JP3104774U - 釣竿用の釣糸ガイドのセンタリング - Google Patents

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Abstract

【課題】 釣糸が抵抗を受ける際、釣糸とセンタリングの内周縁に接する面積を減らすようにセンタリングの内周縁に凹凸を形成し、釣糸とセンタリングとの摩擦熱による釣糸の変形を最小化し、センタリングと釣糸の摩擦によって発生した熱はセンタリングの表面積を極大化し、摩擦熱の放熱を容易にするための釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングを提供する。
【解決手段】 釣竿用の釣糸ガイドのセンタリング93,94,95は、釣糸99が挿入されるように形成される。このセンタリング93,94,95の内周縁には凹部110a、110b、110cと凸部120a、120b、120cを形成して可変的な外部の引張力による釣糸99とセンタリング93,94,95との摩擦面積を減少させると共に、摩擦熱の放熱のための表面積を増加させる。
【選択図】図3

Description

本考案は釣竿用の釣糸ガイドセンタリングに関するもので、より詳細には、釣糸が抵抗を受ける際、釣糸とセンタリングの内周縁に接する面積を減らすようにセンタリングの内周縁に凹凸を形成し、釣糸とセンタリングとの摩擦熱による釣糸の変形を最小化し、センタリングと釣糸の摩擦によって発生した熱はセンタリングの表面積を極大化し、摩擦熱の放熱を容易にするための釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングに関するものである。
一般的に、釣竿に使われるガイドはステンレススチールで製作され、釣竿に固定されるメインフレームと、このメインフレームに挿入固定されるセンタリングで構成される。
センタリングで使われる材質としては、熱処理されたか硬質メッキされたステンレススチールとタングステン材質などが使われているが、主にセラミックスが主材料として使われている。
この時、メインフレームはセンタリングを固定する役割をし、センタリングは表面が平滑に処理され、釣糸の円滑な通過が行われるようにする。
釣糸ガイドは、センタリングを釣竿に付着するための道具で、主にステンレススチール材質からなるフレームを使っている。
図1及び図2に図示したように釣糸ガイド1は、メインフレーム2と、メインフレーム2に差し込まれるセンタリング3で構成される。
メインフレーム2には、原形、楕円形または「T」字状などの穴が形成され、センタリング3はこの穴と同一の形状に構成され差し込まれる。
また、メインフレーム2の下部では、釣竿(不図示)に固定するための支持台6を延長形成する。
支持台6はメインフレーム2と鈍角を成し、メインフレーム2から延長形成される。
この時、センタリング3の内周縁には釣糸9が挿入され、可変的な引張力によって一直線上に流動するようになる。
そして、メインフレーム2の裏側には補助フレーム22が相互支持されるように形成される。
すなわち、補助フレーム22はメインフレーム2の上端部で延長されるように形成されている。
そして、メインフレーム2と補助フレーム22は鋭角を成しており、メインフレーム2の外側に鈍角を成すように支持台6が延長形成され、補助フレーム22の外側で鈍角を成すように補助台26が延長形成されている。
そして、センタリング3は釣竿(不図示)上で一列に多数個具備された釣糸ガイド1にそれぞれ具備され、その内周縁に釣糸9を長く連結する。
この時、センタリング3の内周縁は一定の曲率を持った曲面3aで成され、釣糸9に接するようになる。
釣糸9には、魚などがかかって引っぱる力T1と、釣竿からこれを引こうとする力T2が互いに作用し、センタリング3の内周縁の表面に釣糸9が接するようになる。
このような釣糸ガイドの製作では、センタリングをフレームに圧搾するための最小限の構造が求められる。
このような構造により、センタリングと釣糸の摩擦部分を減らすための微細なセンタリングの製作には制限されている。
そのため、従来の摩擦熱を減らすためのさまざまな試みが行われた。
また、センタリングの摩擦熱を減らすためのセンタリング材料が変化してきた。
すなわち、日本特開2000-191375号では、センタリングの発熱を向上させるためにセンタリング材料をホウ素炭化物に使うことを提案し、日本特開2000-072543号には釣糸の摩擦力を減らすためにセンタリング材料をジルコンで使ったものが開示されており、日本特許公開公報平11-069927号には釣糸の滑ることを向上させるためにセンタリングの内周縁にセラミックス、メタル、人造及びレジンなどで構成されたフィルムをコーティングしたものが開示されている。
