JP3104205B1 - スライド式バルブ - Google Patents
スライド式バルブInfo
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- JP3104205B1 JP3104205B1 JP11149414A JP14941499A JP3104205B1 JP 3104205 B1 JP3104205 B1 JP 3104205B1 JP 11149414 A JP11149414 A JP 11149414A JP 14941499 A JP14941499 A JP 14941499A JP 3104205 B1 JP3104205 B1 JP 3104205B1
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- JP
- Japan
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- valve
- slide
- valve body
- elastic seal
- slide valve
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Abstract
度が低くしかも気密性の高い弾性体シールリングの使用
を可能とするように改良する。 【解決手段】 弁体に設けたピストンの運動により弁板
と弁体との接触面の摩耗を減少させるプレート弁におい
て、弁本体と弁ガイド間に弾性体シールリングを備えた
スライド弁に弁ガイドに従って回転移動できるローラを
配設しかつサプライエアーを受けてスライド弁の移動時
に上下動を可能にしたスライド式バルブの提供。
Description
が、詳しくはスライド式の弁を用いて弁体との無接触又
は無接触に近い状態で移動させてシール部の摩擦抵抗を
小さくし、瞬時切換弁の移動を可能にして移動に必要な
力は転がり摩擦でなくかつ摩耗を少なくするスライド式
バルブに関するものである。
は、例えば図6及び図7に示すようなものがある。この
プレート弁は、特開昭49ー93930号で開示されて
いるように弁板或は弁体の背面にピストンを設け、この
ピストン及びこのピストンによって形成した圧力室に導
いた圧力により弁板と弁体とを密着させて高圧の使用を
可能にし、かつ上記ピストンの運動により弁板と弁体の
接触面の摩耗を補償できるようにしたものである。すな
わち、従来のプレート弁はハウジング11の底部に弁体
12が嵌挿固定され、更にハウジング11と弁体12と
によって形成された間隙には弁板13が装置されてお
り、該弁板13は弁体12と密着していると共に横方向
へ摺動できるようになっている。14は、ピストンでテ
フロン等の摩擦係数の小さい材料で形成されハウジング
11の内装と弁板13の背面との間に介在させて常時弁
板13の背面を押圧し弁板13と弁板12とが密着する
よになっている。またピストン14の上部外周には、こ
のピストン14を弁板13に挿着すると同時にピストン
14の内側に形成した圧力室15のシールとなっている
Oリングの如き弾性体16をハウジング11の内壁に当
接させて装着してある。17と18は弁体12に穿設し
た孔に挿着したブッシングで、この弁体12に穿った溝
から突出させて弁体12の上面と平になっている。ま
た、このブッシング17、18に対応させて弁板13に
は計量室19、20が形成されている。
連絡、22と23は流体源への戻り通路、24と25は
シリンダー・モーター等の負荷へ流体を供給し或は負荷
からの戻りのための通路、26は弁体12に穿った供給
側溝、27と28は戻り側溝である。そして、弁板13
の背面に形成した圧力室15は、小通路29により供給
側溝26に連通している。この圧力室15の圧力の大き
さは、供給側溝26と戻り側溝27、28とに流入され
た液体圧によって弁板13を弁体12から引き離そうと
する力よりわずかに大きくしてある。
漏れ防止のため接圧面のラップ仕上精度を必要としかつ
ピストン運動の際に弁体との間が接触するために摩擦抵
抗が大きく摩耗も多くなる問題が生じていた。
ート弁に改良を加え、弁切換移動の際に気密慴動部の摩
擦抵抗を少なくさせてOリングの如き弾性体シールリン
グの摩耗を少なくすることで使用可能になり、更にラッ
プ面シールのような高精度のスライド式バルブと同価値
にするところに本発明が解決しようとする課題を有す
る。
を解決するために開発したものであって、エアーサプラ
イと数個の切換ポートを形成しかつエグゾーストを形成
してなる弁本体と、該弁本体に数個の弾性体シールリン
グを挿着しかつスライド弁の下部にローラーを挿着し該
スライド弁のローラーの左右移動を自在にするテーパ部
を形成してなる弁ガイドとから構成され、前記スライド
弁の左右移動のときにエアーサプライからの空圧で前記
スライド弁のローラが前記弁ガイドに押下げられそのガ
イドに従って移動し弁本体とスライド弁の前記弾性体シ
ールリングとが無接触又は無接触に近い状態で移動しか
つ最後には前記弁ガイドのローラーがテーパ部で持上げ
られて弁本体とスライド弁の弾性体シールリングとが接
触かつ密着されるスライド式バルブの提供にある。
ライと数個の切換ポートを形成しかつエグゾーストを形
成してなる弁本体と該弁本体に数個の弾性体シールリン
グを挿着しかつスライド弁の下部にローラーを挿着し該
スライド弁のローラーの左右移動を自在にするテーパ部
を形成してなる弁ガイドとから構成され、前記スライド
弁の左右移動のときにエアーサプライからの空圧で前記
スライド弁のローラが前記弁ガイドに押下げられそのガ
イドに従って移動し弁本体とスライド弁の弾性体シール
リングとが無接触又は無接触に近い状態で移動しかつ最
後には前記弁ガイドのローラーがテーパ部で持上げられ
て弁本体とスライド弁の弾性体シールリングとが接触か
つ密着されるので、従来方式よりも弁本体と弾性体シー
ルリングとの摩耗が少なくしかも摩擦抵抗もはるかに小
さくなる。
説明する。図1から図3は、本発明のスライド式バルブ
を示したものであり、1はそのスライドバルブである。
このスライドバルブ1は、弁本体2とスライド弁6と弁
ガイド8とから構成されている。弁本体2は、中央にエ
