JP3104571B2 - コネクタに対するカバーの嵌合保持構造および嵌合保持方法 - Google Patents

コネクタに対するカバーの嵌合保持構造および嵌合保持方法

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JP3104571B2 JP07104214A JP10421495A JP3104571B2 JP 3104571 B2 JP3104571 B2 JP 3104571B2 JP 07104214 A JP07104214 A JP 07104214A JP 10421495 A JP10421495 A JP 10421495A JP 3104571 B2 JP3104571 B2 JP 3104571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに対するカバ
ーの嵌合保持構造および嵌合保持方法に関し、詳しく
は、ワイヤハーネスの端子を収容する端子収容室にグリ
スを注入したコネクタハウジングにおいて、グリスの注
入状態を目視で確認できると共に、コネクタハウジング
にカバーを確実に嵌合保持できるようにするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、自動車の車体
側のパネル1とドア側のパネル2との間にワイヤハーネ
スW/Hを配索する場合、ドア側のパネル2の内面に取
り付けた雄(又は雌)コネクタハウジング3に、車体側
のパネル1からグロメット4を通して引き出したワイヤ
ハーネスW/Hの先端部の雌(又は雄)コネクタハウジ
ング5を、上記パネル1,2の間の車外で差し込み結合
している。
【0003】このため、雨水等の影響により、両コネク
タハウジング3,5の内部の端子が腐食するのを防止す
るために、差し込み結合する前に、車外側のコネクタハ
ウジング5の端子収容室にグリスGを注入しておく必要
がある。また、該コネクタハウジング5の端子挿入側の
後部には、上記グリスGの流出防止とワイヤハーネスW
/Hの保護のために、ベローズ状のゴム製のカバー6が
取り付けられている。
【0004】上記コネクタハウジング5は、図4及び図
5に詳細に示すように、ワイヤハーネスW/Hの各端子
7,…,7を後方から差し込み収容する端子収容室5
a,…,5aを有すると共に、後部の外周面にはロック
突起5bを一体成形している。また、上記カバー6は、
上記コネクタハウジング5の外面に後方から嵌合する大
径の嵌合部6aを有すると共に、該嵌合部6aの内面に
は、嵌合時に上記ロック突起5bにロックされるロック
凹部6bを一体成形している。
【0005】上記ワイヤハーネスW/Hにコネクタハウ
ジング5とカバー6を組み付ける手順は、ワイヤハーネ
スW/Hにカバー6を通した後(図4の状態)、各端子
7をコネクタハウジング5の各端子収容室5aに収容
し、カバー6をコネクタハウジング5の端子挿入側の後
部に外嵌させてロック凹部6bをロック突起5bにロッ
クすることにより、コネクタハウジング5にカバー6を
取り付けている。(図5の状態)。このようにコネクタ
ハウジング5にカバー6を取り付けた後に、コネクタハ
ウジング5の前方先端部から各端子収容室5aにグリス
Gを注入している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記グ
リスGを注入するとき、注入圧と注入される側の形態に
よりグリスGの流動方向が大きく左右される。即ち、端
子7が収容されている端子収容穴室5aと端子7が収容
されていない端子収容穴室内5aとでは、グリスGの注
入量が異なることになる。このため、図6(A)のよう
に、全ての端子収容穴室5aにグリスGが完全に注入さ
れている場合には良品で合格するが、図6(B)のよう
に、グリスGは完全に注入されていない場合は不良品と
なり不合格となる。グリスGの注入が不完全であると、
両コネクタハウジング3,5の内部の端子7が腐食する
おそれがある。
【0007】上記良品か不良品かの判断は、グリスGの
注入状態をコネクタハウジング5の端子挿入側の後端部
から目視で確認するのがベストであるが、コネクタハウ
