JP3106613B2 - カメラの露出演算装置 - Google Patents

カメラの露出演算装置

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JP3106613B2 JP29636491A JP29636491A JP3106613B2 JP 3106613 B2 JP3106613 B2 JP 3106613B2 JP 29636491 A JP29636491 A JP 29636491A JP 29636491 A JP29636491 A JP 29636491A JP 3106613 B2 JP3106613 B2 JP 3106613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの露出演算装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】焦点検出装置により撮影画面内の主要被
写体の焦点検出を行い、その焦点検出結果から分割測光
装置の各測光領域のピントずれ量を求めてそれぞれの測
光領域の測光出力に重み付けし、主要被写体の適正露出
を演算するカメラの露出演算装置が本出願人により提案
されている(特願平1−231041号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記露
出演算装置では、主要被写体が強い逆光状態にあると
き、焦点検出装置の光電変換素子アレイの主要被写体像
部分の測光出力が低くなりすぎてピントずれ量を検出で
きないため、主要被写体の適正露出が演算できないとい
う問題がある。
【0004】一方、暗い背景の中で主要被写体がスポッ
ト照明されているときなど、すなわち主要被写体が強い
順光状態にあるとき、焦点検出装置の光電変換素子アレ
イの主要被写体像部分の測光出力が高くなりすぎてピン
トずれ量を検出できないため、上記と同様の問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、逆光状態または順光状態
でも主要被写体の適正露出を演算できるカメラの露出演
算装置、および撮影画面内の主要被写体の位置を検出す
る被写体位置検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、複数の
光電変換素子を二次元状に配列して被写界を測光する光
電変換素子アレイ101と、各光電変換素子の測光値に
基づいて被写体エッジを検出するエッジ検出手段102
と、被写体エッジにより分割された被写界から光電変換
素子の測光値が低い側の領域を選択し、その選択領域内
の光電変換素子の測光値に基づいて露出値を演算する露
出演算手段103とを備えることにより、上記目的が達
成される。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示す全体構成図
である。図において、10は分割測光部であり、図3に
示すように、8つの測光領域F1〜F8に分割された撮
影画面1の各測光領域ごとに配置された分割測光素子1
1a〜11hにより測光を行なう。ここで、分割測光素
子11aが測光領域F1を測光し、分割測光素子11b
が測光領域F2を測光し、以下同様に、分割測光素子1
1c〜11hが測光領域F3〜8をそれぞれ測光する。
12は測光回路であり、各測光領域の分割測光素子11
a〜11fからの測光信号を測光値E(n)(n=1〜
8、単位はBV)に変換して出力する。20は、これら
の測光値E(1)〜E(8)を記憶するAE出力メモリ
である。
【0022】また、30は撮影レンズ、40は周知の焦
点検出部である。撮影レンズ30の異なる領域を通過し
た光束は不図示の撮影フィルム面と共役な予定焦点面4
1に結像し、さらに再結像レンズ42a,42bによっ
て光電変換素子アレイ43a,43b上に結像される。
光電変換素子アレイ43a,43bは、例えばそれぞれ
24個のCCD型光電変換素子からなり、一対の被写体
像の光量分布に応じた電気信号を焦点検出回路44へ出
力する。なお、光電変換素子アレイ43a,43bにM
OS型光電変換素子を用いてもよい。
【0023】焦点検出回路44は、光電変換素子アレイ
43a,43bからの一対の被写体像信号の相対的ずれ
量に基づいて、撮影レンズ30の被写体像面と予定焦点
面41との光軸に沿った距離、すなわちデフォーカス量
を算出する。さらに焦点検出回路44は、一方の光電変
換素子アレイ43a上の各光電変換素子からの電気信号
を測光値B(n)(n=1〜24、単位はBV)に変換
して出力する。なお、光電変換素子アレイ43aは図3
に示すように測光領域F1〜F3に対応して配置され、
各光電変換素子の測光値は図3の左から順にB(1)〜
B(24)とする。従って、測光値B(1)〜B(8)
が測光領域F1に、測光値B(9)〜B(16)が測光
