JP3105304B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3105304B2
JP3105304B2 JP23210091A JP23210091A JP3105304B2 JP 3105304 B2 JP3105304 B2 JP 3105304B2 JP 23210091 A JP23210091 A JP 23210091A JP 23210091 A JP23210091 A JP 23210091A JP 3105304 B2 JP3105304 B2 JP 3105304B2
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JP
Japan
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printing
paper
printing paper
ink
ink jet
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JP23210091A
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理 望月
優 杉江
千秋 関岡
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富士通アイソテック株式会社
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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインクジェットプリン
タに関する。高速で良質な印字品質を得るために、1ド
ット単位で微小なインク滴を印字用紙に吹き付けて印字
を行うインクジェットプリンタが用いられている。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタによって行われた記録
は長期間変質しないことが望まれている。
【0003】そこで従来のインクジェットプリンタにお
いては、インク滴の色素として、できるだけ耐候性が良
くて光や熱等によって変質しないものが用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年になって、紙を製
造するための熱帯雨林の大量伐採が社会問題化したりし
て、紙の大量消費を押さえることが要望されるようにな
ってきた。
【0005】しかし、上述のように耐候性の良いインク
を用いた従来のインクジェットプリンタで一度印字され
たものは、消すことは不可能である。そのため、保管の
必要のない、例えば試し印字に使用された印字用紙や、
一回限りの会議の参考資料として用いられた印字用紙な
どはそのまますぐに廃棄されてしまい、非常に無駄であ
った。
【0006】また、そのような印字用紙を再利用するた
めには、製紙メーカーに持ち帰って再生紙として加工し
直さなければならず、再利用に膨大な手間と費用を必要
とした。
【0007】そこで本発明は、一度印字された用紙を、
廃棄することなく印字用紙としてすぐに再利用すること
ができるインクジェットプリンタを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のインクジェットプリンタは、実施例を説明
するための図1に示されるように、印字用紙100に対
して微小なインク滴10を吹き付けて印字を行うように
したインクジェットプリンタにおいて、上記インク滴1
0の色素として、紫外線照射を受けることによって変質
して色が消える色素を用いたことを特徴とする。
【0009】なお、上記色素としては、5−5′インジ
ゴチンジスルホン酸ジナトリウムを用いることができ
る。また、上記印字用紙100を搬送するための用紙搬
送路1の途中に、上記印字用紙100の印字面に向けて
紫外線を照射するための紫外線照射ランプ8を設けても
よい。
【0010】
【作用】本発明のインクジェットプリンタによって印字
用紙100に吹き付けられたインク滴10中の色素は、
紫外線照射を受けると変質して色が消え、印字用紙10
0面上の記録が見えなくなる。
【0011】したがって、用紙搬送路1の途中に設けら
れた紫外線照射ランプ8を点灯させ、それに対向して印
字済みの印字用紙100を搬送すると、印字された記録
が消え、白紙に戻った印字用紙100が用紙搬送路1か
ら排出される。
【0012】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2はイ
ンクジェットプリンタの全体略示図であり、印字用紙1
00を搬送するための用紙搬送路1の入口(吸紙口2)
側、出口(排紙口3)側及びその途中には、印字用紙1
00を挟み付けて回転駆動するための用紙送りローラ
5,6,7が設けられている。
【0013】用紙搬送路1の途中には、吸紙口2に近い
側には紫外線照射ランプ8が、排紙口3に近い側にはイ
ンクジェットヘッド9が、各々印字用紙100の表面に
対向して配置されている。
【0014】図1はインクジェットヘッド9部分を示し
ており、インクジェットヘッド9には、インク滴10を
1ドット単位で印字用紙100に向けて吹き付けるノズ
ル9aが、例えば48個並んで配置されている。
【0015】インク滴10は、インクジェットヘッド9
の奥側に設けられたインクタンク(図示せず)から供給
されるインクを、印字信号によって制御される圧電素子
などによって、一滴ずつ吐出させて形成される。
【0016】このインクとしては、水59%、ジエチレ
ングリコール40%及び色素1%を基本組成とする水性
インクが用いられている。そしてその色素には、紫外線
照射を受けることによって変質して色が消える、例えば
5−5′インジゴチンジスルホン酸ジナトリウムなどの
色素が用いられている。その化学式は下記のとおりであ
る。
【0017】
【化1】
【0018】図2に戻って、紫外線照射ランプ8として
は、波長250nm程度の紫外線を発する消費電力2キロ
ワット程度の高圧水銀ランプ又はメタルハライドランプ
などが用いられ、印字用紙100の表面から5cm程度離
して配置されている。
【0019】このように構成された実施例装置によって
通常の印字を行うときには、紫外線照射ランプ8を消灯
した状態で印字用紙100を搬送し、印字信号によって
インクジェットヘッド9を駆動して印字を行う。
【0020】また、印字を消去するときには、インクジ
ェットヘッド9の駆動を停止して、紫外線照射ランプ8
を点灯した状態で印字用紙100を搬送する。すると、
この装置のインク滴10で印字された文字等は、強い紫
外線の極近接照射を受けて消去され、印字用紙100は
元の白紙の状態に戻って排出される。
【0021】なお、印字の消去と印字とを一連の動作と
して連続的に行うこともできる。
【0022】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリンタによれ
ば、一度印字した印字用紙を、廃棄することなく白紙に
戻して、くり返して印字用紙として用いることができる
ので、省資源とコスト低減を容易かつ効果的にはかるこ
とができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の部分拡大略示図である。
【図2】実施例の全体略示図である。
【符号の説明】 9 インクジェットヘッド 10 インク滴 100 印字用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−180567(JP,A) 特開 昭60−89163(JP,A) 特開 昭61−9466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 C09B 57/00 C09D 11/00 C09K 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字用紙に対して微小なインク滴を吹き付
    けて印字を行うようにしたインクジェットプリンタにお
    いて、 上記インク滴の色素として、紫外線照射を受けることに
    よって変質して色が消える5−5′インジゴチンジスル
    ホン酸ジナトリウムを用い、上記印字用紙を搬送するた
    めの用紙搬送路の途中に、上記印字用紙の印字面に向け
    て紫外線を照射するための紫外線照射ランプを設けた
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
JP23210091A 1991-09-12 1991-09-12 インクジェットプリンタ Expired - Fee Related JP3105304B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067204A (ja) * 1992-06-29 1994-01-18 Koichi Saga 靴用中底
JPH0619510U (ja) * 1992-04-17 1994-03-15 信行 松井 履物の天板

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