JP3106530U - 消毒綿収納袋用開閉具 - Google Patents

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Abstract

【課題】消毒綿収納袋の開封部分を簡単に開放し、また、簡単に閉じることのできる消毒綿収納袋用開閉具の提供。
【解決手段】開閉具10が、消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成するための一対の挟み棒12A、12Bと、両挟み棒を、それらの両端部にて互いに接続する接続部材30とを具備する。両挟み棒を相互に係脱自在に結合するための結合手段22が両端部に付されている。両挟み棒の両端部に、互いに外広がり状に突出する一対のつまみ片20が突設されている。
【選択図】図6

Description

本考案は、医療機関等で汎用される消毒綿(消毒用ガーゼを含む)を多数収納する消毒綿収納袋に装着して使用する開閉具に関するものである。
消毒液を含浸させて用いる公知の医療用消毒綿は、例えば、注射箇所の皮膚表面、皮膚創傷部分等の消毒に汎用されている。これら消毒綿の利用形態としては、(1)蓋付き容器に直接入れて保管する場合、(2)消毒綿使用の都度、開封部分を開放・閉成するような消毒綿収納袋内に入れて保管する場合等がある。
従来の消毒綿使用形態例である前記(1)の場合は、市販されている消毒用綿を容器に移し変え、かつ消毒薬を注ぎ入れるという煩雑さがあり、前記(2)の場合は、前記(1)で用いるような嵩張る容器が不要であるものの、収納袋の開封部分を頻繁に開放・閉成する煩雑さがあり、消毒綿を使用した後に、不注意によって収納袋の開封部分を開放したままにしておくと、消毒綿としての機能が失われてしまう惧れがある。
本考案の目的は、収納袋の開封部分を簡単に開放し、また、簡単に閉成する(閉じる)ことのできる消毒綿収納袋用開閉具を提供することである。
かかる目的の下で、本考案によれば、以下の構成を有する消毒綿収納袋用開閉具が提供される。
内部に医療用消毒綿が収納され、頂部を截断開封された消毒綿収納袋に取り付けて使用する消毒綿収納袋用開閉具であり、
この消毒綿収納袋用開閉具が、消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成するための一対の挟み棒と、両挟み棒を、それらの両端部にて互いに接続する接続部材とを具備し、
一対の挟み棒は、硬質材料で形成され、それらの両端部に、両挟み棒を相互に係脱自在に結合するための結合手段が付され、
前記両端部の各々に、消毒綿収納袋が位置する側とは反対側に向って互いに外広がり状に突出する一対のつまみ片が突設され、
また、前記両端部に隣接する位置で、頂部が開封された消毒綿収納袋の4つの側端縁を保持する保持手段が、前記各挟み棒の各端部に併設されており、
前記接続部材は、弾発性を有し、消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、常に、一対の挟み棒を互いに離れる方向に付勢し、前記結合手段の結合関係が解除された時に、一対の挟み棒が互いに離れる方向に動いて、消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられるようになっており、
消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態が、
(1)前記結合手段の働きで一対の挟み棒が互いに結合され、消毒綿収納袋の開封された頂部を挟みつけてこれを閉じた第1の状態と、
(2)前記一対のつまみ片のつまみ操作によって、前記結合手段の結合関係が解除されて、一対の挟み棒が互いに離隔し、消毒綿収納袋の頂部が拡開せしめられている第2の状態とで規定されることを特徴とする消毒綿収納袋用開閉具。
前記消毒綿収納袋用開閉具は、以下の形態で提供可能である。
(1)前記接続部材が、一対の挟み棒の両端部で、対向関係にある両挟み棒の端部同士を互いに接続する伸張形状部材であり、この伸張形状部材は、弾発性を有するばね材として機能し、消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、前記伸張形状部材が強制的に湾曲形状になされる構成の消毒綿収納袋用開閉具。
