JP3107036U - スクラッチ層剥離器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で携帯可能なスクラッチ層剥離器具を提供し、また剥がしたスクラッチ層の屑が周囲に散らばることなく効率的に回収できるようにする。
【解決手段】把持部10と、スクラッチカードXに接してスクラッチ層Yを削り取るスクラッチ層除去部20からなり、前記スクラッチ層除去部20は、スクラッチ層Yを削り取るための刃先部22と、前記刃先部22を保護するための安全カバー21と、スクラッチ層Yの削り屑を一時的に収納しておく収納部24と、該収納部24からスクラッチ層Yの削り屑を取り出すための開口部25と、を有するスクラッチ層剥離器具。
【選択図】図2
【解決手段】把持部10と、スクラッチカードXに接してスクラッチ層Yを削り取るスクラッチ層除去部20からなり、前記スクラッチ層除去部20は、スクラッチ層Yを削り取るための刃先部22と、前記刃先部22を保護するための安全カバー21と、スクラッチ層Yの削り屑を一時的に収納しておく収納部24と、該収納部24からスクラッチ層Yの削り屑を取り出すための開口部25と、を有するスクラッチ層剥離器具。
【選択図】図2
Description
本考案は、スクラッチ層が形成されたスクラッチカードにおいて、スクラッチ層を容易に剥離することができ、且つ携帯も可能な小型のスクラッチ層剥離器具に関する。
従来、紙等のカード基材上にスクラッチ層を印刷し、或いはカード基材上にシール構造のスクラッチシールを貼り着けることにより、紙等のカード基材上に印刷された文字や模様を隠蔽すると共に、この隠蔽部分(スクラッチ層)をコインなどを用いて削り取ることで中に書かれている当該文字や模様を見ることができるように構成されたスクラッチカードが知られている。このスクラッチカードは、スピードくじ、或いはコンビニエンスストアやデパートでの抽選券等に広く用いられている。
スクラッチカード購入者はコインや爪等でスクラッチ層を削り取り、カード上に印刷された文字や模様を見ることができる。この際、スクラッチ層の削り屑が周辺に散らばり、周囲を汚くすることがあった。また、スクラッチ層を削る際にコインを持ち合わせていない場合に爪を用いて削り取るのは、爪を痛めることにもなり好ましくない。
このような問題を解決するため、特開2003−040520号公報には、スクラッチ券を置く台と、この台に押し付けられたスクレイパと、スクラッチ券を置く台とスクレイパの下部にあり剥がした剥離部の屑を収集する収集箱とからなるスクラッチ剥離機構において、スクラッチ券を挿入し、挿入した方向から引出すことによりスクラッチ券の剥離部を剥がすことを特徴とするスクラッチ券剥離機構が開示されている。
しかしながら、当該スクラッチ券剥離機構によれば、モータが駆動してスクラッチ券が搬送され、券の剥離部がスクレイパ先端まで搬送され、剥離部が剥がされる構造となっており、未だ小型で簡易とは言い難く、携帯することはできない。また、各使用者が一台ずつ所有するにはコストが高い。
しかしながら、当該スクラッチ券剥離機構によれば、モータが駆動してスクラッチ券が搬送され、券の剥離部がスクレイパ先端まで搬送され、剥離部が剥がされる構造となっており、未だ小型で簡易とは言い難く、携帯することはできない。また、各使用者が一台ずつ所有するにはコストが高い。
特開2004−059182号公報には、粘着テープを供給する供給手段と、前記供給手段から引き出された粘着テープを巻き取る巻取手段と、前記粘着テープの粘着面に、印刷層を隠蔽し、かつ除去可能であるスクラッチ層が形成された基材を案内する案内路を有するケース本体部と、前記基材を前記案内路に沿って送り出しつつ、前記基材を前記粘着テープの粘着面に押圧して前記スクラッチ層を前記基材から剥離する押圧手段とを具備することを特徴とする剥離装置が開示されている。
当該剥離装置は、スクラッチ層が形成されたカード基材を粘着テープに押し付けることによりカード基材からスクラッチ層を剥離する仕組みである。しかしながらこのような構造の場合も携帯可能とは言い難く、且つ一度スクラッチ層を剥離した粘着テープはもはや使用することができず、粘着テープ部分は交換することが必要となるため、粘着テープ分はコスト高になり好ましくない。
特開2003−040520号公報
特開2004−059182号公報
当該剥離装置は、スクラッチ層が形成されたカード基材を粘着テープに押し付けることによりカード基材からスクラッチ層を剥離する仕組みである。しかしながらこのような構造の場合も携帯可能とは言い難く、且つ一度スクラッチ層を剥離した粘着テープはもはや使用することができず、粘着テープ部分は交換することが必要となるため、粘着テープ分はコスト高になり好ましくない。
