったスロットの長手方向部分484と485に、ネジの切られていないスリーブ47の二つの突起ピン471を挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピン471は曲がったスロットの端部に位置し、ネジの切られていないスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」「F」字型をしたスロットが各々切られている。
スロットのあるスリーブ48を反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット481内にある突起ピン471がスロットのあるスリーブ48から外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブ47を分離することができる。即ち、二つのチューブ部分6と7を分離することができるようになる。
ここで述べた接続装置の構造形態から、自転車を折りたたんだり、または伸ばしたりするために、この種の接続装置を使用することによって、二つのチューブ部分6と7を接続したり分離したりすることができることがわかる。
図5と6は、本考案にかかる折りたたみ自転車の第二の実施例について示したものである。 この考案は以下の要素から成る。
折りたたみ装置5は自転車の前側三角形フレームの上側チューブ1の折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に配置されている。
この折りたたみ装置5は、回動自在のスピンドル51、当該回動自在のスピンドル51の回りに回動できるヒンジ52、そして位置決め装置53から成る。上述した分割された二つのチューブ部分は、この二つのチューブ部分を折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、折りたたみ装置5の二つの回動可能な部材52、54にそれぞれ固定されている。
接続装置4は、折りたたみ自転車の三角形フレームの下側チューブ2の適切な折りたたみ位置であって、分割された二つのチューブ部分の間に取り付けられる。
この接続装置4は、二つの固定部材と接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は、前述した下側チューブ2の分割された二つのチューブ部分の端部にそれぞれ固定される。この二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持されている。接続スリーブは下側チューブ2の外側部分を包み込み、下側チューブの中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができる。そして、接続スリーブはこの二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することができる。
この考案の考案者は、この接続装置に関する構造様式として3つの方式のものを提案しており、これら3種類の接続装置は同じ目的を充分に達成することができるものである。
方式Iの接続装置の一般的な考え方を説明するために図9-11を参照する。
接続装置4の固定部材の一つは、ネジが切られていないスリーブ42であり、もう一つの固定部材はオネジを切ったスリーブ43である。 二つの固定部材の相対する二つの端面間には適切な間隔L1が設けられている。 接続スリーブはメネジを切ったスリーブ41である。
ネジが切られていないスリーブ42は、直径の異なった2つの部分422,423から成り、直径の大きい部分422は、オネジを切ったスリーブ43に近い方に位置している。そしてこの部分422の外径は、メネジ413の開口部直径よりも小さい。
メネジを切ったスリーブ41の開口部は、メネジ部413とネジが切られていない開口部411から成る。メネジ部413は、ネジが切られていないスリーブ42の一方の端部に位置し、メネジ部413はオネジを切ったスリーブ43と組み合わされる。ネジが切られていない開口部411はメネジを切ったスリーブ41とは反対の端部に位置し、その開口部の直径は下側チューブ2の外径より大きく、ネジが切られていないスリーブ42の直径の小さい部分423とスムースに組み合わされる。その結果、メネジを切ったスリーブ41とオネジを切ったスリーブ43の全体がタイトにねじ込まれると、ネジが切られていないスリーブ42は、チューブ6に対する半径方向の位置決めをする機能を果たすことができる。肩部412は、ネジが切られていない開口部411とメネジ部413によって形成されている部分であるが、ネジが切られていないスリーブ42の二つの直径の異なった部分によって形成される端面421を押し上げる。その結果、軸方向の位置決めとして機能する。
メネジを切ったスリーブ41がチューブ6に沿って前方へ動き、オネジを切ったスリーブ43とネジ結合されるとき、メネジを切ったスリーブ41の肩部412はネジが切られていないスリーブ42の端面421を押し上げる。これと同時に、ネジが切られていないスリーブ42の直径の小さい部分423は、メネジを切ったスリーブ41のネジが切られていない開口部411の部分に位置し、これらは互いにスムースに組み合わされる。従って、分割された二つのチューブ部分6と7は、一体となってタイトに結合される。ネジ結合を解除してメネジを切ったスリーブ41をオネジを切ったスリーブ43から外すと、オネジを切ったスリーブ43はネジが切られていないスリーブ42から分離し、その結果二つのチューブ部分6と7は折りたたむことが可能となる。
