JP3106849U - 屋上付きユニットハウス - Google Patents

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嘉一 石井
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東北グレーダー株式会社
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Abstract

【課題】屋上緑化に適し、ガーデニングを楽しむことができる屋上付きユニットハウスを提供する。
【解決手段】ユニットハウス11が骨組材14を有している。屋上構造物12が、ユニットハウス11の屋上に着脱可能に設けられ、土台材15と排水管17と床構造16とフェンス18とを一体的に有している。土台材15は、骨組材14の上に着脱可能に取り付けられている。排水管17は、土台材15に取り付けられている。床構造16は、土台材15の上に固定され、排水管17に連通する排水口16bと、排水口16bに向かって下がるよう傾斜した防水性の床面16aとを有している。フェンス18は、床構造16の周囲を取り囲むよう土台材15に固定されている。昇降手段13が、屋上構造物12の上へ昇降可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋上付きユニットハウスに関する。
一般に、ユニットハウスは、移動や設置が容易であることから、一般家庭の庭に置いて別棟の部屋や物置として、あるいは工事現場の仮設事務所として利用されている。このようなユニットハウスにおいて、限られたスペースを有効に活用できるものとして、2階建てのユニットハウス(特許文献1参照)が開発されている。
特開平6−129009号公報
ところで、近年、都市部の気温が周辺部より高くなるヒートアイランド現象が問題化し、その対策として建物の屋上の緑化が推奨されている。また、植物によるいやし効果が注目され、ガーデニングが人気を博している。しかしながら、従来のユニットハウスには、屋上緑化に適したものはなく、また、ガーデニングを楽しめるものもなかった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、屋上緑化に適し、ガーデニングを楽しむことができる屋上付きユニットハウスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る屋上付きユニットハウスは、ユニットハウスと、前記ユニットハウスの屋上に着脱可能に設けられた、床構造およびフェンスを一体化した屋上構造物と、前記屋上構造物の上へ昇降するための昇降手段とを、有することを特徴とする。
本考案に係る屋上付きユニットハウスは、屋上構造物が床構造およびフェンスを一体化してあるため、そのままトラックなどに積んで、運搬することができる。また、屋上構造物がユニットハウスの屋上に着脱可能に設けられているため、ユニットハウスと屋上構造物とに分けて運搬した後、ユニットハウスの屋上への屋上構造物の設置、撤去を容易に行うことができる。
本考案に係る屋上付きユニットハウスは、屋上緑化に適しており、屋上構造物の上に屋上庭園を造ってガーデニングを楽しむことができる。さらに、屋上構造物の上のスペースは、例えば、ルーフデッキ、休憩所、屋外ダイニング、ビアガーデン、プールなど様々な用途に利用することができる。
本考案に係る屋上付きユニットハウスで、前記ユニットハウスは骨組材を有し、前記屋上構造物は、前記骨組材の上に着脱可能に取り付けられた土台材と、前記土台材に取り付けられた排水管とを有し、前記床構造は、前記土台材の上に固定され、前記排水管に連通する排水口と、前記排水口に向かって下がるよう傾斜した防水性の床面とを有し、前記フェンスは、前記床構造の周囲を取り囲むよう前記土台材に固定されていることが好ましい。
この構成では、屋上構造物の土台材がユニットハウスの骨組材の上に取り付けられ、構造が強固になっている。屋上構造物は、排水管が土台材に取り付けられ、床構造およびフェンスが土台材に固定されて一体化されている。水やりの水や雨水は防水性の床面の上で排水口に向かって流れ、排水口から排水管を通って排水される。このように、屋上構造物の上は水はけが良いため、屋上庭園を造るのに適している。
本考案によれば、屋上緑化に適し、ガーデニングを楽しむことができる屋上付きユニットハウスを提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本考案の実施の形態の屋上付きユニットハウスを示している。
図1に示すように、屋上付きユニットハウス10は、ユニットハウス11と屋上構造物12と昇降手段13とを有している。
ユニットハウス11は、ほぼ直方体形状の一般的なユニットハウス11から成る。図3および図4に示すように、ユニットハウス11は、柱材14aと梁材14bとから成る骨組材14に床材、壁材、天井材等を固定して構成されている。
図2乃至図4に示すように、屋上構造物12は、ユニットハウス11の屋上に着脱可能に設けられ、土台材15と床構造16と排水管17とフェンス18とを一体的に有している。