(2)前記結合手段が、突起と、該突起を受け入れる開口との組合せから成り、一対の挟み棒の両端部において、両挟み棒のうちの一方の対向面に前記突起が付設され、他方の対向面に前記開口が形成され、前記突起と前記開口との係脱自在なスナップオン式嵌合関係で、一対の挟み棒が結合されて、消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成し、また、前記突起と前記開口とのスナップオン式嵌合関係が解除された状態では、前記接続部材の弾発力によって、一対の挟み棒が互いに離れる方向に動き、消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられるようになっている消毒綿収納袋用開閉具。なお、用語「スナップオン式嵌合関係」とは、係合関係にある部材の、係合時および係合解除時における弾性変形を利用したもので、通常、係合時に「パチン」という音がする(典型例:電気製品における電池収納部の蓋の係合部で利用されることが多い)。
(3)前記保持手段が、一対の挟み棒の各端部に設けた突起と、該突起を受け入れる開口との組合せから成り、該保持手段の各突起が、消毒綿収納袋の4つの側端縁にそれぞれ形成された開口に嵌合せしめられ、また、一対の挟み棒の各端部における前記突起を設けた箇所から伸張するバンドの先端部分に、前記各突起がスナップオン式に嵌合する前記開口が形成されて、前記バンドが消毒綿収納袋の前記側端縁の各々を抱きかかえる態様で、前記保持手段の前記開口と前記突起とが嵌合関係になされる消毒綿収納袋用開閉具。
消毒綿収納袋用開閉具の使用態様は以下のとおりである。
(1)市販されている消毒綿収納袋は、頂部を截断開封して使用するようになっている。截断開封された消毒綿収納袋の入口部分を開放させた状態でピンセット等を用いて消毒綿収納袋内の消毒綿を適宜取り出すことができる。
(2)本考案の消毒綿収納袋用開閉具は、一対の挟み棒で消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで該頂部を閉じることができる。この頂部の閉成は、挟み棒の両端部に設けた結合手段により両挟み棒を相互に係脱自在に結合して行なわれる。
(3)閉成された消毒綿収納袋の頂部を開放状態にする際には、一対の挟み棒の両端部の各々に突設された外広がり状に突出する一対のつまみ片(一対の挟み棒の両端部にそれぞれ一対のつまみ片があるので、全体として二対のつまみ片がある)を、片手でつまむと、つまみ片が外広がり状に突出しているため、結合状態にある一対の挟み棒の、つまみ片が突出している側とは反対側の縁辺部分が外方に押し広げられて、一対のつまみ片のうち実際に操作した側の結合手段の結合関係を解除させる力が働いて結合が解除される。この時、一端側で結合が解除された一対の挟み棒が、一対のつまみ片の各基端部を支点とする外開き状に回転し、各挟み棒にねじり力が働き、一対の挟み棒が硬質材料で形成されているが故に、ねじり力が各挟み棒の反対側端部にも伝達され、他の一対のつまみ片のある前記反対側端部においても、結合手段の結合関係が解除される。
(4)結合手段の結合関係が解除されると、一対の挟み棒は互いに離隔方向に動き、一対の挟み棒の保持手段によって側端縁で保持された消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられる。この強制力は、両挟み棒を、それらの両端部にて互いに接続する接続部材によって得られる。すなわち、接続部材は、弾発性を有しており、消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、常に、一対の挟み棒を互いに離れる方向に付勢しているため、結合手段の結合関係が解除されると、一対の挟み棒が互いに離れる方向に動き、消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられることになる。
本考案の消毒綿収納袋用開閉具によれば、以下の利点が得られる。
(1)消毒綿収納袋用開閉具は、消毒綿収納袋用保持手段によって消毒綿収納袋に装着したままであるから、消毒綿収納袋を閉成するための別器具を用いる必要がない。
(2)消毒綿収納袋の利用者は、片手が塞がった状態でも、一対のつまみ片を操作することによって、消毒綿収納袋の頂部を開放状態にすることができる。
