JP3108177B2 - 画像拡大装置 - Google Patents

画像拡大装置

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JP3108177B2
JP3108177B2 JP04021800A JP2180092A JP3108177B2 JP 3108177 B2 JP3108177 B2 JP 3108177B2 JP 04021800 A JP04021800 A JP 04021800A JP 2180092 A JP2180092 A JP 2180092A JP 3108177 B2 JP3108177 B2 JP 3108177B2
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孝久 安東
隆 野口
伸明 宇和
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像拡大装置に係り、
特にデジタル画像を任意の倍率で拡大できるようにした
画像拡大装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報の多様化が進み、従来の
ビデオ画像の他に高品位テレビやコンピュータによる画
像等の多くの画像が一般化してきた。これらの画像はそ
れぞれ画素クロック周波数や走査線数が異なるため、こ
れらを1つのモニタ、例えば複数台のNTSC方式のモ
ニタを縦横に配列したマルチビジョンシステムに表示し
ようとする場合、2次元的標本化周波数の変換を行わね
ばならない。
【0003】標本化定理によれば、標本化関数S(t)
を用いて原信号は次の数式1に従って標本値により復元
できる。
【0004】
【数式1】g(t)=Σg(iT)S(T−iT)
【0005】画像を4/3倍に拡大する場合に相当する
標本化周波数fsの3fから4fへの変換の場合を例に
とって説明すると、以下の通りである。
【0006】今、変換前の標本値をQ0 ,Q1 ,Q2 ,
…、変換後の標本値をP0 ,P1 ,P2 ,…とする。変
換前の標本値Q0 ,Q1 ,Q2 ,…から変換後の標本値
P0,P1 ,P2 ,…を求めるには、T=1/(3f)
として、Q0 ,Q1 ,Q2 ,…をg(0),g(T),
g(2T),…と置き、これを上記数式1に代入してg
(t)を求め、これにP0 ,P1 ,P2 ,…の時刻tを
代入すればよい。
【0007】これは3fと4fとの最小公倍数12fに
よって標本値Qj を補間し、これを3fで再標本化して
Pi を求めることに相当する。すなわち、図3(a)に
示すように、T=1/(4f)のときの標本化関数を1
2fで標本化した値をS0 ,S1 ,S2 ,…とすれば、
図3(b)におけるQj からPi への変換は数式2ない
し数式5によって求められる。
【0008】
【数式2】P4k=ΣS41・Q3k+1
【0009】
【数式3】P4k+1=ΣS41-3・Q3k+1
【0010】
【数式4】P4k+2=ΣS41-6・Q3k+1
【0011】
【数式5】P4k+3=ΣS41-9・Q3k+1
【0012】したがって、QjからPiへ変換するため
には、図4に示すように、上記数式2ないし数式5に示
す4種の補間フィルタF0 〜F3 を並列に配置し、セレ
クタスイッチSで巡回的に各補間フィルタF0 〜F3 の
出力を取り出すように構成すればよい。
【0013】上記数式2ないし数式5において、総和の
項の数を無限大とすれば正しい変換が行われるが、現実
的には総和の項の数は有限で打ち切る必要がある。その
方法の一つとして標本化関数をある近似関数で近似する
方法があり、このような近似関数の一つとしては数式6
に示すCubic関数がある。
【0014】
【数式6】
【0015】しかしながら、標本化関数を近似する方法
では近似した関数によってその周波数特性が決定され、
所望の周波数特性を得ることができなくなる。
【0016】一方、周波数特性を所望のものに設定する
方法として、補間関数をサンプルする各サンプル点での
フィルタ係数を個別に記憶する係数メモリと、サンプル
点の数(例えば標本化周波数を3fから4fに変換する
場合では13個)のタップを有するトランスバーサルフ
ィルタと、各サンプル点で該サンプル点に対応するフィ
ルタ係数と入力デジタルビデオ信号とを積和計算する手
段とを用いる方法がある(特開昭58−97968号公
