JP3108310B2 - 誤結防止用ツメ栓 - Google Patents

誤結防止用ツメ栓

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JP3108310B2
JP3108310B2 JP07033735A JP3373595A JP3108310B2 JP 3108310 B2 JP3108310 B2 JP 3108310B2 JP 07033735 A JP07033735 A JP 07033735A JP 3373595 A JP3373595 A JP 3373595A JP 3108310 B2 JP3108310 B2 JP 3108310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジングの
端子未収容状態の端子収容室内に挿入されて相手端子の
誤結を防止する誤結防止用ツメ栓に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)、(b)は、誤結防止用ツメ
栓1を示す。同図において、この誤結防止用ツメ栓1
は、ツメ栓本体3の一側から中間部にかけて一面側に傾
斜面5、5を有する突起7、7が形成されている。ま
た、他側には、蓋部9が形成されている。
【0003】一方、誤結防止用ツメ栓1が挿入されるコ
ネクタハウジング11の端子収容室13は、図8及び図
9に示すように一方の開口15に、縁部から端子止め壁
17、19がそれぞれ突設されている。これらの端子止
め壁17、19間から相手端子が端子収容室13内に挿
入される。また、この端子収容室13の内幅寸法L1
は、誤結防止用ツメ栓1の幅寸法L2より長く、開口部
の高さ寸法L3は、誤結防止用ツメ栓1の厚み寸法L4
より長く設定されている。なお、この端子収容室13内
には、内壁から可撓性の係止腕21が突設されている。
この係止腕21は、端子収容室13内に収容された端子
金具と係合して抜けを阻止する。
【0004】また、図10及び図11は、開口縁部に端
子どつき防止壁23が形成された端子収容室25の端面
を示す。この端子収容室25では、開口部の幅寸法L5
がツメ栓1の幅寸法L2より短く設定されている。ま
た、開口部の高さ寸法L6はツメ栓1の厚み寸法L4よ
り長く設定されている。
【0005】そして、誤結防止用ツメ栓1は、図10及
び図11に示すように端子未収容の端子収容室13の一
方の開口15から内部に挿入し、突起7を開口縁部の端
子止め壁17に係合させることにより、端子収容室内に
装着される。これにより、相手端子を端子未収容の端子
収容室内に誤って結合してしまう誤結が確実に防止され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ツメ栓1の
幅寸法を端子収容室13内の幅寸法に略等しい長さに設
定すると、誤結防止用ツメ栓1を端子未収容の端子収容
室13内に挿入する際に、挿入力が高くなり挿入作業性
が非常に悪くなる。このため、ツメ栓1の幅寸法を端子
収容室13内の幅寸法より短く設定して容易に挿入でき
るようにすると、今度はがたつきが生じて異音が発生す
るという問題がある。
【0007】また、端子収容室25にツメ栓1を挿入し
ようする場合、端子どつき防止壁23が端子収容室25
の開口幅寸法を狭めているので挿入できない。このた
め、ツメ栓1の幅寸法を短く設定して端子収容室25内
に挿入出来るようにすると、今度は、端子収容室13内
に挿入したときがたつきが生じてしまう。
【0008】そこで、本発明は、開口幅寸法が異なる複
数種の端子収容室内に、端子未収容時に挿入されるツメ
栓において、端子未収容の端子収容室内への挿入作業性
を向上することが出来ると共に、がたつきを低減して装
着することが出来る誤結防止用ツメ栓の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、開口幅寸法が異なる複数種の端
子収容室内に、端子未収容時に挿入されてこの端子収容
室内への相手端子の誤結を防止する誤結防止用ツメ栓で
あって、前記端子収容室内に挿入されるツメ栓本体と、
このツメ栓本体に一体に形成されて端子収容室内の対向
する内壁側に位置する一対の可撓性アームとからなり、
前記ツメ栓本体の幅寸法が前記一対の可撓性アームの外
側間の寸法より短く設定され、一対の可撓性アームの外
側間の端子収容室内の対向する内壁間の寸法より短く設
定され、前記ツメ栓本体に、端子収容室の内壁から相手
端子の挿入側開口へ向けて突設されて収容した端子と係
合する可撓性の係止腕と端子未収容状態で前記端子収容
