JP3104920B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3104920B2
JP3104920B2 JP25717191A JP25717191A JP3104920B2 JP 3104920 B2 JP3104920 B2 JP 3104920B2 JP 25717191 A JP25717191 A JP 25717191A JP 25717191 A JP25717191 A JP 25717191A JP 3104920 B2 JP3104920 B2 JP 3104920B2
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愼二 山川
元 市村
好道 神田
富雄 佐々木
浩一 野口
敏彦 黒井
みどり 相田
王子 丸山
信 日高
泰之 野水
桂市 野村
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル複写機の画像処
理装置に係り、特に画像データの符号化、復号化技術に
特徴のある画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピーする原稿をスキヤナで読み取つて
光電変換した画像データをメモリに格納し、必要な時こ
の画像データを取り出してレーザ光を変調し、感光体に
光書き込みを行うデジタル複写機は、上述のように画像
データを蓄積しておくことができるから、1回の原稿読
み取りで多数回のコピー動作を行うことができ、あるい
は1つのコピー作業を実行中に次の原稿読み取りを行う
ことができ、割り込みモードやトラブルの発生にも柔軟
に対応できたり、さらには、各種の画像編集を行うこと
ができることから、最近種々のものが提案されている。
【0003】ここで最近の半導体技術の発展と利用分野
の拡大による、メモリの大容量化と低コスト化、画像デ
ータの符号化・復号化技術の発展と、標準化、および画
像データの符号化・復号化を高速で処理できるプロセツ
サの開発などにより、複写機に画像データの符号化・復
号化技術を適用し、少ないメモリの量で充分な枚数の原
稿の画像データを保持することが可能になつている。
【0004】ところで、従来、原稿の地肌部の濃度検知
は原稿の先端の数画素についてのみ行い、この数画素の
データを平均化して、他の部分の地肌とばしを行つてい
る。なお、地肌とばしとは原稿の地肌部を白に変換する
一種の色変換である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】地肌とばしを利用した
地肌濃度検知は、文書および線図データについては有効
であるが、写真原稿など地肌が明確でない原稿に対して
は従来の地肌濃度検知装置では対処できなかつた。
【0006】本発明は、原稿の種類によらず、地肌とば
しを良好に行い、地肌濃度を精度よく検出することがで
きる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像をN×
Nの係数ブロツクに分割し、各ブロツクごとに2次元直
交変換を行う第1の変換手段と、連続する複数のブロツ
クを参照して前記N×Nの係数ブロツクから一定濃度範
囲のデータを検出するデータ検出手段と、このデータ検
出手段により検出された一定濃度範囲のデータを他の値
の濃度データに変換する第2の変換手段とを備えること
により達成される。
【0008】
【作用】第1の変換手段は画像をN×Nのブロツクに分
割し、各ブロツクごとに2次元直交変換を行い、データ
検出手段は連続する複数のブロツクを参照してN×Nの
係数ブロツクから一定濃度範囲のデータを検出し、これ
を第2の変換手段が他の値の濃度データに変換する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は画像処理装置のブロツク図であ
り、1は主走査変倍部、2は第1フイルタ、3は第1γ
変換部、4は加工部、5は圧縮符号化・復号化部、6は
色補正部、7はUCR部、8は第2γ変換部、9は原稿
サイズ検出部、10は第2フイルタ、11は多値デイザ
処理部、12は遅延回路である。
【0010】図3は圧縮符号化・復号化部5の簡略ブロ
ツク図であり、21は符号化記憶部、22は符号化部、
23は復号化部である。
【0011】図4は圧縮符号化・復号化部5を示す詳細
ブロツク図であり、ここで用いている符号化方式は、離
散コサイン変換(Discrete Cosine T
ransform、以下DCT)符号化方式である。ま
ずブロツク読み出し部24により画像を8×8画素ブロ
ツク毎に読み出し、DCT変換部25でDCT係数値に
変換する。DCT変換部25から出力された係数は、量
子化部26で各係数毎に大きさの異なつた量子化ステツ
プサイズで線形量子化し、量子化係数を求める。このと
き各係数に対する量子化ステツプサイズは、量子化マト
リクス記憶部27に記憶されている量子化マトリクスに
スケールフアクタ制御部28で設定されるスケールフア
クタの値を乗じられて求められる。
【0012】このスケールフアクタの値を変えることに
より、符号量あるいは復号画像品質を制御する。この量
子化マトリクスは、人間の視覚特性に合わせ低次の係数
を細かく量子化するようになつている。量子化係数は、
ハフマン符号化部29で出現頻度の高い係数は短いコー
ドが割り当てられ、出現頻度の低い係数には長いコード
が割り当てられることにより、全体として符号化量を少
なくされ、符号化記憶部21に記憶される。
【0013】画像を出力する時は、符号化記憶部21に
より符号を読み出し、ハフマン復号化部30で符号に量
子化後の係数値の値が割り当てられ、その値を逆量子化
部31で逆量子化を行う。この時、逆量子化における量
子化ステツプサイズは符号化の時と同様に、量子化マト
リクス記憶部27に記憶されている量子化マトリクスに
スケールフアクタ制御部28で設定されるスケールフア
クタの値を乗じて求められる。逆量子化部31で出力さ
れたDCT係数は、逆DCT変換部32で画像データに
変換され、ブロツク書き込み部33でブロツク毎に出力
される。
【0014】このブロツク毎に出力された画像データ
は、図示しない1ブロツクラインメモリ(1ブロツクラ
インは、主走査方向に続くブロツクの1列であり、ここ
では1ブロツク8×8画素なので8ラインである)に蓄
えられ、1ブロツクラインメモリが一杯になつたら1ラ
イン毎に出力され、画像処理部で選択的に単純2値化処
理と中間調処理が行われ、2値化されたデータは、画像
出力部で出力される。
【0015】データ圧縮については、R(レッド)、G
(グリーン)、B(ブルー)独立に行つてもよいし、ま
