JP3103680U - 靴下 - Google Patents

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剛 小野
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Abstract

【課題】踵上方に位置する摩擦部分または足指付根と趾球の間に位置する足底部分が他の部分よりも早く破れることを防止できると共に、補強糸を挿入しても、外観とフィット感が悪くなることを防止できる靴下を得る。
【解決手段】靴下の編地に補強糸を挿入した補強部2aが、踵D上方に位置する靴の履き口縁Tとの摩擦部分に形成された靴下1、または、上記補強部2bが、足指付根Bと趾球Cの間に位置する足底部分に形成された靴下1とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、補強糸を編地に挿入した靴下に関する。
一般に、靴下を履いて歩くと、靴下の踵部は、着地時の衝撃により靴底や地面などの踏付け面に強い力で押し付けられるので、摩耗し易い。また、踏付け面を蹴り出す時、靴下のつま先部は、足指によって踏付け面に強い力で押し付けられると共に、爪が食い込むので、破れ易い。このため、従来から、靴下の踵部全体、あるいは、つま先部全体に補強糸を挿し入れて編み上げることにより、踵部とつま先部の耐久性を向上させた靴下がある。
しかしながら、靴を履いた状態で蹴り出し動作を行うと、靴下は、踵上方に位置する部分が靴の履き口縁に擦られることになる。このため、従来の靴下は、踵部は破れ難くても、踵上方に位置する部分が他の部分に比べて破れやすいという問題がある。
さらに、靴下は、足を蹴り出す時に、足指付根と趾球の間に位置する足底部分が踏付け面に擦り付けられてしまう。このため、従来の靴下は、つま先部の強度は十分であったが、足指付根と趾球の間に位置する足底部分が他の部分に比べて破れやすいという問題がある。
したがって、例えば、つま先から土踏まずまでというように、靴下の広範囲に補強糸を編み込むことも考えられるが、そうすると、補強部分が、どうしても他の部分よりも厚くなるために外観上目立ってしまうと共に、補強糸の挿入量が増えるため、靴下がコスト高になってしまう。さらに、補強糸を編み込んだ部分は、剛性があがる分、強張るため、フィット感が悪くなるという問題も生じる。
そこで、本考案の課題は、踵上方に位置する摩擦部分または足指付根と趾球の間に位置する足底部分が他の部分よりも早く破れることを防止できると共に、補強糸を挿入しても、外観とフィット感が悪くなることを防止できる靴下を得ることにある。
上記の課題を解決するため、本考案は、靴下の編地に補強糸を挿入した補強部が、踵上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分に形成された靴下としたのである。
上記構成の本考案によれば、靴下の編地に補強糸を挿入した補強部を、踵部上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分に形成したため、踵部上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分摩耗強さが靴下の他の部分よりも向上する。
さらに、本考案では、補強部が靴下の摩擦し易い部分に限定して形成されているため、補強部が外観上目立ち難くなると共に、補強部が履き心地に与える悪影響も抑えられる。
また、本考案は、上記補強部が足指付根と趾球の間に位置する足底部分に形成された靴下としたのである。これにより、足指付根と趾球の間に位置する足底部分摩耗強さが靴下の他の部分よりも向上する。
本考案においては、上記補強部が、踵上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分と、足指付根と趾球の間に位置する足底部分とに形成された靴下とすることが好ましい。これにより、靴下の寿命を大きく伸ばすことができる。
上述のように、本考案は、踵上方に位置する摩擦部分、または、足指付根と趾球の間に位置する足底部分が他の部分よりも早く破れることを防止できる。また、本考案は、靴下の編地に補強糸を挿入しても、外観とフィット感が悪くなることを防止できる。
本考案を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。図1に使用状態を、図2に正面視を、図3に底面斜視を示すように、靴下1は、踵Dの上方に位置する靴の履き口縁Tとの摩擦部分に形成された補強部2aと、足指付根Bと趾球Cの間に位置する足底部分に形成された補強部2bと、補強部2aを含み足首Aの周りを囲むように形成された伸縮帯部3aと、補強部2bを含み足指付根Bと趾球Cの間で足周りを囲むように形成された伸縮帯部3bとを有するものである。
