JP3105038U - 制震金具および制震装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐震作用と制震作用の両機能を発揮し、地震等の振動を効率よく減衰させ、構造物の剛性を高める小型で取り扱いの容易な制震金具および制震装置を提供することにある。
【解決手段】 それぞれ一辺に直角に折り曲げた取り付け片を有する略同形の一対の鋼板1,2と、この一対の鋼板を上記取り付け片が互いに直交するように重ね合わせた両鋼板を支持する支持鋼板8と、この支持鋼板と前記鋼板との間に挟着し該支持鋼板に固定した金属性摩擦板3と、一端を一方の鋼板に固定し、他端を他方の鋼板に固定した少なくとも1本以上の棒状の板バネ4とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この考案は、建物等の構造物の震動を低減するために用いる制震金具および制震装置に関するものである。
図14、図15は従来の制震金具の使用状態を示す図であり、この制震金具は略同一形状をした一対の平板状の後板151および前板152と、この両板の間隙に挟着された粘弾性体153とから構成されている。そして、この制震金具は柱101の間に多段に横設された相対する横部材102の間に設置され、上部横部材102aには平板状の後板151をボルト154で固定し、下部横部材102bには平板状の前板152をボルト154で固定する。
そして、図16に示すように、構造物に対して水平方向に振幅値V0の振動が加えられた場合には、後板151と前板152とが水平方向に沿って相対的に振幅値V0と一致する振幅作動をするため、このとき生ずる粘弾性体153の剪断変形に伴う抵抗力を通じて振動エネルギを消費し、振動を低減せしめている。
しかし、後板151と前板152の振幅作動量は、加えられた振動の振幅幅V0と同じ値であって、粘弾性体153の抵抗力はこの振幅作動量に対して一義的に定まるため、最大許容振幅値以外の振幅幅に対しては十分な抵抗力を得ることができないという課題があった。
そこで、上記構成の制震金具を2以上設置して力学的特性の異なる粘弾性体を2種類以上用い、横部材102に対する制震金具の後板151と前板152の取り付け距離をL、上下横部材の距離をhとしたとき、両者の比である変換係数βを粘弾性体の力学的特性に応じて選定するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような構成とすることにより、種々の振幅幅に対しても大きな抵抗力を得ることができ、構造物の振動を効率よく低減することができる。
特許第2610243号公報(第3欄第15行目〜第36行目および図18〜図20)。
従来の制震金具は以上のように構成されているので、2以上設置する制震装置では、形状が大型化し、コストアップとなる。また、構造物の剛性を高めるものとして耐震金具が有り、又地震等の振動を減衰させるものとして制震・免震工法があるが、この二つは目的が異なり、未だに耐震金具と制震作用を合わせ持った製品は存在していない。このため、木造住宅においては装着の工夫が必要とされ、取扱いが容易ではなかった。
この考案は上記のような従来の課題を解消するためになされたもので、地震による大きな振動エネルギーに対して十分耐える耐震作用と、地震のみならず建物に伝わる交通・風等による震動エネルギーを吸収する制震作用の両機能を備えた小型で取り扱いの容易な制震金具および該制震金具を使用した制震装置を安価に得ることを目的とする。
この考案に係る制震金具は、それぞれ一辺に直角に折り曲げた取り付け片を有する略同形の一対の鋼板と、この一対の鋼板を上記取り付け片が互いに直交するように重ね合わせた両鋼板を支持する支持鋼板と、この支持鋼板と前記鋼板との間に挟着し該支持鋼板に固定した金属性摩擦板と、一端を一方の鋼板に固定し、他端を他方の鋼板に固定した少なくとも1本以上の棒状の板バネとを備えたものである。
この考案に係る制震金具における金属性摩擦板は、支持鋼板に溶接して支持させたものである。
この考案に係る制震金具における金属性摩擦板は、支持鋼板の凹部に嵌合して支持させたものである。
この考案に係る制震金具は、棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔を通して他方の鋼板に取り付けたものである。
この考案に係る制震金具は、棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に設けた取り付け台に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔に嵌合して露出した他方の鋼板に設けた取り付け台に取り付けたものである。
この考案に係る制震金具における取り付け台は、板バネの端部を係止する凹部を有するものである。