ジング5にカバー6を嵌合保持した後にグリスGを注入
すると、目視で確認することが不可能である。
【0008】これに対して、コネクタハウジング5にカ
バー6を嵌合保持する前にグリスGを注入し、グリスの
注入状態で目視で確認し、その後にカバー6を嵌合保持
するという手順がある。しかしながら、この方法では、
コネクタハウジング5の後端部からはみ出したグリスG
がカバー6の嵌合作業中に、カバー6の内面、コネクタ
ハウジング5の外面やロック突起5bに付着して、その
潤滑作用によりカバー6が抜け外れやすくなるという問
題があった。
【0009】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、グリスの注入状態を目視で確認できると共
に、コネクタハウジングにカバーを確実に嵌合保持でき
るコネクタに対するカバーの嵌合保持構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ワイヤハーネスの端子を収容した端子収
容室にグリスを注入するコネクタに対して、ワイヤハー
ネス連結側のコネクタハウジング外周面からワイヤハー
ネスの外周にかけてゴム製のカバーを嵌合するもので、
上記カバーはコネクタハウジングの四角状の嵌合部の外
周面に外嵌する四角枠状の嵌合部と、ワイヤハーネスの
外周面に外嵌する円筒状の嵌合部とを連結閉鎖部を介し
て一体成形した形状であり、上記コネクタハウジングの
外周面とカバーの内周面との間に嵌合する合成樹脂製の
リング部材を設け、上記リング部材と上記カバーとに、
嵌合時に両者をロックする第1ロック部をそれぞれ設け
ると共に、上記リング部材とコネクタハウジングとに、
嵌合時に両者をロックする第2ロック部をそれぞれ設
け、かつ、上記リング部材は、コネクタハウジングの四
角状の嵌合部外周に嵌合する四角枠状として、その一辺
枠の一端を隣接する他辺枠と分断すると共に他端を隣接
する他辺枠とヒンジ結合して開閉自在な蓋部とし、上記
分断した部分を閉鎖状態でロックする第3ロックを設
け、上記蓋部を開いてワイヤハーネスに対して長さ方向
と直交する方向から取り付け、取付後に蓋部を閉じてロ
ックする構成としていることを特徴とするコネクタに対
するカバーの嵌合保持構造を提供している。
【0011】上記カバーはゴム製にかぎらず、エラスト
マーで形成したものでもよい。
【0012】また、本発明は、コネクタハウジングのワ
イヤハーネス連結側の外周面にかぶせると共に該コネク
タハウジング近傍のワイヤハーネスの外周を覆うゴム製
のカバーを用い、上記カバーにワイヤハーネスを通した
後、該カバーに通したワイヤハーネスの先端の端子をコ
ネクタハウジングの端子収容室に後部より挿入し、つい
で、コネクタハウジングの端子収容室に前部よりグリス
を充填し、ついで、コネクタハウジングとカバーの間に
樹脂製のリング部材を取り付けて、該リング部材をカバ
ーに内嵌固定し、その後、カバーと共にリング部材をコ
ネクタハウジング側に移動して、コネクタハウジングの
後部より上記カバーを被せ、カバーの内部に取り付けた
上記リング部材をコネクタハウジングの外周面と接触さ
せてロックしていることを特徴とするコネクタに対する
カバーの嵌合保持方法を提供している。
【0013】
【作用】本発明によれば、合成樹脂製のリング部材をゴ
ム製カバーの内面に嵌合させて、第1ロック部により予
め両者をロックする一方、コネクタハウジングの端子収
容室にグリスを注入して、注入状態をコネクタハウジン
グの後端部から目視で確認した後、カバーとともにリン
グ部材をコネクタハウジングの外面に嵌合させて、第2
ロック部により両者をロックする。
【0014】上記のように、カバーをグリス注入後にコ
ネクタハウジングに被せるため、グリスの注入状態をコ
ネクタハウジングの後端部から目視で確認することがで
きる。また、カバーとともにリング部材をコネクタハウ
ジングの外面に嵌合させるとき、コネクタハウジングの
後端部からはみ出したグリスが、リング部材の内周面、
コネクタハウジングの外周面や第2ロック部に付着して
も、リング部材とコネクタハウジングは、いずれもゴム
製カバーよりも硬質で柔軟性が少ないことから、第2ロ
ック部で確実に嵌合保持され、カバーがリング部材とと
