JP3105541U - 観音開き式扉のロック装置 - Google Patents

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洋一 伊藤
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Abstract

【課題】 3枚以上の扉を有するバン型車両において、3枚目の扉をつけたことにより、扉全体の重量が増し、3枚目の扉を開放中に扉が後方に倒れても、扉を閉じてロックロッドでロックする際にも、容易にカムとカムキーパとを係合させて、ロック容易なロック装置を提供する。
【解決手段】 3枚以上の扉で構成される観音開き式扉を備えたバン型車両において、ロックロッド4の上・下両端部に取付けたカム7を、バン型車両の上枠材と下枠材とに設けたカムキーパ8にそれぞれ係合させてロックする扉のロック装置であって、前記カムキーパ8の前記カム7と係合する顎状係合部11の開口部に弧状案内片17を固着した。
【選択図】 図1

Description

本考案は観音開き式扉のロック装置に関するものである。特に3枚又は4枚の扉で構成される観音開き式扉に好適なロック装置に関するものである。
図3は3枚の扉で構成された観音開き式扉の正面図である。図3で明らかなように、観音開き式扉は、左側の扉1aと、右側の扉1bと、右側の扉1bの側縁に蝶番結合されたもう一枚の中央扉1cよりなっている。左側の扉1aは側柱2に蝶番3で取付けられ、ロックロッド4で上枠材5と下枠材6に取付けたカムキーパ8にカム7を係合させてロックすることができる。又右側扉1bも側柱2に蝶番3で取付けられ、ロックロッド4で上枠材5と下枠材6に取付けたカムキーパ8にカム7を係合させてロックすることができる。
また、中央扉1cは右側の扉1bの側縁に蝶番3で取付けられ、ロックロッド4に取付けたカム7を上枠材5と下枠材6に取付けたカムキーパ8に係合させてロックすることができる。
以上の様な3枚扉において、右側の扉1bにはさらに中央扉1cが蝶着されているので、中央扉1cが図4に示すように開いている時には、右側扉1bの上部は後方に倒れようとするモーメントが作用する(図4の矢印a参照)。この為カム7はカムキーパ8から相当に離れてしまい、いざロックしようとしても普通にロックロッドを回しただけでは、カム7が図5(a)に示す符号7’の位置に留り、カムキーパ8の顎状部8’に係合せず、最終ロック位置7''に持ってゆくのは容易でない。
この問題を解決するには、ドア1bの剛性を高めれば良いが、こうすると、ドアの厚さを厚くするとか、他に補強手段を講ずる必要がある。しかしこうすると、車両の重量増の問題が生ずる。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み、3枚扉等において、3枚目の扉をつけたことにより、扉全体の重量が増し、3枚目の扉を開放中に扉が後方によじれて倒れていても、扉を閉じロックロッドを回してカムをカムキーパに係合させてロックしようとする際に、カムを誘導して、これをカムキーパとスムーズに係合させて、ロックできるようにする観音開き式扉のロック装置を提供することを課題とする。
そのため本考案の観音開き式扉のロック装置においては、3枚以上の扉で構成される観音開き式扉を備えたバン型車両において、ロックロッドの上・下両端部に取付けたカム部材を、バン型車両の上枠材と下枠材とに設けたカムキーパにそれぞれ係合させてロックする扉のロック装置であって、
前記カムキーパの前記カムと係合する顎状係合部の開口上部に弧状案内片を突出させたことを特徴とする。
本考案に係る観音開き式扉のロック装置は、門構の上下に設けたカムキーパに、扉側に設けたロックロッドの上・下端のカムの先端が誘導され易い誘導片を設けたので、3枚目の扉によりこれを取付けた扉の重量が増し、扉を開けているとき、扉の上部が後方に向って倒れ、カムとカムキーパが離れても、ロックロッドを回転させてロックしようとしたとき、カム先端が弧状案内片により容易に誘導されて、カムキーパに食い込むので、ロックし難いという不具合を解消することが可能となる。