そして、日本特開平10-262510号及び米国特許6,141,899号には釣糸との摩擦力を減らすためにSIC材料で製造し、その案内面の近傍部の平均気孔が10μm以下のセンタリングが開示され、日本特開平09-208295号では釣糸との摩耗の抵抗性を高めるためにアルミナセラミックスをセンタリング材料に使用し、日本特開平07-322796号にはセンタリングの摩耗を減らすためにセンタリングの表面にダイヤモンド・コーティング・フィルムを被せたものが開示されている。
また、日本特開平02-204362号ではセンタリングを一定の単位のジルコニアで製造して釣糸の切れ防止と抵抗性を高めるようにし、日本特開平01-265841号にはセンタリングの摩擦力を減らすためにメタル及びセラミックスコーティングすることが開示されている。
一方、米国特許4,681,861号には、SIC粉末を必要に応じて稀土類元素T2O3を添加し、優れた強度及び剛性を持つセンタリングが開示されている。
そして、センタリングの構造的な例としては、日本特開平11-155429と日本特開平09-163900に開示されたセンタリングの形状がある。
一方、本出願人は韓国実用登録第20-0233560号で、センタリングの断面形状が1つ以上の三角形で成されるようにしたことを特徴とするセンタリングを開示した。
しかし、従来のセンタリングは耐磨耗性、高強度、高靭性及び放熱性を向上させるために材質を異なるようにしてきたが、前述したセンタリングの機能が期待値に及ばず、センタリングの機能を得るためには高価の材質を使うため、製造費用が上昇する問題点がある。
そして、従来のセンタリングが耐磨耗性、高強度、高靭性及び放熱性を持つとしても釣糸の可変的な外力によってセンタリングの内周縁上で釣糸が引かれるため、センタリングと釣糸は相互摩擦され、その摩擦熱によってセンタリングの内周縁が過熱し、釣糸は長期間の使用時にセンタリングとの多い摩擦面積によって切れる問題点もある。
韓国実用登録第20-0233560号
本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、釣糸に接するセンタリングの内周縁及び一部側面に多様な形状で成された連続的な凹凸を具備し、センタリングと釣糸との接触面積を減らすことによって、相互摩擦による摩擦熱の発生を減らし、摩擦熱過多発生によるセンタリングの変形や釣糸の切断を防止すると共に、釣糸との摩擦による熱を短時間で放熱できるように放熱表面積を増大させた釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングを提供することにその目的がある。
前述の目的を達成するための本発明に係る釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングは、釣糸が挿入されるように形成された釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングにおいて、前記センタリングの内周縁に凹部と凸部を形成し、可変的な外部の引張力による釣糸とセンタリングとの摩擦面積を減少させると共に、摩擦熱の放熱のための表面積を増加させることを特徴とする。
本考案に係る釣竿の釣糸ガイド用センタリングによれば、釣糸と接するセンタリング上に凹部と凸部を連続するように形成することによって、センタリングと釣糸とのスライディング接触による摩擦熱を減らし、センタリングの熱変形を減らし、釣糸も摩擦熱による切断を防止し、表面積の増大で放熱効率を増加させることができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態について詳しく説明する。
図3は、本考案の一実施形態に関するセンタリングを具備した釣竿用の釣糸ガイドの斜視図で、図4は図3のセンタリングの断面図であり、図5及び図6は本考案の実施形態に関するセンタリングの断面図である。
図3ないし図6に図示したように、本考案に係る釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングは、センタリング93、94、95に釣糸99を挿入するように形成された釣糸ガイド31において、センタリング93、94、95の内周縁に凹部110a、110b、110cと凸部120a、120b、120cを形成し、可変的な外部の引張力による釣糸99とセンタリング93、94、95との摩擦面積を減らすと共に、表面積を増加させることを特徴とする。
図3に図示したように、釣糸ガイド31はさまざまな形状で成され、図面では代表的な釣糸ガイドの場合を図示する。
釣竿を図示しなかったが、釣糸ガイド31は釣竿の上部に一列で配列され、釣糸はそれぞれの釣糸ガイド31のセンタリング93、94、95を順に通過するようになる。
釣糸ガイド31は、支持台36と一体に形成されたメインフレーム32、及び補助台46と一体に形成された補助フレーム42を一体にして成る。
そして、釣糸ガイド31のメインフレーム32と補助フレーム42には、センタリング93が連結されるように挿入されている。
