JP3103499U - エアゾール式消火用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 消化液としてハロンガスを使用しない環境を破壊する恐れのない消化液を使用すると共に、最後まで完全に消化液を使い尽くすこができる、しかも容器内部が消火液で腐食する恐れがない。
【解決手段】 エアゾール式消火用具10は、容器12と、該容器内に配設され、所定の圧力で圧縮された消火液を収納した内袋14と、該内袋の開口に取付られた固定具18と、該固定具の先端に取付られたノズル20とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 エアゾール式消火用具10は、容器12と、該容器内に配設され、所定の圧力で圧縮された消火液を収納した内袋14と、該内袋の開口に取付られた固定具18と、該固定具の先端に取付られたノズル20とを備える。
【選択図】 図1
Description
本考案は、エアゾール式消火用具に関する。
従来のエアゾール式消火器は、消化液としてハロンガスを使用しているので環境を破壊する恐れがある。また、容器内に消火液をそのまま収容しているので、最後まで完全に使いきれないで容器内部に消火液が残存し、また、容器内部が消火液で腐食する恐れがある。
本考案は、従来のこのような問題点を解決することを鑑みてなされたもので、その目的は、消化液としてハロンガスを使用しない環境を破壊する恐れのない消化液を使用すると共に、最後まで完全に消化液を使い尽くすこができる、しかも容器内部が消火液で腐食する恐れがないエアゾール式消火用具を提供することにある。
請求項1に係るエアゾール式消火用具は、容器と、該容器内に配設され、所定の圧力で圧縮された消火液を収納した内袋と、該内袋の開口に取付られた固定具と、該固定具の先端に取付られたノズルとを備えるエアゾール式消火用具であって、前記内袋は、消火液と共に空気を充填し、該空気の充填量を約1〜3グラムとした多重構成のアルミラミネートからなり、かつ前記消火液は、スルフォン酸系活性剤、液状セルローズ、ミネラル塩、エチレングリコール(冷却剤)、炭酸ナトリウム、非塩素系水を備え、かつ粘度は、40℃で26、0℃で60、水素イオン濃度;8.1、表面張力;27.5dyne/cmであることを特徴とする。
本考案に係るエアゾール式消火用具によれば、消化液としてハロンガスを使用しない環境を破壊する恐れのない消化液を使用すると共に、最後まで完全に消化液を使い尽くすこができる、しかも容器内部が消火液で腐食する恐れがない。
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して詳述する。
図1は、本考案に係るエアゾール式消火用具の概略図である。図2は、内袋組立体の概略図である。該図において、符号10は、エアゾール式消火用具である。エアゾール式消火用具10は、真ちゅうでメッキされた鋼製の容器12と、容器12内に挿設され、その内部に消火液を収納している内袋14と、内袋14の開口に取付られている固定具18と、さらに、固定具18の先端に取付られたノズル20を備える。前記内袋14は、4重構成のアルミラミネートから構成される。そして、内袋は、固定具18に取り付けられノズルに連通する内管16を備える。内管16は、内袋14の内方に向かって数cm延出している。又、内袋は、その内に所定の圧力で圧縮された空気又は窒素を収容する。気体圧縮量は、約1〜3グラムである。よって、空気又は窒素ガスが消火液と共に圧縮噴射される。充填圧力は一定に維持され、外部の圧力や温度変化に影響を受けず、充填された薬剤の99%が噴射される。
図1は、本考案に係るエアゾール式消火用具の概略図である。図2は、内袋組立体の概略図である。該図において、符号10は、エアゾール式消火用具である。エアゾール式消火用具10は、真ちゅうでメッキされた鋼製の容器12と、容器12内に挿設され、その内部に消火液を収納している内袋14と、内袋14の開口に取付られている固定具18と、さらに、固定具18の先端に取付られたノズル20を備える。前記内袋14は、4重構成のアルミラミネートから構成される。そして、内袋は、固定具18に取り付けられノズルに連通する内管16を備える。内管16は、内袋14の内方に向かって数cm延出している。又、内袋は、その内に所定の圧力で圧縮された空気又は窒素を収容する。気体圧縮量は、約1〜3グラムである。よって、空気又は窒素ガスが消火液と共に圧縮噴射される。充填圧力は一定に維持され、外部の圧力や温度変化に影響を受けず、充填された薬剤の99%が噴射される。
容器12内部には、図2に示された4重に施され特殊加工された内袋14が収納されており、内袋14に消火液が保管されている。かくして、消化液が容器12内部と直接接していないので薬剤による容器内部の変質や腐食がなく、また零下の温度においても液体が固まることがないので正常に作用する。消火液の寿命は半永久的である。また、温度が高い場所や夏の炎天下の駐車中の自動車内に保管しても安全である。
本考案に係るエアゾール式消火用具は、噴射と同時に消火液ガスが燃焼発火地点を包み酸素を遮断すると共に、発火地点及びその周辺までも急速に冷却する作用を有する。冷却効果が優れているためにエンジンや機械等が過熱し火災及び故障の恐れがある時に使用しても破損や性能に影響を与えることはない。
消火液の成分は、スルフォン酸系活性剤、液状セルローズ、ミネラル塩、エチレングリコール(冷却剤)、炭酸ナトリウム、非塩素系水を備え、かつ粘度;40℃で26、0℃で60、水素イオン濃度;8.1、表面張力;27.5dyne/cmである。この消火液は無色透明の液体で、環境に対して無害である。
10;エアゾール式消火用具
12;容器
14;内袋
16;内管
18;固定具
20;ノズル
12;容器
14;内袋
16;内管
18;固定具
20;ノズル
Claims (1)
- 容器と、該容器内に配設され、所定の圧力で圧縮された消火液を収納した内袋と、該内袋の開口に取付られた固定具と、該固定具の先端に取付られたノズルとを備えるエアゾール式消火用具であって、
前記内袋は、消火液と共に空気を充填し、該空気の充填量を約1〜3グラムとした多重構成のアルミラミネートからなり、かつ前記消火液は、スルフォン酸系活性剤、液状セルローズ、ミネラル塩、エチレングリコール(冷却剤)、炭酸ナトリウム、非塩素系水を備え、かつ粘度は、40℃で26、0℃で60、水素イオン濃度;8.1、表面張力;27.5dyne/cmであることを特徴とするエアゾール式消火用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001372U JP3103499U (ja) | 2004-02-19 | 2004-02-19 | エアゾール式消火用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004001372U JP3103499U (ja) | 2004-02-19 | 2004-02-19 | エアゾール式消火用具 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002343051A Continuation JP2004141579A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | エアゾール式消火用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103499U true JP3103499U (ja) | 2004-08-12 |
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ID=43256970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001372U Expired - Fee Related JP3103499U (ja) | 2004-02-19 | 2004-02-19 | エアゾール式消火用具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3103499U (ja) |
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2004
- 2004-02-19 JP JP2004001372U patent/JP3103499U/ja not_active Expired - Fee Related
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