室への端子の挿入方向側から当接してツメ栓本体の挿入
位置を決める当接部を有することを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、ツメ栓本体を端子未
収容の端子収容室内に挿入すると、一対の可撓性アーム
が端子収容室内の対向する内壁側に位置する。この状態
では、可撓性アームが内壁側に位置するので、誤結防止
用ツメ栓はがたつきを極力抑えた状態で端子未収容の端
子収容室内に装着される。また、例えば端子収容室の開
口部分に端子どつき防止壁が形成されて端子収容室の開
口幅寸法が狭くなっていても可撓性アームを撓ませて挿
入することにより容易に挿入することが出来る。
【0015】また、ツメ栓本体を端子収容室内に挿入す
ると、端子収容室への端子の挿入方向側から当接部が係
止腕と当接して挿入位置が設定される。このため、誤っ
て相手端子でツメ栓本体を押圧してもツメ栓本体が端子
収容室の奥方に入り込むことがない。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る誤結防止用ツメ栓の実施
例について説明する。図1は、誤結防止用ツメ栓(以下
「ツメ栓」という)27を示す斜視図である。図2
(a)はツメ栓27を示す平面図、図2(b)はツメ栓
27を示す側面図である。
【0020】図1及び図2(a)、(b)に示すよう
に、ツメ栓27は、ツメ栓本体29と、このツメ栓本体
29に一体に形成された一対の可撓性アーム31、31
とからなる。ツメ栓本体29は、中間部に中空部33が
形成された基部35の両側から板部37、37が延設さ
れている。これらの板部37、37には、斜面39、3
9を有する突起41、41がそれぞれ形成されている。
この突起41、41の一端側からは、基部35に沿って
可撓性アーム31、31が延設されている。可撓性アー
ム31、31は板部37、37から一旦外側へ突設した
後に、内側へ向けて次第に幅が小くなり内側に傾斜する
傾斜面43、43が形成されている。可撓性アーム3
1、31の外側間の寸法L7は、端子収容室13の対向
する両内壁間の寸法L1(図3参照)と等しいか若干短
く設定されている。このため、ツメ栓27を端子収容室
13内に挿入した状態では、端子収容室13の対向する
内壁13a、13bに可撓性アーム31、31が触れて
いるか、あるいは若干の隙間があいている。また、板部
37の厚みL8は端子収容室13、あるいは端子収容室
25の開口部の高さ寸法L3、L6より短く設定されて
いる。さらに、ツメ栓本体29の幅寸法L9は、端子収
容室13の対向する内壁13a、13b間の寸法L1よ
り短く設定されている。
【0021】また、板部37、37の他端側には、板部
37、37の他端側同士を連結した蓋部45、45が形
成されている。この蓋部45の大きさは、ツメ栓27が
挿入される端子収容室13の間口の大きさより若干小さ
く形成されている。
【0022】さらに、可撓性アーム31、31間の基部
37の先端部には当接部47が形成されている。この当
接部47は、端子収容室13内に突設された可撓性の係
止腕21の係止段部の係合用となっている。
【0023】次に、このツメ栓27をコネクタハウジン
グ11の端子収容室13内に挿入する手順について説明
する。なお、図3及び図4に示す端子収容室13は、端
子どつき防止壁がないものを示し、図5及び図6に示す
端子収容室25は、端子どつき防止壁23が形成されて
いるものを示す。この端子収容室25の開口幅寸法L5
は、一対の可撓性アーム31、31の外側間の寸法L7
より短くなっている。また、端子収容室25の対向する
内壁25a、25b間の寸法は、端子収容室13の内壁
13a、13b間と等しく設定されている。
【0024】ツメ栓27を端子収容室13の開口に当て
て押し込むと、突起41、41が端子収容室13の開口
縁部の端子止め壁17を乗り越えて係合し、蓋部45が
開口部15を閉鎖する。これと共に、図4に示すように
当接部47が可撓性の係止腕21の係止段部47と当接
する。この状態では、ツメ栓27は、可撓性アーム3
1、31が端子収容室13の対向する内壁13a、13
bと触れている状態、あるいは若干の隙間をあけて位置
しているので、端子収容室13内でのツメ栓27のがた
つきを極力防止することが出来る。
【0025】次に図5及び図6に示す端子収容室25内
にツメ栓27を装着する場合には、端子収容室25の開
口部に端子どつき防止壁23があっても可撓性のアーム
31が撓むことにより、この端子どつき防止壁23を乗
り越えて、ツメ栓27を端子収容室25に装着すること
が出来る。