報参照)。
【0017】しかしながら、この方法では、標本化周波
数の変換比によって補間演算に必要なフィルタ係数の個
数が異なるため、変換比を任意に設定できるようにしよ
うとすれば、必要な変換比全てに対してフィルタ係数を
メモリから選択的に読み出す必要がある。
【0018】したがって、この方法において変換比を任
意に設定できるようにしようとすれば、多量のフィルタ
係数を記憶できる大規模なメモリが必要になり、また、
大規模なメモリから所要のフィルタ係数を選択的に読み
出すための回路構成も大規模なものが必要になる。
【0019】本発明の目的は、変換比及びその周波数特
性を任意に設定できる標本化周波数の変換を比較的小容
量のメモリと簡単な回路構成で実現できる画像拡大装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像拡大装
置は、入力デジタルビデオ信号を補間演算して拡大画像
を得る画像拡大装置において、所望の周波数特性を有す
る重み付け関数を一定の間隔ごとの離散データとして記
憶する係数メモリと、拡大率に応じた重み付け係数を前
記係数メモリに格納された離散データから補間演算によ
って求める係数発生手段と、入力デジタルビデオ信号と
重み付け係数を積和演算する手段とを備えることを特徴
とする。
【0021】
【作用】本発明においては、係数メモリに記憶された重
み付け関数の一定間隔ごとの離散データから任意に設定
された標本化周波数の変換比に対して必要なフィルタ係
数が補間演算によって求められる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例に係る画像拡大装置を図1
及び図2に基づき具体的に説明すれば、以下の通りであ
る。
【0023】図1のブロック図に示すように、この画像
拡大装置は、フレームメモリ1、読み出し制御部2、デ
ィジタルフィルタ3、係数発生手段4及び係数メモリ5
を備える。
【0024】フレームメモリ1は入力デジタルビデオ信
号を一時的に保存し、読み出し制御手段2はその入力デ
ジタルビデオ信号をフレームメモリ1から出力標本化周
波数に応じたレートでディジタルフィルタ3に出力させ
る。
【0025】ディジタルフィルタ3は所定数のタップ、
例えば4個のタップが導出されるシフトレジスタ31
と、各タップから取り出されたデータと係数発生手段4
の出力とを乗算する例えば4個の乗算器32と、各乗算
器32の出力の和を出力デジタルビデオ信号として発生
する加算器33とで構成してある。
【0026】シフトレジスタ31のタップ及び乗算器3
2の数は特に限定されないが、3個以下にすることは、
実用上必要とされる補間精度を確保できないので好まし
くない。4個のタップ及び乗算器32を用いれば比較的
小規模な回路構成でありながら実用上全く問題のない程
度に高い補間精度を得ることができ、良好な結果を得ら
れる。補間の精度を高めるために更に多数のタップ及び
乗算器32を設けてもよいが、回路構成が複雑化する嫌
いがあるので、シフトレジスタ31のタップ及び乗算器
32の数は4個とすることが推奨される。
【0027】上記係数メモリ5には所定の周波数特性か
ら決定される補間演算に応じた重み付け関数が一定の間
隔ごとの離散データとして記憶される。
【0028】係数メモリ5が記憶する離散データの個数
は係数メモリ5の大きさに応じて、タップの数の整数n
倍プラス1個、すなわち、この実施例では、(4×n+
1)個の離散データが記憶される。例えば、係数メモリ
5の容量上、整数nとして8が最大であるとすれば、
(4×8+1)=33個の離散データが記憶される。容
量の大きい係数メモリ5を用いれば整数nとして9、1
0で表わされる離散データを記憶することができる。
【0029】なお、これら33個の離散データの求め方
についてはFIRデジタルフィルタの設計法がそのまま
適用でき、例えば周波数サンプリング法を用いて希望す
る周波数特性を[(33−1)÷2]+1=17個の周波
数サンプル点をのサンプルを与えると、離散的フーリエ
変換によってそのサンプルにおける33個の離散データ
が求められる。
【0030】係数発生手段4では、係数メモリ5に記憶
された重み付け関数の離散データから設定された拡大率
に応じた重み付け係数が線形補間、Cubic補間等の
一般に知られた補間演算によって求められる。
【0031】例えば、係数メモリ5に33個の重み付け
