JP3103779U - 汚れ拭き取り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】顔等を拭いたりする時に指を容易に挿入できて素早く使用することができ、また、眼鏡のレンズ等を拭いたりする時にレンズの両面を同時にスムーズに拭くことができる汚れ拭き取り具を提供することにある。
【解決手段】所定形状に形成した2枚の汚れ拭き布地2を対峙させて、一部を開口した袋状に外周縁4を接合形成したものであって、前記片方の汚れ拭き布地2は開口端部側に切欠部5を有している構成にしてある。
【選択図】 図4

Description

本考案は、顔など古い角質や毛穴の汚れを拭き取るのに使用したり、眼鏡のレンズの汚れを拭き取ったりするのに使用する汚れ拭き取り具に関するものである。
従来、顔など古い角質や毛穴の汚れを拭き取る汚れ拭き取り具としては、例えば一部に片手の指を挿入できる開口部を形成できるようにして、2枚の所定形状の汚れ拭き布地を対峙させて外周縁を縫着して袋状に形成したものであった。
この従来の汚れ拭き取り具では、2枚の汚れ拭き布地が重なったような状態であるので、使用時に開口部から指を挿入する際、例えば他方の手で開口部の両側端を挟んで開口部を開け、もう一方の手の指を開いた開口部から挿入して片手に取り付けて使用しなければならず、人によっては指の挿入に手間がかかり煩わしいといった問題点があった。
また、従来のような単なる袋状の汚れ拭き取り具では、例えば眼鏡のレンズを磨いて汚れをとる場合に、眼鏡を一方の手で持ち、他方の手の指を挿入した汚れ拭き取り具をレンズの片面に当てて磨くことになり、不安定な状態でレンズを磨くことになり、効果的に磨くことが難しかった。また、短時間に効率良く効果的にレンズを磨くことは、従来の汚れ拭き取り具では難しかった。
本考案は前記のような現状に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、あらゆる物の汚れ拭きに利用することができ、特に顔等を拭いたりする時に指を容易に挿入できて素早く使用することができ汚れ拭き取り具を提供することにある。
請求項1記載の本考案の汚れ拭き取り具は、所定形状に形成した2枚の汚れ拭き布地を対峙させて、一部を開口した袋状に外周縁を接合形成したものであって、前記片方の汚れ拭き布地は開口端部側に切欠部を有していることを特徴とする構成である。
前記のような構成の本考案の汚れ拭き取り具では、使用時に開口から指を挿入する場合に、片方の汚れ拭き布地の開口端部側に切欠部を有しているので、この切欠部を利用して指を挿入することにより、複数本の指をスムーズに挿入して顔拭き等に使用することができる。また、両汚れ拭き布地の一方に切欠部を有しているので、切欠部が目印となって再度使用する場合に先にどちらの面を使用したか直ぐ判断できる。
図1〜図4は本考案の第1例の汚れ拭き取り具1を示す図であって、この汚れ拭き取り具1は、図示の例では長方形状の一端側を略半円状に形成した2枚の汚れ拭き布地2を対峙させ、両汚れ拭き布地2の一端部3以外の外周縁4を縫着または貼着等によって接合し、前記一端部3側を開口した袋状のものであり、また、片側の汚れ拭き布地2の一端部3側(開口端部側)は山形状に窪んだように形成した切欠部5を有している。各汚れ拭き布地2はマイクロファイバー等の汚れの除去し易い柔らかい生地が使用されている。また、各汚れ拭き布地2の内面に別の裏地を設けてもよい。なお、前記した汚れ拭き布地の生地および裏地に関しては、以降の例の汚れ拭き取り具についても同様である。
この汚れ拭き取り具1では、使用する場合に片面側の切欠部5を利用して、この切欠部5から複数本の指を図2のように袋状の汚れ拭き取り具1内に挿入することにより、従来品のように使用時に重なり合った両汚れ拭き布地2の一端部3を両手を使って抉じ開けるようにして指を挿入しなくても、簡単に指を挿入でき、所望の片面の汚れ拭き布地2を図1のように顔に当てて肌を拭き取ることにより、スムーズに古い角質や毛穴の汚れを拭き取ることができる。
図5は本考案の第2例の汚れ拭き取り具6を示す図であって、この汚れ拭き取り具6は、前記の第1例と切欠部5の形状が異なる。この例の切欠部5は、全体を湾曲形状に形成してある。他の構成は前記の第1例と同様であり同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。使用状態や効果は前記した第1例の汚れ拭き取り具1と同様である。
図6は本考案の第3例の汚れ拭き取り具7を示す図であって、この汚れ拭き取り具7は、前記の第1例、第2例と切欠部5の形状が異なる。この例の切欠部5は、全体を三角形状に形成してある。他の構成は前記の第1例と同様であり同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。使用状態や効果は前記した第1例の汚れ拭き取り具1と同様である。
図7は本考案の第4例の汚れ拭き取り具7を示す図であって、この汚れ拭き取り具7は、前記の第1例〜第3例と切欠部5の形状が異なる。この例の切欠部5は、全体を台形状に形成してある。他の構成は前記の第1例と同様であり同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。使用状態や効果は前記した第1例の汚れ拭き取り具1と同様である。
図8は本考案に関連する汚れ拭き取り具9を示す図であって、長方形状に形成した1枚の汚れ拭き布地10の片面中央を境11にして、その境11の両側に、使用時に指を挿入できる係止部12をそれぞれ設けてある。この係止部12は、帯状の布地等のシート材13の中央部14を前記境11に配して境11の両側に一定間隔をもって汚れ拭き布地10に縫着または貼着し、さらに湾曲部15を形成して両端部16を汚れ拭き布地10に縫着または貼着してある。
この例の汚れ拭き取り具9では、使用する場合は汚れ拭き布地10を中央の境11から二ツ折し、二ツ折した汚れ拭き布地10の外側に位置する各両湾曲部15内に片手の所望の指を挿入して、二ツ折した汚れ拭き布地10でレンズ等の両面を挟むようにして磨く。このようにして使用することにより、二ツ折した汚れ拭き布地10を介して各指の力がレンズ等の磨く箇所に伝わり、レンズ等の両面の汚れを同時に且つスムーズに除去することが可能になる。
