JP2002360721A - ケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法 - Google Patents
ケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法Info
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- JP2002360721A JP2002360721A JP2001170370A JP2001170370A JP2002360721A JP 2002360721 A JP2002360721 A JP 2002360721A JP 2001170370 A JP2001170370 A JP 2001170370A JP 2001170370 A JP2001170370 A JP 2001170370A JP 2002360721 A JP2002360721 A JP 2002360721A
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- gas
- foam
- inert gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 泡薬剤の冷却効果と不活性ガスによる消炎抑
制とによって消火効果が高く確実に消火できると共に長
時間の持続性によって火災の抑制が可能になり再燃が抑
制できるケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法を得
る。 【解決手段】 ケーブルジョイント部４がケーブルピッ
ト３内に配置されるものであって、ケーブルピット３内
における火災時に不活性ガスの入る泡をケーブルピット
３内に放出して消火するようにした。
制とによって消火効果が高く確実に消火できると共に長
時間の持続性によって火災の抑制が可能になり再燃が抑
制できるケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法を得
る。 【解決手段】 ケーブルジョイント部４がケーブルピッ
ト３内に配置されるものであって、ケーブルピット３内
における火災時に不活性ガスの入る泡をケーブルピット
３内に放出して消火するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力ケーブル等
を地下に埋設するためのケーブルトンネルに使用するガ
スフォ−ム消火方法に関するものである。
を地下に埋設するためのケーブルトンネルに使用するガ
スフォ−ム消火方法に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】一般的にケーブルトン
ネルには、電力ケーブル等のジョイント部を配置するケ
ーブルピットが設けられている。電力ケーブル等の火災
原因は、そのジョイント部の接続不良等による発熱が殆
どであるので、ケーブルピット内でこのジョイント部の
消火を行っている。
ネルには、電力ケーブル等のジョイント部を配置するケ
ーブルピットが設けられている。電力ケーブル等の火災
原因は、そのジョイント部の接続不良等による発熱が殆
どであるので、ケーブルピット内でこのジョイント部の
消火を行っている。
【０００３】ところが、従来はケーブルピット内におい
て粉末消火薬剤を上方から放出して消火するので、ケー
ブルジョイント部の下側に粉末消火薬剤が回り込みにく
く消火効果が低いと共にケーブルピット内の密閉性が高
くないことから粉末消火薬剤消火による持続性が短くて
再燃の恐れがあるという問題点がある。
て粉末消火薬剤を上方から放出して消火するので、ケー
ブルジョイント部の下側に粉末消火薬剤が回り込みにく
く消火効果が低いと共にケーブルピット内の密閉性が高
くないことから粉末消火薬剤消火による持続性が短くて
再燃の恐れがあるという問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる問題点
を解消するためになされたもので、ケーブルピット内に
不活性ガスの入る泡を放出して消火することにより、泡
薬剤の冷却効果と不活性ガスによる消炎抑制とによって
消火効果が高く確実に消火できると共に長時間の持続性
によって火災の抑制が可能になり再燃が抑制できる。
を解消するためになされたもので、ケーブルピット内に
不活性ガスの入る泡を放出して消火することにより、泡
薬剤の冷却効果と不活性ガスによる消炎抑制とによって
消火効果が高く確実に消火できると共に長時間の持続性
によって火災の抑制が可能になり再燃が抑制できる。
【０００５】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図１に
ついて説明する。図１はケーブルピット内での消火方法
を説明する概略図である。
ついて説明する。図１はケーブルピット内での消火方法
を説明する概略図である。
【０００６】図において、１は電力ケーブル２等を地下
に埋設するためのケーブルトンネル、３はケーブルトン
ネル１に設けられて電力ケーブル２等のジョイント部４
近辺を遮蔽するケーブルピット、５はケーブルピット３
のケーブル出入口、６はケーブルピット３内に配置した
泡ヘッドで、配管７により不活性ガスと泡水溶液を供給
する消火設備本体部８に接続されている。
に埋設するためのケーブルトンネル、３はケーブルトン
ネル１に設けられて電力ケーブル２等のジョイント部４
近辺を遮蔽するケーブルピット、５はケーブルピット３
のケーブル出入口、６はケーブルピット３内に配置した
泡ヘッドで、配管７により不活性ガスと泡水溶液を供給
する消火設備本体部８に接続されている。
【０００７】ケーブルピット３内で火災を感知すると、
泡ヘッド６に不活性ガスと泡水溶液が送られ、泡ヘッド
６からは不活性ガスの入る泡が放出される。この不活性
ガスの入る泡はケーブルピット３内に積み上げられ、図
示するようにケーブルジョイント部４近辺を覆って消火
する。その際、泡薬剤は大きな冷却効果を発揮するし，
不活性ガスは大いに消炎を抑制するので、その持続性は
長く（１時間位）なって長時間にわたって火災の抑制が
できると共に再燃を抑制できる。
泡ヘッド６に不活性ガスと泡水溶液が送られ、泡ヘッド
６からは不活性ガスの入る泡が放出される。この不活性
ガスの入る泡はケーブルピット３内に積み上げられ、図
示するようにケーブルジョイント部４近辺を覆って消火
する。その際、泡薬剤は大きな冷却効果を発揮するし，