(3)一対の挟み棒を互いに接続する接続部材が弾発性を有しているため、消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、一対の挟み棒に付勢力を作用させることができ、結合手段の結合関係を解除すると、一対の挟み棒が互いに離れる方向に動き、消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられる。すなわち、消毒綿収納袋用開閉具を用いれば、該開閉具の操作のみで消毒綿収納袋の頂部を拡開状態にすることができ、消毒綿収納袋の利用者にとって便利である。
(4)消毒綿収納袋の頂部を閉成する場合には、消毒綿収納袋用開閉具の一対の挟み棒を互いに当接状態にして、結合手段により両挟み棒を結合状態にすればよい。これによって、消毒綿収納袋の開封された頂部を一対の挟み棒で前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成することができる。消毒綿収納袋に装着されたままの開閉具によって消毒綿収納袋を閉成する作業は、単純で作業性がよい。
図1、図2は、本考案の一実施例に係わる消毒綿収納袋用開閉具10(以下、単に開閉具10と称する)の斜視図である。開閉具10は、図3に示す非開封消毒綿収納袋40の上半部を、図4に示すように截断除去して開封した状態の消毒綿収納袋42に、図5、図6に示すように装着して使用する。開閉具10の詳細構成は、図7の展開図で確認できる。
開閉具10は、硬質樹脂製であり、全体として概ね矩形の一体成形品である。開閉具10の主部材は、互いに平行関係にある一対の挟み棒12A、12Bと、同じく互いに平行関係にある一対の接続部材30、30である。接続部材30、30は、挟み棒12A、12Bの端部同士を互いに接続している。
挟み棒12Aは、断面コ字形の棒状体であり、長手方向に沿って形成された溝14の内部に長手方向およびこれに交差する方向の補強・補剛リブ(突条)16A、16B,18が形成されている。挟み棒12Aは、溝14が形成された側で、消毒綿収納袋42にあてがわれる。
挟み棒12Aの両端部には、つまみ片20、20が概ね直角外方へ向って突設されている。また、つまみ片20、20は、挟み棒12Aの長さ方向に沿う方向で観察すると、溝14が形成された側の挟み棒12Aの表面に対して背面側に偏向する傾斜姿勢で挟み棒12Aの本体から突出している(図8参照)。
また、挟み棒12Aの両端部で、つまみ片20、20が形成された位置には、玉形の頭部を有する係止突起22、22が形成されている。この係止突起22、22の突出高さは、溝14が形成された側の挟み棒12Aの表面よりも突き出るサイズである(図8、図9、図10参照)。
さらに、挟み棒12Aの両端部で、接続部材30、30が挟み棒12Aに連なる箇所に、拡大面積部32、32が形成されている。拡大面積部32、32は、主として、挟み棒12Aと接続部材30、30が作る直角交差部の内側に存在する。このような位置関係にある拡大面積部32、32に対して、前記直角交差部の外側に向って、バンド36、36が伸張している。拡大面積部32、32は、接続部材30、30が挟み棒12Aに連なる箇所で、それらの接続部分を補強、補剛する機能を有するとともに、消毒綿収納袋42を保持する保持手段の一部である玉形の頭部を有する保持突起34、34を有する。保持手段の残る部分は、バンド36、36と、これらの先端部に形成された開口38、38である。バンド36、36は、消毒綿収納袋の側端縁を抱きかかえる態様で折曲されて、保持突起34、34と開口38、38とがスナップオン式嵌合関係で係脱自在に係合せしめられる。
挟み棒12Bは、2箇所を除き、挟み棒12Aと同一形状(構造)になされている。
第1相違箇所は、挟み棒12Aの係止突起22、22に係合する開口24、24である。この開口24、24は、挟み棒12Bの両端部で、つまみ片20、20が形成された位置に存在する。係止突起22、22と開口24、24とは、係脱自在なスナップオン式嵌合関係で互いに係合する。これら係止突起22、22と開口24、24とが、挟み棒12A、12Bの係脱自在の結合手段である。
第2相違箇所は、挟み棒12A、12Bのリブ16A、16Bの高さである。挟み棒12Aのリブ16Aは、溝14が形成された側の挟み棒12Aの表面レベルよりも突出しており、挟み棒12Bのリブ16Bは、溝14が形成された側の挟み棒12Bの表面レベルよりも低い。したがって、挟み棒12A、12Bの間に、消毒綿収納袋の側端縁を挟み込んだ場合、リブ16Aが、僅かではあるが、前記側端縁を折曲状態でリブ16B側に押し込む状態になり(図11参照)、挟み棒12A、12Bによる消毒綿収納袋の開封部分に対する保持力が増し、その結果、開封部分の閉成効果が増す。