図9、図10は本考案に関連する汚れ拭き取り具17を示す図であって、この汚れ拭き取り具17は、両端部を丸く形成した全体長方形状の1枚の汚れ拭き布地18の中央を境19にして、この汚れ拭き布地18の片面の前記境19の両側に、各開口部20が前記中央の境19側を向いて対峙するように2枚の汚れ拭き小布地21の外周縁22をそれぞれ前記汚れ拭き布地18に縫着または貼着し、一対の袋状部23を形成したものである。
この例の汚れ拭き取り具17では、使用する場合に汚れ拭き布地18を中央の境19から開口部20、20が外側になるようにして二ツ折し、前記各開口部20、20から一方の袋状部23に親指を入れ、もう一方の袋状部23に他の指を入れ、二ツ折した汚れ拭き布地18でレンズ等の両面を挟むようにして磨く。このようにして使用することにより前記した第5例と同様に二ツ折した汚れ拭き布地18を介して各指の力がレンズ等の磨く箇所に伝わり、レンズ等の両面の汚れを同時に且つスムーズに除去することが可能になる。勿論、顔等の古い角質や毛穴の汚れを拭き取る場合も同様にして拭き取ることにより効果的に汚れ等を拭き取ることができる。
図11、図12は本考案に関連する汚れ拭き取り具24を示す図であって、この汚れ拭き取り具24は、長方形状に形成した1枚の汚れ拭き布地25の中央を境26にして、この汚れ拭き布地25の片面の前記境26の両側に、各開口部27が前記中央の境26側に対して直角方向、すなわち汚れ拭き布地25の長辺と平行となる方向を向くように、2枚の汚れ拭き小布地21の外周縁28をそれぞれ前記汚れ拭き布地25に縫着または貼着して、一対の袋状部29を形成したものである。勿論、前記した直角方向は、この例では境26に対して90°方向であるが、本考案のものにおいては所定角度、すなわち、90°方向に限定されるものではなく、90°より小さい角度または90°より大きい角度の任意の角度であってよい。
この例の汚れ拭き取り具24では、使用する場合は汚れ拭き布地25を中央の境26から開口部27、27が外側になるようにして屏風のように二ツ折し、前記各開口部27、27から一方の袋状部29に親指を入れ、他の袋状部29に他の指を入れ、二ツ折した汚れ拭き布地25でレンズ等の両面を挟むようにして磨く。このようにして使用することにより前記した第6例と同様に二ツ折した汚れ拭き布地25を介して各指の力がレンズ等の磨く箇所に伝わり、レンズ等の両面の汚れを同時に且つスムーズに除去することが可能になる。勿論、顔等の古い角質や毛穴の汚れを拭き取る場合も同様にして拭き取ることにより効果的に汚れ等を拭き取ることができる。
図13、図14は本考案に関連する汚れ拭き取り具30を示す図であって、この汚れ拭き取り具30は、汚れ拭き布地によって上部を開口31し側部32の繋がった一対の袋状汚れ拭き33を形成したものである。
この例の汚れ拭き取り具30では、使用する場合は中央の繋がった側部32を境に二ツ折し、各開口31から一方の袋状汚れ拭き33に親指を入れ、他の袋状汚れ拭き33に他の指を入れ、各袋状汚れ拭き33でレンズ等の両面を挟むようにして磨く。このようにして使用することにより前記した第7例と同様に二ツ折した各袋状汚れ拭き33を介して各指の力がレンズ等の磨く箇所に伝わり、レンズ等の両面の汚れを同時に且つスムーズに除去することが可能になる。勿論、顔等の古い角質や毛穴の汚れを拭き取る場合も同様にして拭き取ることにより効果的に汚れ等を拭き取ることができる。
なお、本考案の汚れ拭き取り具において、各部の形状は図示の例の形状に限定されるものではなく、他の形状に設計変更したものであってもよい。したがって切欠部の形状も図示以外の形状であってもよい。勿論、切欠部は布地を切って形成したものに限らず、織った汚れ拭き布地が切り欠いたのと同様の形状を形成したものであってもよい。また、本考案に使用する布地の生地は、顔等の古い角質や毛穴の汚れを効果的に拭き取れたり、レンズやその他の物の汚れを効果的に拭き取れれば、如何なる素材であってもよい。さらに本考案における布地の接合は縫着、貼着に限らず溶着等、布地どうしを固着できれば如何なる接合であってもよい。また各布地は不織布であってもよい。
本考案の第1例の汚れ拭き取り具の一使用状態を示す説明図である。 本考案の第1例の汚れ拭き取り具を指に取り付けた一例の状態の説明図である。 本考案の第1例の汚れ拭き取り具の正面図である。 本考案の第1例の汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案の第2例の汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案の第3例の汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案の第4例の汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の斜視図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の使用時の説明図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の使用時の説明図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の背面図である。 本考案に関連する汚れ拭き取り具の使用時の説明図である。
符号の説明
1 汚れ拭き取り具
2 汚れ拭き布地
3 一端部
4 外周縁
5 切欠部
6 汚れ拭き取り具
7 汚れ拭き取り具
8 汚れ拭き取り具
9 汚れ拭き取り具
10 汚れ拭き布地
11 境
12 係止部
17 汚れ拭き取り具
18 汚れ拭き布地
19 境
20 開口部
21 汚れ拭き小布地
22 外周縁
23 袋状部
24 汚れ拭き取り具
25 汚れ拭き布地
26 境
27 開口部
28 外周部
30 汚れ拭き取り具
31 開口
32 側部
33 袋状汚れ拭き

