JP3103720U - ハンディモップ - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃後にモップの洗浄が不要で、手袋の着用も不要であり、清掃後は使い捨てが可能なハンディモップを提供する。
【解決手段】モップの基層は二層の不織布材料を畳合し、熱溶融により固定される。基層は、熱溶融時、中央に対称に複数の開口を備え、その間は不織布が連接し、基層外周両側に複数の切り込み体を形成する。複数の繊維ヒダは数段の繊維束で構成され、払拭底層も不織布からなり、熱溶融で繊維ヒダ下層に固定され、両外側縁に複数の切り込み体を有す。握持柄は握持部を設け、握持柄一端に係合部を備え、その前端は係合柱を形成し、もう一端は凹槽を有する。二股状の支承柄は凸部を設け、係合部に合わせて型槽が形成される。その上に斜槽が設けられ、その下部は、係合柱に穿接される二つの通孔を設け、型槽の一端は凹槽に対応する凸点が固設される。握持柄と二股状の支承柄により本体を形成し、モップに穿入した後、不織布は展開し、凸部により、モップの施力作用面が固定される。
【選択図】図8
【解決手段】モップの基層は二層の不織布材料を畳合し、熱溶融により固定される。基層は、熱溶融時、中央に対称に複数の開口を備え、その間は不織布が連接し、基層外周両側に複数の切り込み体を形成する。複数の繊維ヒダは数段の繊維束で構成され、払拭底層も不織布からなり、熱溶融で繊維ヒダ下層に固定され、両外側縁に複数の切り込み体を有す。握持柄は握持部を設け、握持柄一端に係合部を備え、その前端は係合柱を形成し、もう一端は凹槽を有する。二股状の支承柄は凸部を設け、係合部に合わせて型槽が形成される。その上に斜槽が設けられ、その下部は、係合柱に穿接される二つの通孔を設け、型槽の一端は凹槽に対応する凸点が固設される。握持柄と二股状の支承柄により本体を形成し、モップに穿入した後、不織布は展開し、凸部により、モップの施力作用面が固定される。
【選択図】図8
Description
本考案は、各種物品の除塵を払拭するのに適用する除塵モップで、特に、不規則な曲面の払拭に適し、二股型のハンディモップの取っ手は、店頭での販売時、或いは、不使用時、折り畳んで占有空間を減少させることが可能なハンディモップに関するものである。
従来公知の清掃用具は、大部分がモップ(例えば、特開2003−284660号公報に記載)によるものであるが、清掃後はモップを洗浄し、手への汚れを防止するために、手袋も着用しなければいけないので、非常に不便である。
特開2003-284660
解決使用とする課題は、清掃後にモップの洗浄が不要で、手袋の着用も不要であり、取っ手のようなものを備えて、モップ部分は使い捨てが可能で、汚れたら、新しい除塵モップに取り替えできるハンディモップを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本考案によるハンディモップは、二層の不織布材料を畳合して熱溶融により固定し、本体に取り付けるための差込空間を備え、この差込空間の終点は封止されて、前記本体を差し込むとき、差込がそこで終了するようになっていて、前記熱溶融時、中央に対称に複数の開口を備え、この各開口間は不織布が連接し、その外周両側に、複数の切り込み体を形成したモップの基層と、
数段の繊維束により構成され、熱溶融により前記基層の下層に固定され、前記繊維束はもつれず、払拭するのが容易である複数の繊維ヒダと、
不織布からなり、熱溶融後、前記繊維ヒダの下層に固定され、両外側縁に複数の切り込み体を備えている払拭底層と、
握持部、横線の入った粗面、末端に吊掛用となる孔を設け、前記孔の反対側には、係合部を備え、この係合部の前端は係合柱を形成し、他方端は前記握持部に近いところに凹槽を有する握持柄と、
二つの差込棒からなり、裏面に凸部を設け、前記把持柄の係合部に合わせて型槽が形成され、この型槽の上に斜槽が設けられ、この斜槽下部は、前記把持柄の係合柱に穿設される二つの通孔を設け、前記型槽の一端は、前記把持柄の凹槽に対応する凸点が固設される二股状の支承柄と、
を有し、前記握持柄と前記二股状の支承柄との組み合わせによって前記本体を形成し、二つの差込棒が前記モップに穿入した後、前記不織布は展開し、前記凸部により、前記モップの施力作用面を固定して、前記横線の入った粗面が、前記本体と前記モップとの装着時、或いは、モップの使用時に、手が滑るのを防止することを特徴とする。
数段の繊維束により構成され、熱溶融により前記基層の下層に固定され、前記繊維束はもつれず、払拭するのが容易である複数の繊維ヒダと、
不織布からなり、熱溶融後、前記繊維ヒダの下層に固定され、両外側縁に複数の切り込み体を備えている払拭底層と、