本考案の開閉具10は、前記のように構成されており、以下に、その使用態様の細目について述べる。
(1)消毒綿収納袋: 図3に、非開封状態の消毒綿収納袋40が斜視図とて示されている。非開封消毒綿収納袋40は、4つの側縁44を有し、上半部の所定高さ位置において、各側縁に截断用切欠き46が形成されている。非開封消毒綿収納袋40を、截断用切欠き46位置で横断方向に沿って截断した状態が図4に示されている。截断によって、上部50が除去され、頂部が開封された消毒綿収納袋42が得られる。消毒綿収納袋42の4つの側縁44には、頂部に近い同一高さ位置で、それぞれ開口48が形成されている。この開口48は、開閉具10の拡大面積部32に突設されている保持突起34を嵌入させるためのものである。
(2)斯かる開封された消毒綿収納袋42の頂部に、開閉具10を装着した状態が図5、図6に示されている。図7、図8に示されるように当初は平坦状態で提供される開閉具10を、消毒綿収納袋42に対して取付けるには、開閉具10の接続部材30、30を図1、図2、図9に示されるように湾曲させ、接続部材30、30が消毒綿収納袋42の側縁44に沿う態様で、挟み棒12A、12Bを消毒綿収納袋42の頂辺に沿ってあてがう。この時、拡大面積部32に突設されている保持突起34を、消毒綿収納袋42の側縁44に形成されている開口48に、それぞれ嵌入係止させ、側縁44を抱き込む形態でバンド36を折り曲げて、バンド36の先端に形成された開口38を保持突起34にスナップオン式に嵌合させる(図1、図2参照)。これによって、開閉具10が消毒綿収納袋42の頂部に装着される。この装着状態は、図6に示されるとおりである。なお、接続部材30、30が硬質樹脂材で形成されているため、これを図1、図2、図9に示されるように湾曲させると、当然のことながら、弾性復元力が接続部材30、30に生じ、真直状態に戻ろうとする。すなわち、強制湾曲せしめられた接続部材30、30の弾性復元力は、付勢力として、挟み棒12A、12Bに働く。
次に、挟み棒12A、12Bを、消毒綿収納袋42の頂辺部分を伴ないながら互いに接近、当接させ、挟み棒12Aの両端部に突設された係止突起22、22を、挟み棒12Bの両端部に形成された開口24、24にスナップオン式に嵌合させる。これによって、挟み棒12A、12Bが互いに密接結合され、消毒綿収納袋42の開封された頂辺の閉成がなされる(図5および断面図である図11参照)。
図5に示される状態から、係止突起22、22と開口24、24の係合関係を解除させるには、挟み棒12A、12Bの両端部で、末広がり状に伸張する各一対のつまみ片20、20の一方の対を、つまめばよい。向い合わせで末広がり状に伸張する一対のつまみ片20、20の対面が互いに傾斜しているため、前記つまみ操作で、つまみ片20、20の基端部を支点とする回転力が、挟み棒12A、12Bに働いて、つまみ操作した側のつまみ片20、20位置で、挟み棒12A、12Bの下辺側(つまみ片20、20とは逆側の縁部分)が押し広げられ、係止突起22と開口24の嵌合関係が外れる。挟み棒12A、12Bが硬質材料で形成されていることにより、挟み棒12A、12Bに作用する前記回転力(ねじり力)は、他方のつまみ片20、20が存在する側の挟み棒12A、12Bの端部に向って伝達され、係止突起22と開口24の嵌合関係も解除される。係止突起22、22と開口24、24の嵌合関係が解除されると、湾曲した接続部材30、30の弾性復元力による付勢力が常に挟み棒12A、12Bに働いている関係で、挟み棒12A、12Bが互いに離隔方向に動き、消毒綿収納袋42の頂辺部分が押し広げられる。
かくして、使用者の片手操作のみで、消毒綿収納袋42の頂辺が開放され(図6参照)、消毒綿収納袋42内の消毒綿を適宜取り出して使用することができる。
本考案の一実施例に係わる消毒綿収納袋用開閉具の斜視図。 図1に示す消毒綿収納袋用開閉具を消毒綿収納袋に装着する時の状態で示す斜視図。 本考案の一実施例に係わる消毒綿収納袋用開閉具が装着される対象である非開封消毒綿収納袋の斜視図。 図3に示す非開封消毒綿収納袋の上半部を截断した状態を示す斜視図。 図1に示す消毒綿収納袋用開閉具を装着した開封済み消毒綿収納袋をその頂辺部を閉成した状態で示す斜視図。 図1に示す消毒綿収納袋用開閉具を装着した開封済み消毒綿収納袋をその頂辺部を開放した状態で示す斜視図。 図1に示す消毒綿収納袋用開閉具の平面図。 図7におけるVIII−VIII線矢視図。 図8に対応する消毒綿収納袋用開閉具の接続部材を湾曲させた状態を示す図。 図9におけるX−X線矢視図。 図5に示す状態に対応する消毒綿収納袋用開閉具と消毒綿収納袋の中央断面図。