Claims (5)

  1. 所定形状に形成した2枚の汚れ拭き布地を対峙させて、一部を開口した袋状に外周縁を接合形成したものであって、前記片方の汚れ拭き布地は開口端部側に切欠部を有していることを特徴とする汚れ拭き取り具。
  2. 所定形状に形成した1枚の汚れ拭き布地の片面中央を境にしてその境の両側に、使用時に指を挿入できる係止部をそれぞれ設けたことを特徴とする汚れ拭き取り具。
  3. 所定形状に形成した1枚の汚れ拭き布地の中央を境にして、この汚れ拭き布地の片面の前記境の両側に、各開口部が前記中央の境側を向いて対峙するように2枚の汚れ拭き小布地の外周縁をそれぞれ前記汚れ拭き布地に接合して、一対の袋状部を形成した
    ことを特徴とする汚れ拭き取り具。
  4. 所定形状に形成した1枚の汚れ拭き布地の中央を境にして、この汚れ拭き布地の片面の前記境の両側に、各開口部が前記中央の境側に対して所定方向を向くように、2枚の汚れ拭き小布地の外周縁をそれぞれ前記汚れ拭き布地に接合して、一対の袋状部を形成したことを特徴とする汚れ拭き取り具。
  5. 汚れ拭き布地によって上部を開口し側部の繋がった一対の袋状汚れ拭きを形成したことを特徴とする汚れ拭き取り具。
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JP2010069297A (ja) * 2008-09-15 2010-04-02 Mcneil Ppc Inc ワイプ組立体

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