領域F2に、測光値B(17)〜B(24)が測光領域
F3にそれぞれ対応する。
【0024】さらに、50は、焦点検出回路44で算出
された測光値B(1)〜B(24)を記憶するAF出力
メモリ、60は、デフォーカス量に基づき撮影レンズ3
0のレンズ駆動量を算出してAFモータ70を制御する
AFモータ制御部である。AFモータ70は、レンズ駆
動量に従って撮影レンズ30を合焦駆動する。また、8
0は、マイクロコンピュータおよびその周辺部品から構
成される露出演算部であり、AE出力メモリ20に格納
されている各測光領域の測光値E(1)〜E(8)、お
よびAF出力メモリ50に格納されている測光値B
(1)〜B(24)に基づいて露出値を算出する。90
は露出制御部であり、露出演算部80により算出された
露出値に従ってシャッター速度および絞りを求め、不図
示のシャッターおよび絞り機構部を制御する。
【0025】図4は、露出演算部80で実行される露出
演算プログラムを示すフローチャートである。このフロ
ーチャートにより、露出制御装置の動作を説明する。ス
テップS1において、焦点検出用光電変換素子アレイ4
3a,43bの電荷蓄積を行って測光値B(1)〜(2
4)を検出した後、ステップS2へ進んでこれらの測光
値B(1)〜(24)をAF出力メモリ50へ格納す
る。ステップS3では、分割測光部10により各測光領
域F1〜F8ごとに測光を行い、上述した測光値E
(1)〜E(8)を検出した後、ステップS4へ進んで
これらの測光値E(1)〜E(8)をAE用出力メモリ
20へ格納する。
【0026】次に、ステップS5において、図5に示す
順光逆光の類別サブルーチンを実行し、主要被写体が順
光状態に位置するかまたは逆光状態に位置するかを判定
する。すなわち、図3に示す測光領域F1〜F8を、中
央部の領域F1〜F3、その周りの領域F4、および最
も外側の領域F5〜F8の3つに区分し、各区分領域の
最大または最小の測光値に基づいて各区分領域の明るさ
を比較する。中央部の区分領域が最も暗く外側の区分領
域になるほど明るい場合は主要被写体が逆光状態に位置
すると判定し、中央部の区分領域が最も明るく外側の区
分領域になるほど暗くなれば主要被写体が順光状態に位
置すると判定する。
【0027】図5のステップS21において、中央部の
区分領域F1〜F3の中の最小測光値とその周りの領域
F4の測光値とを次式により比較する。 E(4)−MIN{E(1)〜E(3)}≧3 ・・・(1) 比較の結果、肯定されると、すなわち周りの領域F4の
方が3段以上明るければステップS22へ進み、否定さ
れるとステップS25へ進む。ステップS22では、最
も外側の区分領域F5〜F8の中の最大測光値と中央部
の区分領域F1〜F3の最小測光値とを次式により比較
する。 MAX{E(5)〜E(8)}−MIN{E(1)〜E(3)}≧3 ・・・(2) 比較の結果、肯定されるとステップS23へ進み、否定
されるとステップS29へ進む。ステップS23に進む
場合は、中央部の区分領域F1〜F3が周りの領域F4
〜F8に比べて3段以上暗いので、中央部の主要被写体
が逆光状態に位置するとして逆光状態を示すフラグFL
GLをセットし、続くステップS24で、順光状態を示
すフラグFLGSをリセットしてリターンする。
【0028】ステップS25では、中央部の区分領域F
1〜F3の中の最大測光値とその周りの領域F4の測光
値とを次式により比較する。 MAX{E(1)〜E(3)}−E(4)≧3 ・・・(3) 比較の結果、肯定されると、すなわち中央部の区分領域
F1〜F3の方が周りよりも3段以上明るければステッ
プS26へ進み、否定されるとステップS29へ進む。
ステップS26では、中央部の区分領域F1〜F3の最
大測光値と最も外側の区分領域F5〜F8の最大測光値
とを次式により比較する。 MAX{E(1)〜E(3)}−MAX{E(5)〜E(8)}≧3 ・・・(4) 比較の結果、肯定されるとステップS27へ進み、否定
されるとステップS29へ進む。ステップS27に進む
場合は、中央部の区分領域F1〜F3の方が周りの領域
に比べて3段以上明るいので、中央部の主要被写体が順
光状態に位置するとして逆光状態を示すフラグFLGL
をリセットし、続くステップS28で、順光状態を示す
フラグFLGSをセットしてリターンする。なお、逆光
状態でもなく、また順光状態でもないと判別されたとき
は、ステップS29およびステップS30においてフラ
グFLGLおよびFLGSをそれぞれリセットしてリタ
ーンする。
【0029】再び図4に示すプログラムに戻り説明を続
ける。ステップS5において逆光状態かあるいは順光状
態かが判定されるとステップS6へ進み、逆光状態を示
すフラグFLGLがセットされているかどうかを判別
し、セットされていればステップS7へ進み、セットさ
れていなければステップS11へ進む。ステップS7で
は図6,7に示すサブルーチンを実行し、焦点検出用光