関数の離散データが蓄えられ、標本化周波数を例えば7
/5倍に変換しようとする場合には、係数メモリ5に記
憶された33個の離散データから図2に示すように(4
×7+1)=29個の係数が補間演算によって求められ
る。この図2は0〜1/f、0〜−1/fが対象形であ
るので0〜1/fのみ示している。
【0032】ここで、図2における17個の黒丸は係数
メモリ5に記憶された離散データ、すなわち、所望の周
波数特性の一定の間隔ごとの重み付け係数を示し、12
個の白丸は17個の離散データから例えば線形補間等の
補間演算によって求められた重み付け係数を示す。
【0033】このようにして得られた29個の重み付け
係数はフィルタ係数として巡回的にデジタルフィルタ3
の乗算器32に供給され、デジタル映像データの補完演
算に用いられる。
【0034】この実施例では、8/5倍に変換しようと
する場合には、係数メモリ5に記憶された(4×8+
1)=33個の離散データの係数をそのまま用い、また
9/5倍に変換しようとする場合では、係数メモリ5に
記憶された33個の離散データの係数を用いて(4×9
+1)=37個の係数を補間演算で演算する。
【0035】なお、上記の実施例においては、デジタル
フィルタ3にシフトレジスタ31を設けて水平方向、す
なわち標本化周波数変換用の補間ができるように構成し
ているが、このシフトレジスタ31に代えてライン遅延
素子に置き換えることにより垂直方向、すなわち、走査
線数変換用の補間ができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像拡大装置に
よれば、所望の周波数特性の一定間隔ごとの重み付け関
数が離散データとして係数メモリに記憶され、この離散
データから係数発生手段で拡大率に応じた重み付け関数
が補間計算によって求められるので、拡大率が異なって
も所望の周波数特性を得ることができる。換言すれば、
変化比を任意に設定しても任意に設定された周波数特性
で入力デジタルビデオ信号の補間ができる。
【0037】しかも、係数メモリに記憶された離散デー
タから係数発生手段で拡大率に応じた重み付け関数が補
間計算によって求めるので、係数メモリには任意に設定
された周波数特性の離散データを記憶する容量があれば
よく、各拡大率に応じた全ての重み付け関数を記憶する
大容量のメモリは不要であり、重み付け関数を記憶する
係数メモリの容量を小規模にできる。
【0038】また、係数メモリの容量を小規模にできる
ので、係数メモリから巡回的に重み付け関数を読み出す
ための回路構成を小規模にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像拡大装置の要部の
ブロック図である。
【図2】係数メモリの離散データから重み付け係数を求
める方法を示す図である。
【図3】標本化周波数を用いて画像を4/3倍に拡大す
る方法を示す説明図である。
【図4】画像を4/3倍に拡大する補間フィルタのブロ
ック図である。
【符号の説明】
3 ディジタルフィルタ 31 シフトレジスタ 32 乗算器 33加算器 4 係数発生手段 5 係数メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇和 伸明 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 水上 一 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−97968(JP,A) 特開 昭63−37708(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 G06T 3/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デジタルビデオ信号を補間演算して
    拡大画像を得る画像拡大装置において、所望の周波数特
    性を有する重み付け関数を一定の間隔ごとの離散データ
    として記憶する係数メモリと、拡大率に応じた重み付け
    係数を前記係数メモリに格納された離散データから補間
    演算によって求める係数発生手段と、入力デジタルビデ
    オ信号と重み付け係数を積和演算する手段と、を備えて
    なることを特徴とする画像拡大装置。
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