【0026】本実施例によれば、端子収容室13、25
内にツメ栓27を挿入する際、可撓性アーム31が撓む
ので挿入力が低減し容易に挿入することが出来る。よっ
て、端子未収容の端子収容室13、25内への挿入作業
性を向上することが出来る。また、可撓性アーム31、
31と端子収容室13の内壁13a、13bとの隙間を
調整することによりツメ栓27を端子収容室13、25
内にがたつきを極力抑えて装着することが出来る。
【0027】また、本実施例の誤結防止用ツメ栓27
は、異なる種類の端子収容室13、25にそれぞれ用い
ることが出来るので、部品点数が低減し、製造コストを
低減することが出来る。
【0028】さらに、本実施例のツメ栓27には、可撓
性アーム31の先端部に傾斜面43、43が形成されて
いるので、端子収容室13、25内に滑らかに挿入する
ことが出来、挿入作業性が向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ツメ栓本体を端子未収容状態の端子収容室内に挿
入すると、一対の可撓性アームが端子収容室内の対向す
内壁側に位置するので、誤結防止用ツメ栓はがたつき
を低減して端子未収容の端子収容室内に装着される。ま
た、開口幅寸法が狭い端子収容室に装着する場合でも端
子収容室内への挿入時に、可撓性アームを撓ませて挿入
すれば容易に挿入することが出来、挿入作業性を向上す
ることが出来る。
【0030】また、ツメ栓本体を端子収容状態で、端子
収容室内に挿入すると、端子収容室への端子の挿入方向
側から当接部が係止腕と当接して挿入位置が設定され
る。このため、誤って相手端子でツメ栓本体を押圧して
もツメ栓本体が端子収容室の奥方に入り込むことがな
い。
【0031】
【0032】
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る誤結防止用ツメ栓を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る誤結防止用ツメ栓を示し、(a)
は平面図、(b)は側面図である。
【図3】端子どつき防止壁がない端子収容室内にツメ栓
を装着した状態を示す断面図である。
【図4】端子どつき防止壁がない端子収容室内にツメ栓
を装着した状態を示し、図3のIV−IV線に沿って切
断した断面図である。
【図5】端子どつき防止壁を有する端子収容室内にツメ
栓を装着した状態を示す断面図である。
【図6】端子どつき防止壁を有する端子収容室内にツメ
栓を装着した状態を示し、図6のVI−VI線に沿って
切断した断面図である。
【図7】従来の誤結防止ツメ栓を示し、(a)は平面
図、(b)は側面図である。
【図8】端子どつき防止壁のない端子収容室内に図7
(a)、(b)に示す従来のツメ栓を装着した状態を示
し、(a)は断面図、(b)は正面図である。
【図9】端子どつき防止壁のない端子収容室内に図7
(a)、(b)に示す従来のツメ栓を装着した状態を示
し図8のIX−IX線に沿って切断した断面図である。
【図10】端子どつき防止壁を有する端子収容室内を示
し、(a)は断面図、(b)は正面図である。
【図11】端子どつき防止壁を有する端子収容室内を示
し、図10のXI−XI線に沿って切断した断面図であ
る。
【符号の説明】 13 端子収容室 15 一方の開口 27 誤結防止用ツメ栓 29 ツメ栓本体 31 可撓性アーム 43 傾斜面 45 蓋部 47 当接部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口幅寸法が異なる複数種の端子収容室
    内に、端子未収容時に挿入されてこの端子収容室内への
    相手端子の誤結を防止する誤結防止用ツメ栓であって、
    前記端子収容室内に挿入されるツメ栓本体と、このツメ
    栓本体に一体に形成されて端子収容室内の対向する内壁
    側に位置する一対の可撓性アームとからなり、前記ツメ
    栓本体の幅寸法が前記一対の可撓性アームの外側間の寸
    法より短く設定され、一対の可撓性アームの外側間の端
    子収容室内の対向する内壁間の寸法より短く設定され、
    前記ツメ栓本体に、端子収容室の内壁から相手端子の挿
    入側開口へ向けて突設されて収容した端子と係合する可
    撓性の係止腕と端子未収容状態で前記端子収容室への端
    子の挿入方向側から当接してツメ栓本体の挿入位置を決
    める当接部を有することを特徴とする誤結防止用ツメ
    栓。
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