電変換素子アレイ43aの出力波形の類別を行なう。こ
れは、光電変換素子アレイ43aの出力を順次調査して
測光値が大きく変化する場所、すなわち主要被写体像の
エッジが検出される場所と、その場所で測光値がどのよ
うに変化するかに着目してなされる。なお、この実施例
では主要被写体が人物の場合について説明する。
【0030】図6のステップS31で、光電変換素子ア
レイ43a上の素子番号nを0にリセットし、続くステ
ップS32で、人物像と背景とのエッジの検出数をカウ
ントするカウンタMをリセットする。ステップS33で
素子番号nをインクリメントしてステップS34に進
み、隣接する光電変換素子の測光値の差D(n)を次式
により求める。 D(n)=B(n+1)−B(n) ・・・(5) ここで、n=1〜23 次に、ステップS35において、差D(n)が+3BV
より大きいかどうかを判別し、大きければステップS3
6へ進み、そうでなければステップS40へ進む。D
(n)>+3BVの場合は、測光値が小→大に変化した
のであるから、そのエッジは暗い部分から明るい部分へ
移る場所である。この場合、ステップS36でエッジ数
Mをインクリメントした後、ステップS37へ進み、そ
のエッジにおける測光値の変化の様子を示すメモリT
(M)に+1を格納する。すなわち、そのエッジが最初
に発見されたものであれば、T(1)=+1となる。次
にステップS38へ進んで、エッジの場所を示すメモリ
K(M)にそのエッジが発見されたときの素子番号nを
格納する。つまり、光電変換素子番号nが1であるとき
に最初にエッジが発見されたのであれば、K(1)=1
となる。
【0031】ステップS35でD(n)≦+3BVと判
別されたときは、ステップS40において差D(n)が
−3BVより小さいかどうかを判別し、小さいときはス
テップS41へ進み、そうでなければステップS39へ
進む。D(n)<−3BVの場合は、測光値が大→小に
変化したのであるから、そのエッジは明るい部分から暗
い部分へ移る場所である。この場合は、ステップS41
でエッジ数Mをインクリメントし、続くステップS42
で測光値の変化の様子を示すメモリT(M)に−1を格
納する。さらにステップS43でエッジの場所を示すメ
モリK(M)にそのエッジが発見されたときの素子番号
nを格納する。次にステップS39で、素子番号nが2
3であるかどうか、すなわち全ての光電変換素子の測光
出力を調査したかどうかを判別し、調査完了であれば図
7のステップS44へ進み、そうでなければステップS
33へ戻る。
【0032】ステップS44では、発見されたエッジM
が1つかどうかを判別し、そうであればステップS45
へ進み、そうでなければステップS58へ進む。ここ
で、光電変換素子アレイ43a上のエッジが発見された
場所K(1)を境にしてその前後を2つの領域、すなわ
ちエッジが発見される前の領域とエッジが発見された後
の領域とに区分し、ステップS45において、まず前の
領域における最大測光値差D(n)と最小測光値差D
(n)との差Q1を次式により求める。 Q1=MAX{D(1)〜D(K(1)−1)} −MIN{D(1)〜D(K(1)−1)} ・・・(6) さらに、後の領域における最大測光値差D(n)と最小
測光値差D(n)との差Q2を次式により求める。 Q2=MAX{D(K(1)+1)〜D(23)} −MIN{K(1)+1)〜D(23)} ・・・(7) そして、ステップS46で差Q1が+1BVより小さい
かどうかを判別し、Q1<1であればステップS47へ
進み、そうでなければステップS68へ進む。続くステ
ップS47では差Q2が+1BVより小さいかどうかを
判別し、Q2<1であればステップS48へ進み、そう
でなければステップS68へ進む。ステップS46およ
びステップS47がともに肯定されたときは、人物像と
その背景とのエッジが発見された場所の前後の各領域内
で測光値の変動が少ないので、強い逆光シーンの中に人
物が位置していると推定される。
【0033】ステップS48では、測光値の変化の様子
を示すメモリT(1)が+1であるかどうか、すなわ
ち、そのエッジが暗い部分から明るい部分へ移る場所で
あるかどうかを判別し、肯定されるとステップS49へ
進み、否定されるとステップS54へ進む。ステップS
49で、そのエッジの場所K(1)が光電変換素子アレ
イ43a上の素子番号8以上の所にあるかどうかを判別
し、肯定されるとステップS50へ進み、否定されると
ステップS68へ進む。さらにステップS50では、そ
の場所K(1)が素子番号16以下の所にあるかどうか
を判別し、肯定されるとステップS51へ進み、否定さ
れるとステップS52へ進む。エッジが8≦K(1)≦
16の範囲、すなわち測光領域F2内にあれば、ステッ
プS51において出力波形のパターンを示すメモリMO
Dに1を格納する。また、エッジがK(1)>16の範