方式IIの接続装置の一般的な考え方を説明するために図12-14を参照する。
接続装置4の固定部材の一つは、弾性材料から作られたネジが切られていないスリーブ44である。固定部材のもう一つはオネジを切ったスリーブ46である。ネジが切られていないスリーブ44とオネジを切ったスリーブ46の相対する二つの端面の間に適切な間隔L2が保持される。接続スリーブはメネジの切られたスリーブ45である。
接続スリーブであるメネジの切られたスリーブ45の開口部は、メネジの切られた部分451、径の小さいネジの切られていない開口部452、および径の大きいネジの切られていない開口部453からなる。メネジの切られた部分451は、オネジの切られたスリーブ46の一方の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブ46のオネジと適切に螺合できるものである。径の大きいネジの切られていない開口部453は、ネジが切られていないスリーブ44の一方の端部に近い方に位置し、メネジの切られたスリーブ45に力が掛かると、ネジが切られていないスリーブ44をその中に挿入できるように開口部の径は理想的なものとなっている。径の小さいネジの切られていない開口部452はメネジの切られた部分451と径の大きいネジの切られていない開口部453の間に位置し、メネジの切られたスリーブ45と、ネジが切られていないスリーブ44およびオネジを切ったスリーブ46とが結合されると、径の小さいネジの切られていない開口部452と径の大きいネジの切られていない開口部453の間に形成された肩部454が、ネジが切られていないスリーブ44に対して軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は、下側チューブ2の外径よりも小さくなっている。
方式IIIの接続装置の一般的な考え方を説明するために図15-17を参照する。
接続装置4の二つの固定部材は、スリーブの一端に配置された突起ピン471を備えた二つのネジの切られていないスリーブ47である。これらの二つの突起ピンの中心を結ぶ線は、上側チューブ1の長手方向中心線と平行である。ネジの切られていないスリーブ47の二つの相対する端面間には適切な間隔L3が保持されている。
接続装置の接続スリーブはスロットのあるスリーブ48である。スロットのあるスリーブ48の開口部の径は、ネジの切られていないスリーブ47の円筒外側とスムースに組み合わせることができる。スロットのあるスリーブ48の円筒外側には3箇所の曲がったスロット481, 482, および483が設けられている。これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、スロットの曲がった部分の長さは等しい。スロットの幅は、上述した円筒外側に配置された突起ピン471とスムースに適合するようになっている。第一の曲がったスロット481の中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面486との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロット482と483の間の間隔よりも小さくなるようになっている。スロットのあるスリーブ48に設けた曲がったスロットの長手方向部分484と485に、ネジの切られていないスリーブ47の二つの突起ピン471を挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピン471は曲がったスロットの端部に位置し、ネジの切られていないスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」「F」字型をしたスロットが各々切られている。
スロットのあるスリーブ48を反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット481内にある突起ピン471がスロットのあるスリーブ48から外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブ47を分離することができる。即ち、二つのチューブ部分6と7を分離することができるようになっている。
ここで述べた接続装置の構造形態から、これらの接続装置は、分離したチューブ部分6と7を接続したり分離したりするための要求を満たすことができることがわかる。
図7と8は、本考案にかかる折りたたみ自転車の第三の実施例について示したものである。この考案は以下の要素から成る。
折りたたみ装置5は自転車の前側三角形フレームの下側チューブ2の折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に配置されている。
この折りたたみ装置は、回動自在のスピンドル51、当該回動自在のスピンドルの回りに回動できるヒンジ52、そして位置決め装置53から成る。上述した分割された二つのチューブ部分は、このチューブ部分を折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、折りたたみ装置5の二つの回動可能な部材にそれぞれ固定されている。
接続装置4は、折りたたみ自転車の三角形フレームの中央のチューブ3の適切な折りたたみ位置であって、分割された二つのチューブ部分の間に取り付けられる。