もにコネクタハウジングから抜けて外れる恐れはない。
なお、カバーとリング部材は、コネクタハウジングへの
嵌合作業前に予め嵌合させて第1ロック部によりロック
しているから、両者の間にグリスが付着することがな
く、したがって、カバーがリング部材から抜け外れるお
それはない。
【0015】また、リング部材に蓋部とを設けると、リ
ング部材をワイヤハーネスに先通しする必要がなくな
り、長さ方向に直交する方向から嵌め込んで後通しする
ことができ、組み付け作業性が良好になる。
【0016】また、コネクタハウジングに対するグリス
の注入を、カバー取付前に行うと、グリスの注入状態を
目視することができ、グリスの注入が不十分な不良品を
大幅に減少でき、端子の腐食を防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図3以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1は
第1実施例の嵌合保持構造である。ワイヤハーネス側の
合成樹脂製コネクタハウジング15の端子挿入側外周面
とゴム製カバー16の大径の四角枠状の嵌合部16aの
内周面との間に嵌合する四角枠状の合成樹脂製リング部
材17を介在させている。
【0018】上記リング部材17は、下辺枠の一端を切
込み17aで分断されると共に、他端に薄肉ヒンジ部1
7bを介して隣接辺と連結し、下辺枠を蓋部17cとし
て一体成形しており、蓋部17cにより下辺が開閉でき
るようになっている。上記蓋部17cの先端と隣接する
枠部との間に第3ロックが設けられている。該第3ロッ
クは、蓋部17cの先端にΩ状のロック突起17dが形
成されると共に、他方の側面部の下端にΩ状のロック凹
部17eが形成されて、蓋部17cで切込み17aを閉
じたとき[図1(A)の二点鎖線参照]、ロック突起17
dがロック凹部17eに係合されて蓋部17cがロック
されるようになる。
【0019】上記リング部材17の上辺枠と両側枠の計
3箇所には、上方に立ち上がって前方に折曲したフック
状の第1ロック突起17f,…,17fがそれぞれ一体
成形されると共に、両側面部には長方形状の第2ロック
穴17g,…,17gがそれぞれ形成されている。
【0020】上記カバー16は、コネクタハウジング1
5の端子挿入側の外周部に外嵌するの四角枠状の嵌合部
16aと、ワイヤハーネスW/Hの外周に外嵌する円筒
状の嵌合部16dと、上記嵌合部16aと16dとを連
結する四角錐形状の連結閉鎖部16eとを有する形状で
ある。上記四角枠状の嵌合部16aには、上記各第1ロ
ック突起17fに対応する長方形状の第1ロック穴16
b,…,16bが形成されると共に、該嵌合部16aの
先端には、嵌合したリング部材17の先端面に係合する
内向き折り返し部16cが形成されている。上記コネク
タハウジング15の両側面には、上記各第2ロック穴1
7gに対応する第2ロック突起15b,15bがそれぞ
れ一体成形されている。
【0021】つぎに、グリス注入工程およびリング装着
工程について説明する。まず、ワイヤハーネスW/Hに
カバー16を通して置き、この状態で、ワイヤハーネス
W/Hの先端の端子7をコネクタハウジング15の各端
子収容室15aに収容する。この時、カバー16はコネ
クタハウジング15から離れた位置にあり、コネクタハ
ウジング15に嵌合されていない。
【0022】この状態で、コネクタハウジング15の前
方の先端部から各端子収容室15aにグリスGを注入す
る。このときは、コネクタハウジング15にカバー16
が嵌合される前であるから、グリスGの注入状態をコネ
クタハウジング15の後端部から目視で確認することが
できる。したがって、この目視確認により、コネクタハ
ウジング15の全ての端子収容室15aにグリスGが完
全に注入された良品(OK品)のみとなり、不良品(N
G品)が皆無となるので、コネクタハウジング15の内
部の端子が腐食するおそれがなくなる。
【0023】ついで、リング部材17を、蓋部17cを
開いた状態で、コネクタハウジング15とカバー16と
の間のワイヤハーネスW/Hに長さ方向と直交する方向
から嵌め込み、蓋部17cで切込み17aを閉じてロッ