囲、すなわち測光領域F3内にあれば、ステップS52
においてメモリMODに2を格納する。
【0034】ステップS48が否定されたときは、測光
値の変化の様子を示すメモリT(1)が−1、すなわち
そのエッジが明るい部分から暗い部分へ移る場所である
としてステップS54へ進み、エッジ場所K(1)が素
子番号16以下かどうかを判別する。K(1)≦16で
あればステップS55へ進み、そうでなければステップ
S68へ進む。ステップS55では、K(1)≦8かど
うかを判別し、肯定されるとステップS56へ進み、否
定されるとステップS57へ進む。ステップS56で
は、エッジが測光領域F1内にあり、メモリMODに3
を格納する。一方ステップS57では、エッジが測光領
域F2内にあり、メモリMODに4を格納する。
【0035】次に、ステップS44が否定されたとき、
すなわちエッジ数Mが1でないときはステップS58へ
進んでエッジ数Mが2であるかどうかを判別する。M=
2であればステップS59へ進み、そうでなければステ
ップS68へ進む。ここで、光電変換素子43a上のエ
ッジが発見された場所K(1),K(2)を境にしてそ
れらの前,中間および後の3つの領域に区分すると、ま
ず前の領域における最大測光値差D(n)と最小測光値
差D(n)との差Q1を次式により求める。 Q1=MAX{D(1)〜D(K(1)−1)} −MIN{D(1)〜D(K(1)−1)} ・・・(8) 同様に、中間領域の差Q2および後の領域の差Q3を次
式により求める。 Q2=MAX{D(K(1)+1)〜D(K(2)−1)} −MIN{D(K(1)+1)〜D(K(2)−1)}・・・(9) Q3=MAX{D(K(2)+1)〜D(23)} −MIN{D(K(2)+1)〜D(23)} ・・・(10) 続くステップS60〜ステップS62において、Q1〜
Q3がそれぞれ+1BVより小さいかどうかを判別し、
Q1〜Q3が全て+1BVより小さければステップS6
3へ進み、いずれか1つが+1BV以上であればステッ
プS68へ進む。すなわち、Q1〜Q3が全て+1BV
より小さいということは上記3つの領域内の測光値の変
動が少ないことであり、上述したと同様に強い逆光シー
ンの中に人物が位置していると推定できる。
【0036】ステップS63では、メモリT(1)=−
1かどうか、すなわち2つのエッジの内の最初のエッジ
は明るい部分から暗い部分へ移る場所であるかどうかを
判別し、肯定されるとステップS64へ進み、否定され
るとステップS68へ進む。ステップS64では、メモ
リT(2)=+1かどうか、すなわち2つ目のエッジが
暗い部分から明るい部分へ移る場所であるかどうかを判
別し、肯定されるとステップS65へ進み、否定される
とステップS68へ進む。さらにステップS65では、
最初のエッジの場所K(1)が素子番号8以下かどうか
を判別し、そうであればステップS66へ進み、そうで
なければステップS68へ進む。ステップS66で、2
つ目のエッジの場所K(2)が素子番号16以上かどう
かを判別し、そうであればステップS67へ進み、そう
でなければステップS68へ進む。ステップS67で
は、強い逆光の中の人物像が測光領域F1〜F3内にあ
るとしてメモリMODに5を設定する。以上の処理を終
えるとステップS53へ進み、光電変換素子アレイ43
aの出力波形の類別ができたことを示すフラグFLGを
セットする。一方ステップS68では、出力波形の類別
ができないとしてフラグFLGをクリヤする。その後、
図4のプログラムにリターンする。
【0037】図4のステップS8において、光電変換素
子アレイ43aの出力波形の類別ができているかどうか
をフラグFLGにより判別し、できていればステップS
9へ進んで図8に示す第1のアルゴリズムにより露出演
算を行い、出力波形の類別ができなかったときはステッ
プS15へ進んで図15に示す第3のアルゴリズムによ
り露出演算を行なう。
【0038】次に、図8のフローチャートにより、第1
のアルゴリズムを説明する。図8のステップS71〜ス
テップS74において、順次メモリMODに記憶されて
いる出力波形パターン番号を調べ、出力波形パターンに
応じてステップS75〜ステップS79に示す計算式に
より主要被写体の適正露出値Eansを決定してリター
ンする。
【0039】図9〜11は、以上説明した逆光状態にお
ける主要被写体の露出演算例を示す図である。図9
(a),図10(a)および図11(a)は、撮影画面
1と人物像Xとの位置関係を示す。図9(b),図10
(b)および図11(b)は、それぞれの位置関係のと
きの焦点検出用光電変換素子アレイ43aの出力を示
し、横軸が光電変換素子番号n、縦軸がそれぞれの光電
変換素子の測光値B(1)〜B(24)(BV)を示
す。また、図9(c),図10(c)および図11
(c)は、合焦位置を示す。さらに図9(d),図10
(d)および図11(d)は、測光領域F1〜F3の分