靴下1の編地は、表糸と裏糸を添え糸編みした平編み組織からなる。なお、靴下1の編地は、リブ編み組織、パール編み組織、または、これらの変化組織を用いることもできる。
補強部2aは、踵Dの上方に位置する靴の履き口縁Tとの摩擦部分であって、アキレス腱外側に形成されている。また、補強部2bは、足指付根Bと趾球Cの間に位置する踏付け面Sとの摩擦部分、すなわち、足幅方向において母趾から第5趾までの足指付根に沿い、足長方向において足指付根と各趾球の間に位置するように形成されている。なお、靴下1では、補強部2bを全趾に沿って設ける必要はなく、特に摩耗し易い母趾から第3趾に沿ってのみ形成することもできる。また、靴下の摩擦部分は着用者の足形、靴の形状との関係で相対的に決まるので、これらに応じて補強部2a、2bの形成位置を調整するとよい。
補強部2a、2bは、靴下1を編み上げる際、補強糸を挿入編みすることにより形成されている。補強糸には、伸縮性を有する糸、例えば、ウーリーナイロン糸などのナイロン加工糸、ナイロン繊維やアクリル繊維の混紡糸、混繊糸、交撚糸を用いるとよい。また、伸縮帯部3a、3bは、靴下1を編み上げる際、ゴム糸などの伸縮性に富む糸を挿入編みすることにより形成されている。
図4において、補強部2a、2bの編組織を、ループを構成する糸に基づき概念的に示す。補強部2a、2bの編組織は、補強糸と裏糸からなる補強ループ4、補強糸と表糸と裏糸からなる表ループ5、補強糸と伸縮糸と裏糸とからなる伸縮ループ6、伸縮ループ6の繰り返し順がコースおよびウェール方向において1コースおよび1ウェール毎にずれて現れる、かの子編み組織となっている。
上記のように、補強部2a、2bを、伸縮糸を編地に挿入した部分に形成すると、靴下1は、伸縮糸によって補強部2a、2bに伸縮性が付与されるので、補強部2a、2bのフィット感を向上させることができる。
また、靴下1は、補強部2a、2bをかの子編み組織としたので、補強部2a、2bの肌への接地面積が少なくなり、風合と通気性を保つことができる。特に、補強部2a、2bを、伸縮糸を挿入編みした部分に形成する場合には、補強部2a、2bのカバーファクタがより高まるため、補強部2a、2bをかの子編み組織とすることが好ましい。
靴下1の一実施例の摩耗強さを評価した試験結果を表1に、補強部2a、2bを形成していないサンプルの摩耗強さを評価した試験結果を表2に示す。試験方法は、JIS L 1018 A法 ユニホーム形法を用いている。また、試験条件は、引張荷重が11.4N、押厚荷重が44.5N、摩擦子がスチールブレードである。
実施例1は、補強糸としてウーリーナイロン糸を用い、靴下1の組成繊維を、編地:CA32/−×2+30/75、補強部2a:CA32/−×2+30/75+WN110/2、補強部2b:CA32/−×3+30/75+WN110/2としたものである。また、サンプルは、靴下全体の組成繊維をCA32/−×2+30/75としたものである。
Figure 0003103680
Figure 0003103680
この比較評価試験からも明らかなように、実施例1によれば、踵Dの上方に位置する靴の履き口縁Tとの摩擦部分、および、足指付根Bと趾球Cの間に位置する足底部分の摩耗強さが他の部分よりも大きく向上するので、靴下1の寿命を大幅に伸ばすことができる。
本考案の最良の実施形態である靴下を着用し、靴を履いた様子を母趾球側から示す使用状態図。 図1の靴下の正面図。 図1の靴下の底面斜視図。 図1の靴下の補強部における編組織を示す概念図。
符号の説明
1 靴下
2a、2b 補強部
3a、3b 伸縮帯部
4 補強ループ
5 表ループ
6 伸縮ループ
A 足首
B 足指付根
C 趾球
D 踵
S 踏付け面
T 履き口縁

Claims (6)

  1. 靴下の編地に補強糸を挿入した補強部が、踵上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分に形成された靴下。
  2. 上記補強部が、足指付根と趾球の間に位置する足底部分に形成された靴下。
  3. 上記補強部が、踵上方に位置する靴の履き口縁との摩擦部分と、足指付根と趾球の間に位置する足底部分とに形成された靴下。
  4. 上記補強部が、伸縮糸を上記編地に挿入した部分に形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の靴下。
  5. 上記補強部が、かの子編み組織とされたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の靴下。
  6. 上記補強糸が、ウーリーナイロン糸であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088634A1 (ja) * 2006-02-03 2007-08-09 Unival Co., Ltd. 靴下
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