この考案に係る制震金具は、取り付け台および棒状の板バネを覆うカバーを一方の鋼板の外側に設けたものである。
この考案に係る制震装置は、この考案に係る制震金具を用い、この制震金具の一方の鋼板を構造物の柱に取り付け、他方の鋼板を構造物の土台または梁に取り付けたものである。
以上のように、この考案によれば、それぞれ一辺に直角に折り曲げた取り付け片を有する略同形の一対の鋼板と、この一対の鋼板を上記取り付け片が互いに直交するように重ね合わせた両鋼板の間隙に挟着した粘弾性体と、一端を一方の鋼板に固定し、他端を他方の鋼板に固定した少なくとも1本以上の棒状の板バネとを備えた構成としたので、金属性摩擦板の摩擦力によって地震による大きな振動エネルギーに対しても十分耐えることのできるとともに、板バネの弾性力によって地震のみならず建物に伝わる交通・風等による震動エネルギーを効率よく吸収して減衰力を発揮することができ、メンテナンスの必要がなく、半永久的に使用できるという効果がある。
また、この考案によれば、金属性摩擦板は支持鋼板の凹部に嵌合させ、支持鋼板に鋼板を取り付けたとき、この金属性摩擦板は支持鋼板と鋼板との間に挟持されるように構成したので、金属性摩擦板を組み付けるための部品点数が少なく、組み付け作業が極めて簡単容易であり、組み付け精度のバラツキを軽減できる。従って、軽量、小型化され、取り扱いが容易で、メンテナンスの必要がなく、半永久的に使用できるという効果がある。
また、この考案によれば、棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔から他方の鋼板に取り付けた構成であるから、板バネの取り付けが容易であるという効果がある。
また、この考案によれば、棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に設けた取り付け台に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔に嵌合した他方の鋼板に設けた取り付け台に取り付けるように構成したので、板バネの取り付けがより容易であるという効果がある。
また、この考案によれば、取り付け台は、板バネの端部を係止する凹部を有するように構成したので、外部振動によって板バネに捩れ力が加わっても、取り付け台から板バネ端部が離脱することがなく、耐久性に富んだ制震金具が得られるという効果がある。
また、この考案によれば、一方の鋼板の外側に取り付け台および棒状の板バネを覆うように取り付けたカバーを設けた構成としたので、板バネおよび取り付け台が外部に露出することがなく、外観体裁が良いという効果がある。
また、この考案の制震金具を用い、この制震金具の一方の鋼板を構造物の柱に取り付け、他方の鋼板を構造物の土台または梁に取り付けた構成としたので、耐震金具としての機能を発揮して、構造物としての木造住宅の剛性を高める効果がある。
以下、この考案の実施例を図面について説明する。
図1はこの考案の実施例1を示す制震金具の分解斜視図、図2は制震金具を構成する一方の鋼板の外面に板バネを取り付けた状態の平面図と正面図および左側面図、図3は制震金具を構成する他方の鋼板の平面図と正面図および左側面図、図4は上記一方の鋼板の外面に取り付けるカバーの平面図、図5は組立状態の裏面側斜視図、図6は組立状態の表面側斜視図、図7は図6のA−A線に沿う拡大横断面図、図8はカバーを取り除いた制震金具の平面図である。
図において、鋼板1は、一部の角を切除した略四角形をなし、その一辺には直角に折り曲げた取り付け片11が形成されているとともに、鋼板1の平面部には組立てボルトを通す穴12が三角形の各頂点に略一致するように形成され、角を切除した近傍には四角な窓孔13が形成されている。また、この鋼板1の平面部外面には板バネ4の一端を取り付ける取り付け台7が設けられ、この取り付け台7および板バネ4を覆う横断面コ字形のカバー5を取り付けるねじ穴6が形成されている。
このカバー5は横断面コ字型をなし、開口側両側を外側へ直角に折り曲げて取り付け片51を形成し、その取り付け片51には図4に示すように、取り付けねじ52の通し穴53が形成されている。
鋼板2は、鋼板1と略同形をなし、その一辺に直角に折り曲げた取り付け片21が形成され、鋼板1と重ね合わせたとき該鋼板1の穴12に対向する位置にボルトを通し該ボルトが自由に動くことができる大きさの穴22を有するともに、鋼板1の窓孔13に嵌合して該鋼板の外側に露出する位置に板バネ4を取り付ける取り付け台23が設けられている。この取り付け台23には板バネ4の端部を係合する凹部23aが設けられている。この場合、取り付け台23は窓孔13に嵌合し、該窓孔内で前後左右に自由に動ける寸法関係(例えば、1/15ラジアン)になっている。
