JP3107674B2 - 分別ゴミ収集車 - Google Patents
分別ゴミ収集車Info
- Publication number
- JP3107674B2 JP3107674B2 JP05009655A JP965593A JP3107674B2 JP 3107674 B2 JP3107674 B2 JP 3107674B2 JP 05009655 A JP05009655 A JP 05009655A JP 965593 A JP965593 A JP 965593A JP 3107674 B2 JP3107674 B2 JP 3107674B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- garbage
- separate collection
- collection chambers
- garbage truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
- B65F3/00—Vehicles particularly adapted for collecting refuse
- B65F3/001—Vehicles particularly adapted for collecting refuse for segregated refuse collecting, e.g. vehicles with several compartments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空缶や空ビンなどのゴ
ミを特定された種類毎に分別して収集し、分別して排出
する分別ゴミ収集車に関する。
ミを特定された種類毎に分別して収集し、分別して排出
する分別ゴミ収集車に関する。
【０００２】
【従来の技術】家庭や工場などから排出されるゴミは、
大別して可燃ゴミ、不燃ゴミ、空缶類、空ビン類、乾電
池などのゴミに分けられる。これらゴミの空缶、空ビン
など再利用できる資源ゴミは回収され、再使用されるも
のが多い。
大別して可燃ゴミ、不燃ゴミ、空缶類、空ビン類、乾電
池などのゴミに分けられる。これらゴミの空缶、空ビン
など再利用できる資源ゴミは回収され、再使用されるも
のが多い。
【０００３】そこで、各市町村においては、資源ゴミを
能率良く回収するため、空缶や空ビンなどのゴミを特定
された種類毎に分別して収集し、これをゴミ処理場で分
別して排出するというゴミ処理システムが多く採用され
る傾向にある。
能率良く回収するため、空缶や空ビンなどのゴミを特定
された種類毎に分別して収集し、これをゴミ処理場で分
別して排出するというゴミ処理システムが多く採用され
る傾向にある。
【０００４】上記システムで採用されている分別ゴミ収
集車は、図５〜図７に示すように、車体（１）の荷台
（２）上にゴミを分別収集する矩形の収容箱（３）が、
ダンプ機構（４）で車体（１）の片側、例えば右サイド
側にダンプ可能に搭載される。そして、上記収容箱
（３）は、上面の左サイド側にゴミ投入口（５）を有す
るとともに、内部を車幅方向に平行な仕切壁（６）で複
数の分別収集室（７）に区画し、各々の分別収集室
（７）の右サイド側下部に形成したゴミ排出口（８）
に、これを適宜塞ぐ独立した蓋体（９）が独自の蓋駆動
機構（10）で開閉揺動可能に設置される。
集車は、図５〜図７に示すように、車体（１）の荷台
（２）上にゴミを分別収集する矩形の収容箱（３）が、
ダンプ機構（４）で車体（１）の片側、例えば右サイド
側にダンプ可能に搭載される。そして、上記収容箱
（３）は、上面の左サイド側にゴミ投入口（５）を有す
るとともに、内部を車幅方向に平行な仕切壁（６）で複
数の分別収集室（７）に区画し、各々の分別収集室
（７）の右サイド側下部に形成したゴミ排出口（８）
に、これを適宜塞ぐ独立した蓋体（９）が独自の蓋駆動
機構（10）で開閉揺動可能に設置される。
【０００５】この分別ゴミ収集車は、収容箱（３）の複
数の分別収集室（７）内に外部から適宜のゴミ投入機構
（図示せず）でゴミを分別して投入させてゴミの分別収
集が行なわれる。そして、収集作業が終了すると、収容
箱（３）をダンプ機構（４）で車体（１）の右サイド側
にダンプさせ、排出したいゴミの分別収集室（７）の蓋
