JP3108196B2 - 包装機のシール装置 - Google Patents

包装機のシール装置

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JP3108196B2
JP3108196B2 JP04134386A JP13438692A JP3108196B2 JP 3108196 B2 JP3108196 B2 JP 3108196B2 JP 04134386 A JP04134386 A JP 04134386A JP 13438692 A JP13438692 A JP 13438692A JP 3108196 B2 JP3108196 B2 JP 3108196B2
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久彌 鈴木
陽一 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続包装体における先
後の包装体端部を殆ど同時にシールする包装機のシール
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】包装機のシール装置として、実公平3-22
091 号公報に記載の如くのものがある。この従来技術
は、図3に示す如く、相対する一対のシール体1A、1
Bをギヤ2A、2Bの噛み合いを介する等により同調回
転させるとともに、各シール体1A、1Bの回転外周面
に切断部3A、3Bと、切断部3A、3Bの回転方向に
沿う先後のそれぞれに位置する尾端シール部4A、4B
と先端シール部5A、5Bとを設け、両シール体1A、
1Bの対応する尾端シール部4A、4Bと切断部3A、
3Bと先端シール部5A、5Bとを連続包装体10の通
過ラインで順次突合わせてなるものである。尚、シール
体1Aの支持ブラケット6は位置決めボルト7をストッ
パ8に衝合させる状態で、ばね9により所定の付勢力を
もってシール体1B側に付勢されており、両シール体1
A、1Bを所定の突合わせ位置関係に設定し、両シール
体1A、1Bに略一定の挟圧力を発生可能としている。
【0003】これにより、両シール体1A、1Bが同調
回転する毎に、給送されてくる連続包装体10の端部を
両シール体1A、1B間で挟圧し同速で移動する過程
で、各シール体1A、1Bの回転方向の先方側に位置す
る尾端シール部4A、4Bにより先行包装体11の尾端
部10Aを加圧シールし、続いて先行包装体11の尾端
部10Aと後続包装体12の先端部10Bとを各シール
体1A、1Bの切断部3A、3Bにより切断分離し、続
いて各シール体1A、1Bの回転方向の後方側に位置す
る先端シール部5A、5Bにより後続包装体12の先端
部10Bを加圧シールする。
【0004】尚、包装体の端部は、加熱接着剤、もしく
は感圧接着剤等を付されており、上述の各シール部が加
える加圧力により接着せしめられる。
【0005】即ち、従来技術によれば、連続包装体10
を構成している先後の各個包装体11、12における尾
端部10Aと先端部10Bとを殆ど同時に加圧シール
し、かつ両包装体11、12の切断分離も行なうことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、包装体の先端部のシール強度が、尾端部のシール
強度よりも弱くなるという不都合がある。
【0007】即ち、両シール体1A、1Bが突合わせ位
置で先後の包装体11、12の端部10A、10Bを順
次加圧シールするに際し、先行包装体11の尾端部10
Aを加圧シール開始する際には、シール体1Aがばね9
の作用下でシール体1Bに対し所期の突合わせ位置関係
に設定されながら尾端シール部4A、4Bを突合わせる
こととなり、尾端シール部4A、4B間の突合わせ代を
最小とし、強い加圧シールを提供する。これに対し、後
続包装体12の先端部10Bを加圧シール開始する際の
先端シール部5A、5B間の突合わせ代は、既に先行包
装体11の尾端部10Aを挟圧したことによる、或いは
その後の切断分離によるシール体1Aの反動変位によっ
て拡大しており、強い加圧シールを提供できないことに
なるのである。
【0008】本発明は、一対の回転シール体によって、
連続包装体における先後の包装体端部を殆ど同時にシー
ルするに際し、先後の包装体のシール強度を均一にする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対する一対
のシール体を同調回転させるとともに、各シール体の回
転方向に沿う先後のそれぞれに位置する尾端シール部と