金属性摩擦板3は自動車のブレーキシュー等に用いられる、鋳鉄、青銅、焼結合金等を基材としたもので、略中央部にボルトと押し穴3aを有する。また、支持鋼板8は一枚の平板であって、一対の鋼板1,2同士を固定する複数本の固定部材9(例えばボルト)を一体的に有し、且つ、金属性摩擦板3を取り付けるボルト通し穴8aを有している。
次に上記各構成要素の組み付け方について説明する。先ず、図9に示すように、金属性摩擦板3をボルト通し穴3aが支持鋼板8のボルト通し穴8aに連通するように該支持鋼板の内面に配設し、金属性摩擦板3の外側に配設した取り付けバンド3b、3bを該金属性摩擦板3および支持鋼板8に溶接固定する。
ついで、鋼板1,2を取り付け片11,21が互いに直交するように重ね合わせ、図10に示すように、その鋼板2の内面に設けたボルト35を金属性摩擦板3のボルト通し穴3aに通して該金属性摩擦板を組み付けた後、支持鋼板8に設けた3本のボルト9を鋼板2の3箇所の穴22から鋼板1の3箇所の穴12に通して該鋼板に重ね合わせるとともに、連通する金属性摩擦板3と支持鋼板8のボルト通し穴8aに鋼板2の下側に突出させたボルト35を通し、支持鋼板8の下面に突出したボルト35にナット36を螺合して固定し、この金属性摩擦板3を挟持した状態で、重ね合わせた鋼板1、2の穴12,22に通したボルト9にナット10を螺合して全体を一体的に固定する。
この固定により、鋼板2に設けた板バネ4の取り付け台23が鋼板1の窓孔13から該鋼板1の外面に突出する。そこで、一端を鋼板1の外側に設けた取り付け台7に取り付けた棒状の板バネ4の他端を、窓孔13から鋼板1の外面に突出した鋼板2側の取り付け台23に取り付けた後、この取り付け台7,23及び板バネ4をカバー5で覆い、このカバー5を穴53に通してねじ穴6に螺合したねじ52で鋼板1に取り付ける。
以上のように実施例1によれば、鋼板2と支持鋼板8との間に金属性摩擦板3を挟着したので、鋼板2と金属性摩擦板3との摩擦力によって、地震による大きな振動エネルギーに対しても十分耐えることのできるとともに、一端を一方の鋼板に固定し、他端を他方の鋼板2に固定した少なくとも1本以上の板バネ4を設けたので、この板バネ4の弾性力によって地震のみならず建物に伝わる交通・風等による震動エネルギーを効率よく吸収して減衰力を発揮することができ、メンテナンスの必要がなく、半永久的に使用できるという効果がある。
上記実施例1では、金属性摩擦板3を支持鋼板8に取り付けバンド3b、3bを用いて溶接固定している。しかし、この構成では、金属性摩擦板3の支持鋼板8に対する取り付け作業が面倒である。そこで、この実施例2では、この取り付け作業が簡単にできるようにしたもので、図11に示すように、支持鋼板8の中央部に金属性摩擦板3が嵌合する凹部60を設けた構成である。
この実施の例2は、上記の構成であるから、金属性摩擦板3は各部品の組み付け時に支持鋼板8の凹部60に嵌合し、支持鋼板8を鋼板2の下面に組み付けるだけでよいもので、金属性摩擦板を組み付けるための部品点数が少なく、組み付け作業が極めて簡単容易であり、組み付け精度のバラツキを軽減できる、従って、軽量、小型化され、取り扱いが容易で、メンテナンスの必要がなく、半永久的に使用できるという効果がある。
図12は上記のようにして組み立てた制震金具を、構造物としての木造住宅の耐久性、耐震性を高めために使用した状態を示す制震装置の斜視図あり、上記制震金具を構成する一方の鋼板1の取り付け片11を柱16に木ねじ、釘等31で取り付けるとともに、他方の鋼板2の取り付け片21を梁17に木ねじ、釘等32で取り付けたものである。なお、図12では制震金具の使用状態を示した概要図であり、カバー5および該カバーで覆われる板バネ4と該板バネの端部を取り付ける取り付け台7,23は図示を省略している。
このように制震金具を取り付けることにより、柱16から梁17に作用する外力によって、柱16及び梁17が2点鎖線で示すように変位することを、制震金具の構成要素である金属性摩擦板3の摩擦力および板バネ4の弾性復元力が抑え、すべての振動エネルギーを効率良く消費するように機能する。この結果、図13に示すように、上記実施例1の制震金具を使用した場合(太い実線)と、使用しない場合(細い実線)とを対比させた、時間に対する変位の特性図から明らかなように、実施例1の制震金具を使用することにより、変位を極めて小さくすることができた。
そして、上記の鋼板1と鋼板2は3本のボルト9により固定されるが、このボルト9は鋼板2に開けられた穴12内を可動出来るように設計されており、この穴12の範囲は震動による最大差異剪断変形に対応できるように設定されている。従って、これにより地震のみならず建物に伝わる交通・風による振動等による震動エネルギーも効率よく、かつ確実に減衰せしめることができる。
