JP3105876U - 土木建築用のピッチマーカー - Google Patents

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寿男 勝又
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株式会社櫛田度器製作所
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Abstract

【課題】土木工事や建設工事等において施工した鉄筋のピッチを記録に残すための写真撮影の際に便利に使用でき、撮影された場合に写真上に明瞭に映し出され、結果として鉄筋のピッチを写真上に明瞭に示すことができる、利便性及び視認性に優れた実用価値の高い土木建築用のピッチマーカーの提供。
【解決手段】極彩色に彩色されてなる土木建築用のピッチマーカーであって、軟質の弾性材料で形成された上下が開放された円筒1からなり、該円筒の1箇所が上下に渡って切断2されている土木建築用のピッチマーカー。
【選択図】図1

Description

土木工事や建築物等で施工された鉄筋を写真に撮って、施工された鉄筋のピッチを記録に残す場合に有効な目印となる土木建築用のピッチマーカーに関する。
土木工事や建築物等で施工された鉄筋のピッチを記録に残すために、写真撮影が行われている。その方法は、記録したい鉄筋のピッチの傍らにスケールを置き、その状態で写真撮影をするものである。しかし、この方法で撮影された写真は、肝心の鉄筋の位置がわかりにくい場合があり、写真中のスケールから鉄筋のピッチを読みとる際に苦労し、正確さにも欠ける恐れもあった。そこで、写真を撮影する際に、鉄筋に目印を付け、目印を入れた状態で写真撮影をすることが行われている。鉄筋に付ける目印には、土木工事や建設工事等の現場に存在している雑多な部材、例えば、各種の紐類、コード類やテープ類等の廃材が利用されており、これらを鉄筋に巻き付けて縛る等して目印としている。
しかしながら、上記した従来の方法では、撮影に先だち、土木工事や建設工事等の現場で手頃な廃材を探さなければならないため煩雑な作業を必要とし、又、現場にある各種の紐類、コード類やテープ類等の廃材は、鉄筋への脱着が容易なものであるとも言えず、更に、目印として最適なものであるとは言い難い場合も多く、写真に目印が明瞭に現れない場合があった。特に、光が十分でない状態で撮影された写真ともなれば極めて不明瞭な場合があり、正確な記録が残らない場合もある。
従って、本考案の目的は、土木工事や建設工事等において施工した鉄筋のピッチを記録に残すための写真撮影の際に便利に使用でき、撮影された場合に写真上に明瞭に映し出され、結果として鉄筋のピッチを写真上に明確に示し、正確な記録を残すことができる、利便性及び視認性、更には経済性をも満足した優れた実用価値の高い土木建築用のピッチマーカーを提供することである。
上記目的は、本考案によって解決される。即ち、本考案は、極彩色に彩色されてなる土木建築用のピッチマーカーであって、軟質の弾性材料で形成された上下が開放された円筒からなり、該円筒の1箇所が上下に渡って切断されていることを特徴とする土木建築用のピッチマーカー(以下では単に「ピッチマーカー」と称する)である。又、上記本考案のピッチマーカーは、円筒の外径が10〜30mmであるものや、円筒が、蛍光色に彩色されていることが望ましい。
本考案によれば、土木工事や建設工事等で施工した鉄筋のピッチを記録に残すための写真撮影をする場合に、現場で目印として利用できる廃材を探すという作業を必要とすることなく、又、極めて容易に、しかも鉄筋の形状や配置された角度を問わず取り付けることができ、光の不足した状態で写真撮影が行われた場合においても、写真上に明瞭に現れ、結果として施工した鉄筋のピッチを明確に表示することができる、利便性及び視認性、更には経済性をも満足した実用価値の高いピッチマーカーが提供される。
