JP3107778U - ホース継手及びスプレーノズルの組み合わせ - Google Patents

Abstract

【課題】差し込み及び取り外しが容易である、一つのクリップのみが必要であるホース継手を提供する。
【解決手段】ホース継手が、スプレーノズル端部を受け入れることのできる縦方向に定められた管を含み、スロット及び二つの穴がホース継手の壁を貫いて定められている。スプレーノズル端部は、放射状に外向きに伸びる二つのリップを含み、二つのリップの間には溝部が定められる。Ｃ型クリップが、スロットの中に差し込まれ、また、スプレーノズル端部の溝部に噛み合わされる二つの歯止めを含む。各歯止めが後方屈曲部を含み、歯止めと後方屈曲部との間に隙間が定められる。二つの歯止めの末端部が各々ホース継手の二つの穴に噛み合わされる。
【選択図】図３

Description

本考案は、ホース継手及びスプレーノズルの組み合わせに関し、そこで、Ｃ型クリップが横向きに継手を貫通し、スプレーノズル端部を固定する。

従来のスプレーノズルは、装着するようにホースに接続され、使用者がホースからスプレーノズルを取り外す際に時間が掛かっていた。図１及び２は、ホース継手７ａが管７１ａを含み、スプレーノズル端部６ａがそこに差し込まれているものを示す。スプレーノズル端部６ａは、一端に接続チューブ６１ａを含み、フランジ６２ａがホース継手７ａの上部に置かれている。スプレーノズル端部６ａの管７１ａに差し込まれた部分は、第一リップ６３ａ及び第二リップ６４ａを含み、２つのリップ６３ａと６４ａの間に溝部６５ａが定められる。ホース継手７ａは、その壁を通じ定められる二つのスロットを含み、二つのクリップ「ａ」及び「ｂ」が、二つのスロットに差し込まれ、スプレーノズル端部６ａを固定する。二つのクリップ「ａ」及び「ｂ」は各々、スプレーノズル端部６ａを固定するために、薄く長い歯止め２ａ及び３ａを含む。クリップ「ａ」及び「ｂ」を差し込むためには、力が必要であり、一度クリップ「ａ」及び「ｂ」が差し込まれると、それをスプレーノズル端部６ａから取り外すのは困難である。クリップ「ａ」及び「ｂ」を取り外すためには、二つの歯止め２ａ及び３ａを大きく広げる工具の使用が必要であるが、薄く長い歯止め２ａ及び３ａが破損してしまう可能性がある。

本考案の解決使用する課題は、差し込み及び取り外しが容易である、一つのクリップのみが必要であるホース継手を提供することである。

本考案は、スプレーノズル端部を受け入れる管を有するホース継手に関する。スプレーノズル端部は、放射状に外向きに伸びる二つのリップを含み、その二つのリップの間に溝部が定められている。一つのスロット及び二つの穴が、ホース継手の壁を貫いて定められている。二つの穴は、スロットと同じ高さに位置している。Ｃ型クリップが、スロットに差し込まれ、また、スプレーノズル端部の溝部にかみ合わされる二つの歯止めを含んでいる。各歯止めが後方屈曲部を含み、歯止めと後方屈曲部との間に隙間が定められている。二つの歯止めの末端部は、各々ホース継手の二つの穴に噛み合わされている。

本考案は、以下の説明及び本考案の実例を示す目的でのみ使用される、本考案の最良の実施形態を表す図面により、より良く理解されよう。

図３から７を参照すると、本考案のホース継手７は、縦方向に定められた管７１を含み、一つのスロット７２及び二つの穴７３、７４がホース継手７の壁を貫いて定められる。二つの穴７３、７４は、スロット７２と同じ高さに位置している。スプレーノズル端部６は、一端に接続チューブ６１を含み、フランジ６２が接続チューブ６１より伸びている。図７に示されるスプレーノズルは、接続チューブ６１に接続され、フランジ６２は、ホース継手７に置かれている。スプレーノズル端部６の他の一端は、管７１に差し込まれ、端部は、放射状に外向きに伸びる二つのリップ６３、６４を含んでいる。溝部６５は、リップ６３及び６４の間に定められている。

Ｃ型クリップ８が、スロット７２に差し込まれ、またスプレーノズル端部の溝部６５にかみ合わされる二つの歯止め８１を含んでいる。各歯止め８１は、後方屈曲部８２を含み、歯止め８１と後方屈曲部８２との間に隙間８６が定められる。スプレーノズル端部６に差し込まれた際、後方屈曲部８２には、弾力性がある。二つの歯止め８１の末端部８３は、各々ホース継手７の二つの穴７３、７４に噛み合わされている。後方屈曲部８２の末端部内側及び歯止め８１内側の間にコネクティングロッド８４が接続される。コネクティングロッド８４は、後方屈曲部８２の弾力が維持させている際に、適当な構造的強度を提供する。突起部８５が後方屈曲部８２の末端部外側より伸び、スプレーノズル端部６を固定する。

以上のように、本考案の実施形態を示し、説明してきたが、当業者にとって本考案の技術範囲を離れることなく、さらなる実施形態が可能であることは明らかである。

従来の２つのクリップ及び従来のスプレーノズル端部を示す図である。 従来のスプレーノズル及び従来のホース継手の接続を示す断面図である。 本考案のスプレーノズル、ホース継手、及びクリップを示す分解図である。 本考案のクリップを示す斜視図である。 本考案のクリップがスプレーノズル端部を固定しているものを示す上面図である。 本考案のクリップによるスプレーノズル及びホース継手の接続を示す断面図である。 スプレーノズルが本考案のホース継手に接続されているものを示す図である。

符号の説明

ａ クリップ
ｂ クリップ
２ａ 歯止め
３ａ 歯止め
６ａ スプレーノズル端部
６１ａ 接続チューブ
６２ａ フランジ
６３ａ 第一リップ
６４ａ 第二リップ
６５ａ 溝部
７ａ ホース継手
７１ａ 管
６ スプレーノズル端部
６１ 接続チューブ
６２ フランジ
６３ リップ
６４ リップ
６５ 溝部
７ ホース継手
７１ 管
７２ スロット
７３ 穴
７４ 穴
８ Ｃ型クリップ
８１ 歯止め
８２ 後方屈曲部
８３ 末端部
８４ コネクティングロッド
８５ 突起部
８６ 隙間

Claims (3)

1. ホース継手が、縦方向に定められた管を含み、
   一つのスロット及び二つの穴が、ホース継手の壁を貫いて定められ、
   該二つの穴がスロットと同じ高さに位置し、
   スプレーノズル端部が、管の中に差し込まれる端部を含み、また、放射状に外向きに伸びる二つのリップを有し、
   溝部が該二つのリップの間に定められ、
   Ｃ型クリップが、スロットの中に差し込まれ、また、スプレーノズル端部の溝部に噛み合わされる二つの歯止めを含み、
   各歯止めが後方屈曲部を含み、歯止めと後方屈曲部との間に隙間が定められ、
   該二つの歯止めの末端部が各々ホース継手の二つの穴に噛み合わされる、
   ホース継手とスプレーノズル端部の組み合わせ。
2. 後方屈曲部の末端部内側及び歯止め内側の間にコネクティングロッドが接続される、請求項１のホース継手とスプレーノズル端部の組み合わせ。
3. 突起部が後方屈曲部の各末端部外側より伸びる、請求項１のホース継手とスプレーノズル端部の組み合わせ。

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