この接続装置4は、二つの固定部材と接続スリーブから成る。これらの二つの固定部材は、前述した中央のチューブ3の分割された二つのチューブ部分の端部にそれぞれ固定される。この二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持されている。 接続スリーブは中央のチューブ3の外側部分を包み込み、中央のチューブの中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができる。そして、接続スリーブはこの二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することもできる。
この考案の考案者は、この接続装置に関する構造様式において3つの方式のものを提案しており、これら3種類の接続装置は同じ目的を充分に達成することができるものである。
方式Iの接続装置の一般的な考え方を説明するために図9-11を参照する。
接続装置4の固定部材の一つは、ネジが切られていないスリーブ42であり、もう一つの固定部材はオネジを切ったスリーブ43である。二つの固定部材の相対する二つの端面間には適切な間隔L1が設けられている。接続スリーブはメネジを切ったスリーブ41である。
ネジが切られていないスリーブ42は、直径の異なった2つの部分422,423から成り、直径の大きい部分422は、オネジを切ったスリーブ43に近い方に位置している。そしてこの部分422の外径は、メネジを切ったスリーブ41のメネジ413の開口部直径よりも小さい。
メネジを切ったスリーブ41の開口部は、メネジ部413とネジが切られていない開口部411から成る。メネジ部413は、ネジが切られていないスリーブ42の一方の端部に近い所に位置し、メネジ部413はオネジを切ったスリーブ43のオネジと組み合わされる。ネジが切られていない開口部411はメネジを切ったスリーブ41とは反対の端部に位置し、その開口部の直径は中央のチューブ3の外径より大きく、ネジが切られていないスリーブ42の直径の小さい部分423とスムースに組み合わされる。その結果、メネジを切ったスリーブ41とオネジを切ったスリーブ43がタイトにねじ込まれると、ネジが切られていないスリーブ42は、チューブ6に対する半径方向の位置決めをする機能を果たすことができる。ネジが切られていない開口部411とメネジ部413によって形成される肩部412は、ネジが切られていないスリーブ42の二つの直径の異なった部分によって形成される端面421を押し上げる。その結果、軸方向の位置決めとして機能する。
メネジを切ったスリーブ41がチューブ6に沿って前方へ動き、オネジを切ったスリーブ43とネジ結合されるとき、メネジを切ったスリーブ41の肩部412はネジが切られていないスリーブ42の端面421を押し上げる。直径の小さい部分423は、メネジを切ったスリーブ41のネジが切られていない開口部411の部分に位置し、これらは互いにスムースに組み合わされる。その結果、分割された二つのチューブ部分6と7は、一体となってタイトに結合される。ネジ結合を解除しメネジを切ったスリーブ41をオネジを切ったスリーブ43から外す、オネジを切ったスリーブ43はネジが切られていないスリーブ42から分離し、二つのチューブ部分6と7は折りたたむことが可能となる。
方式IIの接続装置の一般的な考え方を説明するために図12-14を参照する。
接続装置4の固定部材の一つは、弾性材料から作られたネジが切られていないスリーブ44である。固定部材のもう一つはオネジを切ったスリーブ46である。ネジが切られていないスリーブ44とオネジを切ったスリーブ46の相対する二つの端面の間に適切な間隔L2が保持される。接続スリーブはメネジの切られたスリーブ45である。
接続スリーブであるメネジの切られたスリーブ45の開口部は、メネジの切られた部分451、径の小さいネジの切られていない開口部452、および径の大きいネジの切られていない開口部453からなる。メネジの切られた部分451は、オネジの切られたスリーブ46の一方の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブ46のオネジと適切に螺合できるものである。径の大きいネジの切られていない開口部453は、ネジが切られていないスリーブ44の一方の端部に近い方に位置し、メネジの切られたスリーブ45に力が掛かると、ネジが切られていないスリーブ44をその中に容易に挿入できるよう径の大きい開口部の直径は理想的なものとなっている。径の小さいネジの切られていない開口部452はメネジの切られた部分451と径の大きいネジの切られていない開口部453の間に位置し、メネジの切られたスリーブ45をネジが切られていないスリーブ44およびオネジを切ったスリーブ46とを結合したときに、径の小さいネジの切られていない開口部452と径の大きいネジの切られていない開口部453の間に形成される肩部454が、ネジが切られていないスリーブ44に対して軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は中央のチューブ3の外径よりも小さくなっている。
方式IIIの接続装置の一般的な考え方を説明するために図15-17を参照する。
接続装置4の二つの固定部材は、スリーブの一端に配置され、円筒形状をした突起ピン471を備えたネジの切られていないスリーブ47である。 これらの二つの突起ピン471の中心を結ぶ線は、上側チューブ1の長手方向中心線と平行である。 ネジの切られていないスリーブ47の二つの相対する端面間には適切な間隔L3が保持されている。