割測光素子11a〜11cの測光値E(1)〜E(3)
(BV)を示す。
【0040】まず図9(a)〜(d)では、強い逆光状
態で人物像Xが測光領域F2から図面右側に位置してお
り、光電変換素子の12番と13番との間で大きな測光
値差が生じている。すなわち、ここが人物像のエッジで
ある。さらに、図9(b)の13番〜24番の素子が含
まれる矢印範囲イでは、光電変換素子の測光出力が非常
に小さく、焦点検出回路44のゲインコントロールアン
プがアンダーフローしてピントずれ量の検出ができな
い。このとき焦点検出部40は、測光出力が大きなエッ
ジ部(光電変換素子12番周辺)のピントずれ量を検出
して焦点検出を行い、撮影レンズ30を駆動制御して合
焦させるので、合焦位置は図9(c)に示すようにエッ
ジ部となる。また、このとき測光領域F1〜F3の受光
素子11a〜11cは、図9(d)に示すように測光値
E(1)〜E(3)を出力する。
【0041】この図9(a)〜(d)に示す撮影条件に
基づき上述した制御プログラムを実行して露出演算を行
なうと、主要被写体が強い逆光状態に位置し、光電変換
素子アレイ43aの出力波形のパターンはMOD=4で
あると判定される。従って、露出演算は第1のアルゴリ
ズムによってなされ、図8のステップS78に示す露出
値Eans=E(3)が得られる。すなわち、この露出
値Eansには、図9(a)および図9(d)に示すよ
うに、強い逆光状態に位置する人物像部分の測光領域F
3の測光値E(3)が重点的に用いられる。なお、逆光
状態で波形パターンMOD=1の場合は、このMOD=
4の場合と対象になり、露出値は図8のステップS75
に示す算出式によりEans=E(1)となる。
【0042】同様に、図10(a)〜(d)では、主要
被写体が強い逆光状態に位置し、かつ出力波形パターン
がMOD=3であると判定され、露出値Eansは第1
のアルゴリズムを示す図8のステップS77の算出式に
従って、 Eans={E(2)+E(3)}/2 ・・・(11) として決定される。なお、逆光状態で波形パターンMO
D=2の場合は、このMOD=3の場合と対象になり、
露出値は図8のステップS76に示す算出式により、 Eans={E(1)+E(2)}/2 ・・・(12) として決定される。
【0043】また、図11(a)〜(d)では、主要被
写体が強い逆光状態に位置し、かつ出力波形パターンが
MOD=5であると判定され、露出値Eansは図8の
ステップS79に示す算出式に従ってEans=E
(2)と決定される。このようにして決定された露出値
は、図4のステップS10において露出制御部90へ出
力される。露出制御部90は、この露出値に基づいて不
図示のシャッター機構部および絞り機構部を制御し、露
光を行なう。
【0044】このように、主要被写体が強い逆光状態に
位置していると判定されたときは、焦点検出用光電変換
素子アレイ43aの出力波形から主要被写体像のエッジ
を検出して波形パターンの類別を行い、波形パターンに
応じた算出式によりエッジを境にして測光値の低い側の
測光領域の測光出力が選択される。すなわち、主要被写
体が占める測光領域の測光値が重点的に用いられ、主要
被写体に対する適正露出値が算出される。
【0045】次に、主要被写体が順光状態に位置する場
合を説明する。図4のステップS6が否定されたとき、
すなわち逆光状態でないと判別されたときはステップS
11へ進み、順光状態であるかどうかをフラグFLGS
により判別する。フラグFLGSがセットされていれば
ステップS12へ進み、そうでなければステップS15
へ進む。ステップS12では、図12,13に示す焦点
検出用光電変換素子アレイ43aの出力波形の類別2サ
ブルーチンを実行して、順光状態における波形パターン
の類別を行なう。この順光状態の波形パターンの類別
は、前述した図6,7に示す逆光状態における波形パタ
ーンの類別手順とほぼ同様であり、同様な処理を行なう
ステップに対しては同ステップ番号を付して相違点を中
心に説明する。
【0046】図13のステップS48’では、測光値の
変化の様子を示すメモリT(1)が−1であるかどう
か、すなわち、検出されたエッジが明るい部分から暗い
部分へ移る場所であるかどうかを判別し、肯定されると
ステップS49へ進み、否定されるとステップS54へ
進む。また、ステップS63’では、メモリT(1)=
+1かどうか、すなわち2つのエッジの最初のエッジは
暗い部分から明るい部分へ移る場所であるかどうかを判
別し、肯定されるとステップS64’へ進み、否定され
るとステップS68へ進む。続くステップS64’で、
メモリT(2)=−1かどうか、すなわち2つ目のエッ
ジが明るい部分から暗い部分へ移る場所であるかどうか
を判別し、肯定されるとステップS65へ進み、否定さ
れるとステップS68へ進む。また、出力波形のパター
ンを示すメモリMODへパターン番号を格納するステッ