ク突起17dとロック凹部17eにより蓋部17cをワ
ンタッチでロックする。ついで、カバー16をリング部
材17側へ移動して、リング部材17をカバー16の嵌
合部16aに嵌合させると、各第1ロック穴16bに各
第1ロック突起17fが係合して、カバー16にリング
部材17がワンタッチでロックされる。
【0024】その後、カバー16とともにリング部材1
7をコネクタハウジング15の外面に嵌合させると、リ
ング部材17の各第2ロック穴17gがコネクタハウジ
ング15の各第2ロック突起15bに係合して、コネク
タハウジング15にリング部材17がワンタッチでロッ
クされる。このとき、コネクタハウジング15の後端部
からはみ出したグリスGがリング部材17の内面、コネ
クタハウジング15の外面や第2ロック突起15bに付
着しても、リング部材17とコネクタハウジング15
は、いずれもゴム製カバー16よりも硬質で柔軟性が少
ない合成樹脂製であるから、グリスGの潤滑作用により
第2ロック穴17gが第2ロック突起15bから外れる
おそれが少ない。かつ、リング部材17が第2ロック穴
17gと第2ロック突起15bでコネクタハウジング1
5に確実に嵌合保持されるので、カバー16がリング部
材17とともにコネクタハウジング15から抜け外れに
くくなる。
【0025】上記カバー16とリング部材17は、コネ
クタハウジング15への嵌合作業前に予め嵌合させて第
1ロック突起17fと第1ロック穴16bによりロック
されているから、嵌合作業中に両者の間にグリスGが付
着することがなく、カバー16がリング部材17から抜
け外れるおそれはない。特に第1ロック突起17fがフ
ック状であるから、カバー16が後方へ強く引っ張られ
ても、第1ロック穴16bが第1ロック突起17fから
外れるおそれはない。
【0026】
【0027】図2は参考実施例の嵌合保持構造であり、
第1実施例と相違するのは、リング部材17の両側面部
にキノコ状の第1ロック突起17f,17fを一体成形
すると共に、カバー16の嵌合部16aに、上記各第1
ロック突起17fに対応する円状の第1ロック穴16
b,16bを形成した点と、リング部材17を四角枠状
の嵌合部を設けた点である。
【0028】上記参考実施例の構成でも、リング部材1
7をカバー16の四角枠状の嵌合部16aに嵌合させる
と、各第1ロック穴16bに各第1ロック突起17fが
係合して、カバー16にリング部材17がロックされ
る。特に第1ロック突起17fがキノコ状であるから、
カバー16が後方へ強く引っ張られても、第1ロック穴
16bが第1ロック突起17fから外れるおそれはな
い。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のコネクタに対するカバーの嵌合保持構造は、リング部
材をカバーの内面に嵌合させて、第1ロック部により予
め両者をロックする一方、コネクタハウジングの端子収
容室にグリスを注入して、注入状態をコネクタハウジン
グの後端部から目視で確認した後、カバーとともにリン
グ部材をコネクタハウジングの外面に嵌合させて、第2
ロック部により両者をロックするようにしたから、グリ
スの注入状態を、コネクタハウジングの後端部から目視
で簡単に確認することができ、この確認により不良品が
皆無となるので、グリスの注入不足に起因してコネクタ
ハウジングの内部の端子が腐食するおそれがなくなる。
【0030】また、カバーとともにリング部材をコネク
タハウジングの外面に嵌合させるとき、コネクタハウジ
ングの後端部からはみ出したグリスが、リング部材の内
面、コネクタハウジングの外面や第2ロック部に付着し
ても、リング部材とコネクタハウジングは、いずれもエ
ラストマー又はゴム製カバーよりも硬質で柔軟性が少な
い合成樹脂製であることから、第2ロック部で確実に嵌
合保持されるので、カバーがリング部材とともにコネク
タハウジングから抜け外れにくくなる。
【0031】さらに、リング部材に切込みと蓋部とを設
けると、リング部材をワイヤハーネスに先通しする必要
がなくなり、長さ方向と直交する方向から嵌め込んで後
通しすることができ、組み付け作業性が良好になる。
【0032】また、請求項3の方法によると、グリス注