この接続装置の接続スリーブにはスロットのあるスリーブ48が使われる。スロットのあるスリーブ48の開口部の径は、ネジの切られていないスリーブ47の円筒外側とスムースに組み合わせることができるようになっている。スロットのあるスリーブ48の円筒外側には3箇所の曲がったスロット481, 482, および483が設けられている。これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、曲がった部分のスロットの長さは等しい。スロットの幅は、上述した円筒外側に配置された突起ピン471とスムースに適合するようになっている。第一の曲がったスロット481の中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面486との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロット482と483の間の間隔よりも小さくなるようになっている。スロットのあるスリーブ48に設けた曲がったスロットの長手方向部分484と485に、ネジの切られていないスリーブ47の二つの突起ピン471を挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピン471は曲がったスロットの端部に位置させ、ネジの切られていないこれらの二つのスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」「F」字型をしたスロットが各々切られている。
スロットのあるスリーブ48を反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット481内にある突起ピン471がスロットのあるスリーブ48から外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブ47を分離することができる。 即ち、二つのチューブ部分6と7を分離することができる。
ここで述べた接続装置の構造形態から、折りたたみ自転車を折りたたんだり、または伸ばしたりという目的を実現するために、これらの接続装置を使用することによって、二つのチューブ部分6と7を接続したり分離したりすることができることがわかる。
折りたたみ装置の構造形態/形状は、上述したものに限定されるものではない。
矩形状ボックス形状をしたものや、スパイラルタイプのもの、二方向可動折りたたみ方式のもの、あるいは振動保証された折りたたみ方式のものなど、その他の構造様式/形状を有する折りたたみ装置であっても良く、これらも本考案と同じ目的、効果を実現することができる。
本考案の内容といくつかの実施例について説明することによって、本考案の構造様式、機能、原理、および基本思想を示してきた。そして、本考案によって期待した目的を実現することができた。ここまで述べてきたことは、本考案を例示するものであり、これらに限定されるものではない。したがって、本願考案の範囲を外れることなく、本技術の分野における当業者によって行われる簡単な変更や修正は、本願考案と同一または類似の技術であるとみなされる。以下に記載する請求項によってカバーされる範囲は、本考案の権利範囲である。
図1は、本考案にかかる折りたたみ自転車の最適な実施例の左側側面図である。
図2は、図1に示す折りたたみ自転車の折りたたんだ状態を示すものである。
図3は、本考案にかかる折りたたみ装置の立体構造図である。
図4は、自転車から取り外した、図3に示す折りたたみ装置の部品および部材を示す。
図5は、本考案にかかる折りたたみ自転車の第二の実施例の左側側面図である。
図6は、図5に示す折りたたみ自転車の折りたたんだ状態を示すものである。
図7は、本考案にかかる折りたたみ自転車の第三の実施例の左側側面図である。
図8は、図7に示す折りたたみ自転車の折りたたんだ状態を示すものである。
図9は、本考案にかかる接続装置の第一の実施例を示した立体構造図である。
図10は、図9に示す接続装置の長手方向の輪郭図である。
図11は、図10に示した自転車部品および部材を組み立てた状態の図を示したものである。
図12は、本考案にかかる接続装置の第二の実施例を示した立体構造図である。
図13は、図12に示す接続装置の長手方向の輪郭図である。
図14は、図13に示した自転車部品および部材を組み立てた状態の図を示したものである。
図15は、本考案にかかる接続装置の第三の実施例を示した立体構造図である。
図16は、図15に示す接続装置の長手方向の輪郭図である。
図17は、図16に示した自転車部品および部材を組み立てた状態の図を示したものである。
1 上側チューブ
2 下側チューブ
3 中央のチューブ
4 接続装置
5 折りたたみ装置
41 メネジを切ったスリーブ
42 ネジが切られていないスリーブ
43 オネジを切ったスリーブ
44 ネジが切られていないスリーブ
45 メネジを切られたスリーブ
46 オネジを切ったスリーブ
47 ネジが切られていないスリーブ
48 スロットのあるスリーブ
51 スピンドル
52 ヒンジ
53 位置決め装置
54 上側カバー
2 下側チューブ
3 中央のチューブ
4 接続装置
5 折りたたみ装置
41 メネジを切ったスリーブ
42 ネジが切られていないスリーブ
43 オネジを切ったスリーブ
44 ネジが切られていないスリーブ
45 メネジを切られたスリーブ
46 オネジを切ったスリーブ
47 ネジが切られていないスリーブ
48 スロットのあるスリーブ
51 スピンドル
52 ヒンジ