先端シール部とを設け、両シール体の対応する尾端シー
ル部と先端シール部とを連続包装体の通過ラインで順次
突合わせてなる包装機のシール装置において、少なくと
も一方のシール体における、先端シール部の回転半径
を、尾端シール部の回転半径より大としてなるようにし
たものである。
【0010】
【作用】両シール体が突合わせ位置で、連続包装体を構
成する先後の包装体の端部を順次加圧シールするに際
し、先行包装体の尾端部を加圧シール開始する際には、
両シール体が所期の突合わせ位置関係に設定されながら
両尾端シール部を突合わせることになり、強い加圧シー
ルを提供する。
【0011】そして、後続包装体の先端部を加圧シール
開始する際の先端シール部間の突合わせ代は、既に先行
包装体の尾端部を挟圧したことによるシール体の反動変
位によって自由状態下での設定値より拡大される。とこ
ろが、少なくとも一方のシール体における、先端シール
部の回転半径を、尾端シール部の回転半径より大とされ
ている。従って、先端シール部の加圧シール開始時の突
合わせ代は、上述の拡大によって初めて適正値を付与さ
れる如くとなり、強い加圧シールを提供できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す模式図、図2
は包装体を示す模式図である。
【0013】包装シール装置20は、連続包装体10に
おける先後の包装体11、12の尾端部10Aと先端部
10Bとを殆ど同時に加圧シールし、かつ両包装体1
1、12を切断分離するものである。尚、本実施例にお
けるシールは、連続包装体10の溶着によるものである
が、連続包装体10の尾端部10A、先端部10Bに予
め付された加熱接着剤や感圧接着剤によるものであって
も良い。
【0014】包装シール装置20は、図1に示す如く、
架台21に設けた揺動ブラケット22と支持台23のそ
れぞれに、相対する一対のシール体24A、24Bを同
調回転可能に支持している。両シール体24A、24B
は、それらの回転軸25A、25Bの端部に設けたギヤ
26A、26Bの噛み合いを介して同調回転し、かつ不
図示の駆動源により駆動される。
【0015】包装シール装置20は、各シール体24
A、24Bの回転外周面に、上刃27Aと下刃27B、
両刃27A、27Bの回転方向に沿う先後のそれぞれに
位置する尾端シール部28A、28Bと先端シール部2
9A、29Bとを備えている。尾端シール部28A、2
8Bと先端シール部29A、29Bは、不図示のヒータ
で加熱保温されている。
【0016】包装シール装置20は、両シール体24
A、24Bの対応する尾端シール部28Aと28B、上
刃27Aと下刃27B、先端シール部29Aと先端シー
ル部29Bとを、連続包装体10の通過ラインで順次突
合わせ可能としている。
【0017】更に、シール体24Aの揺動ブラケット2
2は位置決めボルト31を架台21側のストッパ32に
衝合させる状態で、ばね33により所定の付勢力をもっ
てシール体24B側に付勢されており、両シール体24
A、24Bを所定の突合わせ位置関係に設定し、両シー
ル体24A、24B間に略一定の挟圧力を発生可能とし
ている。
【0018】従って、包装シール装置20にあっては、
両シール体24A、24Bが同調回転する毎に、給送さ
れてくる連続包装体10の端部を両シール体24A、2
4B間で挟圧し、同速で移動する過程で、各シール体2
4A、24Bの回転方向の先方側に位置する尾端シール
部28A、28Bにより先行包装体11の尾端部10A
を加圧シールし、続いて先行包装体11の尾端部10A
と後続包装体12の先端部10Bとを各シール体24
A、24Bの上刃27Aと下刃27Bにより切断分離
し、続いて各シール体24A、24Bの回転方向の後方
側に位置する先端シール部29A、29Bにより後続包
装体12の先端部10Bを加圧シールする。図2は加圧
シールされた包装体11(12)である。
【0019】然るに、包装シール装置20にあっては、
両シール体24A、24Bが包装体10を挟圧していな
い自由状態下での両先端シール部29A、29B間の突
合わせ代g2 を、両尾端シール部28A、28B間の突
合わせ代g1 より小としている。具体的には、シール体
24A、24Bの回転中心に対して先端シール部29
A、29Bがなす回転半径を、尾端シール部28A、2
8Bがなす回転半径より大とする如くに、シール体24
A側の尾端シール部28Aと先端シール部29Aの間、
シール体24B側の尾端シール部28Bと先端シール部
29Bの間に段差δを設けた。
【0020】尚、上述の段差δは、シール体24A側の