本考案は上記のような問題を解決し、小型で携帯可能なスクラッチカード剥離器具を提供することを目的とする。さらに本考案は、剥がしたスクラッチ層の屑が周囲に散らばることなく効率的に回収できるようにすることを目的とする。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の剥離器具は、
請求項1に記載するように、把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部と、該収納部からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載するように、前記スクラッチ層除去部に、中心軸と該中心軸から放射状に延びた毛材とからなるブラシが回転可能に取り付けられていることが好ましい。
請求項1に記載するように、把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部と、該収納部からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載するように、前記スクラッチ層除去部に、中心軸と該中心軸から放射状に延びた毛材とからなるブラシが回転可能に取り付けられていることが好ましい。
請求項3に記載するように、本発明の剥離器具は、
把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部とからなり、
把持部は中空状であり、スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部とからなり、
前記把持部の中空空間と前記収納部が連続していることを特徴とするものであっても良い。
把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部とからなり、
把持部は中空状であり、スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部とからなり、
前記把持部の中空空間と前記収納部が連続していることを特徴とするものであっても良い。
請求項4に記載するように、本発明の剥離器具は、
把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は安全カバーと刃先部とから構成され、
前記刃先部は、前記把持部と前記安全カバーとの接点で回動可能なヒンジにより連結されていることを特徴とするものであっても良い。
把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は安全カバーと刃先部とから構成され、
前記刃先部は、前記把持部と前記安全カバーとの接点で回動可能なヒンジにより連結されていることを特徴とするものであっても良い。
本考案によれば、小型で携帯可能なスクラッチカード剥離器具を提供することができる。本考案のスクラッチカード剥離器具は剥がしたスクラッチ層の屑を回収する収納部を設けているため、屑が周囲に散らばることがなく、かつ収納部に回転可能なブラシを併設することにより屑を効率的に回収することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る第1の実施形態の剥離器具の外観正面図、図2は図1におけるA−A’縦断面図である。
図1は本発明に係る第1の実施形態の剥離器具の外観正面図、図2は図1におけるA−A’縦断面図である。
図1、2に示すように、第1の実施形態の剥離器具1は、扁平な把持部10と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部20を有してなる。スクラッチ層除去部20は、スクラッチ層を削り取るための刃先部22と、把持部10に連続して設けられた安全カバー21と、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部24と、該収納部24からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部25を有する。
本考案の剥離器具1は、金属薄板などを材料とした曲げ成形や絞り成形、或いは樹脂成形などにより一体的に構成されている。また、上記刃先部22のみ金属を材料とし、その他の部分を樹脂等の材料により一体形成するものであっても良い。
本考案の剥離器具1は正面から見た場合に全体として略円盤状になるように形成されているが、これに限られることなく、円柱状や小判型等、所望の形状にすることができる。
本考案の剥離器具1は正面から見た場合に全体として略円盤状になるように形成されているが、これに限られることなく、円柱状や小判型等、所望の形状にすることができる。
本実施形態の剥離器具1において把持部10は扁平な形状に形成されているが、把持部は使用者が持ちやすい形状であればよく、ある程度の厚みを有するものであっても良い。
