JP3103932U - オゾン発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源に高電圧回路を接続し、この高電圧回路にオゾン発生体を接続し、この高電圧回路に共振発生回路を設けたオゾン発生装置を提供する。
【解決手段】高電圧回路60には正弦曲線の共振回路61が内蔵されているため、ノイズの少ない波形が得られ、オゾン発生時におけるオゾン発生体70の温度上昇を防止することができる。よって、従来のものに比べて、オゾン発生体自体の寿命を長期化することができるともにその維持管理がしやすいものである。前記電源と前記高電圧回路との間に自己発振タイプの高周波回路を介在させれることもできるし、更に、前記電源と前記高周波回路との間にAC/DCコンバータ又はDC/DCコンバータを介在させることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】高電圧回路60には正弦曲線の共振回路61が内蔵されているため、ノイズの少ない波形が得られ、オゾン発生時におけるオゾン発生体70の温度上昇を防止することができる。よって、従来のものに比べて、オゾン発生体自体の寿命を長期化することができるともにその維持管理がしやすいものである。前記電源と前記高電圧回路との間に自己発振タイプの高周波回路を介在させれることもできるし、更に、前記電源と前記高周波回路との間にAC/DCコンバータ又はDC/DCコンバータを介在させることもできる。
【選択図】図1
Description
この考案はオゾン発生装置に関し、日常生活におけるオゾンの発生源として汎用的に使用されるものである。
従来におけるこの種のオゾン発生装置は、AC電源(AC100V)の電圧によってダイレクトに平滑発振させ、高電圧回路によって高電圧に変圧させ、この高電圧をオゾン発生体(放電電極)に印可させることによって、空気中の酸素をオゾンに変化させていた。
しかしながら、かかる従来のオゾン発生装置にあっては、高電圧回路に波形のノイズが発生してオゾン発生体の温度を上昇しやすいため、オゾン発生体自体の寿命を短くするとともにその維持管理に手間がかかるという不都合を有した。
この考案の課題はかかる不都合を解消することである。
上記課題を達成するために、この考案に係るはオゾン発生装置においては、電源に高電圧回路を接続し、この高電圧回路にオゾン発生体を接続したオゾン発生装置において、前記高電圧回路に正弦曲線の共振発生回路を設けたものである。
また、前記電源と前記高電圧回路との間に自己発振タイプの高周波回路を介在させることもできる。
また、前記電源としてAC電源を使用し、前記高周波回路との間にAC/DCコンバータを介在させることもできる。
また、前記電源としてDC電源を使用し、前記高周波回路との間にDC/DCコンバータを介在させることもできる。
この考案に係るはオゾン発生装置は、電源に高電圧回路を接続し、この高電圧回路にオゾン発生体を接続したオゾン発生装置において、前記高電圧回路に正弦曲線の共振発生回路を設けたため、図5に示すように、オゾン発生時におけるオゾン発生体の温度上昇を防止することができるとともに図6に示すようにオゾン量の変動を防止できる。
よって、このオゾン発生装置にあっては、従来のものに比べて、オゾン発生体自体の寿命を長期化することができるともにその維持管理がしやすいものである。
また、前記電源と前記高電圧回路との間に自己発振タイプの高周波回路を介在させれば、この高周波回路を備えたオゾン発生装置においても、図5に示すように、オゾン発生時における後記オゾン発生体の温度上昇を防止することができる。
また、前記電源としてAC電源を使用し、このAC電源と前記高周波回路との間にAC/DCコンバータを介在させれば、この高周波回路及びAC/DCコンバータを備えたオゾン発生装置においても図5に示すように、オゾン発生時における後記オゾン発生体の温度上昇を防止することができる。
また、前記電源としてDC電源を使用し、このDC電源と前記高周波回路との間にDC/DCコンバータを介在させれば、この高周波回路及びDC/DCコンバータを備えたオゾン発生装置においても図5に示すように、オゾン発生時における後記オゾン発生体の温度上昇を防止することができるとともに、電源としてあらゆる直流電源を使用することができ、このオゾン発生装置の使用範囲は拡大する。
図1はこの考案に係るオゾン発生装置のブロック回路図、図2は、AC/DCコンバータでの変換前の交流の波形を示したグラフ、図3は同変換後の直流の波形を示したグラフ、図4は、自己発振タイプの高周波回路による高周波発振後の電流の波形を示したグラフ、オゾン発生装置の温度上昇を示したグラフであり、高電圧回路に正弦曲線の共振回路を内蔵した場合と内蔵しない場合の温度上昇を比較している。又、図6は、AC/DCコンバータを使用した場合のオゾン発生体に供給される電圧の波形を示したグラフである。 図7は、正弦曲線の共振回路を内蔵した場合の高電圧回路による変圧後の電流の波形を示したグラフであり、図8は、正弦曲線の共振回路を内蔵しない場合の高電圧回路による変圧後の電流の波形を示したグラフである。図9は正弦曲線の共振回路の一実施例の回路図である。
図1において、Aはオゾン発生装置、10はそのAC電源(この考案の「電源」に相当する)である。このAC電源10として通常、100Vの交流が使用される。
20は温度ヒューズである。この温度ヒューズ20は自己復帰タイプであり、オゾン発生装置A本体の周辺温度が所定値(略80°C)以上に上昇した場合に電流の流れを遮断して、高電圧トランスやFETのレアショートを防止している。
