JP3107872B2 - 紙葉細断装置 - Google Patents

紙葉細断装置

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JP3107872B2
JP3107872B2 JP03274574A JP27457491A JP3107872B2 JP 3107872 B2 JP3107872 B2 JP 3107872B2 JP 03274574 A JP03274574 A JP 03274574A JP 27457491 A JP27457491 A JP 27457491A JP 3107872 B2 JP3107872 B2 JP 3107872B2
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峰 俊 一 横
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株式会社明光商会
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、使用済みの機
密書類やフイルム等の紙葉を細断して処理する紙葉細断
装置(シュレッダー)に関する。
【0002】
【従来の技術】既に提案されているこの種の紙葉細断装
置(シュレッダー)は、図4乃至図6に示されるように
構成されている。
【0003】即ち、図4乃至図6において、紙葉細断装
置(シュレッダー)におけるケーシング(図示されず)
内に設けられたフレーム(機枠)aには、各一対の支持
杆b及び一対のカッタ軸cがそれぞれ並設されており、
この両カッタ軸cの各端部には、各伝動歯車d、eが互
いに噛合って内向きに回転するように軸装されている。
又、上記両カッタ軸cには、円板状をなす多数の回転刃
(カッタ)fが各隔離片f1 を介して隣合う他の回転刃
fと互いに接触して紙葉等を細断するようにそれぞれ軸
装されており、上記各回転刃fとの間の上記各支持杆b
には、各仕切り枠gが細断された紙片を強制的に剥離し
て図示されないホッパーへ排出するようにそれぞれ設け
られている。さらに、上記一方のカッタ軸cの一端部に
は、伝動スプロケットhが軸装されており、この伝動ス
プロケットhには、駆動モータiに直結した減速機jの
出力軸kが伝動チェーンmを介して連結されている。
【0004】従って、上述した紙葉細断装置は、上記駆
動モータiに通電して駆動することにより、この駆動モ
ータiに直結している減速機jを作動して減速し、この
減速機jの出力軸kを減速回転することにより、この出
力軸kに連結している伝動スプロケットhを上記伝動チ
ェーンmを介して回転し、上記一方のカッタ軸cと一体
の各回転刃fを回転し、この一方のカッタ軸cの端部に
軸装された各伝動歯車d、eを介して他方のカッタ軸c
と一体の各回転刃fを互いに内向きに回転し、これによ
り上記各回転刃fによって供給される使用済みの機密書
類による紙葉を細断し、しかる後、細断した紙片を上記
各仕切り枠gで強制的に剥離して図示されないホッパー
へ排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た紙葉細断装置(シュレッダー)は、伝動スプロケット
h、駆動モータi、減速機j及び伝動チェーンmによる
駆動装置と直結している減速機jや伝動装置を必要とし
ている関係上、構成部品が多くなるばかりでなく、ケー
シング内に多くの占有空間を必要とし、装置全体が大型
化すると共に、組立て調整も面倒になり、さらに、伝動
スプロケットh、駆動モータi、減速機j及び伝動チェ
ーンmによる伝動装置から発生する振動や騒音も大きく
なり、静粛な室内での長時間の運転には問題がある。
【0006】一方、最近、超音波モータが開発され、こ
の超音波モータは小型軽量であると共に高トルクを有
し、応答特性がよく、磁気作用もなく、紙の静電気によ
る吸着作用もない等の特性を備えている。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、伝動スプロケット、駆動モータ、減速機
及び伝動チェーンによる伝動装置を不要とし、構成部品
を極力少なくして、ケーシング全体を小型軽量化すると
共に、組立て調整を簡素化し、さらに、駆動装置や伝動
装置から発生する振動や騒音を低減し、静粛な室内で長
時間に亘って運転できるようにした紙葉細断装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレームに並
設された一対の支持杆及び一対のカッタ軸と、前記一対
の支持杆の各支持杆に互いに間隔をおいて設けられた超
音波モータの複数のステータと、前記複数のステータの
各ステータの周りに形成された剥離部と、前記一対のカ
ッタ軸の各カッタ軸に互いに間隔をおいて軸装された前
記超音波モータの複数のロータと、前記複数のロータの
各ロータの外周に形成され紙葉を細断する回転刃部とを
具備し、前記カッタ軸に軸装された各々の前記ロータ
は、一方の前記支持杆に設けられた各々のステータと側
面において一部が接触するように配置されるとともに他
方の前記支持杆に設けられた各々のステータと外周面に
おいて向き合うように配置されているようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は、上記超音波モータへ通電して駆動す
ることにより、この超音波モータのロータを回転し、こ
のロータの回転刃部と他の回転刃部とを互いに接触して
紙葉等を細断処理し、構成部品を極力少なくして、ケー
シング全体を小型軽量化すると共に、組立て調整を簡素
化し、さらに、伝動装置から発生する振動や騒音を低減
し、静粛な室内で長時間に亘って運転できるようにした
ものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
【0011】図1及び図2において、符号1は、紙葉細
断装置(シュレッダー)におけるケーシング(図示され
ず)内に設けられたフレーム(機枠)であって、このフ
レーム1には、例えば、導電性の各一対の支持杆2及び
一対のカッタ軸3がそれぞれ並設されており、この両支
