JP3108257B2 - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JP3108257B2
JP3108257B2 JP05272365A JP27236593A JP3108257B2 JP 3108257 B2 JP3108257 B2 JP 3108257B2 JP 05272365 A JP05272365 A JP 05272365A JP 27236593 A JP27236593 A JP 27236593A JP 3108257 B2 JP3108257 B2 JP 3108257B2
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弘 小島
雅憲 藤沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターアンプを有す
る増幅器に関し、特に、ヘッドホンステレオ等に用いて
好適な増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に左及び右パワーアンプとセンター
アンプの出力端に接続される端子とリモコン用に抵抗を
介してアースされる端子とを有する4端子用のジャック
に、左及び右パワーアンプとセンターアンプの出力端に
接続される3端子のピンを挿入すると、図2の如く構成
となる。図2において、(1)は左オーディオ信号が印
加される入力端子、(2)は左パワーアンプ、(3)は
センターアンプ、(4)は右オーディオ信号が印加され
る入力端子、(5)は右パワーアンプ、(6)及び
(7)はスピーカとなる負荷抵抗、(8),(9)及び
(10)はコンデンサー(11),(12)及び(1
3)は左パワーアンプ(2)、右パワーアンプ(5)及
びセンターアンプ(3)の動作をそれぞれ制御するスイ
ッチである。
【0003】図2において、入力端子(1)に印加され
た左オーディオ信号は左パワーアンプ(2)で増幅さ
れ、入力端子(4)に印加された右オーディオ信号は右
パワーアンプ(5)で増幅される。その後、左パワーア
ンプ(2)及び右パワーアンプ(5)から発生する信号
は負荷抵抗(6)及び(7)にそれぞれ印加される。ま
た、センターアンプ(3)は、左パワーアンプ(2)及
び右パワーアンプ(5)から発生する直流電圧と等しい
直流電圧を発生する為、負荷抵抗(6)及び(7)に直
流電流は流れず、左パワーアンプ(2)または右パワー
アンプ(5)の出力端子とセンターアンプ(3)の出力
端子とに表われる直流電圧は等しくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
回路では帰還コンデンサーを備えており、ミュート時、
スイッチ(11),(12)及び(13)が連動してオ
フし、左パワーアンプ(2)、右パワーアンプ(5)及
びセンターアンプ(3)は動作を停止する。その為、そ
れぞれのパワーアンプの出力は低インピーダンスとな
り、帰還コンデンサー(8),(9)及び(10)の一
端は抵抗(14)を介して接地され、また、前記コンデ
ンサーの他端に基準電圧が印加されているので、直流的
に帰還コンデンサーの端子間に電位差が生じ、帰還コン
デンサー(8),(9)及び(10)は充電される。そ
の後、ミュートが解除され、帰還コンデンサー(8),
(9)及び(10)の端子間電圧が零となり左パワーア
ンプ(2)、右パワーアンプ(5)及びセンターアンプ
(3)が動作し、それぞれのパワーアンプは出力端に基
準電圧を発生し、帰還コンデンサー(8),(9)及び
(10)の端子間電圧が直流的に零となるので、帰還コ
ンデンサーを放電する。この時、パワーアンプの出力に
出力変動が起こり、負荷抵抗となるショック音がスピー
カから発生するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を鑑み
成されたものであり、左オーディオ信号を増幅する左パ
ワーアンプと、右オーディオ信号を増幅する右パワーア
ンプと、中点直流電圧を発生するセンターアンプと、前
記左パワーアンプの出力端と前記センターアンプの出力
端との間に接続された左スピーカと、前記右パワーアン
プの出力端と前記センターアンプの出力端との間に接続
された右スピーカとを有する増幅器において、前記セン
ターアンプを構成する帰還コンデンサーの端子電圧と基
準電圧とを比較する比較回路と、該比較回路の出力に応