符号の説明
10 消毒綿収納袋用開閉具
12A 挟み棒
12B 挟み棒
14 溝
16A リブ
16B リブ
18 リブ
20 つまみ片
22 係止突起
24 開口
30 接続部材
32 拡大面積部
34 保持突起
36 バンド
38 開口
40 非開封消毒綿収納袋
42 消毒綿収納袋
44 側縁
46 截断用切欠き
48 開口
50 上部

Claims (4)

  1. 内部に医療用消毒綿が収納され、頂部を截断開封された消毒綿収納袋に取り付けて使用する消毒綿収納袋用開閉具において、
    前記消毒綿収納袋用開閉具が、消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成するための一対の挟み棒と、両挟み棒を、それらの両端部にて互いに接続する接続部材とを具備し、
    前記一対の挟み棒は、硬質材料で形成され、それらの両端部に、両挟み棒を相互に係脱自在に結合するための結合手段が付され、
    前記両端部の各々に、消毒綿収納袋が位置する側とは反対側に向って互いに外広がり状に突出する一対のつまみ片が突設され、
    また、前記両端部に隣接する位置で、頂部が開封された消毒綿収納袋の4つの側端縁を保持する保持手段が、前記各挟み棒の各端部に併設されており、
    前記接続部材は、弾発性を有し、前記消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、常に、前記一対の挟み棒を互いに離れる方向に付勢し、前記結合手段の結合関係が解除された時に、前記一対の挟み棒が互いに離れる方向に動いて、前記消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられるようになっており、
    前記消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態が、
    (1)前記結合手段の働きで前記一対の挟み棒が互いに結合され、消毒綿収納袋の開封された頂部を挟みつけてこれを閉じた第1の状態と、
    (2)前記一対のつまみ片のつまみ操作によって、前記結合手段の結合関係が解除されて、前記一対の挟み棒が互いに離隔し、前記消毒綿収納袋の頂部が拡開せしめられている第2の状態とで規定されることを特徴とする消毒綿収納袋用開閉具。
  2. 前記接続部材が、前記一対の挟み棒の両端部で、対向関係にある前記両挟み棒の端部同士を互いに接続する伸張形状部材であり、この伸張形状部材は、弾発性を有するばね材として機能し、前記消毒綿収納袋用開閉具が消毒綿収納袋に取り付けられた状態で、前記伸張形状部材が強制的に湾曲形状になされることを特徴とする請求項1に記載された消毒綿収納袋用開閉具。
  3. 前記結合手段が、突起と、該突起を受け入れる開口との組合せから成り、前記一対の挟み棒の両端部において、両挟み棒のうちの一方の対向面に前記突起が付設され、他方の対向面に前記開口が形成され、
    前記突起と前記開口との係脱自在なスナップオン式嵌合関係で、前記一対の挟み棒が結合されて、消毒綿収納袋の開封された頂部を前面と後面から挟んで消毒綿収納袋の頂部を閉成し、また
    前記突起と前記開口とのスナップオン式嵌合関係が解除された状態では、前記接続部材の弾発力によって、前記一対の挟み棒が互いに離れる方向に動き、前記消毒綿収納袋の頂部が強制的に拡開せしめられるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された消毒綿収納袋用開閉具。
  4. 前記保持手段が、前記一対の挟み棒の各端部に設けた突起と、該突起を受け入れる開口との組合せから成り、該保持手段の各突起が、消毒綿収納袋の4つの側端縁にそれぞれ形成された開口に嵌合せしめられ、また、前記一対の挟み棒の各端部における前記突起を設けた箇所から伸張するバンドの先端部分に、前記各突起がスナップオン式に嵌合する前記開口が形成されて、前記バンドが消毒綿収納袋の前記側端縁の各々を抱きかかえる態様で、前記保持手段の前記開口と前記突起とが嵌合関係になされることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された消毒綿収納袋用開閉具。
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