体（９）を選択的に蓋駆動機構（10）で開くと、開いた
蓋体（９）の分別収集室（７）のゴミがゴミ排出口
（５）から自重で排出され、蓋体（９）を閉じたままの
分別収集室（７）のゴミは排出されずに残るので、分別
収集されたゴミの分別排出が行なわれる。
数の分別収集室（７）内に外部から適宜のゴミ投入機構
（図示せず）でゴミを分別して投入させてゴミの分別収
集が行なわれる。そして、収集作業が終了すると、収容
箱（３）をダンプ機構（４）で車体（１）の右サイド側
にダンプさせ、排出したいゴミの分別収集室（７）の蓋
体（９）を選択的に蓋駆動機構（10）で開くと、開いた
蓋体（９）の分別収集室（７）のゴミがゴミ排出口
（５）から自重で排出され、蓋体（９）を閉じたままの
分別収集室（７）のゴミは排出されずに残るので、分別
収集されたゴミの分別排出が行なわれる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の分別
ゴミ収集車は、収容箱（３）の各分別収集室（７）の容
積が均等で、しかも、その容積の変更が利かないため、
或る分別収集室（７）が満載状態になると、残りの各分
別収集室（７）が満載状態になっていなくても、収集作
業を途中で中断してゴミ処理場に運びこれを排出する必
要がある。このため、ゴミの積載量が収容箱（３）の容
積に比べ非常に小量であり、ゴミ収集作業が頗る非能率
的である。
ゴミ収集車は、収容箱（３）の各分別収集室（７）の容
積が均等で、しかも、その容積の変更が利かないため、
或る分別収集室（７）が満載状態になると、残りの各分
別収集室（７）が満載状態になっていなくても、収集作
業を途中で中断してゴミ処理場に運びこれを排出する必
要がある。このため、ゴミの積載量が収容箱（３）の容
積に比べ非常に小量であり、ゴミ収集作業が頗る非能率
的である。
【０００７】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、空缶や空ビンなどの再使用できる資源ゴミなどの各
種ゴミを収容箱に効率良く収容できる分別ゴミ収集車を
提供するものである。
で、空缶や空ビンなどの再使用できる資源ゴミなどの各
種ゴミを収容箱に効率良く収容できる分別ゴミ収集車を
提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、内部が車幅方向に平行な仕切壁で複数の分別
収集室に区画されたゴミの収容箱と、収容箱の片側壁下
部の各分別収集室に形成した複数のゴミ排出口のそれぞ
れに開閉可能に設置された複数の蓋体と、複数の蓋体を
独立して開閉駆動させる蓋駆動機構と、収容箱の複数の
分別収集室に対応する複数のゴミ投入用ホッパ部を有
し、収容箱の前記ゴミ排出口と反対の片側壁に沿って上
下動可能に配置され、かつ、その上限位置でゴミ収容箱
上に反転可能な投入箱と、投入箱を収容箱側壁に沿って
上下動させ、かつ、その上限位置で収容箱上に往復反転
動させる投入箱駆動機構と、収容箱を車体の片側に、収
容箱のゴミ排出口が下向きになるようダンプさせるダン
プ機構とを具備して成る分別ゴミ収集車において、上記
収容箱の各分別収集室の容積を変更可能に構成したもの
である。
するため、内部が車幅方向に平行な仕切壁で複数の分別
収集室に区画されたゴミの収容箱と、収容箱の片側壁下
部の各分別収集室に形成した複数のゴミ排出口のそれぞ
れに開閉可能に設置された複数の蓋体と、複数の蓋体を
独立して開閉駆動させる蓋駆動機構と、収容箱の複数の
分別収集室に対応する複数のゴミ投入用ホッパ部を有
し、収容箱の前記ゴミ排出口と反対の片側壁に沿って上
下動可能に配置され、かつ、その上限位置でゴミ収容箱
上に反転可能な投入箱と、投入箱を収容箱側壁に沿って
上下動させ、かつ、その上限位置で収容箱上に往復反転
動させる投入箱駆動機構と、収容箱を車体の片側に、収
容箱のゴミ排出口が下向きになるようダンプさせるダン
プ機構とを具備して成る分別ゴミ収集車において、上記
収容箱の各分別収集室の容積を変更可能に構成したもの
である。
【０００９】
【作用】本発明によれば、収容箱の各分別収集室の容積
を変更可能にしてあるから、空缶や空ビンなどの差異使
用できる資源ゴミなどの各種ゴミの量が一様に等しくな
くても収容箱に効率良く収容することが可能である。