53 位置決め装置
54 上側カバー
Claims (12)
- 折りたたみ装置と接続装置を備えた折りたたみ自転車であって、
(1) 当該折りたたみ装置が、折りたたみ自転車の三角形フレームの分割された下側チューブの折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該折りたたみ装置は、回動自在のスピンドルと、当該回動自在のスピンドルの回りに回動できるヒンジと、そして位置決め装置から成り、
b) 当該分割された二つのチューブ部分は、二つのチューブ部分を折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、折りたたみ装置の二つの回動可能な部材にそれぞれ固定されており、
(2) 当該接続装置は、当該三角形フレームの分割された上側チューブの適切な折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該接続装置は、二つの固定部材と一つの接続スリーブから成り、
b) 当該二つの固定部材は、分割されたチューブ部分の各端部にそれぞれ固定され、
c) 当該二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、当該二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持され、
d) 当該接続スリーブは、上側チューブの外側部分を包み込み、上側チューブの中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができ、当該二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することができる
ことを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項1に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材がネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
(1) 当該ネジの切られていないスリーブの開口した部分は径の異なる二つの部分を含み、径の大きい部分はオネジが切られたスリーブに近い側に位置し、その外径はメネジが切られたスリーブのメネジ部の開口径よりも小さく、
(2) 当該メネジが切られたスリーブの開口部は、メネジの部分と、ネジが切られていない開口した部分とから成り、
a) メネジの部分は、ネジの切られていないスリーブの一端に近い所に位置し、そのメネジはオネジが切られているスリーブのオネジに組み合わされ、ネジが切られていない開口した部分は、メネジが切られたスリーブの他方の端部に位置し、
b) 当該ネジが切られていない開口した部分の開口部の径は、上側チューブの外径より大きく、メネジが切られたスリーブがオネジが切られているスリーブに螺合されるとき、ネジが切られていないスリーブを備えたチューブ部分にこれらを固定する機能を果たし、そして軸方向の位置決めのために、ネジが切られていない開口した部分とメネジが切られた部分によって形成された肩部がネジの切られていないスリーブの径の小さい部分と大きい部分によって形成される端面を押し上げることができるように、ネジの切られていないスリーブの径の小さい部分とスムースに組み合わすことができる
ことを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項1に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材が弾性材料から作られたネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
当該接続スリーブのメネジの切られたスリーブの開口した部分はメネジの切られた部分と、径の小さいネジの切られていない開口部と、径の大きいネジの切られていない開口部からなり、
a) 当該メネジの切られた部分は、オネジの切られたスリーブの一方の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブのオネジと螺合できるものであり、
b) 当該径の大きいネジの切られていない開口部は、ネジが切られていないスリーブの一方の端部に近い方に位置し、メネジの切られたスリーブに力が掛かると、ネジが切られていないスリーブが当該径の大きいネジの切られていない開口部の中に容易に挿入できるよう開口部の径は理想的なものとなっており、
c) 当該径の小さいネジの切られていない開口部はメネジの切られた部分と径の大きいネジの切られていない開口部の間に位置し、メネジの切られたスリーブがネジが切られていないスリーブおよびオネジを切ったスリーブと結合されたときに、径の小さいネジの切られていない開口部と径の大きいネジの切られていない開口部の間に形成されている肩部が、ネジが切られていないスリーブを軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は、上側チューブの外径よりも小さくなっていることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項1に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の二つの固定部材は、円筒外側の一端に配置され、円筒形状をした突起ピンを備えた二つのネジの切られていないスリーブであり、当該二つの突起ピンの中心を結ぶ線は、上側チューブの長手方向中心線と平行であって、接続装置の接続スリーブはスロットのあるスリーブであり、スロットのあるスリーブの開口部の径は、ネジの切られていないスリーブの円筒外側とスムースに組み合わせることができ、
