JP3107694B2 - 配管系に処理液を注入する装置 - Google Patents
配管系に処理液を注入する装置Info
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Description
配管に水処理剤などを注入する配管系に処理液を注入す
る装置に関する。
般的に地下に設置された冷凍機1からの鉄管からなる配
管2は屋上冷却塔4に至り、さらにこの冷却塔4から冷
凍機1に至る循環路が形成され、この配管2の冷凍機1
側の還流路に水処理剤を注入するようにしている。
水処理剤タンク5から定量ポンプ6で送液される水処理
剤の耐蝕材にて形成した送液管7を、図3に示すように
配管2に途中に形成した開口9に接続する構造が採られ
ていた。
い水処理剤は防蝕剤でも腐食性が有し、配管2の水処理
剤の送液管7を接続した部分の下流側は腐食し易い問題
を有している。
端に耐蝕材で形成したノズル管8を接続して水処理剤を
配管2の断面略中心位置から添加または注入する構造も
採られている。
はある程度防止されるが、ノズル管8の点検ができない
問題がある。
示す装置では、処理剤の送液管7、配管ノズル管8の点
検をするには、配管2内の冷却水を抜き取らなくてはで
きないが、冷却水を抜き取るには運転を停止しなくては
ならず、また、配管2に保有されている水量は数100
m3 と多く、点検のために全ての冷却水を抜き取る作業
は容易でない問題がある。
で、配管内の液体を抜き取ることなく運転中でも処理液
を添加または注入する送液管およびノズル管を点検でき
る配管系に処理液を注入する装置を提供するものであ
る。
管系に処理液を注入する装置は、流入口と配管の途中に
開口した開口部に接続される流出口とを連通した流路に
直線状の流通孔を貫通しこの流路を開閉する弁体を設け
た弁本体と、この弁本体の流入口に接続され前記弁本体
の流路に連通するノズル管挿入孔を貫通しかつこのノズ
ル管挿入孔の挿入口側を拡径して形成したシール体嵌合
部を設けたシール本体と、このシール本体のシール体嵌
合部に嵌合され中心部にノズル管締付け孔を有する筒状
の弾性シール体と、中央部にノズル管挿込孔を貫通する
とともにこの内面に前記ノズル管挿込孔の周囲に前記シ
ール体を締付ける突部を突設しかつ前記シール本体のノ
ズル管挿入孔の挿入口側に着脱自在に螺合される締付け
ナットと、前記弁本体の弁体の開弁状態時に前記締付け
ナットの挿込孔、シール体のノズル管締付け孔、シール
本体のノズル管挿入孔、弁本体の流路および弁体の流通
路を貫通して前記弁体の流通孔を挿通され先端にノズル
孔を形成したノズル管とからなるものである。
入する装置は、請求項1記載の配管系に処理液を注入す
る装置において、ノズル管には目盛を形成したものであ
る。
る装置は、処理剤を注入する通常の運転するときには、
弁本体の弁体の開弁状態として、ノズル管を直線状に連
通する締付けナットの挿込孔、シール体のノズル管締付
け孔、シール本体のノズル管挿入孔、弁本体の流路およ
び弁体の流通路を貫通し、このノズル管の先端ノズル孔
を配管の半径方向の所定位置で所定の方向に向ける。そ
して、締付けナットを締付けると、この締付けナットの
突部がシール体を圧縮してノズル管の外周にシール体の
ノズル管締付け孔が密着され、液漏れが防止される。こ
の状態でノズル管のノズル孔から処理剤を配管内の液体
内に添加または注入することができる。
送液管の点検に際しては、締付けナットを緩めてからノ
ズル管を途中まで引き抜き、直ちに弁体を閉じて弁本体
の流路を閉塞する。このとき、ノズル管はシール本体の
ノズル管挿入孔を閉塞しているので配管内の液体は弁本
体内には流出されるが、シール本体のノズル管挿入孔が
閉塞されているので、配管内の液体が流出することがな
い。そして、弁体を閉じてからノズル管をシール本体か
ら引き抜くものである。
易に点検ができ、配管系の運転を停止させる必要がな
い。
入する装置は、ノズル管に形成した目盛によってノズル
管の挿込み量を容易に確認でき、ノズル孔の配管内にお
ける位置を正確にすることができる。
て説明する。
途中に開口した開口部14のねじ部15に螺合接続されるね
じ16を内周に形成した流出口17とを有している。この弁
本体11には流入口12と流出口17とを連通させる流路18に
中心部に流通孔20を貫通しこの流路18を開閉するボール
弁体21をこの流路18と直交する軸19を中心として回動自
在に設けられ、このボール弁体21は軸19と一体のつまみ
19a によって回動され流路18を開閉するようになってい
る。
体11の流入口12の内周ねじ26に螺合接続されるねじ部27
が形成されている。また、このシール本体25の中心部に
は前記弁本体11の流路18に連通するノズル管挿入孔28が
軸方向に貫通形成され、このノズル管挿入孔28の挿入口
側にはシール体嵌合部29が拡径して形成されている。さ
らに、30は筒状の可撓性シール体で、ゴム、合成樹脂な
どの可撓性材質にて成形され、中心部にはノズル管締付
け孔31が軸方向に貫通形成されている。
管挿込孔36が貫通されている。この締付けナット35の内
面には外周に前記シール本体25の他端挿入側の開口の内
周に形成したねじ37に着脱自在に螺合されるねじ38を形
成した環状の突部39が前記ノズル管挿込孔36の周囲に形
成されている。そして、この突部39は前記ノズル管挿込
孔36の周囲に前記シール体30を締付けるようになってい
る。
注入するノズル管で、前記弁本体11のボール弁体21の開
弁状態時に前記締付けナット35の挿込孔36、シール体30
のノズル管締付け孔31、直線状に連通するシール本体25
のノズル管挿入孔28、弁本体11の流路18およびボール弁
体21の流通孔20を貫通して前記ボール弁体21の流通孔20
を挿通されるようになっている。このノズル管40の先端
にはノズル孔41が開口されている。さらに、このノズル
管40には、軸方向に目盛43が形成されている。さらに、
このノズル管40にはこのノズル管40を引き抜きノズル管
40の先端がシール本体25のノズル管挿入孔28に位置した
ことを表示する位置標識44とノズル孔41の向きを示すノ
ズル孔方向標識45とが形成されている。
は、弁本体11のボール弁体21の開弁状態にして、締付け