を変更可能にしてあるから、空缶や空ビンなどの差異使
用できる資源ゴミなどの各種ゴミの量が一様に等しくな
くても収容箱に効率良く収容することが可能である。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の分別ゴミ収集車を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１１】図１は本発明に係る分別ゴミ収集車の第１
実施例を示す斜視図、図２はその分別ゴミ収集車におけ
る収集箱の横断断面図である。なお、図５〜図７に示し
た従来の分別ゴミ収集車と同一構成部材は同一符号を付
して説明を省略する。
実施例を示す斜視図、図２はその分別ゴミ収集車におけ
る収集箱の横断断面図である。なお、図５〜図７に示し
た従来の分別ゴミ収集車と同一構成部材は同一符号を付
して説明を省略する。
【００１２】図１および図２に示される分別ゴミ収集車
は、収容箱（３）の内部が、車幅方向に平行な仕切壁
（11）で複数の分別収集室（12）に区画される。仕切壁
（11）は、ゴム、合成樹脂、織布などの弾性変形可能な
材料で板状またはシート状に形成されたり、或いは、金
属、合成樹脂などで伸縮可能に蛇腹状に形成され、この
仕切壁（11）の弾性変形或いは伸縮作用で、各分別収集
室（12）の容積が変更される。
は、収容箱（３）の内部が、車幅方向に平行な仕切壁
（11）で複数の分別収集室（12）に区画される。仕切壁
（11）は、ゴム、合成樹脂、織布などの弾性変形可能な
材料で板状またはシート状に形成されたり、或いは、金
属、合成樹脂などで伸縮可能に蛇腹状に形成され、この
仕切壁（11）の弾性変形或いは伸縮作用で、各分別収集
室（12）の容積が変更される。
【００１３】この実施例の分別ゴミ収集車によれば、収
容箱（３）の或る分別収集室（12）にその容積以上のゴ
ミを収容すると、仕切壁（11）がゴミによる圧力で隣接
する分別収集室（12）側に弾性変形或いは伸張される。
この仕切壁（11）の隣接する分別収集室（12）側への弾
性変形或いは伸張作用で、或る分別収集室（12）にその
容積以上のゴミが差し支えなく収容される。このように
分別収集室（12）にその容積以上のゴミを収容し得るか
ら、収容箱（３）の或る分別収集室（12）のゴミの積載
量がその容積に達しても、収集作業を途中で中断してゴ
ミを排出するためにゴミ処理場に戻る必要が無い。
容箱（３）の或る分別収集室（12）にその容積以上のゴ
ミを収容すると、仕切壁（11）がゴミによる圧力で隣接
する分別収集室（12）側に弾性変形或いは伸張される。
この仕切壁（11）の隣接する分別収集室（12）側への弾
性変形或いは伸張作用で、或る分別収集室（12）にその
容積以上のゴミが差し支えなく収容される。このように
分別収集室（12）にその容積以上のゴミを収容し得るか
ら、収容箱（３）の或る分別収集室（12）のゴミの積載
量がその容積に達しても、収集作業を途中で中断してゴ
ミを排出するためにゴミ処理場に戻る必要が無い。
【００１４】図３は本発明に係る分別ゴミ収集車の第２
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【００１５】図３に示される分別ゴミ収集車は、収容箱
（３）の内部が、車幅方向に平行な仕切壁（13）で複数
の分別収集室（14）に区画される。仕切壁（13）は例え
ば３枚で、これで収容箱（３）内に４つの分別収集室
（14）が区画形成される。
（３）の内部が、車幅方向に平行な仕切壁（13）で複数
の分別収集室（14）に区画される。仕切壁（13）は例え
ば３枚で、これで収容箱（３）内に４つの分別収集室
（14）が区画形成される。
【００１６】仕切壁（13）は、収容箱（３）の両側内壁
に対向して取付固定された一対の差込可能な差込部材
（15）（15）を利用して収容箱（３）に着脱可能に設置
される。一対の差込部材（15）（15）は、車幅方向と直
行する方向に等間隔に並べて例えば７組設置され、その
内の３組に仕切壁（13）が設置されている。
に対向して取付固定された一対の差込可能な差込部材
（15）（15）を利用して収容箱（３）に着脱可能に設置
される。一対の差込部材（15）（15）は、車幅方向と直