前記把持部10に連続して、膨らみをもったスクラッチ層除去部20が設けられている。スクラッチ層除去部20は、スクラッチカードXのスクラッチ層Yに接触させ、圧力をかけながら剥離器具1を図2のQ方向に動かすことによりスクラッチ層をスクラッチカードから削り取るものである。
前記把持部10に連続して、膨らみをもったスクラッチ層除去部20が設けられている。スクラッチ層除去部20は、スクラッチカードXのスクラッチ層Yに接触させ、圧力をかけながら剥離器具1を図2のQ方向に動かすことによりスクラッチ層をスクラッチカードから削り取るものである。
前記スクラッチ層除去部20は、スクラッチ層を削り取るための刃先部22と、把持部10に連続して設けられ、刃先部22を保護し、且つ収納部24を形成するための安全カバー21と、スクラッチ層の削り屑を一時的に溜めておく収納部24と、該収納部24からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部25を有する。
刃先部22は、先細舌片状に形成されていることが好ましい。さらに、図3に示すように、スクラッチカードに対ずる刃先部22の角度θが0℃〜90℃の角度となるように設置されることが好ましい。剥離器具をQ方向に移動させると、刃先部はスクラッチカードXの基材とスクラッチ層Yの間に差し込まれ、基材からスクラッチ層Yを剥離する。
安全カバー21は刃先部22を保護するために設けられる。刃先部22が鋭利であった場合に使用者を怪我から防止し、かつ刃先部22の破損を防止する。
安全カバー21のスクラッチカードXとの接触点は、丸みを帯びていることが好ましい。剥離器具をQ方向に移動させる際に、スクラッチカードXとの摩擦をさけ滑らかに移動させるためである。
また、安全カバー21は刃先部22を保護すると同時に収納部24を形成する役割を果たしている。すなわち図1、2に示すように、第1の実施形態における本考案のスクラッチ層剥離器具1は、スクラッチ層除去部20が中空状となり、内部に収納部24を形成している。収納部24の壁が前記安全カバー21となり、よって安全カバー21が刃先部22保護と同時に収納部24の形成の役割を果たす。
安全カバー21のスクラッチカードXとの接触点は、丸みを帯びていることが好ましい。剥離器具をQ方向に移動させる際に、スクラッチカードXとの摩擦をさけ滑らかに移動させるためである。
また、安全カバー21は刃先部22を保護すると同時に収納部24を形成する役割を果たしている。すなわち図1、2に示すように、第1の実施形態における本考案のスクラッチ層剥離器具1は、スクラッチ層除去部20が中空状となり、内部に収納部24を形成している。収納部24の壁が前記安全カバー21となり、よって安全カバー21が刃先部22保護と同時に収納部24の形成の役割を果たす。
収納部24は、スクラッチ層Yの削り屑を一時的に溜めておける程度の大きさであればよい。開口部25は、収納部24の壁の一部を開口したものであり、溜まったスクラッチ層Yの削り屑を収納部24から取り出すためのものである。
スクラッチ層Yの削り屑の収納部24からの取り出しを容易にするため、収納部24の内部壁は滑り性を良くすることが好ましい。具体的には、内部壁を滑らかに磨いたり、滑りの良い材料を用いてコーティングを行ったりすることが考えられる。
本考案の剥離器具1の全体或いは一部を透明なプラスチック材料などで構成すれば、器具外部からスクラッチ層の削り屑の収納量が透視できるようになり、削り屑を取り出して捨てる時期などが容易に判別できるようになる。
スクラッチ層Yの削り屑の収納部24からの取り出しを容易にするため、収納部24の内部壁は滑り性を良くすることが好ましい。具体的には、内部壁を滑らかに磨いたり、滑りの良い材料を用いてコーティングを行ったりすることが考えられる。
本考案の剥離器具1の全体或いは一部を透明なプラスチック材料などで構成すれば、器具外部からスクラッチ層の削り屑の収納量が透視できるようになり、削り屑を取り出して捨てる時期などが容易に判別できるようになる。
スクラッチ層除去部20には、図1、2に示すようにブラシ23を設けても良い。ブラシ23は、刃先部22と安全カバー21との間に設けられることが好ましい。ブラシ23は、中心軸231と該中心軸から放射状に延びた毛材232とからなる。中心軸231と毛材232は、共に樹脂材料で一体に成型されたものであっても良いし、中心軸となる金属ワイヤに毛材となる合成繊維或いは天然繊維を挟み込み撚り合わせてブラシ23としても良い。
ブラシ23は、スクラッチ層の削り屑の回収効率を上げるため、回転可能に取り付けられていることが好ましい。具体的には、ブラシ23の中心軸の両端を、スクラッチ層除去部20に設置したくぼみ(図示せず)に嵌め込み、本考案の剥離器具1をQ方向に動かした場合に、図5に示すようにスクラッチカードとの摩擦でブラシ23がq方向に自然回転するような構成が考えられる。ブラシ23は、異なる2方向に回転するものであっても良いし、特定の一方向にしか回転しないものであっても良い。