アーサプライ4を設けその両側にAポート5とBポート
5とが形成されており、更に各A・Bポート5、5の外
側にエグゾースト3、3が配設されている。またスライ
ド弁6は、上面に数個の弾性体シールリング7が挿着さ
れており下面の中央部にはローラー10の挿着部が形成
されている。また弁ガイド8は、前記ローラー10を左
右に移動自在にするテーパ部9が形成されている。この
ように構成されている弁本体2と各ガイド8との間にス
ライド弁6を装着することによって、弾性体シールリン
グ7とローラー10とを介してスライド弁6を左右に移
動させることが可能となる。このスライド弁6の左右移
動によってエアーサプライ4からの空気圧力をA又はB
ポートに切換可能にすることができる。
ついて説明すれば、まずローラー10を図1のように右
側にセットしてスライド弁6を定位置にセットし、次に
図2に示すようにスライド弁6を矢印方向に移動すれば
ローラー10が弁ガイド8のテーパー部9にそって降下
し左側に移動することになる。このローラー10の移動
により、スライド弁6の各弾性体シールリング7が左側
に移動されると同時にエアーサプライ4からの空圧でス
ライド弁6が押下げられ弁ガイド8にそって移動し弁本
体2と弾性体シールリング7間が摩擦抵抗ゼロに近い状
態で移動可能になる。一方、ローラー10をもとの定位
置に移動させればBポート5が切換えられて元の位置に
もどすことができる。このように弁本体2と弾性体シー
ルリング7の上下移動によって、スライドバルブ1は作
動する。その際、弁ガイド8の押上げによる弁本体1と
各弾性体シールリング7とが無接触又は無接触に近い状
態で移動すると共に、最後にはローラー10がテーパー
部9で持上げられて弁本体1と各弾性体シールリング7
が接触することになる。このように構成されているの
で、各弾性体シールリング7の摩耗を少なくすると同時
に摩耗抵抗も小さくすることができる。
式バルブの3連式の場合を示したものである。すなわ
ち、図1に示したスライド弁6を3個連着したものであ
り、その作動ないしは作用は図1に示したものと同じで
ある。
ポートを形成しかつエグゾーストを形成してなる弁本体
と該弁本体に数個の弾性体シールリングを挿着しかつス
ライド弁の下部にローラーを挿着し該スライド弁のロー
ラーの左右移動を自在にするテーパ部を形成してなる弁
ガイドとから構成され、前記スライド弁の左右移動のと
きにエアーサプライからの空圧で前記スライド弁のロー
ラが前記弁ガイドに押下げられそのガイドに従って移動
し弁本体とスライド弁の弾性体シールリングとが無接触
又は無接触に近い状態で移動しかつ最後には前記弁ガイ
ドのローラーがテーパ部で持上げられて弁本体とスライ
ド弁の弾性体シールリングとが接触かつ密着されるスラ
イド式バルブであるから、弾性体シールリングの摩耗を
少なくすることができると共に摩擦抵抗も小さくするこ
とができるので従来方式では得ることが困難若しくは不
可能であったが優れた効果が得られる。
によって、摩擦も摩耗も少ない構造になっているのでゴ
ム等の弾力性を有するシールリングから構成されるOリ
ングを使用しても長寿命化を図ることができると共に加
工精度の高いラップ加工面を必要とせずに通常の加工精
度でより高い気密度が得られしかも摩擦抵抗が少なく弁
の切換え速度も早くすることができる。
拡大断面図。
た拡大断面図。
拡大断面図。
5 通路 26 供給側溝 27、28 戻り側溝 29 小通路
Claims (1)
- 【請求項1】 エアーサプライと数個の切換ポートを形
成しかつエグゾーストを形成してなる弁本体と、該弁本
体に数個の弾性体シールリングを挿着しかつスライド弁
の下部にローラーを挿着し該スライド弁のローラーの左
右移動を自在にするテーパ部を形成してなる弁ガイドと
から構成され、前記スライド弁の左右移動のときにエア
ーサプライからの空圧で前記スライド弁のローラが前記
弁ガイドに押下げられそのガイドに従って移動し弁本体
とスライド弁の弾性体シールリングとが無接触又は無接
触に近い状態で移動し、かつ最後には前記弁ガイドのロ
ーラーがテーパ部で持上げられて弁本体とスライド弁の
弾性シールリングとが接触かつ密着されることを特徴と
するスライド式バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11149414A JP3104205B1 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | スライド式バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11149414A JP3104205B1 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | スライド式バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104205B1 true JP3104205B1 (ja) | 2000-10-30 |
JP2000337532A JP2000337532A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15474607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11149414A Expired - Fee Related JP3104205B1 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | スライド式バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104205B1 (ja) |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11149414A patent/JP3104205B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000337532A (ja) | 2000-12-05 |
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