以上のように、この実施の例3によれば、柱16から梁17に作用する外力を、制震金具の構成要素である板バネ4および金属性摩擦板3の摩擦力が抑え、すべての振動エネルギーを効率良く消費するように機能するので、地震のみならず建物に伝わる交通・風等による震動エネルギーも効率よく、かつ確実に減衰せしめることができ、耐震作用と制震作用を発揮することができる。
上記実施例1、2によれば、鋼板1の外側に取り付け台7を設けているが、この取り付け台7は予めカバー5の内部に設け、この取り付け台7に板バネ4の一端を取り付けておいてもよい。この場合は、板バネ4の他端(自由端)を鋼板1の穴12から突出した鋼板2の取り付け台23の凹部23aに係合させた後、カバー5を鋼板1の外面に取り付ける。
また、互いに取り付けた鋼板1,2の対向内面の一方に板バネ4の一端を、他方に板バネの他端を取り付けてもよい。この構成においても、板バネ4と金属性摩擦板3の摩擦力の組み合わせによって、すべての振動エネルギーを効率良く消費するとともに、実施の例1における板バネ4を覆うカバー5を必要としなくなるため、より構成を簡略化し、安価に得ることができる。さらに、鋼板1,2の対向内面に該両鋼板によって挟圧されるように弾性板を介在させてもよい。この弾性板を介在させると、板バネの弾性力と相俟って交通・風等による震動エネルギーをより効率よく吸収し、減衰力を発揮することができる。
この考案の実施例1を示す制震金具の分解斜視図である。 この制震金具を構成する一方の鋼板の外面に板バネを取り付けた状態の平面図と正面図および左側面図である。 この制震金具を構成する他方の鋼板の平面図と正面図および左側面図である。 この制震金具を構成する一方の鋼板の外面に取り付けるカバーの平面図である。 組立状態の表面側を示す斜視図である。 組立状態の裏面側を示す斜面図である。 図6のA−A線に沿う横断側面図である。 カバーを取り除いた制震金具の平面図である。 金属性摩擦板を取り付けた支持鋼板の平面図である。 支持鋼板との間に金属性摩擦板を挟持する鋼板の平面図である。 この考案の実施例2を示す制震金具の横断側面図である。 この考案の実施例3を示す制震金具の使用状態図である。 この制震金具を取り付けた場合と取り付けなかった場合において、構造物に外部振動が加わったときの時間に対する変位の関係を示す特性図である。 従来の制震金具の使用状態図である。 図1の矢示方向から見た図である。 その制震金具の使用状態図である。
符号の説明
1 鋼板
2 鋼板
3 金属性摩擦板
4 板バネ
5 カバー
6 穴
7 取り付け台
8 支持鋼板
9 ボルト(固定部材)
10 ナット
11 取り付け片
12 穴
13 窓穴
21 取り付け片
22 穴
23 取り付け台
35 ボルト
36 ナット
60 凹部

Claims (8)

  1. それぞれ一辺に直角に折り曲げた取り付け片を有する略同形の一対の鋼板と、この一対の鋼板を上記取り付け片が互いに直交するように重ね合わせた両鋼板を支持する支持鋼板と、この支持鋼板と前記鋼板との間に挟着し該支持鋼板に固定した金属性摩擦板と、一端を一方の鋼板に固定し、他端を他方の鋼板に固定した少なくとも1本以上の棒状の板バネとを備えた制震金具。
  2. 金属性摩擦板は、支持鋼板に溶接して支持させたことを特徴とする請求項1記載の制震金具。
  3. 金属性摩擦板は、支持鋼板の凹部に嵌合して支持させたことを特徴とする請求項1記載の制震金具。
  4. 棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔を通して他方の鋼板に取り付けた請求項1記載の制震金具。
  5. 棒状の板バネの一端を一方の鋼板の外側に設けた取り付け台に取り付け、上記棒状の板バネの他端を上記一方の鋼板に設けた窓孔に嵌合して露出した他方の鋼板に設けた取り付け台に取り付けことを特徴とする請求項1記載の制震金具。
  6. 取り付け台は、板バネの端部を係止する凹部を有することをことを特徴とする請求項5記載の制震金具。
  7. 取り付け台および棒状の板バネを覆うカバーを一方の鋼板の外側に設けたことを特徴とする請求項1記載の制震金具。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1項記載の制震金具を用い、この制震金具の一方の鋼板を構造物の柱に取り付け、他方の鋼板を構造物の土台または梁に取り付けた制震装置。
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JP2012207413A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Takenaka Komuten Co Ltd 鉄筋コンクリート製の梁又は柱の接合構造

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