プS51’,S52’,S56’,S57’,S67’
では、それぞれパターン番号1’,2’,3’,4’,
5’を格納する。
【0047】順光状態における出力波形の類別を行なっ
た後、再び図4に示すプログラムへリターンし、ステッ
プS13において光電変換素子アレイ43aの出力波形
の類別完了を示すフラグFLGを判別し、セットされて
いればステップS14へ進み、そうでなければステップ
S15へ進む。
【0048】ステップS14では、図14に示す第2の
アルゴリズムを実行し、順光状態における主要被写体の
適正露出を演算する。図14のステップS81〜ステッ
プS84において、順次メモリMODに記憶されている
出力波形パターン番号を調べ、出力波形パターンに応じ
てステップS85〜ステップS89に示す計算式により
主要被写体の適正露出値Eansを決定してリターンす
る。
【0049】このように、主要被写体が強い順光状態に
位置していると判定されたときは、焦点検出用光電変換
素子アレイ43aの出力波形から主要被写体像のエッジ
を検出して波形パターンの類別を行い、波形パターンに
応じた算出式によりエッジを境にして測光値の高い側の
測光領域の測光出力が選択される。すなわち、主要被写
体が占める測光領域の測光値が重点的に用いられ、主要
被写体に対する適正露出値が算出される。
【0050】次に、図4のステップS6およびステップ
S11が共に否定されたとき、すなわち撮影シーンが逆
光または順光であると判定されなかったとき(被写界が
一般的な輝度分布であるとき)は、ステップS15にお
いて図15に示す第3のアルゴリズムを実行して露出演
算を行なう。第3のアルゴリズムでは、全測光領域F1
〜F8の最大測光値Bmax、最小測光値Bmin、お
よびそれらの差Δ(=Bmax−Bmin)に基づい
て、以下に述べる(イ)〜(ニ)の測光値の中から露出
値Eansを決定する。 (イ)全測光領域の平均測光値BM、 BM=ΣE(n)/8 ・・・(13) ここで、Σはn=1〜8の総和を表す。 (ロ)低輝度重視測光値BLM、 BLM=(BM+Bmin)/2 ・・・(14) (ハ)中央領域F1〜F4の平均測光値B1、 B1=ΣE(n)/4 ・・・(15) ここで、Σはn=1〜4の総和を表す。 (ニ)最小測光値Bmin
【0051】まず、ステップS91〜ステップS93が
全て肯定されて最大測光値Bmax>10BVと判別さ
れたときは、さらにステップS94でΔ>2かどうかを
判別する。Δ>2であればステップS95で露出値Ea
nsに最小測光値Bminを設定し、Δ≦2であればス
テップS96で露出値Eansに中央領域の平均測光値
B1を設定する。ステップS93が否定されて10≧B
max>8と判別され、さらにステップS105でΔ>
4と判別されたときは、ステップS106で露出値Ea
nsに最小測光値Bminを設定する。また、ステップ
S107で4≧Δ>2と判別されたときは、ステップS
108で露出値Eansに低輝度重視測光値BLMを設
定する。ステップS107が否定されてΔ≦2と判別さ
れたときは、ステップS109で露出値Eansに中央
領域の平均測光値B1を設定する。
【0052】ステップS92が否定されて8≧Bmax
>5と判別され、さらにステップS102でΔ>2と判
別されたときは、ステップS103で露出値Eansに
全測光領域の平均測光値BMを設定し、Δ≦2と判別さ
れたときはステップS104で露出値Eansに中央領
域の平均測光値B1を設定する。ステップS91が否定
されてBmax≦5と判別され、さらにステップS97
でΔ>4と判別されたときは、ステップS98で露出値
Eansに全測光領域の平均測光値BMを設定し、ステ
ップS99で4≧Δ>2と判別されたときは、ステップ
S100で露出値Eansに低輝度重視測光値BLMを
設定し、さらにステップS100が否定されてΔ≦2と
判別されたときは、ステップS101で露出値Eans
に中央領域の平均測光値B1を設定する。以上の処理を
終えると図4のプログラムへリターンする。
【0053】このように、主要被写体が逆光状態または
順光状態に位置しているときは、それぞれの状況に適し
たアルゴリズムによって主要被写体部分の測光値を重視
して露出を決定するので、逆光状態あるいは順光状態で
も主要被写体の適正露出が得られる。
【0054】なお、逆光と順光のいずれかだけを判定し
てそれに対応する露出制御を行うようにしてもよい。ま
た、エッジ検出アルゴリズム、露出演算アルゴリズムお
よび逆光判定アルゴリズムは実施例以外の方式でもよ
い。
【0055】次に、図16〜20により本発明の他の実
施例を説明する。図16は、露出演算装置の構成を示す
ブロック図である。図において、2次元光電変換素子ア
レイ201は、横18×縦12の光電変換素子から構成
される。測光回路202は、光電変換素子アレイ201
の光電出力を対数圧縮して輝度値に変換し、この出力B