じて前記帰還コンデンサーの一端に電圧を印加する電圧
発生回路とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、前記電圧発生回路は前記左及び右パ
ワーアンプを構成する帰還コンデンサーの一端に電圧を
発生することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に依れば、比較回路はセンターアンプの
帰還コンデンサーの端子電圧を検出し、基準電圧と比較
する。前記端子電圧が基準電圧より小さくなると、電圧
発生回路は比較回路の出力に応じて前記コンデンサーの
一端に電圧を印加する。また、比較回路の前記出力に応
じて電圧発生回路は左及び右パワーアンプの帰還コンデ
ンサーの一端に電圧を印加する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図であり、
(15)はバイアス発生回路、(16)はバイアス発生
回路(15)の動作を制御するスイッチ(17),(1
8)及び(19)は帰還抵抗であり同じ値に設定されて
いる。尚、従来と同じ回路には同一符号を付し説明を省
略する。
【0009】図1において、スイッチ(11),(1
2)及び(13)がオンし各パワーアンプは動作し、ス
イッチ(16)はオフしバイアス発生回路(15)はオ
フしている。入力端子(1)に印加された左オーディオ
信号は左パワーアンプ(2)で増幅され負荷抵抗(6)
に印加されると共に、入力端子(4)に印加された右オ
ーディオ信号は右パワーアンプ(5)で増幅され負荷抵
抗(7)に印加される。左パワーアンプ(2)及び右パ
ワーアンプ(5)はオーディオ信号を負荷抵抗(6)及
び(7)に印加すると共に、直流電圧も印加している。
そこで、センターアンプ(3)は前記直流電圧と等しい
直流電圧を発生し、負荷抵抗(6)及び(7)に印加さ
れる直流電圧は等しくなるため、負荷抵抗(6)及び
(7)に直流電流は流れない。
【0010】尚、バイアス発生回路(15)は動作を停
止しているので、出力信号を発生していない。上述のよ
うな状態においてミュート動作が起こるとスイッチ(1
1),(12)及び(13)が連動してオフすることに
より左パワーアンプ(2)、右パワーアンプ(5)及び
センターアンプ(3)はオフし、左パワーアンプ(2)
及び右パワーアンプ(5)はオーディオ信号を負荷抵抗
(6)及び(7)に印加せず、センターアンプ(3)は
前記直流電圧を負荷抵抗(6)及び(7)に印加しな
い。また、前記スイッチ(11),(12)及び(1
3)に連動してスイッチ(16)がオンし、バイアス発
生回路は動作を開始する。
【0011】アンプ(2),(3)及び(5)は動作を
停止しているので、帰還コンデンサー(9)の一端が抵
抗(14)及び(18)を介して接地され、さらに帰還
コンデンサー(8)は抵抗(6),(14)及び(1
7)を介して、帰還コンデンサー(10)は抵抗
(7),(14)及び(19)を介して接地される。帰
還コンデンサー(9)の一端の電圧はバイアス発生回路
(15)の(−)端子に印加されており、(+)端子に
印加される基準電圧と比較され、その比較に応じてバイ
アス発生回路(15)は出力を発生する。帰還コンデン
サー(9)の一端の電圧が基準電圧より低くなった場
合、バイアス発生回路(15)は帰還コンデンサー
(9)の他端に印加される基準電圧と等しい電圧を帰還
コンデンサー(9)の一端に印加し、帰還コンデンサー
(9)の端子間電圧を零にする。また、バイアス発生回
路(15)はコンデンサー(8)及び(10)の一端に
も前記電圧を印加し、帰還コンデンサー(8)及び(1
0)の端子間電圧を零にしている。その後、帰還コンデ
ンサー(9)の一端の電圧が上がり、バイアス発生回路
(15)において基準電圧と等しくなった場合、充電増
幅回路(15)は帰還コンデンサー(8),(9)及び
(10)の一端への前記電圧の印加を停止する。
【0012】このようにして、ミュート時、前記電圧が
常に帰還コンデンサー(8),(9)及び(10)の一
端に印加されることにより、帰還コンデンサーの端子間
電圧を零になるので、帰還コンデンサーの充電を防ぐこ
とができる。ミュート動作が停止すると左パワーアンプ
(2)、右パワーアンプ(5)及びセンターアンプ
(3)は動作し、バイアス発生回路(15)は動作を停
止する。そして、帰還コンデンサー(8),(9)及び
(10)の一端に前記電圧が印加されるので、アンプ