次に、考案を実施するための最良の形態を挙げて詳細に説明する。図1に示したように、本考案のピッチマーカーの特徴の一つは、上下が開放された円筒1からなり、該円筒の1箇所が上下に渡って切断されて、切断部2を有する形状をしていることにある。更に、本考案のピッチマーカーの特徴の二つ目は、該円筒が、軟質の弾性材料で形成されており、且つ極彩色に彩色されてなることにある。円筒の材質及び形状がこのような特徴を有するため、図1に示したように、円筒1の高さ方向に設けられた切断部2によって、容易に円筒1を押し広げることができる。本考案のピッチマーカーは、図3に示したように、鉄筋の所望の位置に巻き付けて使用されるが、材質及び形態が上記した特徴を有するため、図2に示したように、使用の際に、切断部2を押し広げて、切断部2を構成している端部3及び端部4で対象となる鉄筋を挟む、或いは包み込む等することで、鉄筋に巻き回された状態で容易に固定される。本考案のピッチマーカーは、鉄筋が水平に渡してある場合に限らず、垂直に施工されている鉄筋であっても、容易に巻き付けることができ、滑り落ちることなく、容易に固定できる。
本考案のピッチマーカーを形成する材料は、軟質の弾性材料からなるが、使用の際に、切断部2を指で簡単に押し広げることができ、多様な形状の鉄筋に巻き回された状態で容易に固定できる材料であれば、特に限定されない。例えば、各種合成ゴムや各種の軟質プラスチックを好適に利用できる。いわゆるゴムホースを形成する材料であれば、いずれも利用することができる。
更に、本考案にかかるピッチマーカーは、極彩色に彩色されていることを特徴とするが、色についても特に限定されない。例えば、黄色、オレンジ色、ピンク色、赤色、青色、黄緑、緑等の、鮮やかな蛍光色に彩色されたものであることが好ましい。写真映りの点からは、中でも、蛍光黄色、蛍光オレンジ、蛍光ピンク、蛍光赤等が特に好ましい。このような極彩色に彩色された本考案のピッチマーカーから受ける印象は、華やかで美麗なものであり、写真によって記録された場合には、光が不足した中で撮影されたとしても、写真上に鮮やかに映し出される。この結果、土木工事や建築物等で施工された鉄筋を写真に撮り、施工した鉄筋のピッチを記録に残す場合に、本考案のピッチマーカーを用いれば、鉄筋に施された状態で写真上に明瞭に映し出されるので、鉄筋と鉄筋のピッチを示す有効な目印となる。
本考案のピッチマーカーは、鉄筋に、良好な状態で巻き付き、その状態で固定され、且つ、写真に記録された場合に、有効な目印となるものであればよく、大きさも特に限定されないが、円筒の外径が10〜30mmであるものが好ましい。又、その厚みは1mm〜3mm程度であればよく、その長さは20mm〜50mm程度であれば、充分に目印としての機能を発揮できる。更に、鉄筋のピッチによっては、例えば、ピッチが非常に広いような場合には、写真上で有効な目印として機能できるように、その長さを200mm〜300mm程度と長くするとよい。
本考案のピッチマーカーは、軟質の弾性材料で形成された円筒であり、且つ、円筒を一箇所で切断されたものであるので、押し広げた場合に円筒形状に戻ろうとする力がある。このため、図2に示したように、鉄筋5の径が、本考案のピッチマーカーの径よりも細い場合にも(図2(a)参照)、或いは太い場合にも(図2(b)及び(c)参照)、鉄筋に容易に巻き付き、滑り落ちることなく固定される。即ち、あらゆる太さの鉄筋に対して、ある程度は同じ径のピッチマーカーで対応することができる。又、その厚みは、厚ければ円筒形状に戻ろうとする力が強くなるが、厚過ぎると、柔軟性が失われて、指で押し広げる際に強い力が必要となり、使い勝手に劣るものとなる。又、経済性にも劣ることとなる。一方、厚みが薄過ぎると、強度が劣り、使い勝手に劣るものとなる。従って、上記範囲の厚みとすることが好ましい。長さは、短過ぎると写真に記録された場合に、目印としての機能が充分に発揮されず、無用に長いと、使い勝手に劣り、経済性にも劣るものとなるので、上記範囲の長さとすることが好ましい。
本考案のピッチマーカーは、下記のような方法で容易に得ることができる。先ず、軟質の樹脂或いはゴム材料に、極彩色に彩色可能な顔料等の色材を公知の方法で混練し、押出成型等の方法で数m〜数10mの長い円筒管を成型する。より具体的には、例えば、水道ホースや散水用のホースを得るための従来公知の製造方法を用いることで、容易に得ることができる。次に、得られた円筒管を、前記したような適宜な長さの円筒となるように短く切断する。次に、得られた円筒の一箇所を、高さ方向に、上下に渡って切断して切断部を形成することによって容易に製造することができる。