不活性ガスは大いに消炎を抑制するので、その持続性は
長く（１時間位）なって長時間にわたって火災の抑制が
できると共に再燃を抑制できる。
【０００８】なお、ケーブルピット３内に放出する消火
液は、不活性ガスの入る泡（例えば高発泡）であるの
で、従来の粉末消火薬剤と異なり、ケーブルピット３内
の密閉性が高くなくても、図示のように積み上がってケ
ーブルジョイント部４近辺の下側にも十分に覆うことが
できるし、その状態を長時間維持できる。
液は、不活性ガスの入る泡（例えば高発泡）であるの
で、従来の粉末消火薬剤と異なり、ケーブルピット３内
の密閉性が高くなくても、図示のように積み上がってケ
ーブルジョイント部４近辺の下側にも十分に覆うことが
できるし、その状態を長時間維持できる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように、この発明によればケーブ
ルピット内に不活性ガスの入る泡を放出して消火するの
で、泡薬剤の冷却効果と不活性ガスによる消炎抑制とに
よって消火効果が高く確実に消火できると共に長時間の
持続性によって火災の抑制が可能になり再燃が抑制でき
るという効果が得られる。
ルピット内に不活性ガスの入る泡を放出して消火するの
で、泡薬剤の冷却効果と不活性ガスによる消炎抑制とに
よって消火効果が高く確実に消火できると共に長時間の
持続性によって火災の抑制が可能になり再燃が抑制でき
るという効果が得られる。
【図１】この発明の一実施の形態を示す概略図である。
１ ケーブルトンネル ２ 電力ケーブル ３ ケーブルピット ４ ケーブルジョイント部 ５ ケーブル出入口 ６ 泡ヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーブルジョイント部がケーブルピット
内に配置されるものであって、前記ケーブルピット内に
おける火災時に不活性ガスの入る泡を前記ケーブルピッ
ト内に放出して消火することを特徴とするケーブルトン
ネル用ガスフォ−ム消火方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001170370A JP2002360721A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | ケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001170370A JP2002360721A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | ケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002360721A true JP2002360721A (ja) | 2002-12-17 |
| JP2002360721A5 JP2002360721A5 (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=19012299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001170370A Pending JP2002360721A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | ケーブルトンネル用ガスフォ−ム消火方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002360721A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068605A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Hatsuta Seisakusho Co Ltd | 風力発電設備用自動消火システム |
| KR100884925B1 (ko) | 2008-11-14 | 2009-02-24 | 주식회사 행림종합 건축사사무소 | 공동주택 지중선의 화재 소화장치 |
| EP2149391A1 (de) * | 2008-07-30 | 2010-02-03 | Hansjürg Leibundgut | Anordnung zum Verhindern von Bränden |
| JP2012165944A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Nikuni:Kk | 消火装置 |
| CN110197566A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-09-03 | 国网河南省电力公司检修公司 | 基于泛在物联应用的电缆通道在线监测与联动处置装置 |
| CN110652671A (zh) * | 2019-10-21 | 2020-01-07 | 中车大连机车研究所有限公司 | 一种车载二次火灾防控装置及系统 |
| CN112186696A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-05 | 张双双 | 一种具有警示功能的防火电缆沟 |
| CN114725856A (zh) * | 2022-05-03 | 2022-07-08 | 江苏上诚电缆有限公司 | 一种耐火rvv电缆防护层 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61367A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-01-06 | 株式会社日立製作所 | ケーブル火災消化装置 |
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| JP2001137376A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-22 | Yoshinao Tanaka | 消火器 |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001170370A patent/JP2002360721A/ja active Pending
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