a) 当該スロットのあるスリーブの円筒外側には3箇所の曲がったスロットが設けられており、これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、曲がった部分のスロットの長さは等しく、またスロットの幅は、円筒外側に配置された当該突起ピンとスムースに適合するようになっており、
b) 第一の曲がったスロットの中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロットの間の間隔よりも小さくなるようになっており、
c) 当該スロットのあるスリーブに設けられた曲がったスロットの長手方向部分に、ネジの切られていないスリーブの二つの突起ピンをそれぞれ挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピンを曲がったスロットの端部に位置するよにし、二つのネジの切られていないスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」および「F」字型をしたスロットが各々切られており、
d) 当該スロットのあるスリーブを反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット内にある突起ピンがスロットのあるスリーブから外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブを分離することができ、二つのチューブ部分は分離可能となることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 折りたたみ装置と接続装置を備えた折りたたみ自転車であって、
(1) 当該折りたたみ装置が、折りたたみ自転車の三角形フレームの分割された上側チューブの折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該折りたたみ装置は、回動自在のスピンドルと、当該回動自在のスピンドルの回りに回動できるヒンジと、そして位置決め装置から成り、
b) 当該分割された二つのチューブ部分は、二つのチューブ部分を折りたたんだり、伸ばしたりできるという要求を満たすために、折りたたみ装置の二つの回動可能な部材にそれぞれ固定されており、
(2) 当該接続装置は、自転車の当該三角形フレームの分割された下側チューブの適切な折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該接続装置は、二つの固定部材と一つの接続スリーブから成り、
b) 当該二つの固定部材は、分割された下側チューブ部分の各端部にそれぞれ固定され、
c) 当該二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、当該二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持され、
d) 当該接続スリーブは、下側チューブの外側部分を包み込み、下側チューブの中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができ、当該二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することができることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項5に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材がネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
(1) 当該ネジの切られていないスリーブの開口した部分は径の異なる二つの部分を含み、径の大きい部分はオネジが切られたスリーブに近い側に位置し、その外径はメネジが切られたスリーブのメネジ部の開口径よりも小さく、
(2) 当該メネジが切られたスリーブの開口部は、メネジの部分と、ネジが切られていない開口した部分とから成り、
a) メネジの部分は、ネジの切られていないスリーブの一端に近い所に位置し、そのメネジはオネジが切られているスリーブのオネジに組み合わされ、ネジが切られていない開口した部分は、メネジが切られたスリーブの他方の端部に位置し、
b) 当該ネジが切られていない開口した部分の開口部の径は、上側チューブの外径より大きく、メネジが切られたスリーブがオネジが切られているスリーブに螺合されるとき、ネジが切られていないスリーブを備えたチューブ部分にこれらを固定する機能を果たし、そして軸方向の位置決めのために、ネジが切られていない開口した部分とメネジが切られた部分によって形成された肩部がネジの切られていないスリーブの径の小さい部分と大きい部分によって形成される端面を押し上げることができるように、ネジの切られていないスリーブの径の小さい部分とスムースに組み合わすことができることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項5に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材が弾性材料から作られたネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