行する方向に等間隔に並べて例えば７組設置され、その
内の３組に仕切壁（13）が設置されている。
【００１７】収容箱（３）の片側壁下部、例えば車体
（１）の右サイド側の側壁の下部の各差込部材（15）間
および両端の差込部材（15）と収容箱（２）の前後両壁
間の部所に１つづ合計８つのゴミ排出口（16）が形成さ
れる。各ゴミ排出口（16）には、これを塞ぐ独立した蓋
体（17）が独自の蓋駆動機構（図示せず）で開閉揺動可
能に設置される。
（１）の右サイド側の側壁の下部の各差込部材（15）間
および両端の差込部材（15）と収容箱（２）の前後両壁
間の部所に１つづ合計８つのゴミ排出口（16）が形成さ
れる。各ゴミ排出口（16）には、これを塞ぐ独立した蓋
体（17）が独自の蓋駆動機構（図示せず）で開閉揺動可
能に設置される。
【００１８】この実施例の分別ゴミ収集車によれば、予
め分別収集する各ゴミの量が予測し得るから、仕切壁
（13）の各々を任意位置の一対の差込部材（15）（15）
間に差込んで各ゴミの予測量に応じる割合で収容箱
（３）の各分別収集室（14）の容積が設定される。この
収容箱（３）の各分別収集室（14）の容積設定作業は、
ゴミ処理場でゴミ収集前に行なわれる。このようにして
収容箱（３）の各分別収集室（14）の容積設定が完了す
ると、道路上で各ゴミの分別収集が行なわれる。収容箱
（３）の各分別収集室（14）のゴミが規定量になると、
各ゴミをゴミ処理場に運ぶ。そして、収容箱（３）を車
体（１）の右サイド側にダンプさせた後、排出したいゴ
ミの分別収集室（14）の部所に存在する蓋体（17）が選
択的に開かれる。例えば或る分別収集室（14）に２つの
蓋体（17）が存在する場合、２つの蓋体（17）が開かれ
る。蓋体（17）が開くと、開いた蓋体（17）の分別収集
室（７）のゴミゴミが排出口（16）から自重で排出され
る。蓋体（17）を閉じたままの分別収集室（14）のゴミ
は排出されずに、分別収集室（14）に残る。
め分別収集する各ゴミの量が予測し得るから、仕切壁
（13）の各々を任意位置の一対の差込部材（15）（15）
間に差込んで各ゴミの予測量に応じる割合で収容箱
（３）の各分別収集室（14）の容積が設定される。この
収容箱（３）の各分別収集室（14）の容積設定作業は、
ゴミ処理場でゴミ収集前に行なわれる。このようにして
収容箱（３）の各分別収集室（14）の容積設定が完了す
ると、道路上で各ゴミの分別収集が行なわれる。収容箱
（３）の各分別収集室（14）のゴミが規定量になると、
各ゴミをゴミ処理場に運ぶ。そして、収容箱（３）を車
体（１）の右サイド側にダンプさせた後、排出したいゴ
ミの分別収集室（14）の部所に存在する蓋体（17）が選
択的に開かれる。例えば或る分別収集室（14）に２つの
蓋体（17）が存在する場合、２つの蓋体（17）が開かれ
る。蓋体（17）が開くと、開いた蓋体（17）の分別収集
室（７）のゴミゴミが排出口（16）から自重で排出され
る。蓋体（17）を閉じたままの分別収集室（14）のゴミ
は排出されずに、分別収集室（14）に残る。
【００１９】以上のように、収容箱（３）の各分別収集
室（14）の容積が各ゴミの予測量に応じる割合で設定さ
れるから、収集作業を途中で中断してゴミを排出するた
めにゴミ処理場に戻る必要が無い。
室（14）の容積が各ゴミの予測量に応じる割合で設定さ
れるから、収集作業を途中で中断してゴミを排出するた
めにゴミ処理場に戻る必要が無い。
【００２０】以上の説明は分別ゴミ収集車の収容箱につ
いて述べているが、収集箱内にゴミを分別して投入させ
るゴミ投入機構の投入箱の各ホッパ部も収容箱の各分別
収集室に応じて容積を変更可能すると、収容箱の各分別
収集室内へのゴミの分別投入が容易に行なえる。図４は
車体（１）に配置されたゴミ投入機構に対して着脱が可
能で、通常は道路交通の障害にならない道路端などに設
置される投入箱（18）を示すもので、この投入箱（18）
の内部は、その両側内壁に対向して等間隔に並んで設置
された例えば７組の差込可能な差込部材（19）（19）の
内の例えば３組に差込まれた仕切板（20）で４つのホッ
パ部（21）に区画される。従って、仕切板（20）の各々
を任意位置の差込部材（19）（19）間に差し替えること
によって、投入箱（18）の各ホッパ部（21）の容量が変