図3および図4に示すように、土台材15は、枠材15aと8本の連結材15bと縁取り材15cとを有している。枠材15aは、ユニットハウス11の屋根の外周と同じ大きさの矩形の枠状に形成されている。各連結材15bは、枠材15aの長さ方向に沿った部分に、片側に4つずつ等間隔に設けられている。各連結材15bは、枠材15aから下方に突出し、骨組材14の柱材14aに着脱可能に嵌合している。縁取り材15cは、枠材15aの上にその周縁に沿って設けられている。
床構造16は、2枚の木製板を貼り合わせて成り、枠材15aの内側を覆うよう設けられている。床構造16は、枠材15aおよび縁取り材15cに固定され、床構造16の床面16aには、防水シートが貼り付けられている。床構造16は、幅方向の中央部に、長さ方向に沿って等間隔に4つの排水口16bを有している。床構造16は、床面16aが排水口16bに向かって下がるよう傾斜している。
図2乃至図4に示すように、排水管17は、各排水口16bに沿って床構造16の下部に設けられ、各排水口16bに連通している。排水管17は、枠材15aおよび床構造16に固定されている。排水管17は、一端に向かって傾斜し、その一端が枠材15aの外側に突出して、ユニットハウス11の外部に設けられた雨水タンク(図示せず)に連通している。
フェンス18は、木製のラティスフェンスから成り、屋上構造物12の昇降手段接続箇所を除いて、床構造16を取り囲むよう設けられている。フェンス18は、枠材15aおよび縁取り材15cの外側に固定されている。
図1および図2に示すように、昇降手段13は、鉄製の直階段から成り、階段上部に踊り場19を有している。昇降手段13は、下端が地上に設置され、踊り場19が屋上構造物12の昇降手段接続箇所に接続されている。昇降手段13には、落下防止用の手すり20が取り付けられている。昇降手段13により、地上から屋上構造物12の上へ昇降可能となっている。
次に、作用について説明する。
屋上付きユニットハウス10は、屋上構造物12が土台材15、床構造16、排水管17およびフェンス18を一体化してあるため、そのままトラックなどに積んで、運搬することができる。また、屋上構造物12がユニットハウス11の屋上に着脱可能に設けられているため、ユニットハウス11と屋上構造物12とに分けて運搬した後、ユニットハウス11の屋上への屋上構造物12の設置、撤去を容易に行うことができる。屋上構造物12の土台材15は、ユニットハウス11の骨組材14の上に取り付けられており、構造が強固になっている。
屋上付きユニットハウス10では、水やりの水や雨水は防水性の床面16aの上で排水口16bに向かって流れ、排水口16bから排水管17を通って排水される。このように、屋上構造物12の上は水はけが良いため、図1に示すように、屋上庭園を造るのに適しており、ガーデニングを楽しむことができる。この場合、例えば図3および図4に示すように、屋上構造物12の床面16aの上に、軽石やパーライトなどから成る排水層1を設け、排水層1の上に黒土や培養土などから成る土壌層2を設ける。このとき、屋上構造物12から土が落ちないよう、土壌層2の表面を縁取り材15cの上端より低く設ける。また、排水層1と土壌層2とが混ざらないよう、層間に不織布3を設ける。これにより、図1に示すように、土壌層2に植物4を植えたり、ベンチ5を置いたり、レンガやウッドパネル6を敷いたりして、ガーデニングを楽しむことができる。また、屋上構造物12の上に水道や散水栓7を取り付けることもできる。
屋上構造物12の上のスペースは、屋上庭園の他にも、例えば、ルーフデッキ、休憩所、屋外ダイニング、ビアガーデン、プールなど様々な用途に利用することができる。
本考案の実施の形態の屋上付きユニットハウスを示す斜視図である。 図1に示す屋上付きユニットハウスの屋上構造物および昇降手段を示す平面図である。 図2に示す屋上付きユニットハウスの屋上構造物を示すA−A断面図である。 図2に示す屋上付きユニットハウスの屋上構造物を示すB−B断面図である。
符号の説明
1 排水層
2 土壌層
3 不織布
10 屋上付きユニットハウス
11 ユニットハウス
12 屋上構造物
13 昇降手段
14 骨組材
14a 柱材
14b 梁材
15 土台材
15a 枠材
15b 連結材
15c 縁取り材
16 床構造
16a 床面
16b 排水口
17 排水管
18 フェンス
19 踊り場
20 手すり

Claims (2)

  1. ユニットハウスと、
    前記ユニットハウスの屋上に着脱可能に設けられた、床構造およびフェンスを一体化した屋上構造物と、
    前記屋上構造物の上へ昇降するための昇降手段とを、
    有することを特徴とする屋上付きユニットハウス。
  2. 前記ユニットハウスは骨組材を有し、
    前記屋上構造物は、前記骨組材の上に着脱可能に取り付けられた土台材と、前記土台材に取り付けられた排水管とを有し、
    前記床構造は、前記土台材の上に固定され、前記排水管に連通する排水口と、前記排水口に向かって下がるよう傾斜した防水性の床面とを有し、
    前記フェンスは、前記床構造の周囲を取り囲むよう前記土台材に固定されていることを、
    特徴とする請求項1記載の屋上付きユニットハウス。
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