JP3105206U - ツーウェイタイプの休息用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】机にうつ伏して寝る際の補助器具頭を支えるほか、本立てとして使用できる休息用具。
【解決手段】相互に枢設した上枠21と下22の二つの枠を設け、該枠の何れかに更に支え部24を枢設し、別に他方の枠には調整部23を設け、該支え部24には更に第二支え部25を枢設し、該調整部23には上枠と下枠との間にそれぞれ頭の支持及び本立てとして支持するに適した角度を構成するべく該支え部24及び該第二支え部25を嵌合する複数の嵌合溝231を設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】相互に枢設した上枠21と下22の二つの枠を設け、該枠の何れかに更に支え部24を枢設し、別に他方の枠には調整部23を設け、該支え部24には更に第二支え部25を枢設し、該調整部23には上枠と下枠との間にそれぞれ頭の支持及び本立てとして支持するに適した角度を構成するべく該支え部24及び該第二支え部25を嵌合する複数の嵌合溝231を設ける。
【選択図】 図2
Description
本考案は、休息用具に係り、特に人が机にうつ伏せて寝る際に頭部を補助することで手や頚部及び肩が痛くなるのを防止する機能を提供する以外に、手で本を持たなくとも本が読める本立てとしての機能を提供する、ツーウェイタイプの休息用具に関わる。
台湾実用新案 第89217635号
図1に示すように、公知技術における休息補助装置があるが、これは主に会社勤めの人や学生が机にうつ伏せに寝て休息を取る際の枕的機能を提供する休息補助装置である。該装置により、机に突っ伏して寝ることで腕や頚椎や肩等の血液循環を妨げて痺れたり凝ったりする問題を解決している。
しかし上述の公知技術における休息補助装置は、休息用として使用しない場合の他の用途に使用できず、仮に本立てとして使用したとしても安定感に欠けるため直接本を置くのには適していない。
そこで上述の欠点に鑑み実用性を更に高めるべく、机にうつ伏して寝る際の補助器具として使用する目的以外にも、本立てとして使用できるようにするべく本考案のツーウェイタイプの休息用具を提供する。
そこで上述の欠点に鑑み実用性を更に高めるべく、机にうつ伏して寝る際の補助器具として使用する目的以外にも、本立てとして使用できるようにするべく本考案のツーウェイタイプの休息用具を提供する。
相互に枢設される上枠と下枠の二つの枠を設け、且つ該上枠上には支え部を枢設し、該下枠にはこれに対応した調整部を設け、該上枠或いは下枠の両端には下向きに湾曲する湾曲部を設け、該湾曲部により机の縁をキャッチする個所を提供し、該支え部の一辺を該調整部の嵌合溝中に嵌合させ、該上枠と下枠との間に夾角を提供し、該支え部の内側もしくは外側には更に略コの字型を呈した大に支え部を設け、該第二支え部の一辺を該調整部の嵌合溝中に嵌合する個所として提供し、こうすることにより該上枠と下枠間に夾角を提供し、更に該上枠に枕を被せることで机にうつ伏せ寝する人の頭を補助し、また該上枠と下枠を倒置して該枕を外し、該支え部と該支え部が枢設されている枠とを平行にし、該第二支え部を該調整部の嵌合溝中に嵌合することで本立てとしての機能を提供するが、或いは該支え部を設けずに直接該第二支え部を該枠上に設けることで構造を更に簡単化してもよく、上述同様の機能を提供する。
本考案によると、簡単な構造及び使用法で、本立て用としても机にうつ伏せて寝る際の補助具としても非常に実用的な二つの機能を提供する目的が達成できた。
図2,3に示すように、本考案の休息用具20における第一実施例では、上枠21及び下枠22と調整部23、並びに支え部24と第二支え部25とより構成される。該上下枠21,22及び第二支え部25は断面が略Dの字型を呈したパイプ材により略コの字型の枠を形成しているのであり、該支え部24においては一辺の中間が欠けた状態で略長方形を呈しており、該中間の欠けた個所には軟質の保護カバー241が設けられる。該支え部24は該上枠21或いは下枠22に枢設され、該調整部23はこれに対応して該下枠22或いは上枠21上に設置され、該支え部24においては該調整部23上の数本の嵌合溝231中の一つに嵌設され、該上枠21或いは下枠22を卓上に水平に設置するときに、該上枠21と下枠22間に夾角を形成する。該調整部23の片側には紐26が固定されており、該紐26のもう一端は該調整部23のもう片側の異形孔232の縮小部2321中に固定され、つまり該紐26は複数の嵌合溝231上方を跨いだ形になっている。また該複数の嵌合溝231の両側はやや低い平面となっている。該紐26の末端はやや幅が広まっており、該異形孔232の拡大部2322より該縮小部2321にまで穿入及び移動した際、該縮小部2321によって挟設固定されるようになっている。該第二支え部25は該支え部24の内側或いは外側に枢設されており、該支え部24の内側に枢設されたときは該支え部24中に収納されるが、該支え部24の外側に枢設される場合は該支え部24よりも大きいものとすることで、該上枠21との間、或いは該下枠22との間に収納に収納される。その他該上枠21の両端は下方に折れた湾曲部211が形成されている。
図3、4に示すように、本実施例考案を使用して休憩しようとするときは、該上枠21上に枕27を被せる。該上枠21の上半部が被覆されるが、両端の二つの湾曲部211は卓上面を押圧する個所となる。このとき該第二支え部25は該上枠21に対して平行にして該枕27の設置を妨げない。該支え部24は使用者の背丈等に合わせて複数の該嵌合溝231より適当な個所に位置するものを選んで嵌合し、上枠21を支持することにより、該上枠21に適当な傾斜角度を与える。こうすることで使用者が机にうつ伏せて寝る際、頭部が心地よく該枕27に凭れることができるようになり、一般に卓上でうつ伏せて寝るときのように両手が卓上にて頭に圧迫されることがない。また該上枠21両側の湾曲部211が机の縁30をしっかりとキャッチし、該紐26が該嵌合溝231上方を跨いだ状態で設置されていることから、該支え部24は該嵌合溝231から不意に外れてしまうことがなく、安全性を高めている。また、該枕27は取り外し可能である。