本考案の剥離器具1を前後に動かす際に、ブラシ23は器具1の移動方向と同じ方向に回転する。刃先部22により削り取られた削り屑は、ブラシ23の回転により浮き上がり、収納部24に引き込まれる。このため、削り屑を収納部24に効率的に回収することができ、周辺を汚すことがなく好ましい。
(第2の実施形態)
図6は、本考案の第2の実施形態を示す縦断面図である。
図6に示すように、第2の実施形態の剥離器具5は縦型スティック形状に形成されている。剥離器具5は、中空状の把持部50と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部60を有してなる。スクラッチ層除去部60は、スクラッチ層を削り取るための刃先部62と、安全カバー61と、把持部50の中空空間と連続しており、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部64を有する。前記中空状の把持部先端には、収納部64からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部65が設けられる。
図6は、本考案の第2の実施形態を示す縦断面図である。
図6に示すように、第2の実施形態の剥離器具5は縦型スティック形状に形成されている。剥離器具5は、中空状の把持部50と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部60を有してなる。スクラッチ層除去部60は、スクラッチ層を削り取るための刃先部62と、安全カバー61と、把持部50の中空空間と連続しており、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部64を有する。前記中空状の把持部先端には、収納部64からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部65が設けられる。
図6に示すように、第2の実施形態の剥離器具5は、把持部50を中空状とし、削り屑を一時的に溜めておく収納部64として使用できるように構成されている。開口部65は、刃先部62とは反対側の把持部50先端に設けられている。開口部65には蓋651が設けられていても良い。
本実施形態の剥離器具5を使用する際は、第1の実施形態の場合と同様に、刃先部2を下にしてスクラッチカードと接するように把持し、スクラッチカードのスクラッチ層部分に接触させて押圧しながら剥離器具5をQ方向に動かし、スクラッチ層を剥ぎ取る。
第2の実施形態において収納部64に収納されたスクラッチ層の削り屑を捨てる際は剥離器具5を逆にして把持し開口部65を下になるようにして、開口部65から削り屑を捨てる。削り屑を捨てるとき以外は削り屑が散らばらないように開口部65に蓋651を閉めておくことが好ましい。
本実施形態の剥離器具5の全体又は一部を透明なプラスチック材料などで構成すれば、剥離器具の外部から溜まったスクラッチ層削り屑の量が透視できるようになり、削り屑を捨てる時期を容易に判別できるようになる。
(第3の実施形態)
図7は、本考案の第3の実施形態を示す縦断面図である。
図7に示すように、第3の実施形態における本考案のスクラッチ層剥離器具7は、把持部70と、スクラッチ層除去部80からなる。スクラッチ層除去部80は安全カバー81と刃先部82とから構成される。刃先部82は、把持部70と安全カバー81との接点でヒンジPにより連結されている。刃先部82はスクラッチ層Yを剥離するために器具を使用する際は閉じられており、安全カバー81と刃先部82とで囲まれた部分は収納部84となる。
スクラッチ層剥離後にスクラッチ層Yの削り屑を捨てる際には、上記ヒンジPに関して回動されて刃先部82が開かれると開口部85が現れる。そして、開口部85から削り屑を捨てることができる。
図7は、本考案の第3の実施形態を示す縦断面図である。
図7に示すように、第3の実施形態における本考案のスクラッチ層剥離器具7は、把持部70と、スクラッチ層除去部80からなる。スクラッチ層除去部80は安全カバー81と刃先部82とから構成される。刃先部82は、把持部70と安全カバー81との接点でヒンジPにより連結されている。刃先部82はスクラッチ層Yを剥離するために器具を使用する際は閉じられており、安全カバー81と刃先部82とで囲まれた部分は収納部84となる。
スクラッチ層剥離後にスクラッチ層Yの削り屑を捨てる際には、上記ヒンジPに関して回動されて刃先部82が開かれると開口部85が現れる。そして、開口部85から削り屑を捨てることができる。
本実施形態の剥離器具7の全体又は一部を透明なプラスチック材料などで構成すれば、剥離器具の外部から溜まったスクラッチ層削り屑の量が透視できるようになり、削り屑を捨てる時期を容易に判別できるようになる。