尾端シール部28Aと先端シール部29Aの間、シール
体24B側の尾端シール部28Bと先端シール部29B
の間のいずれか一方にのみ設けても良い。また、上述の
突合わせ代g2 は零であっても良い。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
両シール体24A、24Bが突合わせ位置で、連続包装
体10を構成する先後の包装体11、12の端部10
A、10Bを順次加圧シールするに際し、先行包装体1
1の尾端部10Aを加圧シール開始する際には、両シー
ル体24A、24Bが所期の突合わせ位置関係に設定さ
れながら両尾端シール部28A、28Bを突合わせるこ
とになり、両尾端シール部28A、28B間の突合わせ
代g1 を最小とし、強い加圧シールを提供する。
【0022】そして、後続包装体12の先端部10Bを
加圧シール開始する際の先端シール29A、29B部間
の突合わせ代は、既に先行包装体11の尾端部10Aを
挟圧したことによる、或いはその後の切断分離によるシ
ール体24Aの反動変位によって自由状態下での設定値
より拡大される。ところが、先端シール部29A、29
B間の自由状態下での突合わせ代g2 は、尾端シール部
28A、28B間の突合わせ代g1 より小とされてい
る。従って、先端シール部29A、29Bの加圧シール
開始時の突合わせ代は、上述の拡大によって初めて適正
値を付与される如くとなり、強い加圧シールを提供でき
る。
【0023】尚、上述の先端シール部29A、29B間
の自由状態下で設定すべき突合わせ代g2 は、上述の先
端シール部29A、29Bの加圧シール開始時の突合わ
せ代が上述のシール体24A、24Bの反動変位に起因
する拡大によっても適正値を確保するに相当する値とす
る。従って、このg2 は、包装体10の材質、厚み等に
よって選定される。
【0024】実施例においては、自由状態下での両先端
シール部29A、29B間の突合わせ代g2 を、両尾端
シール部28A、28B間の突合わせ代g1 より小とし
たが、実施例と同様にシール体24A、24Bの回転中
心に対して先端シール部29A、29Bがなす回転半径
を、尾端シール部28A、28Bがなす回転半径より大
とするものの、自由状態下での各突合わせ代g1 とg2
をともに零となるように設定しても良い。
【0025】また、本発明の実施においては、実施例の
ように一対のシール体により連続包装体のシールと切断
分離をともに行なうものではなく、一対のシール体では
連続包装体のシールのみを行ない、切断分離はその下流
側に配置した切断装置により行なうものであっても良
い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一対の回
転シール体によって、連続包装体における先後の包装体
端部を殆ど同時にシールするに際し、先後の包装体のシ
ール強度を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2は包装体を示す模式図である。
【図3】図3は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
20 包装シール装置 24A、24B シール体 27A 上刃 27B 下刃 28A、28B 尾端シール部 29A、29B 先端シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−69008(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 51/10 B65B 51/14 - 51/16 B29C 65/02 - 65/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する一対のシール体を同調回転させ
    るとともに、 各シール体の回転方向に沿う先後のそれぞれに位置する
    尾端シール部と先端シール部とを設け、 両シール体の対応する尾端シール部と先端シール部とを
    連続包装体の通過ラインで順次突合わせてなる包装機の
    シール装置において、 少なくとも一方のシール体における、先端シール部の回
    転半径を、尾端シール部の回転半径より大としてなるこ
    とを特徴とする包装機のシール装置。
JP04134386A 1992-04-28 1992-04-28 包装機のシール装置 Expired - Fee Related JP3108196B2 (ja)

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