更に、図5に示すように該上枠21と支え部24とを裏返して卓上に一旦水平に置き、次に該第二支え部25を該調整部23の嵌合溝231中に嵌合すると該下枠22と上枠21間において一定の傾斜角度が提供され、該下枠22は本28を設置する個所が提供でき、該上枠21の湾曲部211が上向きに湾曲した状態となることから、該本28の底部が滑らないよう定位できるようになる。同様にして該第二支え部25は紐26で該嵌合溝231から外れない機能を提供する。
更に、図5に示すように該上枠21と支え部24とを裏返して卓上に一旦水平に置き、次に該第二支え部25を該調整部23の嵌合溝231中に嵌合すると該下枠22と上枠21間において一定の傾斜角度が提供され、該下枠22は本28を設置する個所が提供でき、該上枠21の湾曲部211が上向きに湾曲した状態となることから、該本28の底部が滑らないよう定位できるようになる。同様にして該第二支え部25は紐26で該嵌合溝231から外れない機能を提供する。
図7,8に示すように、本考案の第二実施例において、該休憩用具20は上述の第一実施例と基本構造が同様であるが、しかし上述における該支え部24を設けておらず、替わりに該上枠21と下枠22の内の一方の枠に直接略コの字型を呈した支え部29を一体成形で設けており、一方の枠に調整部23を固定し、該調整部23上には数個の陥没した状態の嵌合溝231を設け、該嵌合溝231の両側はやや低い平面を呈しているものとする。該嵌合溝231に該支え部29を嵌入することで該上下枠21,22に所要の夾角を形成し、該上枠21の一端には下向きの湾曲部211を設けていることより、上半部は上述同様に枕27を被せることができる。
図9から図11に示すように、他の実施例でも上述の第一実施例同様にして、休息用具20は卓上に置いて本28を立てて読書をしたり机にうつ伏せて寝たりする際の補助具としての機能を具有するが、何れも該上下枠21,22を卓上に水平に置いた後、該支え部29を該調整部23の嵌合溝231中に嵌合するのみで使用できる。
20 休息用具
21 上枠
211 湾曲部
22 下枠
23 調整部
231 嵌合溝
232 異形孔
2321 縮小部
2322 拡大部
233 穿孔
24 支え部
241 保護カバー
25 第二支え部
26 紐
27 枕
28 本
29 支え部
30 机の縁
21 上枠
211 湾曲部
22 下枠
23 調整部
231 嵌合溝
232 異形孔
2321 縮小部
2322 拡大部
233 穿孔
24 支え部
241 保護カバー
25 第二支え部
26 紐
27 枕
28 本
29 支え部
30 机の縁
Claims (7)
- 相互に枢設された上枠と下枠、並びに該上枠か下枠のいずれかの枠に枢設された支え部、及び該支え部が枢設されていないもう一方の枠に設置された調整部、更に該支え部に枢設される第二支え部を具有する休息用具において、
該調整部には該支え部並びに該第二支え部を嵌合するべく複数の嵌合溝を具有することを特徴とするツーウェイタイプの休息用具。 - 相互に枢設された上枠と下枠、並びに該上枠か下枠のいずれかの枠に枢設された支え部、及び該支え部が枢設されていないもう一方の枠に設置された調整部を具有する休息用具において、
該上枠と下枠と支え部はパイプ材により略コの字型に形成された枠であり、該調整部においては該支え部を嵌合するべく複数の嵌合溝を具有することを特徴とするツーウェイタイプの休息用具。 - 該上枠の両端には下向きに湾曲した湾曲部が形成されていることを特徴とする請求項1或いは2記載のツーウェイタイプの休息用具。
- 該上枠の上半部には枕が被せられることを特徴とする請求項1或いは2記載のツーウェイタイプの休息用具。
- 該調整部の複数の嵌合溝間には一端が固定されていない紐が跨設されていることを特徴とする請求項1或いは2記載のツーウェイタイプの休息用具。
- 該調整部の複数の嵌合溝両側はやや低い平面を呈していることにより、該支え部を収納する個所を提供し、折りたたむと該上枠と下枠と支え部とが平面状になることを特徴とする請求項2記載のツーウェイタイプの休息用具。
- 該上枠と下枠と支え部のパイプ断面の形状は略Dの字型を呈していることを特徴とする請求項2記載のツーウェイタイプの休息用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002649U JP3105206U (ja) | 2004-05-13 | 2004-05-13 | ツーウェイタイプの休息用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004002649U JP3105206U (ja) | 2004-05-13 | 2004-05-13 | ツーウェイタイプの休息用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3105206U true JP3105206U (ja) | 2004-10-21 |
Family
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3105206U (ja) |
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2004
- 2004-05-13 JP JP2004002649U patent/JP3105206U/ja not_active Expired - Fee Related
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