JP3108231U - 食品容器 - Google Patents

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太朗 谷山
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株式会社トルネ
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Abstract

【課題】可愛らしさ、面白さ、等により食欲や旨み感を呼び起こす、特にお弁当箱用のおかずや果物入れとして好適な食品容器を提供する。
【解決手段】紙基材の片面にポリオレフィン樹脂をラミネートした積層シート材料1からなり、前記ポリオレフィン系樹脂面を内面としてなる食品容器5であって、該容器5の側壁に動物、キャラクター等の図柄2が突設されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、食品容器に関し、更に詳しくは、可愛らしさ、面白さ、等により食欲や旨み感を呼び起こす、特にお弁当箱用のおかずや果物入れとして好適な食品容器に関する。
従来、例えば、お弁当箱用のおかずや果物用容器としては、アルミホイルで形成した容器が用いられたり、また、フィルムで容器状に形成したものや、フィルムで包むといった方法が用いられている。
例えば、側壁の一部もしくは全部の横断面が波形状をなすようにプレス成形された皿状もしくはカップ状の食品容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−290817号公報
しかしながら、上記のような容器や方法では、単に食物が収容されているか、又は、他の食物と混ざり合わないように区画されているにすぎず、食欲を増進したり旨み感を引き起こす面白さや可愛らしさは皆無である。食欲や旨み感は食物自体の旨みの他に、盛りつけや食器、テーブルクロス等によっても大きく左右されるもので、上記のような単なる容器ではこのような食欲の増進や旨み感の喚起は全く期待できない。
本考案は、従来の単に食物を入れるだけという無機質な食品容器に可愛らしさや面白さを加えることにより、食欲を増進したり、旨み感を呼び起こすことの可能な食品容器を提供することを目的とする。
また、本考案は、容器内面の側壁や底部にメッセージや図柄を記載することにより、残さずに最後まで食べることを動機づけたり、誘導することの可能な食品容器を提供することを目的とする。
上記課題を達成するための本考案の請求項1は、紙基材の片面にポリオレフィン樹脂をラミネートした積層シート材料からなり、前記ポリオレフィン系樹脂面を内面としてなる食品容器であって、該容器の側壁に動物、キャラクター等の図柄が突設されていることを特徴とする食品容器を内容とするものである。
本考案の請求項2は、容器内面の側壁及び/又は底部にメッセージ及び/又は図柄が記載されていることを特徴とする請求項1記載の食品容器を内容とするものである。
本考案の請求項3は、容器の側壁の一部又は全部がプリーツ状に成形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の食品容器を内容とするものである。
本考案の請求項4は、弁当箱用のおかず又は果物を入れるための容器である請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品容器を内容とするものである。
本考案の食品容器は、動物やキャラクター等の図柄を食品容器の側壁に突設してなるから、食物を収容した状態でこれらの図柄が食物により隠されて見えなくなるということがなく、常に見える状態にあるから、可愛らしい動物や、興味のあるキャラクター等を見て楽しみながら食することが可能となり、食欲や旨み感が増進する。
また、容器内面の側壁及び/又は底部にメッセージ及び/又は図柄が記載されることにより、食物を食するにつれてどんな図柄やメッセージが出てくるか興味津々の状態で最後まで食することが可能となり、また、少々嫌いな食物でも興味につられて食べてしまうという副次的効果も期待できる。
本考案の食品容器は、紙基材の片面にポリオレフィン樹脂をラミネートした積層シート材料からなり、前記ポリオレフィン系樹脂面を内面としてなる食品容器であって、該容器の側壁に動物、キャラクター等の図柄が突設されていることを特徴とする。
本考案に用いられる紙基材は通常食品用として用いられている紙基材であればよく、例えばクラフト紙、グラシン紙、和紙等が用いられ、20〜70g/m2 程度のものが好適である。
本考案に用いられるポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好ましく、厚さは15〜50μm程度のものが好適である。
紙基材の片面にポリオレフィン樹脂がラミネートされ積層シート材料とされる。ラミネートする方法は特に制限されないが、紙基材上に溶融したポリオレフィン樹脂を押し出してラミネートする方法が好ましい。必要に応じ、紙基材の他の面にもポリオレフィン樹脂をラミネートすることも可能であるが、コストを低く抑えるには片面ラミネートが好ましい。
本考案の食品容器の側壁に図柄が突設される。このような図柄としては、可愛らしさや面白さで食欲を増進したり、旨み感を呼び起こすような図柄が用いられ、例えば、イヌ、ネコ、カエル、クマ、ゾウ、キリン、カバ、サル、トリ等の動物、アニメ等に登場するキャラクター、花等が挙げられる。図柄は少なくとも1個が設けられ、複数個設ける場合は2〜3個程度が好ましい。
本考案の食品容器は、内面の側壁及び/又は底部にメッセージ及び/又は図柄を施すことができる。図柄は上記した図柄と同じものでよい。メッセージは、例えば、年少者向けには、「のこさずたべたネ」、「いっぱいたべたネ」、「ぜんぶたべたネ」、「おりこうさん」等の残さず食べたことへの誉め言葉等が挙げられ、このようなメッセージを見たいために、残さずに食べるという効果が期待できる。