(m,n)(ここで、m=1〜18,n=1〜12)を
露出演算部203へ出力する。露出演算部203は、マ
イクロコンピュータおよびその周辺部品から構成され、
後述する露出演算プログラムを実行して露出値を算出す
る。露出制御部204は、算出された露出値に従って露
出制御を行なう。
【0056】図17は、光電変換素子アレイ201上に
結像された逆光状態の人物像205を示し、図18は、
図17に示す人物像205が結像された光電変換素子ア
レイ201の互いに隣接する光電変換素子が所定値以上
の輝度差を有するところをエッジ206として示す。
【0057】図19,20は、露出演算部203で実行
される露出演算プログラムを示すフローチャートであ
る。このフローチャートにより、図17に示す人物の露
出値を演算する手順を説明する。ステップS301で、
光電変換素子アレイ201上の各光電変換素子の番地
(m,n),輝度値BSUNおよび変数Qに初期値0を設
定し、続くステップS302,303で、番地mおよび
nをインクリメントする。ステップS304で、光電変
換素子アレイ201の光電出力に基づいて測光回路20
2で算出された測光値B(m,n)を読み込む。ステッ
プS305で、光電変換素子アレイ201の横方向の隣
接する光電変換素子間の輝度差を求める。 ΔBX=B(m+1,n)−B(m,n) ・・・(16) ステップS306で、光電変換素子アレイ201の縦方
向の隣接する光電変換素子間の輝度差を求める。 ΔBY=B(m,n+1)−B(m,n) ・・・(17)
【0058】ステップS307で、横方向の輝度差ΔB
Xが4BVより大きいか否かを判別し、大きければステ
ップS308へ進み、そうでなければステップS310
へ進む。ステップS308で、横方向の隣接する光電変
換素子の輝度差ΔBXが4BVをこえるときには低い方
の出力を加算する。 BSUN=BSUN+B(m,n) ・・・(18) ステップS309で、この低い方の出力B(m,n)が
主要被写体の一部に対応するものとみなし、エッジ情報
として光電変換素子の番地(m,n)を記憶する。これ
によって、図18に示すように画面内の被写体のエッジ
206が抽出され、画面内の被写体の位置が決定され
る。ステップS310では、横方向の輝度差ΔBXが−
4BV未満か否かを判別し、−4BV未満であればステ
ップS311へ進み、そうでなければ図20のステップ
S314へ進む。ステップS311で、横方向の輝度差
ΔBXが−4BV未満のときには低い方の出力を加算す
る。 BSUN=BSUN+B(m+1,n) ・・・(19) ステップS312で、この低い方の出力B(m+1,
n)が主要被写体の一部に対応するものとみなし、エッ
ジ情報として光電変換素子の番地(m+1,n)を記憶
する。これによって、図18に示すように画面内の被写
体のエッジ206が抽出され、画面内の被写体の位置が
決定される。ステップS313で、変数Qをインクリメ
ントして図20のステップS314へ進む。
【0059】図20のステップS314で、縦方向の輝
度差ΔBYが4BVより大きいか否かを判別し、大きけ
ればステップS315へ進み、そうでなければステップ
S317へ進む。ステップS315で、縦方向の輝度差
ΔBYが4BVを越えるときには低い方の出力を加算す
る。 BSUN=BSUN+B(m,n) ・・・(20) ステップS316で、この低い方の出力B(m,n)が
主要被写体の一部に対応するものとみなし、エッジ情報
として光電変換素子の番地(m,n)を記憶する。これ
によって、図18に示すように画面内の被写体のエッジ
206が抽出され、画面内の被写体の位置が決定され
る。ステップS317で、縦方向の輝度差ΔBYが−4
BV未満か否かを判別し、−4BV未満であればステッ
プS318へ進み、そうでなければステップS321へ
進む。ステップS318で、縦方向の輝度差ΔBYが−
4BV未満のときには低い方の出力を加算する。 BSUN=BSUN+B(m,n+1) ・・・(21) ステップS319で、この低い方の出力B(m,n+
1)が主要被写体の一部に対応するものとみなし、エッ
ジ情報として光電変換素子の番地(m,n+1)を記憶
する。これによって、図18に示すように画面内の被写
体のエッジ206が抽出され、画面内の被写体の位置が
決定される。ステップS320で、変数Qをインクリメ
ントしてステップS321へ進む。
【0060】ステップS321で、番地nが11か否か
を判別し、肯定されるとステップS322へ進み、否定
されると図19のステップS303へ戻る。ステップS
322で、番地mが17か否かを判別し、肯定されると
ステップS323へ進み、否定されると図19のステッ
プS302へ戻る。ステップS323で、変数Qが1以
上か否かを判別し、1以上であればステップS324へ
進み、そうでなければステップS325へ進む。ステッ
プS324では、抽出されたエッジ206の暗い側の輝