更可能である。この投入箱（18）は、回収時、分別ゴミ
収集車までゴミ回収作業員によって移動させ、これを収
容箱の上限位置まで上昇させてから反転させて各ホッパ
部（21）のゴミを収容箱の各分別収容室に投入させる。
また、投入箱（18）は、底面に所定個数のキャスタ（2
2）を設置し、このキャスタ（22）によって容易に移動
し得る。なお、図４では車体（１）に配置されたゴミ投
入機構に対して着脱が可能で、通常は道路交通の障害に
ならない道路端などに設置される投入箱について示して
いるが、本願出願人が特願平４−１０１０００号におい
て先に提案した分別ゴミ収集車の投入箱のように、車体
（１）の片側サイドに上下動および反転動可能に設置さ
れているものでも可能である。
いて述べているが、収集箱内にゴミを分別して投入させ
るゴミ投入機構の投入箱の各ホッパ部も収容箱の各分別
収集室に応じて容積を変更可能すると、収容箱の各分別
収集室内へのゴミの分別投入が容易に行なえる。図４は
車体（１）に配置されたゴミ投入機構に対して着脱が可
能で、通常は道路交通の障害にならない道路端などに設
置される投入箱（18）を示すもので、この投入箱（18）
の内部は、その両側内壁に対向して等間隔に並んで設置
された例えば７組の差込可能な差込部材（19）（19）の
内の例えば３組に差込まれた仕切板（20）で４つのホッ
パ部（21）に区画される。従って、仕切板（20）の各々
を任意位置の差込部材（19）（19）間に差し替えること
によって、投入箱（18）の各ホッパ部（21）の容量が変
更可能である。この投入箱（18）は、回収時、分別ゴミ
収集車までゴミ回収作業員によって移動させ、これを収
容箱の上限位置まで上昇させてから反転させて各ホッパ
部（21）のゴミを収容箱の各分別収容室に投入させる。
また、投入箱（18）は、底面に所定個数のキャスタ（2
2）を設置し、このキャスタ（22）によって容易に移動
し得る。なお、図４では車体（１）に配置されたゴミ投
入機構に対して着脱が可能で、通常は道路交通の障害に
ならない道路端などに設置される投入箱について示して
いるが、本願出願人が特願平４−１０１０００号におい
て先に提案した分別ゴミ収集車の投入箱のように、車体
（１）の片側サイドに上下動および反転動可能に設置さ
れているものでも可能である。
【００２１】
【発明の効果】この発明によれば、収容箱の各分別収集
室の容積が変更可能であるから、空缶や空ビンなどの再
使用できる資源ゴミなどの各種ゴミの量が一様に等しく
なくても収容箱に効率良く収容することが可能であり、
従来のように収集作業を途中で中断してゴミを排出する
ためにゴミ処理場に戻る必要が無なくて分別ゴミ収集作
業が能率的に行なえる。
室の容積が変更可能であるから、空缶や空ビンなどの再
使用できる資源ゴミなどの各種ゴミの量が一様に等しく
なくても収容箱に効率良く収容することが可能であり、
従来のように収集作業を途中で中断してゴミを排出する
ためにゴミ処理場に戻る必要が無なくて分別ゴミ収集作
業が能率的に行なえる。
【図１】本発明に係る分別ゴミ収集車の第１実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】図１の分別ゴミ収集車における収容箱の横断面
図である。
図である。
【図３】本発明に係る分別ゴミ収集車の第２実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】投入箱の一例を示す斜視図である。
【図５】従来の分別ゴミ収集車を示す斜視図である。
【図６】図４の分別ゴミ収集車の左側面図である。
【図７】図４の分別ゴミ収集車における収容箱の縦断面
図である。
図である。
１ 車体 ２ 荷台 ３ 収容箱 11 仕切壁 12 分別収集室 13 仕切壁 14 分別収集室 15 差込部材 16 ゴミ排出口 17 蓋体 18 投入箱 19 差込部材 20 仕切板 21 ホッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65F 3/00
Claims (3)
- 【請求項１】 内部が車幅方向に平行な仕切壁で複数の
分別収集室に区画されたゴミの収容箱と、 収容箱の片側壁下部の各分別収集室に形成した複数のゴ
ミ排出口のそれぞれに開閉可能に設置された複数の蓋体