入後にカバーをコネクタハウジングに取り付けるため、
グリスの注入状態を目視でき、グリスの注入が不十分な
不合格品がでにくく、端子の腐食防止を確実に図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の嵌合保持構造であり、
(A)は嵌合前の分解斜視図、(B)は嵌合後の縦断面
図である。
【図2】 参考実施例の嵌合保持構造であり、(A)は
嵌合前の分解斜視図、(B)は嵌合後の横断面図であ
る。
【図3】 車体パネルとドアパネルの間に設けた従来の
コネクタハウジングとカバーの側面図である。
【図4】 従来の嵌合保持構造の嵌合前の分解斜視図で
ある。
【図5】 従来の嵌合保持構造であり、(A)は嵌合後
の斜視図、(B)は嵌合後の縦断面図である。
【図6】 グリスの注入状態であり、(A)は良品の斜
視図、(B)は不良品の斜視図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス G グリス 7 端子 15 コネクタハウジング 15a 端子収容室 15b 第2ロック突起 16 カバー 16a 嵌合部 16b 第1ロック穴 17 リング部材 17a 切込み 17b ヒンジ部 17c 蓋部 17f 第1ロック突起 17g 第2ロック穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 13/52 301 H01R 13/639 H01R 43/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの端子を収容した端子収
    容室にグリスを注入するコネクタに対して、ワイヤハー
    ネス連結側のコネクタハウジング外周面からワイヤハー
    ネスの外周にかけてゴム製のカバーを嵌合するもので、 上記カバーはコネクタハウジングの四角状の嵌合部の外
    周面に外嵌する四角枠状の嵌合部と、ワイヤハーネスの
    外周面に外嵌する円筒状の嵌合部とを連結閉鎖部を介し
    て一体成形した形状であり、 上記コネクタハウジングの外周面とカバーの内周面との
    間に嵌合する合成樹脂製のリング部材を設け、 上記リング部材と上記カバーとに、嵌合時に両者をロッ
    クする第1ロック部をそれぞれ設けると共に、上記リン
    グ部材とコネクタハウジングとに、嵌合時に両者をロッ
    クする第2ロック部をそれぞれ設け、かつ、 上記リング部材は、コネクタハウジングの四角状の嵌合
    部外周に嵌合する四角枠状として、その一辺枠の一端を
    隣接する他辺枠と分断すると共に他端を隣接する他辺枠
    とヒンジ結合して開閉自在な蓋部とし、上記分断した部
    分を閉鎖状態でロックする第3ロックを設け、上記蓋部
    を開いてワイヤハーネスに対して長さ方向と直交する方
    向から取り付け、取付後に蓋部を閉じてロックする構成
    としていることを特徴とするコネクタに対するカバーの
    嵌合保持構造。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングのワイヤハーネス連
    結側の外周面にかぶせると共に該コネクタハウジング近
    傍のワイヤハーネスの外周を覆うゴム製のカバーを用
    い、 上記カバーにワイヤハーネスを通した後該カバーに通
    したワイヤハーネスの先端の端子をコネクタハウジング
    の端子収容室に後部より挿入し、ついで、 コネクタハウジングの端子収容室に前部よりグ
    リスを充填し、 ついで、コネクタハウジングとカバーの間に樹脂製のリ
    ング部材を取り付けて、該リング部材をカバーに内嵌固
    定し、 その後、カバーと共にリング部材をコネクタハウジング
    側に移動して、 コネクタハウジングの後部より上記カバ
    ーを被せ、カバーの内部に取り付けた上記リング部材を
    コネクタハウジングの外周面と接触させてロックしてい
    ることを特徴とするコネクタに対するカバーの嵌合保持
    方法。
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