(2),(3)及び(5)が直流電圧を発生しても、出
力変動は起こらない。そして、左パワーアンプ(2)及
び右パワーアンプ(5)はオーディオ信号を負荷抵抗
(6)及び(7)に印加し、センターアンプ(3)は直
流電圧を負荷抵抗(6)及び(7)に印加する。
【0013】図3にバイアス発生回路(15)の具体的
回路構成を示す。図3において、バイアス発生回路(1
5)は、ベースに入力信号が印加されるトランジスタ
(22)と、ベースに基準電圧が印加されるトランジス
タ(23)と、電流ミラー回路(24)とから成る比較
回路(21)と、ベースに該比較回路(21)の出力が
印加されるトランジスタ(26),(27)及び(2
8)から成る電圧発生回路(25)とによって構成され
る。尚、図3の回路は、従来のものと同一であるのの
で、その動作説明は省略する。
【0014】ところで、バイアス発生回路(15)は、
帰還抵抗に電流を供給することにより、帰還コンデンサ
ーの一端に電圧を印加している。帰還コンデンサー
(9)に供給される直流電流I1は、帰還コンデンサー
(9)の他端に印加される基準電圧Vrefと等しい電
圧が一端に印加されるように設定される。具体的に、そ
の電流I1は、抵抗(14)及び(18)の値をR14
びR18とすると、
【0015】
【数1】
【0016】で表される。また、帰還コンデンサー
(8)に供給される電流I2は、帰還コンデンサー
(8)の他端にも基準電圧Vrefが印加されるので、
抵抗(6)及び負荷抵抗(17)の値をR6及びR17
すると、
【0017】
【数2】
【0018】なり、電流I1に等しくなる。帰還コンデ
ンサー(10)についても電流I2と等しい電流を供給
する。但し、抵抗(17),(18)及び(19)の値
は等しい。
【0019】
【発明の効果】本発明に依れば、ミュート時において、
帰還コンデンサーは充電されないので、この状態でミュ
ート解除しても、アンプは帰還コンデンサーを放電しよ
うとしないのでアンプの出力変動は起きない。従って、
ミュート解除時、負荷抵抗となるスピーカからショック
音が発生しない。また、バイアス発生回路(15)を図
3の如く構成すれば、左パワーアンプ(2)、右パワー
アンプ(3)及びセンターアンプ(5)の帰還コンデン
サーを同時に制御でき、例えば、IC化した場合、左及
び右パワーアンプ(2)及び(3)の帰還コンデンサー
用の充電増幅回路を構成する必要がないので、素子数を
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】バイアス発生回路の具体的構成例を示す回路図
である。
【符号の説明】
2,5 パワーアンプ 3 センターアンプ 6,7 負荷 8,9,10 帰還コンデンサー 15 バイアス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/00 - 3/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負帰還ループを有し、反転入力端子に第
    1帰還コンデンサーが接続されるとともに、左オーディ
    オ信号を増幅する左パワーアンプと、負帰還ループを有
    し、反転入力端子に第2帰還コンデンサーが接続される
    とともに、右オーディオ信号を増幅する右パワーアンプ
    と、負帰還ループを有し、反転入力端子に第3帰還コン
    デンサーが接続されるとともに、中点直流電圧を発生す
    るセンターアンプとを有し、前記左パワーアンプ及び前
    記センターアンプがそれらの出力端の間に左スピーカが
    接続されるように配置され、前記右パワーアンプ及び前
    記センターアンプがそれらの出力端の間に右スピーカが
    接続されるように配置される増幅器において、前記第3帰還コンデンサー及び前記センターアンプの反
    転入力端子の接続電圧 と基準電圧とを比較する比較回路
    と、 該比較回路の出力に応じて、前記第1乃至第3帰還コン
    デンサーと、それぞれの帰還コンデンサーに対応するア
    ンプとの接続点に電圧を印加する電圧発生回路とを
    え、前記比較回路及び電圧発生回路は、前記左及び右パワー
    アンプ並びにセンターアンプの不動作時に動作すること
    を特徴とする増幅器。
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