握持部、横線の入った粗面、末端に吊掛用となる孔を設け、前記孔の反対側には、係合部を備え、この係合部の前端は係合柱を形成し、他方端は前記握持部に近いところに凹槽を有する握持柄と、
二つの差込棒からなり、裏面に凸部を設け、前記把持柄の係合部に合わせて型槽が形成され、この型槽の上に斜槽が設けられ、この斜槽下部は、前記把持柄の係合柱に穿設される二つの通孔を設け、前記型槽の一端は、前記把持柄の凹槽に対応する凸点が固設される二股状の支承柄と、
を有し、前記握持柄と前記二股状の支承柄との組み合わせによって前記本体を形成し、二つの差込棒が前記モップに穿入した後、前記不織布は展開し、前記凸部により、前記モップの施力作用面を固定して、前記横線の入った粗面が、前記本体と前記モップとの装着時、或いは、モップの使用時に、手が滑るのを防止することを特徴とする。
本考案によるハンディモップは、清掃後にモップの洗浄が不要で、手袋の着用も不要であり、清掃後は使い捨てが可能で、汚れたら、新しい除塵モップに取り替えでき、しかも不使用時には折り畳むことができ、販売時や収納時に、その占める空間を減少させることができる効果がある。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図1、図2、図3及び図4は、各種物品の除塵に用いる、本考案の一実施例に係る二股型ハンディモップを示している。本考案の一実施例におけるモップ1の基層2は、二層の不織布材料を畳合してなり、熱溶融により固定されている。前記基層2は、本体に取り付けるための差込空間3を備え、その終点は封止されて、本体を差し込む時、差込がそこで終了するようになっている。前記基層2は、熱溶融時、中央に対称に複数の開口5を備え、各開口5間は不織布6が連接し、基層2外周両側に、複数の切り込み体7を形成する。
複数の繊維ヒダ8は、数段の繊維束により構成され、熱溶融により基層2下層に固定され、繊維ヒダの繊維束はもつれず、物品を払拭するのが容易である。
払拭底層9も不織布からなり、熱溶融後、繊維ヒダ8下層に固定され、払拭底層9両外側縁に複数の切り込み体11を備えている。
握持柄12(図5及び図6で示される)は、握持部13、横線の入った粗面14、末端に吊掛用となる孔15を設ける。孔15と反対側の握持柄12には、係合部16を備え、その前端は係合柱17を形成し、もう一端は握持部13に近いところに凹槽18を有する。
二股状の支承柄19は、二つの差込棒20からなり、裏面に凸部21を設け、二股状の支承柄19は、係合部16に合わせて型槽22が形成されている。その上に斜槽23が設けられ、二つの斜槽23下部は、係合柱17に穿接される二つの通孔24を設置し、型槽22の一端は、凹槽18に対応する凸点25が固設される。
握持柄12と二股状の支承柄19の組み合わせは、流線的で、且つ、実用的な本体26を形成し、二つの差込棒20(図8で示される)を、モップ1に穿入した後、不織布6は展開し、凸部21により、モップ1の施力作用面が固定される。横線の入った粗面14は、本体とモップの装着時、或いは、ハンディモップの使用時に、手が滑るのを防止する。
更に、握持柄12と二股状の支承柄19の組み合わせが形成する本体26(図7を参照)は、不使用時に折り畳むことが出来、販売時や収納時に、占める空間を減少させることが出来る。
図2及び図4を参照すると、本考案の一実施例のハンディモップは、握持柄12と二股状の支承柄19の組み合わせは、流線的で、且つ、実用的な本体26を形成し、二つの差込棒20(図8で示される)を、モップ1に穿入した後、凸部21により、モップ1の施力作用面が固定される。横線の入った粗雑面14は、本体とモップの装着時、或いは、ハンディモップの使用時に、手が滑るのを防止する。
更に、握持柄12と二股状の支承柄19の組み合わせが形成する本体26(図7を参照)は、不使用時に折り畳むことが出来、販売時や収納時に、占める空間を減少させることができる。
本考案の上記一実施例では、好ましい一例を開示したが、この実施例に限定されるものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変形を行うことができる。
1…モップ
2…基層
3…差込空間
4…封止状
5…複数の開口
6…不織布
7…複数の切り込み体
8…複数の繊維ヒダ
9…払拭底層
11…切り込み体
12…握持柄
13…握持部
14…横線の入った粗面
15…吊掛用となる孔
16…係合部
17…係合柱
18…凹槽
19…二股状の支承柄
20…二つの差込棒
21…凸部
22…型槽
23…斜槽
24…二つの通孔
25…凸点
26…本体
代理人 弁理士 伊藤 進
2…基層
3…差込空間
4…封止状
5…複数の開口
6…不織布
7…複数の切り込み体
8…複数の繊維ヒダ
9…払拭底層
11…切り込み体
12…握持柄