以上のようにして形成された本考案のピッチマーカーは、図3に示したように、記録を残す対象の各鉄筋に巻き付けられて、傍らにスケールを置いた状態で写真撮影することで、鉄筋のピッチが写真記録として残される。本考案のピッチマーカーは、この場合に、鉄筋のピッチを明確に示すための有効な目印となる。
更に、本考案のピッチマーカーは、様々な色で形成することが可能であり、各種の色を取り揃えておくことで、例えば、異なる径の鉄筋が入り乱れて施工されているような場合に、径ごとに色分けして目印を施すことで、1枚の写真で、各径毎の鉄筋のピッチを写真記録に残すことができる。又、径ごとに色分けして使用することとしておけば、より正確に目印を施すことができ、作業をよりスムーズに進めることができると同時に、誤ることなく、常に正確な鉄筋のピッチの写真記録を残すことができる。
以上は、鉄筋のピッチを写真記録に残す場合について説明したが、鉄筋の色分けが出来るという観点からすれば、本考案のピッチマーカーを使用することができる対象は、鉄筋に限らず木材或いは電線等であったとしても、同様の効果が得られる。又、本考案のピッチマーカーは、前記したように、形状の異なる種々の鉄筋、例えば、円柱や角柱、或いは太いもの、細いもの等に対して、簡単に、無理なく巻き付けることができ、その状態で落下することがなく固定できる。このため、本考案のピッチマーカーは、図3に示したように、鉄筋が水平に渡してある場合の鉄筋のピッチや、垂直の鉄筋のピッチを記録する場合は勿論のこと、鉄筋が傾斜した状態にあったとしても、有効な目印として使用することが可能であり、非常に広範な利用が可能である。又、本考案のピッチマーカーは、軟質の弾性材料からなるので、切断部2を指で簡単に押し広げることができ、極めて容易に、鉄筋の所望の位置に取り付けることができ、又、極めて容易に製造することができ、その作業性及び経済性に非常に優れたものである。
本考案によれば、土木工事や建設工事等で施工した鉄筋のピッチを記録に残すための写真撮影をする場合に、現場で目印として利用できる廃材を探すという煩雑な作業を必要とすることなく、鉄筋の形状やピッチ方向にかかわらず、鉄筋の所望の位置に容易に固定することができ、使い勝手に優れ、且つな光の不足した状態で写真撮影が行われた場合においても、写真上に明瞭に現れ、結果として施工した鉄筋のピッチを明確に表示することができる、利便性、視認性及び経済性に優れた実用価値の高い土木建築用のピッチマーカーが提供される。
本考案のピッチマーカーの形状を説明する図である。 本考案のピッチマーカーの実施形態を示す図である。 本考案のピッチマーカーを用いて、鉄筋のピッチを示している状態を説明する図である。
符号の説明
1:円筒
2:切断部
3:端部
4:端部
5:鉄筋
6:スケール

Claims (3)

  1. 極彩色に彩色されてなる土木建築用のピッチマーカーであって、軟質の弾性材料で形成された上下が開放された円筒からなり、該円筒の1箇所が上下に渡って切断されていることを特徴とする土木建築用のピッチマーカー。
  2. 円筒の外径が10〜30mmである請求項1に記載の土木建築用のピッチマーカー。
  3. 円筒が、蛍光色に彩色されている請求項1に記載の土木建築用のピッチマーカー。
JP2004003390U 2004-06-11 2004-06-11 土木建築用のピッチマーカー Expired - Lifetime JP3105876U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067462A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Ohbayashi Corp 鉄筋撮影用具及び配筋情報取得方法

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