持杆2には、各超音波モータ4の各ステータ5が一定の
間隔を存して設けられている。又、図2に拡大して示さ
れるように、この各ステータ5には、各圧電体6が介装
されており、この各圧電体6には、集電体7が導電性の
各一対の支持杆2へ接続されており、これらは電源(図
示されず)へ繋がっている。さらに、上記各ステータ5
の周りには、各剥離部5aが形成されており、この各剥
離部5aは細断した紙片を強制的に剥離して図示されな
いホッパーへ排出するようになっている。さらに、上記
両カッタ軸3には、上記超音波モータ4の各ロータ8が
上記各ステータ5へ互いに向合って各隔離片9を介して
軸装されており、この各ロータ8の外周には、各回転刃
部10が互いに接触して紙葉等を細断するように形成さ
れている。さらに又、上記各ロータ8には、各弾性体1
1が介装されており、この各弾性体11は上記各ロータ
8の側面に設けられた各スライダーを側方へ僅かに弾発
的に突出して上記各ステータ5へ強く接するようにし、
上記各ロータ8と上記各ステータ5との接触を加減調整
している。
【0012】以下、本発明の作用について説明する。
【0013】従って、今、例えば、使用済みの機密書類
やフイルム等の紙葉を細断して処理する場合、上記超音
波モータ4へ通電して駆動すると、この超音波モータ4
のロータ8が回転し、このロータ8の回転刃部10と他
の回転刃部10とを互いに接触して紙葉等を細断し、し
かる後、上記各剥離部5aが細断した紙片を強制的に剥
離して図示されないホッパーへ排出する。
【0014】このようにして本発明は、構成部品を極力
少なくして、ケーシング全体を小型軽量化すると共に、
組立て調整を簡素化し、さらに、伝動装置から発生する
振動や騒音を低減し、静粛な室内で長時間に亘って運転
できる。
【0015】又一方、上記超音波モータ4の駆動周波数
を加減することにより、ロータ8の回転数を加減してカ
ッタ速度を調整したり、又、投入される使用済みの機密
書類やフイルムによる紙葉の数量や大きさに応じて上記
各超音波モータ4の駆動数を選択的に行い、節電タイプ
に制御することも可能である。
【0016】次に、図3に示される本発明の他の実施例
は、一方のカッタ軸3に唯一の超音波モータ4を組込
み、他のカッタ軸3を各伝動歯車12、13で回転する
ようしたものである。
【0017】即ち、上記フレーム(機枠)1には、各一
対の支持杆2及び一対のカッタ軸3がそれぞれ並設され
ており、この両カッタ軸3の各端部には、各伝動歯車1
2、13が互いに噛合って内向きに回転するように軸装
されている。又、上記両カッタ軸3には、円板状をなす
多数の回転刃(カッタ)14が各隔離片9を介して隣合
う他の回転刃14と互いに接合して紙葉を細断するよう
にそれぞれ軸装されており、上記各回転刃14との間の
上記各支持杆2には、各仕切り枠15が細断された紙片
を強制的に剥離して図示されないホッパーへ排出するよ
うにそれぞれ設けられている。
【0018】従って、唯一個の超音波モータ4を駆動す
ると、この超音波モータ4のロータ8を回転し、このロ
ータ8の回転刃部10や他の各回転刃14とを回転しな
がら互いに接触して紙葉を細断処理し、しかる後、上記
各仕切り枠15で細断した紙片を強制的に剥離して図示
されないホッパーへ排出する。
【0019】なお、本発明のロータ8に介装された弾性
体11は上記超音波モータ4のステータ5側へ設けるよ
うに設計変更することは自由である。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フレ
ームに一対の支持杆及び一対のカッタ軸を並設し、この
両支持杆に超音波モータの各ステータを設け、この各ス
テータの周りに剥離部を形成し、上記両カッタ軸に上記
超音波モータの各ロータを上記各ステータへ互いに向合
って軸装し、この各ロータの外周に各回転刃部を互いに
接触して紙葉を細断するように形成してあるので、構成
部品を極力少なくして、ケーシング全体を小型軽量化す
ることができるばかりでなく、組立て調整を簡素化でき
ると共に、さらに、駆動装置や伝動装置から発生する振
動や騒音を低減して静粛な室内で長時間に亘って運転で
きる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉細断装置の平面図。
【図2】本発明の紙葉細断装置の要部を取出して示す拡
大断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図。
【図4】従来の紙葉細断装置の平面図。
【図5】図4中の鎖線A−Aに沿う断面図。
【図6】従来の紙葉細断装置の要部を取出して示す分解
斜面図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 支持杆 3 カッタ軸 4 超音波モータ 5 ステータ 8 ロータ 10 回転刃部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに並設された一対の支持杆及び一
    対のカッタ軸と、 前記一対の支持杆の各支持杆に互いに間隔をおいて設け
    られた超音波モータの複数のステータと、 前記複数のステータの各ステータの周りに形成された剥
    離部と、 前記一対のカッタ軸の各カッタ軸に互いに間隔をおいて
    軸装された前記超音波モータの複数のロータと、 前記複数のロータの各ロータの外周に形成され紙葉を細
    断する回転刃部とを具備し、 前記カッタ軸に軸装された各々の前記ロータは、一方の
    前記支持杆に設けられた各々のステータと側面において
    一部が接触するように配置されるとともに他方の前記支
    持杆に設けられた各々のステータと外周面において向き
    合うように配置されていることを特徴とする紙葉細断装
    置。
JP03274574A 1991-09-26 1991-09-26 紙葉細断装置 Expired - Lifetime JP3107872B2 (ja)

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