また、30はAC/DCコンバータであり、前記AC電源10にこの温度ヒューズ20を介して接続されている。このAC/DCコンバータ30によって前記AC電源10からの交流を直流に変換させる。図2は変換前の交流の波形であり、図3は変換後の直流の波形である。このように、AC/DCコンバータ30を設置すると図6に示すように、オゾン発生体に供給される電圧の波形が正弦曲線になるため、負の電圧も効率良く使用しているためオゾン発生量に変動がなくなり安定したオゾン量を供給することができる。
40はDC出力可変部であり、前記AC/DCコンバータ30に設置されている。このDC出力可変部40は前記AC/DCコンバータ30によって変換された直流の出力電圧を可変するためのものである。この可変操作は可変ボリューム41を操作することによって行われる。なお、42はVR(可変ボリューム)線断線セーフティ回路であり、前記DC出力可変部40と前記可変ボリューム41との間に接続されており、外付けのVRリード線が断線した場合又はショートした場合に出力電圧を最小にしてオゾンの発生の暴走を無くしている。
50は自己発振タイプの高周波回路であり、前記AC/DCコンバータ30のDC出力側に接続されている。この高周波回路50は前記AC/DCコンバータ30から出力されたDCを高周波発振させる。また、この高周波回路50はパルス幅変調方式(パルス幅変調IC)による回路を採用したため、安定した発振および出力がショートオープン時の制御も可能になった。このパルス幅変調方式による回路は、異常電流がオゾン発生体に流れたときにパルス変調をしてオゾン発生を停止することができる。
なお、この高周波回路50による高周波発振後の電流の波形は図4に示したとおりである。
60は高電圧回路であり、前記高周波回路50の出力側に接続されている。この高電圧回路60によって高周波発振された直流は高電圧(約3KV)に変圧される。この高電圧回路60には正弦曲線の共振回路61が内蔵されているため、ノイズの少ない波形にして、図5に示すように、オゾン発生時における後記オゾン発生体70の温度上昇を防止することができる。
この実施例のように、正弦曲線の共振回路61を、図9に示すように構成した場合には、図5に示すように、温度上昇を抑えることができた。なお、図7は正弦曲線の共振回路を内蔵した場合の高電圧回路60による変圧後の電流の波形、図8は正弦曲線の共振回路を内蔵しない場合の高電圧回路60による変圧後の電流の波形である。
70はオゾン発生体であり、前記高電圧回路60の出力側に接続されている。このオゾン発生体(放電電極)70に高電圧を印可させることによって、空気中の酸素をオゾンに変化させる。
また、図面では示さないが、前記AC電源の代わりにDC電源を使用し、前記AC/DCコンバータ30の代わりにDC/DCコンバータを接続すれば、電源としてあらゆる直流電源を使用することができ、このオゾン発生装置の使用範囲は拡大する。
オゾン発生時におけるオゾン発生体の温度上昇を防止することができるとともに発生するオゾン量の変動をなくすことができるため、従来のものに比べて、オゾン発生体の寿命の長期化し且つその維持管理がしやすいオゾン発生装置として利用することができる。
A … オゾン発生装置
10 … AC電源(電源)
30 … AC/DCコンバータ
50 … 自己発振タイプの高周波回路
60 … 高電圧回路
61 … 共振回路
70 … オゾン発生体
10 … AC電源(電源)
30 … AC/DCコンバータ
50 … 自己発振タイプの高周波回路
60 … 高電圧回路
61 … 共振回路
70 … オゾン発生体
Claims (4)
- 電源に高電圧回路を接続し、この高電圧回路にオゾン発生体を接続したオゾン発生装置において、前記高電圧回路に正弦曲線の共振発生回路を設けたことを特徴とするオゾン発生装置。
- 請求項1のオゾン発生装置において、前記電源と前記高電圧回路との間に自己発振タイプの高周波回路を介在させたことを特徴とするオゾン発生装置。
- 請求項2のオゾン発生装置において、前記電源としてAC電源を使用しこのAC電源と前記高周波回路との間にAC/DCコンバータを介在させたことを特徴とするオゾン発生装置。
- 請求項2のオゾン発生装置において、前記電源としDAC電源を使用しこのAC電源と前記高周波回路との間にDC/DCコンバータを介在させたことを特徴とするオゾン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004000256U JP3103932U (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | オゾン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004000256U JP3103932U (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | オゾン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3103932U true JP3103932U (ja) | 2004-08-26 |
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2004
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