とめて行つてもよい。また系変換して輝度と色差など用
いても差し支えない。
【0016】原稿において地肌は、DC成分が小さいこ
と(白に近いことを意味する)とAC成分が小さいこと
によつて示される。このことにより、原稿端(先端)N
ブロツクを参照して、Mブロツク連続してDCT係数が
白に近く、AC成分が小さい時に地肌と判定する(M≦
N)。
【0017】地肌を検出した時に、DCT係数に応じて
UCR部7のパラメータを第2γ変換で設定してやれば
よい。また地肌と判定されなかつた時は、標準の第2γ
変換データを設定してやればよい。また圧縮符号化・復
号化部5に入力された画像データを全て原稿の画像デー
タとすることにより、任意の連続するNブロツクを参照
して地肌を検出することが可能となる。
【0018】また、図示しない原稿領域検出手段を用い
て原稿領域の任意の連続するNブロツクを参照しても地
肌を検出することが可能である。また、地肌検出を複数
回行うことにより、地肌と検出されたところで打ち切つ
てもいいし、一定回数地肌検出して検出値の異なる複数
の点がある時はより白に近い点を地肌と判定しても差し
支えない。
【0019】本発明は多色複写機であつても単色複写機
であつても適用可能である。また、実施例では白ぽいと
ころを白と変換しているが、一定範囲の色を他の色に変
換することも可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
例えば圧縮データについて地肌検出を行うようにすれば
広い範囲のデータを参照する際でも少ない処理データで
判定を行うことができる。また、この場合、DCT係数
とAC成分という圧縮データの係数を参照するだけで済
むので、複雑な計算が不要になる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、データ検出
手段による濃度データ検出時に、一定範囲の濃度のデー
タが検出されなかつた時に、操作者に操作負担をかける
ことなく、検出不能の際の処理が自動的に行われる。
【0022】請求項4記載の発明によれば、複数回デー
タ検出を繰り返すことで一定濃度範囲のデータの検出率
が向上する。
【0023】請求項5記載の発明によれば、一定濃度範
囲のデータを検出した時点でデータ検出手段はデータ検
出動作を停止するので、濃度データ検出時間が短縮でき
る。
【0024】請求項6記載の発明によれば、データ検出
手段が検出した複数の検出データのうち適当なものを選
択することで、より適切な濃度データ検出を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像処理装置の前段のブ
ロツク図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像処理装置の後段のブ
ロツク図である。
【図3】圧縮符号化・復号化部の簡略ブロツク図であ
る。
【図4】圧縮符号化・復号化部の詳細ブロツク図であ
る。
【符号の説明】
1 主走査変換部 2 第1フイルタ 3 第1γ変換部 4 加工部 5 圧縮符号化・復号化部 6 色補正部 7 UCR 8 第2γ変換部 9 原稿サイズ検出部 10 第2フイルタ 11 多値デイザ処理部 12 遅延回路 21 符号化記憶部 22 符号化部 23 復号化部
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 富雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 野口 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 黒井 敏彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 相田 みどり 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 丸山 王子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 日高 信 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 野村 桂市 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平2−9274(JP,A) 特開 平2−26183(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/419 G06T 9/00 H04N 7/30 H03M 7/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をN×Nの係数ブロツクに分割し、
    各ブロツクごとに2次元直交変換を行う第1の変換手段
    と、連続する複数のブロツクを参照して前記N×Nの係
    数ブロツクから一定濃度範囲のデータを検出するデータ
    検出手段と、このデータ検出手段により検出された一定
    濃度範囲のデータを他の値の濃度データに変換する第2
    の変換手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、一定濃度範囲を
    白に近いデータとし、かつ、他の値の濃度データを白デ
    ータとしたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記データ検出
    手段により一定濃度範囲のデータが検出されなかつた時
    に、第2の変換手段は標準のデータ変換量を変換データ
    として設定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記データ検出
    手段によるデータ検出は複数回繰り返して行われるもの
    であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記データ検出
    手段による繰り返しデータ検出動作時、一定濃度範囲の
    データを検出した時点で前記データ検出手段はデータ検
    出動作を終了することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、前記データ検出
    手段による繰り返しデータ検出動作時に複数の一定濃度
    範囲のデータが検出された場合は、そのうちの何れかの
    データを選択可能にしたことを特徴とする画像処理装
    置。
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