図3及び図4に図示したように、センタリング93の内周縁及び両側面の一部には、陥没された凹部110aと突出された凸部120aを連続的に形成する。
凹部110aと凸部120aは、釣糸99が接するセンタリング93の接触面積を最大限減らすために具備されている。
凹部110aと凸部120aは、釣糸99がセンタリング93と接して移動しながら相互摩擦による摩擦熱を発生し、これによってセンタリング93の変形や釣糸の切断を防止するために釣糸99の接触面積を減らし、放熱のための表面積増大のために具備される。
この時、凹部110aはエンボシング状に陥没し、連続した凹部110aの間に自然に凸部120aが形成される。
一方、図5及び図6に図示したように、センタリング94、95はさまざまな形状の凹部110b、110cと凸部120b、120cを選択的に形成することもできる。
この時、センタリング94、95はさまざまな材質で成されうるが、セラミックス材質で成されることが好ましい。
すなわち、図5に図示したように、凹部110bはセンタリング94の内周縁で一定間隔を維持し、内部で三角形状に陥没されるように形成される。
そのため、凸部120bは相対的に突出するように自然的に成される。
凹部110bと凸部120bによって釣糸99は、センタリング94との接触面積が減るようになる。
また、図6に図示したように、凹部110cはセンタリング95の内周縁で連続的に突出された凸部120cの間に形成される。
一方、前述したさまざまな形状のセンタリング93、94、95には多様な形状の凹部110a、110b、110c及び凸部120a、120b、120cを選択的に連続するように形成できることは当然である。
この時、センタリング93、94、95と釣糸99の接触面積を減らすようになると、釣糸99がセンタリング93、94、95の内部で可変的な外部引張力によって動きながら、センタリング93、94、95との接触されることによって発生される摩擦熱を減らし、結果的にセンタリング93、94、95の熱変形を減らすようになり、釣糸99の摩擦熱による切断も防止することができる。
そして、センタリング93、94、95の凹部110a、110b、110c及び凸部120a、120b、120cによって表面積が増大するため、センタリング93、94、95と釣糸99との摩擦によって発生する摩擦熱が外部空気との接触面積の増加によって短時間に放熱される。
すなわち、図4ないし図6に図示したように、釣糸99には外部の引張力T1とこれに対して持ち堪える応力T2が加えられ、これによってセンタリング93、94、95の内周縁と釣糸99との接触面積は凹部110a、110b、110c及び凸部120a、120b、120cによって接触面積を減らすようにする。
以上のように本考案に係る釣竿の釣糸ガイド用センタリングは、釣糸と接するセンタリング上に凹部と凸部を連続するように形成することによって、センタリングと釣糸とのスライディング接触による摩擦熱を減らし、センタリングの熱変形を減らし、釣糸も摩擦熱による切断を防止し、表面積の増大で放熱効率を増加させることができる効果がある。
図1は一般的な釣竿用の釣糸ガイドの斜視図である。 図2は従来の釣竿用の釣糸ガイドセンタリングの断面図である。 図3は本考案の一実施例形態に関するセンタリングを具備した釣竿用の釣糸ガイドの斜視図である。 図4は図3のセンタリングの断面図である。 図5は本考案の他実施形態に関するセンタリングの断面図である。 図6は本考案の他実施形態に関するセンタリングの断面図である。
符号の説明
31、51、61 釣糸ガイド
93、94、95、96、97、98 センタリング
110a、110b、110c 凹部
120a、120b、120c 凸部

Claims (2)

  1. 釣糸が挿入されるように形成された釣竿用の釣糸ガイドのセンタリングにおいて、
    前記センタリングの内周縁には凹部と凸部を形成して可変的な外部の引張力による釣糸とセンタリングとの摩擦面積を減少させると共に、摩擦熱の放熱のための表面積を増加させることを特徴とする釣竿用の釣糸ガイドのセンタリング。
  2. 前記センタリングの内周縁は、連続するエンボシング状からなることを特徴とする請求項1に記載の釣竿用の釣糸ガイドのセンタリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021052633A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 京セラ株式会社 ガイドリング
WO2022202847A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 京セラ株式会社 ガイドリング

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