13…握持部
14…横線の入った粗面
15…吊掛用となる孔
16…係合部
17…係合柱
18…凹槽
19…二股状の支承柄
20…二つの差込棒
21…凸部
22…型槽
23…斜槽
24…二つの通孔
25…凸点
26…本体
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (2)
- 二層の不織布材料を畳合して熱溶融により固定し、本体に取り付けるための差込空間を備え、この差込空間の終点は封止されて、前記本体を差し込むとき、差込がそこで終了するようになっていて、前記熱溶融時、中央に対称に複数の開口を備え、この各開口間は不織布が連接し、その外周両側に、複数の切り込み体を形成したモップの基層と、
数段の繊維束により構成され、熱溶融により前記基層の下層に固定され、前記繊維束はもつれず、払拭するのが容易である複数の繊維ヒダと、
不織布からなり、熱溶融後、前記繊維ヒダの下層に固定され、両外側縁に複数の切り込み体を備えている払拭底層と、
握持部、横線の入った粗面、末端に吊掛用となる孔を設け、前記孔の反対側には、係合部を備え、この係合部の前端は係合柱を形成し、他方端は前記握持部に近いところに凹槽を有する握持柄と、
二つの差込棒からなり、裏面に凸部を設け、前記把持柄の係合部に合わせて型槽が形成され、この型槽の上に斜槽が設けられ、この斜槽下部は、前記把持柄の係合柱に穿設される二つの通孔を設け、前記型槽の一端は、前記把持柄の凹槽に対応する凸点が固設される二股状の支承柄と、
を有し、前記握持柄と前記二股状の支承柄との組み合わせによって前記本体を形成し、二つの差込棒が前記モップに穿入した後、前記不織布は展開し、前記凸部により、前記モップの施力作用面を固定して、前記横線の入った粗面が、前記本体と前記モップとの装着時、或いは、モップの使用時に、手が滑るのを防止することを特徴とするハンディモップ。 - 前記握持柄と前記二股状の支承柄の組み合わせが形成する前記本体は、不使用時に折り畳むことができ、販売時や収納時に、占める空間を減少させることを特徴とする請求項1に記載のハンディモップ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004000974U JP3103720U (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | ハンディモップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004000974U JP3103720U (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | ハンディモップ |
Publications (1)
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JP3103720U true JP3103720U (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=43257173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007139166A1 (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-06 | Uni-Charm Corporation | 清掃体及び清掃用具 |
US7779502B2 (en) | 2004-11-16 | 2010-08-24 | Uni-Charm Corporation | Cleaning item |
JP2011161274A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-08-25 | Unicharm Corp | 清掃用物品 |
-
2004
- 2004-03-02 JP JP2004000974U patent/JP3103720U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007139166A1 (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-06 | Uni-Charm Corporation | 清掃体及び清掃用具 |
JP2011161274A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-08-25 | Unicharm Corp | 清掃用物品 |
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