度値の加算値を、加算した回数で除し、それを人物像2
05の露出値とする。すなわち、 BANS=BSUN/Q ・・・(22) ステップS325では、すべての輝度値の平均値を露出
値とする。すなわち、 BANS=(ΣΣB(m,n))/216 ・・・(23) ここで、ΣΣは、m=1〜18,n=1〜12の総和を
表す。
【0061】このように、露出演算部203は、光電変
換素子アレイ201の出力に基づいて露出値を算出す
る。そして、露出演算部203によって被写体のエッジ
が検出されると、被写体(ここでは、人物像205)が
強い逆光シーンの中にあると推定できるので、エッジ2
06を境にして暗い側の部分の輝度値の平均をとり、適
正な露出値を得る。
【0062】また、エッジ情報に基づき、被写体が画面
内のどの位置に存在するか決定できるので、この被写体
情報を上述した露出演算に使用するだけでなく、例え
ば、画面内で複数の異なる領域を焦点検出可能な自動焦
点検出装置などに応用すれば、被写体位置情報に基づい
て被写体の存在する焦点検出領域を選択できる。
【0063】以上の実施例の構成において、図16に示
す光電変換素子アレイ201が光電変換素子アレイを、
露出演算部203がエッジ検出部および露出演算部をそ
れぞれ構成する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、複数の光電変換素
子を二次元状に配列した光電変換素子アレイにより被写
界を測光し、各光電変換素子の測光値に基づいて被写体
エッジを検出する。そして、被写体エッジにより分割さ
れた被写界から光電変換素子の測光値が低い側の領域を
選択し、その選択領域内の光電変換素子の測光値に基づ
いて露出値を演算するようにしたので、逆光状態にある
主要被写体に対して適正露出を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】露出演算装置の一実施例を示す全体構成図。
【図3】分割測光領域と焦点検出用光電変換素子アレイ
の配置を示す図。
【図4】露出演算プログラムを示すフローチャート。
【図5】順光逆光の類別サブルーチンを示すフローチャ
ート。
【図6】逆光の場合の焦点検出用光電変換素子アレイの
出力波形類別サブルーチンを示すフローチャート。
【図7】逆光の場合の焦点検出用光電変換素子アレイの
出力波形類別サブルーチンを示すフローチャート。
【図8】露出演算の第1のアルゴリズムを示すフローチ
ャート。
【図9】逆光状態のときに撮影画面内のいろいろな場所
に位置する人物像に対する露出演算例を示す図。
【図10】逆光状態のときに撮影画面内のいろいろな場
所に位置する人物像に対する露出演算例を示す図。
【図11】逆光状態のときに撮影画面内のいろいろな場
所に位置する人物像に対する露出演算例を示す図。
【図12】順光の場合の焦点検出用光電変換素子アレイ
の出力波形類別サブルーチンを示すフローチャート。
【図13】順光の場合の焦点検出用光電変換素子アレイ
の出力波形類別サブルーチンを示すフローチャート。
【図14】露出演算の第2のアルゴリズムを示すフロー
チャート。
【図15】露出演算の第3のアルゴリズムを示すフロー
チャート。
【図16】露出演算装置の構成を示すブロック図。
【図17】光電変換素子アレイ上に結像された逆光状態
の人物像を示す図。
【図18】図17に示す人物像が結像された光電変換素
子アレイの互いに隣接する光電変換素子が所定値以上の
輝度差を有するところをエッジとして示した図。
【図19】露出演算プログラムを示すフローチャート。
【図20】露出演算プログラムを示すフローチャート。
【符号の説明】
10 分割測光部 11a〜11h 分割測光素子 12,202 測光回路 20 AE出力メモリ 40 焦点検出部 43a,101,201 光電変換素子アレイ 44 焦点検出回路 50 AF出力メモリ 80,203 露出演算部 102 エッジ検出手段 103 露出演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 7/00 - 7/28 G03B 3/00 - 3/12 G02B 7/28 - 7/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電変換素子を二次元状に配列して
    被写界を測光する光電変換素子アレイと、前記各光電変換素子の測光値に基づいて被写体エッジを
    検出する エッジ検出手段と、前記被写体エッジにより分割された被写界から前記光電
    変換素子の測光値が低い側の領域を選択し、その選択領
    域内の前記光電変換素子の測光値に基づいて露出値 を演
    算する露出演算手段とを備えることを特徴とするカメラ
    の露出演算装置。
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