当該接続スリーブのメネジの切られたスリーブの開口した部分はメネジの切られた部分と、径の小さいネジの切られていない開口部と、径の大きいネジの切られていない開口部からなり、
a) 当該メネジの切られた部分は、オネジの切られたスリーブの一方の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブのオネジと螺合できるものであり、
b) 当該径の大きいネジの切られていない開口部は、ネジが切られていないスリーブの一方の端部に近い方に位置し、メネジの切られたスリーブに力が掛かると、ネジが切られていないスリーブが当該径の大きいネジの切られていない開口部の中に容易に挿入できるよう開口部の径は理想的なものとなっており、
c) 当該径の小さいネジの切られていない開口部はメネジの切られた部分と径の大きいネジの切られていない開口部の間に位置し、メネジの切られたスリーブがネジが切られていないスリーブおよびオネジを切ったスリーブと結合されたときに、径の小さいネジの切られていない開口部と径の大きいネジの切られていない開口部の間に形成されている肩部が、ネジが切られていないスリーブを軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は、下側チューブの外径よりも小さくなっていることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項5に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の二つの固定部材は、円筒外側の一端に配置され、円筒形状をした突起ピンを備えた二つのネジの切られていないスリーブであり、当該二つの突起ピンの中心を結ぶ線は、上側チューブの長手方向中心線と平行であって、
接続装置の接続スリーブはスロットのあるスリーブであり、スロットのあるスリーブの開口部の径は、ネジの切られていないスリーブの円筒外側とスムースに組み合わせることができ、
a) 当該スロットのあるスリーブの円筒外側には3箇所の曲がったスロットが設けられており、これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、曲がった部分のスロットの長さは等しく、またスロットの幅は、円筒外側に配置された当該突起ピンとスムースに適合するようになっており、
b) 第一の曲がったスロットの中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロットの間の間隔よりも小さくなるようになっており、
c) 当該スロットのあるスリーブに設けられた曲がったスロットの長手方向部分に、ネジの切られていないスリーブの二つの突起ピンをそれぞれ挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピンを曲がったスロットの端部に位置するよにし、二つのネジの切られていないスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」および「F」字型をしたスロットが各々切られており、
d) 当該スロットのあるスリーブを反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット内にある突起ピンがスロットのあるスリーブから外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブを分離することができ、二つのチューブ部分は分離可能となることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 折りたたみ装置と接続装置を備えた折りたたみ自転車であって、
(1) 当該折りたたみ装置が、折りたたみ自転車の三角形フレームの分割された下側チューブの折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該折りたたみ装置は、回動自在のスピンドルと、当該回動自在のスピンドルの回りに回動できるヒンジと、そして位置決め装置から成り、
b) 当該分割された二つのチューブ部分は、二つのチューブ部分を折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、折りたたみ装置の二つの回動可能な部材にそれぞれ固定されており、
(2) 当該接続装置は、当該三角形フレームの分割された中央のチューブの適切な折りたたみ位置であって、二つの分割されたチューブ部分の間に固定され、
a) 当該接続装置は、二つの固定部材と一つの接続スリーブから成り、
b) 当該二つの固定部材は、分割された中央のチューブ部分の各端部にそれぞれ固定され、
c) 当該二つのチューブ部分を確実にスムースに折りたたんだり、あるいは伸ばしたりできるように、当該二つの固定部材の相対する端面間に適切な間隔が保持され、
d) 当該接続スリーブは、中央のチューブの外側部分を包み込み、中央のチューブの中心軸線に沿って前方または後方へ動かすことができ、当該二つの固定部材を分離できると共に、これらを接続することができることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項9に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材がネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