と、 複数の蓋体を独立して開閉駆動させる蓋駆動機構と、 収容箱の複数の分別収集室に対応する複数のゴミ投入用
ホッパ部を有し、収容箱の前記ゴミ排出口と反対の片側
壁に沿って上下動可能に配置され、かつ、その上限位置
でゴミ収容箱上に反転可能な投入箱と、 投入箱を収容箱側壁に沿って上下動させ、かつ、その上
限位置で収容箱上に往復反転動させる投入箱駆動機構
と、 収容箱を車体の片側に、収容箱のゴミ排出口が下向きに
なるようダンプさせるダンプ機構とを具備して成る分別
ゴミ収集車において、 上記収容箱の各分別収集室の容積を変更可能に構成した
ことを特徴とする分別ゴミ収集車。 - 【請求項２】 収容箱の内部を複数の分別収集室に区画
する車幅方向に平行な仕切壁を伸縮可能に形成させるこ
とにより、収容箱の各分別収集室の容積を変更可能に構
成したことを特徴とした請求項１の分別ゴミ収集車。 - 【請求項３】 収容箱の内部を複数の分別収集室に区画
する車幅方向に平行な仕切壁を収容箱に着脱可能に設置
させることにより、収容箱の各分別収集室の容積を変更
可能に構成したことを特徴とした請求項１の分別ゴミ収
集車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05009655A JP3107674B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 分別ゴミ収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05009655A JP3107674B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 分別ゴミ収集車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219505A JPH06219505A (ja) | 1994-08-09 |
| JP3107674B2 true JP3107674B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=11726236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05009655A Expired - Fee Related JP3107674B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 分別ゴミ収集車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3107674B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102923425A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-13 | 广西玉柴专用汽车有限公司 | 多用途可卸式垃圾车 |
| CN107596594A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-01-19 | 苏州深安注册安全工程师事务所有限公司 | 一种带小车的多口自动装沙的消防设施放置箱 |
| CN107596595A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-01-19 | 苏州深安注册安全工程师事务所有限公司 | 一种多口自动装沙的消防设施放置箱 |
| CN111361894A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-07-03 | 陈旻 | 应用于城市住宅区的垃圾分类中转结构 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP05009655A patent/JP3107674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06219505A (ja) | 1994-08-09 |
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