図1は本考案に係るロック装置に係るカム及びカムキーパの斜視図である。図1で、7はカム、8はこれと係合するカムキーパである。カム7はロックロッド4の端部に溶接等で固着されており、先端に二又状のカム部9が、また二又状のカム部9の反対側にU字形凹部10が設けられている。
これに対しカムキーパ8は二又状のカム部9が係合する顎状係合部11が中央リブ12の一端に設けられている。中央リブ12は顎状係合部11の中央部と一体である。中央リブ12の後部には上方突出部13が設けられ、この上方突出部13と前記顎状係合部11との中間部は凸部14となっている。15,16はカムキーパ8の両側に設けた取付穴で、この穴を介し、ボルト等でバン型車両等の上枠材又は下枠材に固着される。
弧状案内片17は前記顎状係合部11に溶接等で取付けられる。なおカムキーパの弧状案内片17は鍛造もしくは鋳造で成型し一体物にすることができる。扉の閉扉時に二又状のカム部9は、カムキーパ8の中央リブ12上に形成された凸部14に向って食い込み、ロックロッド4を回転することによってカム部9も回転するが、この時、弧状案内片17に沿って進入し、最後には顎状係合部11内に食い込んで係合する(図2(a)参照)。このときカム後部に設けたU字形凹部10がカムキーパ8の上方突出部13と係合し、カム7は略水平状態になってカム7の底部18がカムキーパ8の両側水平部19と接し、ロック状態を維持する(図2参照)。
図2を参照してロック装置の作動について詳しく説明する。図2(a)で、扉が開いているときは、カム7は符号Aの位置にあり、カムキーパ8から離れている。次にカム7が取付けられているロックロッド4を回転して二又状カム部9を弧状案内片17の前方に対向させたのち(図2(a)のBの位置)、ロックロッド4をさらに回転すると、カム部9は案内片17に案内されて、カムキーパ8の顎状係合部11の下に回り込んで図2(a)のCの位置に納まり、ロックされる。
図5は弧状案内片17がない従来のロック装置を示す。
この図で判るように、カム7をカムキーパ8に係合させてロックするのであるが、カム7の二又状のカム部9は、図4のように扉1cが開いてしかも後方に傾いていると、カムキーパ7bから相当離れている。
従って、カム7がカムキーパ8に接近したとみて、ロックロッド4を回転しても、先端の二又状のカム部9が顎状係合部11に係合できない状態にあるので、カム7は空振りし、ロックされない。
このとき弧状案内片17を設けることによって、3枚目の扉1cを設けたとしても、その重みで扉1bの上部が傾き、カム7がカムキーパ8から離れていても、弧状案内片17に誘導されて、カム7をスムーズにカムキーパ8の顎状係合部11に食い込ませることができ、容易にロックされる。
本考案に係るロック装置を構成するカムとカムキーパを示す斜視図である。 (a)は本考案に係るロック装置の作動を説明する平面図、(b)はカムキーパの平面図である。 3枚扉を有するバン型車両の後部からみた図である。 図3の3枚扉の中央扉を開放した状態を示す平面図である。 従来のロック装置の平面図(a)及び正面図(b)である。
符号の説明
4 ロックロッド 7 カム
8 カム 9 カム部
10 U字形凹部 11 顎状係合部
12 中央リブ 13 上部突出部
14 凹部 15,16 穴
17 弧状案内片 18 (カムの)底部
19 (カムキーパの)両側水平部

Claims (1)

  1. 3枚以上の扉で構成される観音開き式扉を備えたバン型車両において、ロックロッドの上・下両端部に取付けたカム部材を、バン型車両の上枠材と下枠材とに設けたカムキーパにそれぞれ係合させてロックする扉のロック装置であって、
    前記カムキーパの前記カムと係合する顎状係合部の開口上部に弧状案内片を突出させたことを特徴とする観音開き式扉のロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218844A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 徹 安倍 観音開き扉の開閉装置

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