本考案のスクラッチ層剥離器具によれば、スクラッチカードのスクラッチ層を剥離する際に周囲を汚すことがない。スクラッチ層の削り屑は剥離器具の内部に一時的に収納しておくことができ、削り屑が一定量溜まったときにまとめて捨てることができる。
本考案のスクラッチ層剥離器具は小型で携帯可能であり、安価に提供できる。そのため、使用者が各人に一つ所有することもできるし、スクラッチカードの販売所に常時置いていても良い。
本考案のスクラッチ層剥離器具は、スクラッチ層除去部に回転可能なブラシを併設することによりスクラッチ層の削り屑を効率的に回収することができる。
本考案のスクラッチ層剥離器具は小型で携帯可能であり、安価に提供できる。そのため、使用者が各人に一つ所有することもできるし、スクラッチカードの販売所に常時置いていても良い。
本考案のスクラッチ層剥離器具は、スクラッチ層除去部に回転可能なブラシを併設することによりスクラッチ層の削り屑を効率的に回収することができる。
1 スクラッチ層剥離器具
10 把持部
20 スクラッチ層除去部
21 安全カバー
22 刃先部
24 収納部
25 開口部
X スクラッチカード
Y スクラッチ層
23 ブラシ
231 中心軸
232 毛材
5 スクラッチ層剥離器具
50 把持部
60 スクラッチ層除去部
61 安全カバー
62 刃先部
64 収納部
65 開口部
651 蓋
7 スクラッチ層剥離器具
70 把持部
80 スクラッチ層除去部
81 安全カバー
82 刃先部
84 収納部
85 開口部
10 把持部
20 スクラッチ層除去部
21 安全カバー
22 刃先部
24 収納部
25 開口部
X スクラッチカード
Y スクラッチ層
23 ブラシ
231 中心軸
232 毛材
5 スクラッチ層剥離器具
50 把持部
60 スクラッチ層除去部
61 安全カバー
62 刃先部
64 収納部
65 開口部
651 蓋
7 スクラッチ層剥離器具
70 把持部
80 スクラッチ層除去部
81 安全カバー
82 刃先部
84 収納部
85 開口部
Claims (4)
- 把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部と、該収納部からスクラッチ層の削り屑を取り出すための開口部と、を有することを特徴とするスクラッチ層剥離器具。 - 前記スクラッチ層除去部に、中心軸と該中心軸から放射状に延びた毛材とからなるブラシが回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のスクラッチ層剥離器具。
- 把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部とからなり、
把持部は中空状であり、スクラッチ層除去部は、スクラッチ層を削り取るための刃先部と、前記刃先部を保護するための安全カバーと、スクラッチ層の削り屑を一時的に収納しておく収納部とからなり、
前記把持部の中空空間と前記収納部が連続していることを特徴とするスクラッチ層剥離器具。 - 把持部と、スクラッチカードに接してスクラッチ層を削り取るスクラッチ層除去部からなり、
前記スクラッチ層除去部は安全カバーと刃先部とから構成され、
前記刃先部は、前記把持部と前記安全カバーとの接点で回動可能なヒンジにより連結されていることを特徴とするスクラッチ層剥離器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004671U JP3107036U (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | スクラッチ層剥離器具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004671U JP3107036U (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | スクラッチ層剥離器具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP3107036U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014022648A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | プリント配線板上保護フィルムの剥離治具 |
-
2004
- 2004-08-04 JP JP2004004671U patent/JP3107036U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014022648A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | プリント配線板上保護フィルムの剥離治具 |
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