(1) 当該ネジの切られていないスリーブの開口した部分は径の異なる二つの部分を含み、径の大きい部分はオネジが切られたスリーブに近い側に位置し、その外径はメネジが切られたスリーブのメネジ部の開口径よりも小さく、
(2) 当該メネジが切られたスリーブの開口部は、メネジの部分と、ネジが切られていない開口した部分とから成り、
a) メネジの部分は、ネジの切られていないスリーブの一端に近い所に位置し、そのメネジはオネジが切られているスリーブのオネジに組み合わされ、ネジが切られていない開口した部分は、メネジが切られたスリーブの他方の端部に位置し、
b) 当該ネジが切られていない開口した部分の開口部の径は、中央のチューブの外径より大きく、メネジが切られたスリーブがオネジが切られているスリーブに螺合されるとき、ネジが切られていないスリーブを備えたチューブ部分にこれらを固定する機能を果たし、そして軸方向の位置決めのために、ネジが切られていない開口した部分とメネジが切られた部分によって形成された肩部がネジの切られていないスリーブの径の小さい部分と大きい部分によって形成される端面を押し上げることができるように、ネジの切られていないスリーブの径の小さい部分とスムースに組み合わすことができることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項9に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の一方の固定部材が弾性材料から作られたネジの切られていないスリーブであり、他方の固定部材がオネジが切られているスリーブであり、そして接続スリーブはメネジが切られたスリーブであり、
当該接続スリーブのメネジの切られたスリーブの開口した部分はメネジの切られた部分と、径の小さいネジの切られていない開口部と、径の大きいネジの切られていない開口部からなり、
a) 当該メネジの切られた部分は、オネジの切られたスリーブの一方の端部に近い方に位置し、そのメネジは、オネジの切られたスリーブのオネジと螺合できるものであり、
b) 当該径の大きいネジの切られていない開口部は、ネジが切られていないスリーブの一方の端部に近い方に位置し、メネジの切られたスリーブに力が掛かると、ネジが切られていないスリーブが当該径の大きいネジの切られていない開口部の中に容易に挿入できるよう開口部の径は理想的なものとなっており、
c) 当該径の小さいネジの切られていない開口部はメネジの切られた部分と径の大きいネジの切られていない開口部の間に位置し、メネジの切られたスリーブがネジが切られていないスリーブおよびオネジを切ったスリーブと結合されたときに、径の小さいネジの切られていない開口部と径の大きいネジの切られていない開口部の間に形成されている肩部が、ネジが切られていないスリーブを軸方向に位置決めできるように、その開口部の径は、中央のチューブの外径よりも小さくなっていることを特徴とする折りたたみ自転車。 - 請求項9に記載の折りたたみ自転車であって、前記接続装置の二つの固定部材は、円筒外側の一端に配置され、円筒形状をした突起ピンを備えた二つのネジの切られていないスリーブであり、当該二つの突起ピンの中心を結ぶ線は、中央のチューブの長手方向中心線と平行であって、
接続装置の接続スリーブはスロットのあるスリーブであり、スロットのあるスリーブの開口部の径は、ネジの切られていないスリーブの円筒外側とスムースに組み合わせることができ、
a) 当該スロットのあるスリーブの円筒外側には3箇所の曲がったスロットが設けられており、これらの曲がったスロットはスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に対して垂直に曲がっており、曲がった部分のスロットの長さは等しく、またスロットの幅は、円筒外側に配置された当該突起ピンとスムースに適合するようになっており、
b) 第一の曲がったスロットの中心線とスロットのあるスリーブの隣接する端面との間の間隔は、第二と第三の曲がったスロットの間の間隔よりも小さくなるようになっており、
c) 当該スロットのあるスリーブに設けられた曲がったスロットの長手方向部分に、ネジの切られていないスリーブの二つの突起ピンをそれぞれ挿入し、更にある角度だけ回転させることにより、突起ピンを曲がったスロットの端部に位置するよにし、二つのネジの切られていないスリーブを接続することができるように、第一と第二の曲がったスロットのある端部にスロットのあるスリーブの円筒面母線方向に沿って「L」および「F」字型をしたスロットが各々切られており、
d) 当該スロットのあるスリーブを反対方向へ回転し、長手方向へ少しだけ動かすと、第一の曲がったスロット内にある突起ピンがスロットのあるスリーブから外れ、その結果二つのネジの切られていないスリーブを分離することができ、二つのチューブ部分が分離可能となることを特徴とする折りたたみ自転車。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-11-17 JP JP2004006738U patent/JP3108848U/ja not_active Expired - Fee Related
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