ナット35を緩めてから、ノズル管40を締付けナット35の
挿込孔36、シール体30のノズル管締付け孔31、シール本
体25のノズル管挿入孔28、弁本体11の流路18およびボー
ル弁体21の流通孔20を順次貫通し、このノズル管40の先
端ノズル孔41を配管13の半径方向の所定位置に位置させ
る。このとき、ノズル管40に形成した目盛43によってノ
ズル管40の挿込み量を容易に確認でき、ノズル孔41の配
管13内における位置を正確にすることができ、また、ノ
ズル孔方向標識45によってノズル孔41の向きを所定方
向、例えば下流方向に合せることができる。
けると、この締付けナット35の突部39がシール体30を圧
縮してノズル管40の外周にシール体30のノズル管締付け
孔31が密着され、液漏れが防止される。この状態でノズ
ル管40のノズル孔41から処理剤を配管13内の液体内に添
加または注入することができる。
した送液管の点検に際しては、締付けナット35を緩めて
からノズル管40を位置標識44が締付けナット35から表れ
た状態まで引き抜くと、ノズル管40の先端がシール本体
25のノズル管挿入孔28に位置しノズル管挿入孔28を閉塞
した状態となる。この状態でボール弁体21を閉じて弁本
体11の流路18を閉塞することによりノズル管40はノズル
管挿入孔28を閉塞しているので、配管13内の液体は流出
することがない。次いで、ノズル管40全体を引き抜くも
のである。
点検ができ、配管系の運転を停止させる必要がない。
弁本体11のボール弁体21の開弁状態にして、締付けナッ
ト35を緩めてから、ノズル管40を直線上に連通する締付
けナット35の挿込孔36、シール体30のノズル管締付け孔
31、シール本体25のノズル管挿入孔28および弁本体11の
流路18を順次貫通し、この状態で締付けナット35を締付
ける。
造について説明したが、弁体の流通孔がある口径をもっ
て直線的に形成される弁体であればよく、例えば、スル
ープ弁、アングル弁、バタフライ弁などが適用できる。
を引き抜いてから配管に接続されたボール弁本体のボー
ル弁体を閉じることにより、ノズル管を配管内の液体を
抜き取ることなく運転中でも処理液を添加または注入す
る送液管およびノズル管の点検が容易にできる。
てノズル管の挿込み量を容易に確認でき、ノズル孔の配
管内における位置を正確にすることができる。
する装置の縦断面図である。
図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 流入口と配管の途中に開口した開口部に
接続される流出口とを連通した流路に直線状の流通孔を
貫通しこの流路を開閉する弁体を設けた弁本体と、 この弁本体の流入口に接続され前記弁本体の流路に連通
するノズル管挿入孔を貫通しかつこのノズル管挿入孔の
挿入口側を拡径して形成したシール体嵌合部を設けたシ
ール本体と、 このシール本体のシール体嵌合部に嵌合され中心部にノ
ズル管締付け孔を有する筒状の弾性シール体と、 中央部にノズル管挿込孔を貫通するとともにこの内面に
前記ノズル管挿込孔の周囲に前記シール体を締付ける突
部を突設しかつ前記シール本体のノズル管挿入孔の挿入
口側に着脱自在に螺合される締付けナットと、 前記弁本体の弁体の開弁状態時に前記締付けナットの挿
込孔、シール体のノズル管締付け孔、シール本体のノズ
ル管挿入孔、弁本体の流路および弁体の流通路を貫通し
て前記弁体の流通孔を挿通され先端にノズル孔を形成し
たノズル管とからなることを特徴とした配管系に処理液
を注入する装置。 - 【請求項2】 ノズル管には目盛を形成したことを特徴
とする請求項1記載の配管系に処理液を注入する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05334453A JP3107694B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 配管系に処理液を注入する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05334453A JP3107694B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 配管系に処理液を注入する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185516A JPH07185516A (ja) | 1995-07-25 |
JP3107694B2 true JP3107694B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=18277563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05334453A Expired - Fee Related JP3107694B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 配管系に処理液を注入する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107694B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807614B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-11-02 | 栗田工業株式会社 | 注液装置 |
JP4649450B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2011-03-09 | 東西化学産業株式会社 | 薬液注入装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP05334453A patent/JP3107694B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07185516A (ja) | 1995-07-25 |
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