上記メッセージは、容器側壁に突設した図柄と合わせて、例えば、ネコの場合は「のこさずたべたニャン」、ゾウのばあいは「いっぱいたべたゾウ」等とネコやゾウが語りかけたかのようなメッセージにすることもできる。
また、側壁に施すメッセージとしては、「あとすこしだよ」、「がんばってるネ」、「おいしいネ」等の、嫌いな食物でも食べるように応援、激励メッセージとすることが考えられる。
また、年少者以外に対するメッセージとしては、「大吉」、「小吉」、「末吉」等のおみくじ、「交際よし」、「買い物よし」等の運勢等が挙げられる。
本考案の食品容器の好ましい作り方の一例について記載すると、例えば、紙基材上に所望の食品容器の形状に応じて略矩形状、円形状、楕円形状等に容器の輪郭を描き、その外周に少なくとも1個のイヌ、ネコ等の図柄を描き、又は、更に側壁及び/又は底部に相当する部分に図柄及び/又はメッセージを印刷又は記載し、その上にポリオレフィンフィルムをラミネートし積層シート材料とする。
次いで、積層シート材料を容器の輪郭に沿って切り抜いた積層容器材料を、それぞれプリーツ状の溝を設け雌型と雄型との間に挟み込み、雄型を雌型の中に押し込んだ状態で加熱してポリオレフィン樹脂面を内面とするカップ状に成形される。プリーツ状のヒダは側壁の一部又は全部に設けられる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を更に詳細に説明するが、本考案はかかる実施例のみに限定されないことは云うまでもない。
図1、2は本考案の実施例を示し、図1は、成形する前の積層容器材料を示す上面図で、楕円形の積層容器材料1の長辺の一辺にゾウの図柄2が突設され、該材料の楕円形の中央部にニンジンの図柄とメッセージ4(本例では「ぜんぶたべたゾウ」)が印刷されている。
上記積層容器材料を一部プリーツ状の溝を設けた雌型と雄型との間に挟み込み、雄型を雌型の中に押し込んで積層容器材料を両型内に挟み込んだ状態で加熱してカップ状に成形し、図2に示したように、側壁にゾウの図柄2を突設し、底部にニンジンの図柄3とメッセージ4が施された食品容器5が得られる。
図3、図4は本考案の他の実施例を示し、図3は、成形する前の積層容器材料を示す上面図で、丸みをもった略矩形の積層容器材料1の対向する2辺にクマの図柄2aとゾウの図柄2bが突設され、該材料の中央部にリンゴの図柄3とメッセージ4(本例では「いっぱいたべたネ」)が印刷されている。
上記積層容器材料を一部プリーツ状の溝を設けた雌型と雄型との間に挟み込み、雄型を雌型の中に押し込んで積層容器材料を両型内に挟み込んだ状態で加熱してポリオレフィン樹脂面を内面とするカップ状に成形し、図4に示したように、側壁にクマの図柄2aとゾウの図柄2bを突設し、底部にリンゴの図柄3とメッセージ4が施された食品容器5が得られる。
図5、図6は本考案の更に他の実施例を示し、図5は、成形する前の積層容器材料を示す上面図で、丸みをもった略矩形の積層容器材料1の対向する2辺にネコの図柄2aとカエルの図柄2bが突設され、該材料の中央部にニンジンの図柄3とメッセージ4a(本例では「のこさずたべてニャン」)が印刷され、更に、ネコの図柄2aとニンジンの図柄3との間には「がんばってネ」4b、カエルの図柄2bとメッセージ4aとの間には「おいしいネ」のメッセージ4bがそれぞれ施されている。
上記積層容器材料を一部プリーツ状の溝を設けた雌型と雄型との間に挟み込み、雄型を雌型の中に押し込んで積層容器材料を両型内に挟み込んだ状態で加熱してポリオレフィン樹脂面を内面とするカップ状に成形し、図6に示したように、側壁にネコの図柄2aとカエルの図柄2bを突設し、底部にニンジンの図柄3とメッセージ4a、4bが施された食品容器5が得られる。
上記図6の食品容器5の場合は、例えば、食物が好物でない場合は、側壁のメッセージ4b「がんばってネ」がネコの図柄2aからの応援メッセージとなり、また、好物である場合、メッセージ4b「おいしいネ」がカエルの図柄2bと対話をしているように感じ、いずれの場合もますます食が進むという効果が期待でき、栄養面や健康維持・増進の面からも有用である。
叙上のとおり、本考案の食品容器によれば、可愛らしい図柄や面白い図柄を配したことにより、食欲や旨み感が増進し、また、側壁や底部にメッセージを施した場合には、例えば、好物でない食物であっても、最後まで食べることを動機づけたり、誘導することが期待でき、栄養面や健康維持・増進の面からも有用である。
成形する前の積層容器材料を示す平面図である。 図1の積層容器材料を成形して得られる食品容器を示す上面図である。 成形する前の積層容器材料を示す平面図である。 図3の積層容器材料を成形して得られる食品容器を示す上面図である。 成形する前の積層容器材料を示す平面図である。 図5の積層容器材料を成形して得られる食品容器を示す上面図である。
符号の説明
1 積層シート材料(積層容器材料)
2、2a、2b 図柄
3 図柄
4、4a、4b メッセージ
5 食品容器

Claims (4)

  1. 紙基材の片面にポリオレフィン樹脂をラミネートした積層シート材料からなり、前記ポリオレフィン系樹脂面を内面としてなる食品容器であって、該容器の側壁に動物、キャラクター等の図柄が突設されていることを特徴とする食品容器。
  2. 容器内面の側壁及び/又は底部にメッセージ及び/又は図柄が記載されていることを特徴とする請求項1記載の食品容器。
  3. 容器の側壁の一部又は全部がプリーツ状に成形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の食品容器。
  4. 弁当箱用のおかず又は果物を入れるための容器である請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218302A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 由美 角住 動物等の顔の輪郭が、スープによって現れる容器

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